ウェスティンホテル大阪
− スタンダートフロア・ツイン 宿泊記 (2002年10月宿泊) −
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読者の皆様は既にお読みになりましたでしょうか。EVA-CHIN'S FATHER との旅を・・・・ EVA-CHIN と EVA-CHIN'S FATHER は2002年10月、ザ・リッツカールトン大阪のクラブフロアに宿泊いたしました。久しぶりの親子二人旅で最初に観光した街は京都だったものの、EVA-CHIN'S FATHERの独特な価値観で訪れたのは「上御霊神社」と「下御霊神社」というマニアックな所でございました。この二つの神社を回り大阪のリッツに宿泊したのですが、実はEVA-CHINとEVA-CHIN'S FATHERとの旅は1泊2日ではなく2泊3日だったのでございます。リッツをチェックアウトした後、EVA-CHIN と EVA-CHIN'S FATHERは難波へと向かいました。観光に関してはEVA-CHIN’S FATHER 任せの為、再びマニアックな名所へと出発したのであります。 2日目の目的地は奈良でござました。EVA-CHIN'S FATHERは奈良県もお久しぶりとの事でしたが、思った通り東大寺や春日大社のある「奈良駅」には向かわず、いやはや本日は一体何処に行くのでございましょう、EVA-CHINは恐る恐るEVA-CHIN'S FATHERに聞いてみたのであります。 EVA-CHIN : 「本日は一体どちらへ・・・・」 EVA-CHIN'S FATHER : 「今日はね、山辺の道だよ。」 EVA-CHIN : 「山辺の道!?」 山辺の道をご存じでしょうか?日本で最も古い幹線道路とも言われておりますが、今回は天理から桜井一帯を観光する様です。確かにこの辺には「石上神宮」、「三輪明神」などEVA-CHIN'S FATHERが好きそうな名所があり、本日もなかなか成分の濃い旅を満喫できそうです・・・・・。 さて、「EVA-CHIN HOME PAGE」はホテル宿泊記サイトなので奈良県での細かい観光は割愛させていただきますが、これまた歩き疲れでヘロヘロになって大阪に戻ってきたのでありました。旅に歩くことは付き物ですが、それにしてもバスの便があまりにもよろしくなく、恐るべし奈良県って感じだったのでございます(EVA-CHINも奈良県に慣れていないからねー)。難波駅に戻ったEVA-CHIN一行は再び大阪駅に向かい、ここでコインロッカーに預けた鞄を取って本日の宿となるウェスティン大阪へと向かったのでありました。一泊目がリッツのクラブフロア、二泊目がウェスティンのスタンダートフロアにしたのは訳がありまして、これはEVA-CHINとEVA-CHIN'S FATHERとのホテル価値観の相違から生まれたものであります。何分、個人旅行はあまりせずツアー参加が多いEVA-CHIN'S FATHERには、エグゼクティブフロアの概念は最初から持っていなかった所か、その存在までを知らなかった様です。その為、二日連続のエグゼクティブフロアは見事に断念するところになり、部屋も広く、割安なプランを提供している「ウェスティンホテル大阪」としたのでありました。ウェスティンホテル大阪への予約はホテルが独自で行っているインターネットプランを使用し禁煙ルームを希望、更には珍しく「高層階希望」と書いて送信してみたのでありました。今回はツインルームなので今まで体験したことが無い東側や南側のお部屋になるチャンスも高く、もしかしたら今までと異なった雰囲気を楽しめるかも知れません。 大阪駅に到着しバックをコインロッカーから取り出したEVA-CHIN一行は、歩いてウェスティンホテル大阪へと向かいました。送迎バスが有ることは知っておりましたが、大阪駅での乗り場は2ヶ月後に泊まった「リーガロイヤル・プレジデンシャルタワーズ」で送迎バスを使う時まで何処に有るのかが分からず、何度も大阪駅を利用しウェスティンホテル大阪にも宿泊経験があるのに「送迎バス乗り場を知らない」とも今更言えず、歩いた方が早いとEVA-CHINが無理矢理押し込んだのでありました。