THE WESTIN OSAKA

※　バスルームは前回と変わりませんので、写真・コメントは同じになっております。

EVA-CHINとEVA-CHIN'S FATHERはお部屋で一休みした後、外も暗くなったので夕食を食べに行くことにしました。２人とも最初からホテル内で食べるという考え方は持っておらず、とりあえずホテルの外に出てみます。しかしウェスティンホテル大阪周辺のレストラン事情はかなり厳しいものでございまして、程良い距離にあるレストランは「新梅田シティ」の滝見小路しかありません。ちなみに滝見小路というのは新梅田シティの地下に作られたレストラン街ではありますが、普通のレストラン街ではなく大正末期から昭和初期の大阪の街並みを再現したレストラン街です。再現している部分はもちろん建物の造りであってメニューではなく、新しい近代的な構造が好きなEVA-CHINにとっては正直逆効果なのでありました。それにしてもこの滝見小路、近くに空中展望公園やオフィスビルがあるにも関わらず、お客様の数が全体的に少ないのであります。あるお店では店員が店先に立ってお客の呼び込みを行っている所まであるのですが、その理由が何度か利用してみて分かった気がしてきました。レストラン街はほぼ飲屋と言う感じのお店が多く、若者層を引きつける魅力が欠けております。しかも過去にEVA-CHINが入った何軒かのお店は全てハズレで、味のうるさい大阪人をリピートさせるには大変難しい環境だと思われます。お客様のリピートを意識していると言うより、観光客の一見さんが目当てなんでしょうか？今回のEVA-CHIN'S FATHERと一緒に入ったお店はEVA-CHINとしても初めてのお店でしたが、これがまた激マズ。ウェスティンホテル大阪は好きなんですが、EVA-CHINとしての食事環境が厳しいのがこのエリアの欠点なのであります。

とりあえず適当にお腹に入れてホテルへと戻って参りました。お部屋ではミニバーの冷蔵庫からビールを取り出し、もう一度飲み直しを致しました。昨日の夜は優雅にリッツのクラブラウンジで翌日の相談をしていたのですが、今回は缶ビールというむなしさです。明日は最終日の３日目、新幹線の出発時間が京都発で１３時１５分頃なのでチェックアウトした後は嵐山経由で京都駅に向かう事と決めて、EVA-CHINは大好きなバスタイムを楽しみ、ウェスティン大阪の純白なベッドに包まれながら２日目の夜を終えたのでした。

３日目、普段なら寝坊をしてしまうEVA-CHINですが今回はEVA-CHIN'S FATHERとの旅で、しかも嵐山へ向かうこととしていた事からちょっと早起きを致しました。しばらく寝ぼけておりましたが、EVA-CHIN'S FATHERのテキパキとした動きを見て、EVA-CHINもすぐに支度を始めます。前述を致しましたが今回の宿泊には朝食が付いていないので、EVA-CHIN一行はホテルで朝食を取らずそのまま出発する事にしました。荷物をまとめ再びフロントへと向かいます。

チェックアウトの際もフロントは特に混んではおらず、今回はチェックインもアウトも待たずに処理することが出来ました。EVA-CHIN'S　FATHER が何処に行かないかを自然に目で追いながらチェックアウトを完了させ、ベルやドアマンに見送られながらホテルを出発します。帰りはＪＲ大阪駅ではなく阪急梅田駅からの出発となるので、EVA-CHINとEVA-CHIN'S FATHERは再び貨物ヤードの地下道を通り、阪急梅田駅に向かうのでありました。

ちなみに３日目の観光は普通でありました。EVA-CHIN'S FATHERは広隆寺の国宝を見たかったそうで、今回の奈良と京都の２泊３日の旅で、最初で最後のお寺となったのでした。