EVA-CHIN: 「博多も久しぶりだなぁ」

ここは福岡県の福岡空港。近年生まれ変わった福岡空港は新しい店舗も加わり、とても綺麗なのであります。新しくなった部分を色々と見て回りたいのですがそれは帰りでも出来る事なので、先ずは次の目的地へ向かうため福岡市地下鉄の福岡空港駅に向かいます。市街地にある福岡空港は博多駅までは僅か２駅の距離。EVA-CHINの住んでいる街も成田空港から２駅目にあるので、なんだか親しみが出てきますね。今回宿泊するホテルは博多駅が最寄駅となり、先ずはホテルに寄って荷物を預ける事にしましょう。

地下鉄博多駅に到着したら地下から筑紫口に出てきました。訪れた時はロータリーの工事をしており、完成したらどの様に変わるかを想像しながら西へと歩いて向かいます。筑紫口周辺は雑居ビルが集まり、反対側にある博多口と比較すると見劣りは致しますが、少し歩けばマンションも数多くあって、この辺で住んだらとても便利でしょうね。博多駅から７分程度歩けば今回宿泊する WITH THE STYLE FUKUOKA に到着しました。

ANAの国際線用機材B787(78M)。B777復活と国際線の再開で、今後国内線から数が減るのかな。

それにしても外観は相変わらずですなぁ。南国チックな木々がエントランスや周囲を取り巻くように植えられていますが。手入れを少しでも怠ると木々に埋もれてしまいそうな外見です。隣にあったホテルのショップは閉店しており、貸店舗の看板が出ています。WITH THE STYLE FUKUOKA のレイアウトはちょっと複雑ですが、今回で１３回目の宿泊となるのでエントランスから迷うことなくフロントへ向かう事ができますが、恐らく初見の場合は誰もが戸惑いそうになると思いますよ。ホテルも個性的でチェックインは通常１６時です。宿泊プランの制限で１６時では無く、チェックイン１６時、チェックアウト１４時が通常の運用となっており、宿泊プランの制限でアウトが１２時になったり、インが早くなったりもします。今回利用したプランは、翌日のチェックアウトが１２時になっている分だけ、ちょっとお得なプランを選びました。

早速フロントで荷物を先に預けたい旨を伝えました。時間はまだ１４時位。実はこれからちょっと遅めのランチを食べに行くのですが、嫁さんはお手洗いへ行きたいとの事で、エントランス付近の椅子に座って待ってました。するとスタッフから声が掛かります。

フロント：「一休ダイヤモンドの特典でスイートにアップグレードが出来ますが如何致しますか？」

まあ、当然ながら・・・

EVA-CHIN：「お願い致します。」

でも実は、それを狙っていたんですよね。今回予約していたのは「キングタイプ」の客室です。WITH THE STYLE FUKUOKA は僅か１６室のスモールラグジュアリーホテルで客室タイプは５種類しかなく、スタンダードなダブルタイプ。その上にコーナーダブルタイプ・ツインタイプ・キングタイプ・スイートタイプと続いていきます。スイートはキングのみの設定なので一つ下のカテゴリであるキングタイプを予約し、もしアップグレードが出来れば自ずとスイートになると思っておりました。思い通りに事が運び喜びながら、遅めのランチへと向かいましょう。

今回ランチに選びましたのは福岡市地下鉄の大濠公園駅近くにある水炊き「橙（だいだい）」です。ここも博多に来たら外す事が出来ない水炊き専門店なのです。予約必須でランチやディナー時はなかなか予約が取れないそうですが、お昼休憩が無い店舗なので１５時位が狙い目なんですよね。こちらも動画にして公開していますので、是非、参考にして下さいませ。

水炊き橙。地下鉄大濠公園駅出口から３分程の距離です。

水炊き。鍋はスタッフにお任せ。全ての頃合いを見てくれる。

唐揚げは別注文ですが、絶対食べて欲しい一品。胸肉ながらジューシーで驚きます。

後半戦に野菜が投入されます。スープの味の変化に驚きますよ。

〆は別料金で素麺か雑炊かを選べます（写真は雑炊）。もちろんお腹いっぱいなら注文しなくてOK。

いやぁ、美味しかったですね。水炊きの美味しさは、本当にここで知りました。まだ水炊きを経験していない方は、是非、橙へ行ってみて下さいね。さて時間もチェックインに程良く、福岡市地下鉄に乗車して博多駅に戻ってホテルへと向かいます。今回はアップグレードをして頂き、スイートタイプの客室でございます。WITH THE STYLE FUKUOKA にはスイートが３室ありますが、全てペントハウスと同じ階である４階にあります。今回の部屋番号は４０１号室。この客室は初めてじゃないかなぁ。そうなると、トイレで飾られているお尻絵画シリーズが、初めて見る動物かもしれませんね。