貨物ヤードの長いトンネルを抜けると目の前は新梅田シティ、EVA-CHIN'S FATHERは空中展望公園を間近で初めて見るので、暫く下から見上げておりました。そしてお隣にある「ウェスティンホテル大阪」へと入ったのであります。 EVA-CHIN'S FATHER : 「今日はエグゼクティブフロアではないの?」 おいおい、予約してるときに「高いのはいらないから」と言っていたのは誰なんだい!?よほど昨日のリッツのクラブフロアでの居心地感が良かったのでしょう。人間とは贅沢を味わってしまうと後が大変の様です。ともかく、本日はスタンダートフロアだとEVA-CHIN'S FATHER に伝え、エントランスを通ってロビーへと入ったのでありました。 ロビー内は比較的空いていてフロントも特に混雑はしておりませんでした。EVA-CHIN一行はベルに迎えられて、すぐにフロントでチェックインをお願いすることにします。名前を伝え、前回と同じようにスムーズにチェックイン手続きは進んでいきました。 フロント : 「EVA-CHIN様、こちらがスターウッドのメンバーズカードになります。」 実はEVA-CHIN、ウェスティン系を過去に何度か宿泊したことがありましたが、スターウッドの会員では有りませんでした。スターウッド会員はマイレージカードのホテル版といったもので年会費は無料、入会して損はありません。ウェスティン大阪ではインターネットの予約の際、同時にスターウッドの申し込みが出来るシステムになっているので、今回入会してみることにしたのであります。ホテルで渡されたカードは紙製で大変頼りないカードでしたが、正式な手続きが終わるとプラスチック製の立派なカードが郵送されてくるので、このカードはそれまでの仮カードみたいな感じでありました。 フロント : 「EVA-CHIN様、いつも新聞は読売なのですが、今回は日本経済新聞とお伺いしてますが・・ 」 これまたウェスティンホテル・インターネット予約の便利な所です。実は希望する新聞も選択できるようになっているのです。確かにEVA-CHINは今まで読売新聞でございましたが、今回はEVA-CHIN'S FATHERのリクエストなのです。 EVA-CHIN : 「今回だけ、日本経済新聞でお願いします。」 実はEVA-CHIN'S FATHER は元証券マン、証券アナリストの資格を持ち、過去にテレビにも出演したことがある程の実力の持ち主なのでありました。EVA-CHINにとってはチンプンカンプンの日経も、EVA-CHIN'S FATHERにとっては今でも大事な情報源なのかも知れません。 フロント : 「それでは、係り者がお部屋までご案内いたします。」 チェックイン手続きも終わり、フロントはベルにキーを渡しました。EVA-CHINもバックをベルに渡したのですが、はて!?何か物足りません。そうです、今回は1人では無くEVA-CHIN'S FATHERと一緒なのです。なのにEVA-CHIN'S FATHER の姿が何処にも見えなくなっていたのでありました。 EVA-CHIN : 「 あれ !?」 ベル : 「 あれ !?」 右や左に動いてベルと共にEVA-CHIN'S FATHER を探します。今さっきまでEVA-CHINの後ろで立っていたと思っていたのですが、一体何処へ行ってしまったのでしょう。 ベル : 「確かに先ほどまでいらっしゃったのですが・・・ 」 暫くすると、ソファから立ち上がる人影を目にしました。その人こそ EVA-CHIN'S FATHER なのであります。えっ!?いつの間に!?横に立っていたベルにも気づかれないまま移動しているとは、やはりEVA-CHIN'S FATHERはただ者ではありません。EVA-CHINが言うのもの何なんですが、EVA-CHIN'S FATHERというのは気配を感じさせず移動したり、小さな物音を感じ取ったり、本当に元サラリーマンだったのでしょうか。(笑) さて、ベルと共にエレベータに乗り込みます。ベルが押す階が大変気になってベルの動きを目で追って見たのであります。ベルがエレベータの操作盤で押した階数は「18」、今回の宿泊は18階に割り当てられたようです。 