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「ザ・ペニンシュラ東京」の客室の特徴としてドレッシングルームがあり、デラックスルーム以上になると広々とした個室のスペースを確保しています。沢山の荷物や衣装があっても十分に収納できるウォークインクローゼットとしても機能しますが、このスペースをよく見ると色々な設備が整っている事に気付きました。もちろんドレッシングルームにも電話機が置いてある他、外気温が表示されたり、プライバシーボタンやラジオ等の数々のボタンもベッドルームやバスルームと同様にありますが、ドレッシングルームの一角にバレーサービス用のボックスがあります。バレーサービスはお部屋の扉を開けることなく、ポスト感覚でランドリー等の受け渡しが出来るサービスのことで、届け物がバレーボックスに入れば「VALET BOX DELIVERY」のライトが点灯し、届けられた事がすぐ分かるようになっています。これなら扉の廊下側にアイテムを掛ける必要が無いので、一々扉を開ける必要性はなくなりますよね(ちなみにバレーサービスは「マンダリンオリエンタル東京」にもあり、こちらはパススルークローゼットと呼ばれています)。さらに「ペニンシュラ」らしい設備が「ネイルドライヤー」。化粧台の横に噴出し口があり、女性の方にとっては嬉しい設備ではないでしょうか。


ドレッシングルーム

デラックスルーム以上ではクローゼットと共にドレッシングルームが個室で確保されています。スペースは比較的に広く、沢山の荷物を置いたり、コートを掛ける事が出来ますね。


電話

ドレッシングルームにも電話が置いてあります。また時間、外気温の温度表示や、ラジオの操作が出来るほか、プライバシーやファックス、バレーサービスの操作、表示も出来るようになっています。


バレーサービス

客室の扉を開けることなくポスト感覚でホテル側との授受が可能なボックスの事で届け物がバレーボックスに入ると「VALET BOX  DELIVERY」のライトが点灯し、届けられた事がすぐに分かるようなっています。逆に渡し物がある場合はドレッシングルーム内にあるバレーボックスにアイテムを入れて「SERVICE」のボタンを押せば、担当スタッフがアイテムを引き取ってくれます。


次にバスルームを見てみましょう。今回宿泊した「デラックスルーム」のバスルームは前回と同じく洗面台、バスタブ、シャワーブース、個室のトイレで構成された高級ホテルにある一般的なスタイルですが、2箇所の洗面台の配置方法は面白く、左右に分かれた配置になっており横並びはしていません。それぞれが完全に独立したシンクスペースとなる為、広々と個々に使うことができますが、多くのバスアメニティ類はどちらか一つの洗面台の引き出しにまとめて置いてあります。バスタブはワイドで長くゆったりとしたスペースを持ち、お湯の注ぎ口が平たく滑らかに流れてくるので、眺めているだけでも優雅な気分になりますね。バスタブからはテレビやラジオの操作が出来るのでバスタブから離れることなくチャンネルを変更でき、「SPA」のボタンを押すと一気に照明が最低限に落とされて、ヒーリング音楽がバスルーム内に流れるようになっていますが、「SPA」ボタンを押すと自動的に「PRIVACY PLEASE」のランプが点灯するので注意が必要です。シャワーブースはもちろんレインシャワー付きで、トイレは近寄るだけで蓋が開く最新型。バスアメニティのシャンプー、コンディショナー、バスジェル、ボディローション、石鹸は、日本初上陸の「DAVI」ですが、アメニティ内容は前回と比べて一つ無くなっていました。バスルーム内には15インチの液晶テレビとハンズフリーフォンもあって、何とも近代的で非日常的な時間を楽しめるバスルームになっています。


バスルーム

マーブルバスルームとも呼ばれる「ペニンシュラ東京」の石灰岩の模様が綺麗なバスルームはとても広く、2つの洗面台とゆとりの大きさのバスタブ、レインシャワー付きのシャワーブース、個室のトイレで構成されています。鏡に埋め込まれた液晶テレビやハンズフリーフォン等の設備は最新式で、バスタブの横にはバスルーム内の操作を集中させたコントロールパネルもあり、お湯を楽しみながらそれぞれの操作が可能です。特に「SPA」のボタンを押すと照明は一気に暗くなりヒーリング音楽が流れる仕組みになっていて、ヒーリング音楽も3種類用意されています。


 

