フォーシーズンズホテル京都

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EVA-CHIN：「タクシー乗り場はあるのかな。」

ここは京都にある京阪線の京阪七条駅。今回も大阪から京阪特急のプレミアムカーに乗って京都入りしたのであります。京阪七条駅はＪＲ京都駅へ出るステーションループバスを利用する際に何度か利用した事のある駅ではありますが、タクシー乗り場の記憶は全くありません。本日の天候は雨が降ったり止んだりを繰り返す日の為、今回ステイするフォーシーズンズホテル京都まではタクシーで行きたいのであります。京阪七条駅を降りて鴨川沿いの道路へと出た際に周囲を見渡してみると、交差点の一角にタクシーが1台止まっている事に気付きました。もしかしたら交差点の角がタクシー乗り場として扱われているのかな。ともかく運良くタクシーを使うことが出来て、雨の心配も無くホテルへ向かうことが出来たのであります。

京阪プレミアムカー

京阪特急に連結される車両で、いつも淀屋橋から京都までの移動に利用しています。追加料金は距離に応じて若干異なりますが、大阪中心部←→京都は５００円で、優雅に３列シートに座っていけるおススメ車両ですよ。

フォーシーズンズホテル京都は七条大橋交差点から三十三間堂方面に進み、東山七条の女坂に面した所に入口があります。ちなみに女坂とはこの周辺では女学校が多いことから名付けられた坂道の事で、七条大橋から見ればアプローチはずっと登り坂って感じですね。地図上では七条駅から容易に歩けそうに見えたのですが思ったより距離はあるので、ＪＲ京都駅はもちろん京阪七条駅からもタクシーがお勧めであります。タクシーは女坂に面した入口から入りますがエントランスまでのアプローチも１００ｍ位あり、かなり広大な敷地を使ってホテルがあることが感じ取れますね。

独特な形のホテルエントランスの屋根は和傘をヒントにデザインされたそうで、「そっと傘を差し出す」様な御もてなしをイメージして作られたと聞きます。エントランスでタクシーから降りると、先ずはホテルへ入る前にアルコール消毒。ホテル内に入ってもそのまま専用スペースに設置された検温器に導かれ、全てが終わった後にレセプションへと誘導されます。チェックインではしっかりと免許証で住所を確認。コロナ禍に於いても何軒かのホテルに泊まっておりますが、一番厳重な感じを受けました。ちなみに今回の予約はデラックスルームだったのですが、プレミアルームにアップグレードをしてくれました。初めて泊まるホテルは何かとアップグレードをしてくれる確率が高いですね。

プレミアルーム・キング

今回宿泊したのは南側のプレミアルーム・キングです。プレミアルームは広さ５３平米～６１平米と部屋の場所により異なります。全面ガラスの横には心地良く座れる大きめのソファ、大理石のデスクが置かれ、床に敷かれた紫の絨毯は高貴な感じがしますね。和モダンな雰囲気のベッドルームです。尚、デラックスやプレミアルームは街側かコートヤード（ホテルエントランス側）で、８００年の歴史を受け継ぐ池庭「積翠園」を眺められるお部屋はプレミアガーデンビュールーム以上のカテゴリになります。

ベッド

見ただけでも寝心地感が伝わってくるベッドですよね。ベッドの上にパジャマが置かれておりますが、予約時にリクエストをしておりました。ベッドはベッドスローのないシンプルな外見ながらクッションにあるフォーシーズンズのロゴが映え、見ても美しいスタイリングです。マットレスはボリューム感のある厚みがもたらす体にフィットした柔らかめのタイプで、色々なホテルのベッドを体験しましたがトップクラスの寝心地でしたね。

ナイトテーブル

とてもモダンな照明があるナイトテーブルからは、照明（デイ、リラックス、イブニング、ナイトなどの多彩な設定、読書灯・ナイトスタンドは独立操作可能）やレース・遮光カーテンの開閉、「起こさないで下さい」、中には説明を聞かなかったので使い方が分からない「BULTER（バトラー）」のボタンがあります。テーブルの上にはBOSE製のスピーカー・SoundLink Bluetooth Speaker III　やホテル情報が見れるタブレットが置かれておりました。

タブレット

ナイトテーブルに置いてあタブレットからはホテルの情報やリクエストなどのオーダーが出来ます。そして最大の特徴がチャット機能があることで、リアルタイムでホテルスタッフと対話が出来る様になっております。文字が潰れて読めなくなってしまいましたが右下がチャット画面になっており、絆創膏が欲しいと記載したら直ぐに持ってきてくれました。そう言えば、同じタブレットがフォーシーズンズホテル東京大手町にもありますね。

テレビ

テレビはシャープの５５インチ液晶テレビです。チャンネル数は地デジが７チャンネル、ＢＳが９チャンネル、海外チャンネルが１７チャンネル（スターチャンネル３チャンネルを含む）がありました。

ミニバー

ミニバーの種類は豊富ですね。最近の主流である引出し式の冷蔵庫に入るビールは９８０円で小瓶の瓶ビールです。銘柄はアサヒスーパードライ、京都麦酒ペールエールと京都麦酒ゴールドエールでした。炭酸水に黄桜の伏水を置くなど、京都らしさが出ております。ちなみに最高値は１００００円のシャンパンハーフサイス（ピルカール・サルモン・ブリュット）です。コーヒーはネスプレッソでカプセルは３種（フォルティシオ・ヴィヴァルトデカフェ・リニツィオ・ルンゴ）、紅茶はＴＷＧのティーバッグで、イングリッシュブレックファスト、カモマイル、バニラバーボンティー、モロッカンミントティーがあり、煎茶は急須と共に置いてあります。ちなみに冷蔵庫の引出し（写真右下）に牛乳がありますがこちらはフリーで、コーヒーや紅茶のミルクの位置付けになります。

ウェルカム

左側は一休.comのダイヤモンド会員の特典で、シャインマスカットとマカロンです。右側は通常のウェルカムと思われるお菓子で、豆政の「夷川あられ」とおたべの「チョコ八ツ橋」でした。