THE THOUSAND KYOTO

− デラックスコーナー・キング 宿泊記 (2019年9月宿泊) −

「THE THOUSAND KYOTO」・すぐ泊まりたくなる宿泊プランはこちら




嫁さん:「やっぱりお鮨にしようか」

ここは大阪の伊丹空港到着ロビー。今回も大阪へは成田発の午前便で移動してきたので、今は調度お昼時なのであります。ここに着くまでランチを迷いに迷っていたのですが、嫁さんの一言で決心がつきました。ランチでお腹をいっぱいにしてしまうと夕食時まで影響してしまうEVA-CHINと嫁さんは、お手頃な量で満足の出来るランチを考えていたのであります。お鮨と決まれば向かうは大阪マルビルにある「寿司 あや瀬」。前回は1万円のコースを選びましたが今回は手頃なランチコースに抑えることとして、いつも様に大阪モノレールと阪急宝塚線を乗り継いで梅田へと出て参りました。


成田発伊丹行き午前便

成田空港を午前10時に出発する ANA1161便。でも2か月後の11月にはこの便は無くなりました。なので大阪へ午前中に移動してランチを楽しむ為には、成田市民のEVA-CHINはまた羽田空港に移動しなければならなくなりそうです。今回は天気にも恵まれていて、揺れも少ないフライトでした。


「寿司 あや瀬」は梅田界隈の老舗高層ビルである大阪マルビルにありますが、開店は新しく2018年7月です。大阪マルビルは伊丹空港へのリムジンバス乗り場でもあるので、ビルの目の前を通った方も多いと思います。「寿司 あや瀬」のランチタイムは12時からですが、EVA-CHINがお店に着いた時にはカウンターが程よく埋まっている感じでした。オーダーしたのはランチメニューである4000円の鮨コースで、鮨10貫と巻きもの、蒸しもの、汁ものが付いた構成ですが、カウンターなので鮨を一つ一つ出してくれるのが良いですね。


寿し あや瀬

1976年3月に竣工した大阪駅近くにある老舗高層ビル・大阪マルビル。「寿し あや瀬」は同ビルの地下2階にある昭和を感じるレストラン街にありますが、2018年7月オープンの比較的新しい鮨店です。今回は4000円のランチメニューを頂きますよ。


先ずはビールで乾杯です!

先付 : バイ貝の旨煮

剣先イカ

シマアジ

本鮪赤身

鰯 (塩で〆、酢で洗っているのでこの色の様です)

金目鯛 (上の黄色はカラスミ)

ひらあじ

お鮨の合間に茶碗蒸し。中には蛸が入ってました。

白エビ

うなぎ

玉子 (よく見るとシャリがある。)

巻物 (かんぴょう)

お味噌汁

鱧をさばいている。あれも食べたいなー。


お腹も程よく満たされたので、今夜の宿泊する京都へ向かいましょう。今回も京都駅の直ぐ東側にある THE THOUSAND KYOTO へ泊まります。夕食はもちろん「二条有恒」の組合せで17時30分に予約をしている事から、どうしてランチが慎重になったのかが分かったでしょう。大阪から京都への移動は新快速が一番早いのですが、EVA-CHINと嫁さんは毎度、京阪特急のプレミアムカーで向かう事にしております。なので地下鉄御堂筋線で1駅お隣の淀屋橋へ移動し、大体揺られること45分位で京阪七条に到着します。


京阪特急 プレミアムカー

京阪特急の6号車にはプレミアムカーが連結されています(一部3000系で運用されている特急には連結されていません)。距離に応じてプレミアムカー料金が別途必要ですが、淀屋橋から京阪七条までは500円とお手頃価格。京阪七条駅に着いたら京都ステーションループバス用の乗継割引券を忘れない様にしましょう。この乗継割引券を使うと現金100円で京都駅(THE THOUSAND KYOTO前)まで京都ステーションループバスに乗れます。


京阪七条から京都駅までは京都ステーションループバスを利用します。以前の宿泊記でもご紹介しましたが、京阪線を利用すれば現金100円でバスに乗車する事が出来ます。その為には改札内にある乗継割引券を入手しなければなりませんが、自動改札のすぐ横に自動販売機スタイルで券を入手する事が出来ます。気を付けなければいけないのは、改札内しか乗継割引券を入手出来ない点で、忘れて外に出てしまうと京都駅まで230円が掛かってしまいますよ。バスの本数はほぼ毎時4本。京阪バスが THE THOUSAND KYOTO ロータリー(京都駅扱い)と京阪七条バス停をクルクル回っております。THE THOUSAND KYOTO で宿泊する際は正にホテルのロータリーで降車するので、本当に使い勝手の良いバス路線だと思います。

バスに乗車する事3分程でホテルに到着しました。今回は最初からデラックス・ダブルを予約しております。本当は一般的なサウザンド・ダブルでも十分だったのですが、EVA-CHINの選んだ宿泊プランでは空きがありませんでした。でもデラックスタイプはお部屋のパターンが複数種類あるので、実は結構楽しみだったりします。ロビーへ入ると直ぐにフロントへ案内をされ、スムーズにお部屋に向かう事が出来ました。今回は8階にある836号室。ドアを開けた途端、L時の廊下でベッドルームまで見渡せませんが、南側と東側が全面ガラスでブラインドが下されています。ベッドルームに入ると、これまた南側と西側が全面ガラススタイル。周囲の建物で開けているのは南側しかないものの新幹線の京都駅ホームが一直線上にあり、これはかなりEVA-CHIN好みの景色ですな。