洗面台

洗面台はシンプルなデザインで使い心地が良く、左右反対に向いたレイアウトのダブルシンクです。シンクスペースがそれぞれ独立しているので、スペースを専用に使えます。ちなみにバスアメニティはそれぞれの引き出しにある訳ではなく、どちらか一方に集約されて置かれています。


バスタブ

滑らかにお湯が注がれるバスタブは、幅も長さもゆとりがあり贅沢なバスタイムを楽しむことが出来ます。ちなみにお湯は優雅に流れてきますが反応は割りと鈍い感じを受けます。バスタブに付いているシャワーヘッドは、3種類の水流を楽しめます。右側の写真はバスタブのシャワーヘッド近くにある操作パネル。バスルーム内のテレビやハンズフリーフォン、BGM等の操作が出来ます。


シャワーブース

レインシャワーがあるシャワーブースも使い心地がよく、スペースも広く取られています。ハンドシャワーの水流は3種類あって好みを選べますが、やはりレインシャワーが一番気持ちが良いですね。


トイレ

トイレは個室になっており、近づくと蓋が開く最新式のトイレです。壁掛け式のトイレの操作パネルの上にあるボタンは、「EMERGENCY ASSISTANCE」と「PRIVACY PLEASE」のボタンで、本当に色々な所にボタンがあります。


 

テレビ

バスルーム内にはハンズフリーフォンとテレビ、デジタル式の時計が鏡に埋め込まれています。テレビはシャープ製の15型液晶アクオスで、洗面台とバスタブから操作が出来ます。


タオル

タオルはバスタオル(3)、フェイス(4)、ハンド(4)がありました。ちなみにバスタオルにはペニンシュラの「P」が書かれています。


バスローブ

バスローブは肌触りが良く、胸元にはペニンシュラのロゴが入っています。


バスアメニティ

バスアメニティでは、シャンプー、コンディショナー、バスジェル、ボディローション、石鹸が日本初上陸の「DAVI」です。その他に、歯ブラシ、シャワーキャップ、シェービングキット、ネイルケアキット、クシ、ブラシ、ソーイングキット、綿棒、コットンがあり、前回と比較すると粉洗剤が無くなっていました(使用する人は少なかったのでしょうね)。洗面台は2つありますがそれぞれの引出しにバスアメニティが入っているのでは無く、片方にまとめて入っています。


EVA-CHINは写真撮影を始めると結構時間が掛かります。同じアングルを何枚も撮影するので1ステイで300枚以上にもなり、忙しくてホテルへ何しに来たのか分からなくなりますね(笑)。2時間以上撮影していると嫁さんから電話が掛かり、今、マロニエゲートにいるとの事。夕食は行ってみたいインド料理のお店もあったので、EVA-CHINは写真を切り上げて嫁さんの待つマロニエゲートに向かい、食事とショッピングを楽しんでホテルに戻ったのでありました。

ホテルに戻ると既にターンダウンサービスは終わっていました。遮光カーテンは閉められ、ナイトテーブルの上にはミネラルウォーターが置かれています。夜景を撮影しようとカーテンを開けたところ、青白い眩しさが・・・。目の前にある「富士電機」の広告が強烈な明るさになっていました。噂には聞いていましたが確かに眩しすぎるので、遮光カーテンを閉めた方が確かに無難ですね。


ターンダウンサービス

ターンダウンサービス後には、ナイトテーブルにミネラルウォーターを置いてくれます。ブランドは前回と変わらず「Vittel」でした。


カーテンを開けると・・・

外には青白い光が・・・その正体とは!?


青白い明るさの正体

周囲を寄せ付けない圧倒的な明るさ。雨も重なって夜景は見事に失敗しました。(^^)


バスタイムを楽しむ前に朝食のオーダーをすることにしました。今回のプランには朝食は含まれていなかったので、今回もルームサービスをお願いすることにします。今回もEVA-CHINはアメリカンブレックファストに相当する「ザ・ペニンシュラ・ブレックファスト」、嫁さんは「和朝食」を選択しました。オーダー表に希望を記入すると共に、次はパジャマのリクエストを電話で依頼し、パジャマが届けられたついでにルームサービスのオーダー表を渡しました。パジャマは客室に常備されていませんが、リクエストを行えば届けてくれます。


浴衣 & パジャマ

客室に常備されているのは左側の浴衣タイプです。パジャマがお好みの場合はリクエストを行えば、右側のパジャマを届けてくれます。パジャマは肌触りも良く、落ち着いた色ですね。


