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ザ・ペニンシュラ東京

− デラックス・キング 宿泊記 (2009年9月宿泊) −

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EVA-CHIN:「やっぱり地下道で続いていると便利だなぁ。」

ここは東京メトロ日比谷線の日比谷駅改札口付近。都営浅草線東銀座駅から地下道を通り、銀座、有楽町と進んできたEVA-CHINは日比谷駅前まで着いたのであります。地上に出れば東京の景色を楽しみながら散歩する事も出来るのですが、残念ながら天気が雨模様。地下通路の有難さを実感しながら、案内図を頼ってザ・ペニンシュラ東京に繋がる出口へと足を進めたのでありました。日比谷駅付近ではザ・ペニンシュラ東京に直結する出口は2つありますが、EVA-CHINはペニンシュラ東京の地下駐車場に繋がる出口を進み、ホテルの地下2階から入りました。地下2階は駐車場がメインとなるためエントランスには華やかさは無いのですが、雨に濡れるよりは良いですよね。エレベーターを利用して1階のロビー階に上がると高級ホテル独特の空気に包まれ、フロントへと足を進めます。ペニンシュラ東京のロビーは特徴的で中央にはオープン的なオールディダイニングの「ザ・ロビー」があり、食事を楽しんでいるゲストの横を通ってフロントへと向かいました。

ベル : 「チェックインでしょうか?」

フロントに前に差し掛かると直ぐに声が掛かりました。宿泊の旨を伝えると直ぐに空いているカウンターに通されてチェックインが始まり、フロントは端末でEVA-CHINの情報を確認します。

フロント:「ご一泊で、くじ引きのプランでご予約を頂いています。」

今回利用したプランは「マイ・ラッキー・サマー(キング)」です。予約方法はいつもの通り一休.com経由で、先日マンダリンオリエンタル東京のくじ引きプランで味を占めたEVA-CHINは、今度はペニンシュラ東京でトライをしようと思ったのです。ちなみに今回のくじ引きのプランはスーペリアルームのお値段で、以下の賞品が設定されています。

■特典■
○1等 デラックススイート 宿泊券
○2等 エグゼクティブスイート 宿泊券
○3等 デラックスルーム 宿泊券
○4等 レストラン・ランチ2名様  招待券
○5等 当日デラックスルームへアップグレード

ちなみに外れは無く、5等でもデラックスルームにアップグレードされる事になります。フロントがくじ引きの箱を持ってきてくれたので、今回も嫁さんに引いてもらう事にしました。その結果は・・・

フロント:「デラックスルームへアップグレードしてご案内致します。」

引いたクジは5等だったようですね。でもお部屋のアップグレードをして頂けるのなら嬉しいものです。

フロント:「お部屋は禁煙とお伺いしております。」

フロントはレジカードを差し出し、EVA-CHINは料金・住所の確認をして署名を行いフロントに戻しました。

フロント:「明日お届けする新聞のご希望はございますか?」

EVA-CHINは家でも購読している読売新聞をお願いしました。やっぱり読み慣れている新聞が一番良いですね。家に帰れば同じ新聞があることになりますが、他の新聞にしてしまうと違和感があるのよね。

フロント:「明日のご出発は12時で宜しいでしょうか?」

もちろんですよ。ギリギリまで楽しませて頂きます。できれば、もう少し遅くしたいくらいですね(笑)。

フロント:「お支払方法なんですが・・・」

EVA-CHINは胸ポケットに入れておいたクレジットカードを差し出しました。最近ではお財布ではなく、チェックインの際は胸ポケットに入れ直ぐに取り出しやすい様にしています。

フロント:「ご登録だけ、失礼します。」

フロントはEVA-CHINのカードをプリントし、直ぐに戻しました。

フロント:「それではお部屋にご案内致します。」

チェックインはスムーズに進み、フロントの担当者がそのままカウンターから出てEVA-CHINと嫁さんをフロントの奥にある客室用のエレベーターホールに案内をしたのでありました。