ベッドルーム

今夏は836号室のデラックスルームで、複数方向がガラス窓のコーナータイプです。部屋の入口からベッドルームまでのアプローチも比較的長く、この廊下部分も窓ガラスです。ベッドルームの景色の方向は京都駅ビル側の西側と線路側の南側が楽しめ、廊下では東側の景色も見える驚きの3方向です。周囲はビルに囲まれますが、かなり開放的なお部屋ですね。お部屋のテイストは全体的に和の趣を残ししつつ、シンプルで上質なデザインですね。


ベッド

ワンベッドのキングサイズは 200cm x 203cm の大きさで、羽毛がEVA-CHINの好きなふんわりタイプです。マットレスはサータ(Serta)社製で THE THOUSAND KYOTOオリジナルマットレスとなっています。羽毛は 270 cm X 230 cm サイズで、ダウン93%/1.95kg と柔らか好きには良い割合ですね。


ナイトテーブル

ナイトテーブルはシンプルなデザインです。テーブルには後述するパッド、黒いポーチ、各種説明書が置かれています。黒いポーチには「CABLE」と書かれており、中にはUSBケーブルと AC-USBアダプターが入っておりました。


 

パッド

ナイトテーブルにはパッドが置かれています。約款などのホテル情報が収められているのはもちろんの事、部屋の照明、エアコン、アラーム、遮光カーテンの操作、ルームサービスのオーダー、アメニティの追加リクエスト、ミニバーの清算・追加もこのパッドで行います。もちろんWEB サイトにも接続可能で、かなり優れた端末ですね。

エアコン操作画面

照明操作画面

アラーム設定画面

遮光カーテン操作画面

ルームサービスオーダー画面

アメニティオーダー画面

ミニバー清算画面

デジタル雑誌


テーブル & チェア

窓際にチェアとテーブルがあります。シンプルなデザインでお部屋に合ってますね。またオットマンみたいな家具もあり、足を延ばしながら鉄道を眺められそうですな。ちなみにテーブルの上には・・・


ウェルカムアメニティ

今回もテーブルの上にはメッセージと共に「ほうじ茶あめ」と「抹茶あめ」がありました。京都らしいウェルカムですね。結構美味しい飴です。


テレビ

テレビはソニー製BRAVIA・49インチ4K液晶の壁掛け式テレビ(KJ-49X7500F)で、壁掛け式なのでスッキリとしてます。チャンネル数は地上デジタルが7チャンネル、BSが9チャンネル、海外放送が6チャンネルありました。ブルーレイ等のビデオ機器は備え付けではなく、貸出備品に入ります。ご入用の方はパッドからオーダーする事が出来ますよ


ミニバー

ミニバーは他のお部屋とはレイアウトが異なっていて、テレビの横や下の引出しに収まっています。お陰でクローゼットの扉がミニバーに干渉する事は無く便利ですね。EVA-CHINの基準としているビールはプレミアムモルツの瓶で950円でした。最高値は赤ワインのハーフサイズ(Gaja Canarcanda Magari)で7500円です。ちなみにお茶はホテルオリジナルのブレンド和紅茶で、英語表記で「ORIGINAL BLACK TEA」と書かれています。実際に飲んでみると・・うん、紅茶ですね。

常滑焼の急須、お茶缶は「京くみひも」のオリジナルカラー

お皿、カップも豊富ですね

グラスもオシャレに。日本酒用のグラスもあります

ナイフやフォーク

赤ワインはここに。

日本酒(英勲 古都千年 300ml/2970円)もあります

エスプレッソマシン

イリーのエスプレッソマシンがあります。カートリッジはルンゴ、デカフェ、ダークロースト、ミディアムローストです。足りなくなったら、パッドの追加アメニティオーダーページからオーダーが出来ます。


ミネラルウォーター

ミネラルウォーターはホテルオリジナルです。採水地は岐阜県高山市国府町です。こちらも足りなくなったら、パッドの追加アメニティオーダーページからオーダーが出来ます。


スリッパ

スリッパはグレーのタオル地スリッパですが、巾着はブラックです。スリッパのセンスもなかなか良いですね。


       

クローゼット

サウザンドルームやデラックスルームの一部はクローゼットとミニバーが横並びで扉が干渉してましたが、今回のお部屋はクローゼットスペースとして2スペース分を利用出来ます。


景色

ベッドルームからは新幹線のホームが見える南側と京都駅ビル側である西側の2方向がガラス窓です。窓は天井から床まであるので、かなり開放的ですね。おススメはやっぱり鉄道の行き来を楽しめる南側。南向きのお部屋でこの様な景色を楽しめるのは、この位置にある一部のデラックスルームのコーナータイプだけです。


南側

今回は8階からの景色です。一段高い新幹線のホームは人が歩いているのが分るほど見渡せます。在来線は新幹線寄りにある奈良線(下段の写真は共に奈良線)は見えますが、東海道本線は大阪方面に走る列車は見えて、山科方面に走る列車は建物に隠れてしまいます。未だに奈良線では103系が走っているのですね。


西側

西側は建物ビューですね。近いけど隣の建物からは人の気配は感じないので、カーテンは開けっ放しでも大丈夫かと。


 

東側

廊下も全面ガラスなので景色が見えますが、固定された?(開け方が分らなかった)ブラインドがあります。ちなみにブラインドを越して撮影してみたのが右側の写真で緑の木々で囲まれているのは、プレミアやスイートクラスのテラスとなっています。これらのお部屋は南側に面していますが、外の景色が見えない様になっているのですね。その理由は目の前に同じグループの京都センチュリーホテルの建物が建っている為で、南側の景色が望めるお部屋がどれだけ貴重か分かりますね。


憧れのホテルにあなたもステイしてみませんか。

「THE THOUSAND KYOTO」の宿泊プラン・空室検索、ご予約はこちら

 

THE THOUSAND KYOTO のトップページはこちら