しばらくお部屋で寛いだ後、お部屋に置いてある案内やルームサービスリスト等を色々見ているとシューシャイン(靴磨き)サービスがあることに気付きました。EVA-CHINは茶系の革靴を履いてきているので、早速靴をドレッシングルーム内にあるバレーボックスに入れて「SERVICE」のボタンを押し、楽しみの一つであるバスタイムで寛ぐ事にします。バスルームではお湯に浸かりながらテレビ操作、BGM操作などが出来、とても非日常感を楽しめます。またバスタブに注がれるお湯の流れ方も優雅で、とても好きなバスルームの一つですね。1時間ほどバスタイムを楽しんだ後、お湯から上がってドレッシングルームに入ると「VALET BOX  DELIVERY」のライトが点灯している事に気付きました。早速扉を開けると、先程頼んでおいたシューシャインサービスが完了して届けられており、「靴のお手入れ方法」も一緒に添付されて綺麗に返却されておりました。


お湯張り

このお湯の注がれ方が優雅で好きですね。他のホテルではあまり見ないタイプです。


シューシャイン・サービス

シューシャイン(靴磨き)サービスは、バレーボックスを活用すればとても気軽にオーダーできます。(写真は返却時の様子です。)


バスタイムの後は、ベッドの上でゴロゴロしながらテレビを見て過します。東京の夜景も楽しみたいですが外は生憎の空模様の上に看板の光が強いので今回は遮光カーテンを閉めてました。テレビにスリープタイマーを設定してゴロゴロしていると何時の間にかに眠ってしまい、設定した目覚ましがなった頃には朝になっていたのであります。

EVA-CHINは8時15分頃に起床しましたが嫁さんは元気に一人でプールへ行ってました。8時30分頃になるとお部屋のチャイムが鳴り、先ずは優雅な朝食タイムの始まりです。


ルームサービス (ザ・ペニンシュラブレックファスト)

「ザ・ペニンシュラブレックファスト」の構成は・・・

■ フレッシュジュース
 (オレンジ・グレープフルーツ・アップル・キャロット・トマト・本日のジュース)
■ パン
 ベーカリーバスケット(クロワッサン・デニッシュ・ブリオッシュ・マフィン) 
又は トースト
□ 卵料理(お好みの調理法で) ベーコン・ハム・ポークソーセージ・仔牛ソーセージのお好きな付け合せ
   又は
□ フレンチトースト
■ 
温かい飲み物

になっています。料金は4200円で加えてデリバリーチャージとして10%が加算されます。

 ちなみにEVA-CHINはパンをベーカリーバスケット、卵料理はオムレツ、付け合せはベーコン・ハム・仔牛ソーセージです。


ルームサービス (和朝食)

「和朝食」の構成は・・・・

■ フレッシュジュース
  (オレンジ・グレープフルーツ・アップル・キャロット・トマト・本日のジュース)
■ 季節野菜の炊き合わせ、小鉢3種
■ 本日の焼き魚、焼き海苔
■ 白飯、お味噌汁、お漬物
■ 季節のフルーツ
■ 温かい飲み物

になっております。値段は4200円で加えてデリバリーチャージとして10%が加算されます。

ちなみに右側の写真は、「ザ・ペニンシュラブレックファストティ」です。


約1時間位の朝食を楽しみ、ルームーサービスに後片付けをお願いするとチェックアウトまで2時間ほど残っていました。最後の時間を客室で寛げば直ぐにお昼を向かえ、EVA-CHINと嫁さんは荷物をまとめるとチェックアウトのために1階のフロントに向かいます。

1階のエレベーターを降りてフロントに向かうと直ぐに声が掛かりました。鍵を渡して冷蔵庫の使用は無い旨を伝えると直ぐにチェックアウトの手続きを始めてくれます。クレジットカードで決済をすれば、今回のホテルステイも終わりです。

フロント:「お荷物はお預かりしますか?」

直ぐに出発するので必要は無い旨を伝えました。

フロント:「タクシーはご入用でしょうか?」

これまた地下鉄で移動するので必要はないですね。EVA-CHINは明細書を受け取ると嫁さんの待つロビーに向かいました。今日の天気も雨なので行きと同じように地下道に出るためエレベーターで地下1階に向かい、ショップで少し覗いた後、ペニンシュラ東京を出発したのであります。

ペニンシュラ東京はオープン時と比べると価格が随分と使いやすくなりましたね。今度は別の部屋タイプに泊まってみたいな。

憧れのホテルにあなたもステイしてみませんか。

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