フロントの隣にある客室用のエレベーターは4基あり、担当者がボタンを押すとフロントから一番遠いエレベーターのドアが開きました。早速エレベーターに乗り込み、本日の客室階へと向かいます。

担当者 :「お部屋は14階でご用意しております。」

ペニンシュラ東京の客室階は8階から23階に設定されており、14階は前回より低いですがほぼ中間に近い階です。14階に到着しエレベーターホールへ降りると前回とは異なる方向へと案内をされました。つまり、前回は北側のお部屋でしたが今回は南側のお部屋へと向かっている様です。客室に到着して担当者は鍵を開錠し、EVA-CHINはお部屋の中へと入ります。前回は「デラックス・パークビューキング」で今回は「デラックス・キング」ですが、一通り部屋の様子を眺めると差は全く無いようです。

担当者 :「お荷物はドレッシングルームで宜しいですか?」

ペニンシュラ東京のデラックスルーム以上の客室には、広いドレッシングルームがあります。担当者はEVA-CHINの荷物を置いた後に鍵をEVA-CHINに手渡しました。

担当者 :「何かご入用のものはございますか?」

今回で2回目の宿泊となるので部屋の使い勝手は分かり、特にない旨を伝えると、担当者はお部屋を下がりました。EVA-CHINは早速、前回とは異なる外の景色を眺めた後にデジカメを取り出し撮影に入ります。嫁さんは気を利かせて撮影の邪魔にならない様に、有楽町のデパートへ買物に出掛けました。今回で2回目になるペニンシュラ東京。前回はカメラを買い換えた直後の撮影でかなり失敗しましたが、今回は使い慣れているのでどの様なアングルにしようか悩みながらファインダーを覗くEVA-CHINでありました。

※コメントは過去の宿泊記を引用しているものがあります

 

ベッドルーム

今回宿泊したのは14階にある「デラックス・キング」のお部屋です。前回宿泊した「デラックスパークビュールーム・キング」との差は無く、大きな窓2枚を持つお部屋の広さは54平米あります。「ペニンシュラ東京」のベッドルームのレイアウトは写真様にソファの背がベッドに向けられており、窓際にはテーブルセットが置かれています。この様なレイアウトはスペースがはっきりと区切られている感じがして、とても良いですね。


ベッド

左側はターンダウンサービス前、右側はターンダウンサービス後のベッドです。電球色がとても強いお部屋で、夜の撮影ではデジカメのホワイトバランスを設定しても相変わらず上手に撮影できません。確認はしていませんが恐らくベッドはシモンズ社製でリネンはフレッテ製を使った最高級品です。特筆すべきは羽毛の肌触り感ですごくツルツルとしており、枕も羽毛もボリュームがあって寝心地は今までのホテルの中でもEVA-CHINは最高です。


ナイトテーブル

ナイトテーブルはシンプルな作りですが、コントロールパネルは多彩な機能を持っています。大きく分けると、プライバシー、時計、エアコン、エンターテイメント、カーテン&ライトの操作が可能で、特殊な操作ボタンとしてはプライバシーの「PHONE」、「ROOM」とバレーサービスの「VALET」のボタン、エンターテイメントの部分ではテレビ、オーディオのボタンがあって正にこのパネルで全てをコントロールできます。片側のナイトテーブルだけではなく両側のナイトテーブルに、電話とコントロールパネルを供えており、カーテンのボタンは「開く」と「閉まる」の2つだけですがレースと遮光カーテンが連動していて、「開く」を押すと遮光カーテンが完全に開いた後にレースが動き、反対に「閉まる」の場合は、レースが完全に閉まった後に遮光カーテンが動きます。難点と言えば、全て英語表記の点でしょうか。


ソファ

ベッドに背を向けたレイアウトである2人掛けのソファは、大きめのソファテーブルや正面にテレビもあってとても使い心地の良いソファです。お茶を飲みながら寛いでいると心が和みますね。