EVA-CHIN : (18階・・・ !?) 実は前回の宿泊の時も18階でありました。その際もウェスティンのインターネット予約を利用したのですが、その際には「高層階希望」の旨は書きませんでした。前回も18階、今回も18階、EVA-CHINが珍しく「高層階希望」と書いた意味は果たしてあったのでしょうか・・・!?しかも驚くべき事は続いたのであります。前回宿泊したお部屋は「1814」、今回案内されたお部屋は「1815」、つまりお隣さんだったのであります。と言うことは・・・景色の方向は神戸側、う〜む・・・せめて梅田側とか言っておけば良かったかな。 ベルは部屋設備を案内した後、お部屋を下がって行きました。窓に広がる景色は前回とほとんど変わりません(お隣だから当たり前かな)。EVA-CHIN'S FATHERはソファに座りながら・・・ EVA-CHIN'S FATHER : 「やっぱり、昨日とはちょっと違うね・・」 ウェスティン大阪は大阪でもトップクラスなんですけど・・・。それぞれの感動を味わうのならば、宿泊の順番を逆にすべきだったかな・・と心に思うEVA-CHINなのでありました。 |
※一部写真とコメントが前回と重複してる箇所があります
ウェスティン大阪 の客室 今回宿泊したのはスタンダートフロアのツインタイプ。部屋の広さは全室がとても広く、大阪ではトップクラスを誇ります。ツインのお部屋は各階とも多く、北側を除いた全ての方向にあるようです。 |
ベッド EVA-CHINはウェスティン大阪のベッドがとても好きですねー。清潔感十分の純白はもちろんですが、特に柔らかい枕が好きです。ツインタイプでもEVA-CHINには十分だな。 |
ナイトテーブル ベッドサイドではライトとアラーム設定が出来ます。特にライトは細かく設定することが出来、スタンドは左右の明るさを微妙に調整できる他、「ナイト」で足下灯、「ルーム」でソファのスタンドと廊下、「スタンド」でライティングデスクのスタンドのオン・オフが可能です。尚、エアコン調整はクローゼット近くの壁掛け式になっており、室内温度だけではなく外気温の温度まで「C または F」表示可能です。 |
ソファ 初めて宿泊したときと比べて、大きく変わったのがソファです。背もたれが大きくなって実に重厚感あるソファに変わりました。これならばEVA-CHINも満足できる一品です。 |
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←ちなみに変更前のソファ |
テレビ テレビ台はミニバーと一体型になっております。テレビのある中央の下が冷蔵庫、右側の引き出しには浴衣が収められています。テレビの大きさは21型で、もちろん自在に方向を変えられるようになっています。 |
ライティングデスク ライティングデスクは広くとられ、とても使い易くなっております。ここにホテルの情報が満載しておりますので、色々と見てみることをオススメいたします。尚、インターネット接続用のLANケーブルが用意されており、1000円で使用できるようになっています。 |
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ミニバー 冷蔵庫内は比較的豊富なドリンク類が用意されております。EVA-CHINが基準としている缶ビール1缶(350ml)のお値段は700円。ウェスティンらしい値段設定だと思います。尚、無料のお茶セットには、梅茶、煎茶、ほうじ茶が用意されています。 |
キー キーはエグゼクティブフロアと同じように、ICチップを使った特殊な鍵にでした。 |
浴衣 ウェスティンのロゴと文字が並ぶ浴衣です。EVA-CHIN的にはナイトシャツやパジャマが好きだぞ〜。 |
スリッパ スリッパはEVA-CHINの好きなお持ち帰り可能スリッパでした。袋を開けるとお持ち帰り用の別の袋が一緒に用意されており、実に気の利いた配慮です。 |
景色 今回も西側・神戸方向で、淀川と神戸の山並みが実に綺麗でした。宿泊した18階でも十分な景色を楽しめますが、今度は梅田方面の景色を眺めてみたいな。 |
憧れのホテルにあなたもステイしてみませんか。 |