４０１号室　スイート

WITH THE STYLE FUKUOKA は僅か１６室のスモールラグジュアリーホテルなのでスイートは３室しかなく、全て４階に配置されています。今回の４０１号室で全てのスイートに宿泊が出来ました。スイートは広さは５３．２平米で、ワンルームスイートタイプになっています。お洒落な客室のデザインとレイアウトになっていますよ。

ベッド

ベッドの大きさは幅２００cm × 長さ２００cm。極上の眠りを提供するシモンズ社製を採用しおり、リネンも最高級で肌触りがとても良く、羽毛も軽くて寝心地が良いですね。今回は宿泊プランの関係で翌日は１２時チェックアウトですが、通常はチェックアウトが１４時なので朝はゆっくりと寝坊も出来ます。

ナイトテーブル

シンプルなデザインのナイトテーブルは、お部屋の雰囲気に合っていますね。ナイトテーブルではルーム、ベッドサイド、読書灯などの照明を操作できます。以前はインターネットにも接続可能なタブレットがありましたが、今回は見当たらなかったです。

ソファ

スイートならではソファ。リゾートな雰囲気が出ていて良いムードをベッドルームにもたらせてくれます。ソファテーブルも丸形で統一感がありますね。

ライティングデスク

ライティングデスクはベッドルームから若干外れた入口寄りに設けられています。窓際にあり自然光がたっぷり入る空間で、外の様子を眺めながら仕事ができます。

テレビ

撮影が失敗して暗くなりましたが、テレビはシャープ製６０インチ液晶（4T-C60AJ1）です。YouTubeも視聴可能で、WITH THE STYLE FUKUOKA では動画配信サービスの「hulu」も楽しめますよ。ただテレビチャンネル数は少なく、地上７チャンネルのみです。

BOSE社製ポータブルスマートスピーカー

クリアなサウンドを３６０°に出力。強化された設計により、さらに深みのある低音とパワフルなサウンドを実現し、スピーカーを部屋の中央に設置すれば全員が同じサウンドを楽しむことが出来、部屋の隅に設置すれば、サウンドに包み込まれるような体験ができる設計だそです。使用していないので、何とも言えませんが・・

ミニバー

WITH THE STYLE FUKUOKA はインクルーシブのホテルなので、ミニバーはスナック類含めて全てフリーです。それでもフリーでこれだけの種類の飲み物が入っているのは珍しいですね。スパークリングワインは、Astoria Casa Vittorino Spumante Brut　（イタリア）。ビールはメキシコのコロナビール、日本のエビスビール、アメリカのバドワイザーがあります。コーヒーはネスプレッソで、ネスプレッソには独自のコーヒーカプセルがあり、コーヒー豆はグラインドされてから直ぐにカプセルへ密封され、数ヶ月間風味とアロマを保持すると言われています。お茶は煎茶、白折茶、紅茶です。

ミネラルウォーター

ミネラルウォーターはオリジナルで、ラベルには「omotenashi hotels」と書かれています。同ブランドは、株式会社Plan・Do・Seeが運営するホテルのブランド名で、「今までのホテル業界の常識にとらわれず、宴・食・居、全ての分野を新しいスタイルへ・・」をコンセプトにしています。ちなみに採水地は岐阜県高山市でした。

スリッパ

スリッパはシックにブラウンにです。しかも履きやすいですね。

テラス

４階にあるスイートのテラスは各部屋独立式です。当たり前の感じに聞こえるかもしれませんが、３階の客室はお隣りにも行き来が出来てしまう構造になっております。

景色

博多駅に近いので周囲はマンションに囲まれており、極力、ホテル内に視点を合わせた方が非日常感となりますね。

憧れのホテルにあなたもステイしてみませんか。

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