テーブルセット

ソファ横の窓際にはテーブルセットが置かれ、ルームサービスではこのテーブルで食事を頂くと高さも丁度良く、景色を眺めながら食事を頂けます。今回宿泊した14階の南側では汐留の高層ビルや帝国ホテルも見え、前回宿泊した北側より好きですね。右に座るか左に座るかによって景色の雰囲気が変わるので、どちら側に座るか迷ってしまいます。


テレビ

テレビはパイオニア製の42型プラズマテレビで、チャンネル数は地上、BS、CSを含めて33チャンネルあります。尚、前述をした通り、通常のテレビリモコンの他にナイトテーブル上のコントロールパネルからもチャンネルの操作が可能です。右側の写真はテレビ台にあった各メモリーカードの挿入口で、他にもビデオの外部入力が可能になっています。またテレビ台では格子状の扉でテレビで隠すことも可能です。


DVD / CD プレイヤー

DVD/CDプレイヤーもパイオニア製です。ちなみに格子状の扉でテレビとDVDを隠すと右側の様になります。


ライティングデスク

部屋の片隅にライティングデスクが配置されています。程よいデスクスペースで壁には各種パネルがあり、外気温や風向きを表示したり(単位は「F」、「C」どちらも可能)、インターネットラジオがあったりして、客室には所々に操作スイッチやパネルがあります。尚、引出しにはLANケーブルが入っておりました。また客室には固定、携帯、ハンズフリーを含めて6台の電話が設置されています。携帯形はホテル館内であれば発信と着信が可能との事ですが、ホテルの外に出ると発信だけが可能との事です。


FAX

客室にはFAXも用意されています。通常は引出しの中に収まっているのですが、受信をするとライティングデスク横にある「FAX WAITING」が点灯する様になっています。プリンターと書かれたUSBもあるので、プリントも出来るのかな?


ミニバー

ミニバーの冷蔵庫には豊富な飲み物が入っており、EVA-CHINが基準としている缶ビール350mlは900円です。国産はアサヒスーパードライ、サントリープレミアムモルツが入っており、海外ビールではハイネケンがありました。ちなみにミニバーでの最高値は5800円のシャンパン・ハーフサイズです。無料のお茶セットはペニンシュラティ、ジャスミンティ、煎茶、ほうじ茶がある他、下記のコーヒーメーカーによりコーヒーを楽しめます。


コーヒー・紅茶メーカー (ラバッツァ)

テレビのお隣の扉を開けると、コーヒーメーカーが入っています。コーヒーはカートリッジ式で前回は3種類入っていた記録があるのですが、今回はCREMA&AROMAのみでした。カートリッジをコーヒーメーカーにセットするだけの気軽さで、本格的なコーヒーを楽しむ事が出来ます。


キー

客室キーはカードキーではなく、ご覧の通りのキーですが、チェックイン時に機械で何か読み込ませるような作業しているので、結構特殊なキーなのかも知れません。22時から翌9時までにエレベーターで1階を利用する際は、エレベーター操作にこのキーが必要です。


ウェルカム・アメニティ

今回のウェルカムはソファテーブルにセットされており、箱を開けるとチョコ&クッキーでした。デザインは右側の写真の様に、クッキーの上にクマを象った3種のチョコレートが乗っています。EVA-CHINはフルーツよりお菓子の方が好きですね。


スリッパ

スリッパのデザインは変わらず、ペニンシュラ東京のロゴ付が付いたタオル地スリッパです。


景色

今回は14階の南側です。左側写真の奥に写るビル郡は汐留、手前の白ビルは日比谷シャンテで、ビルの合間からはJRを見ることもできます。右側の写真には帝国ホテルも写っていますね。北側よりも東京らしい雰囲気を持った景色ですが、夜になると右側写真に写る「富士電機」の看板が結構やっかいになりますよ。

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