ウェスティン都ホテル京都

− デラックス・ツイン (2002年12月宿泊) −

「ウェスティンホテル都ホテル京都」・すぐ泊まりたくなる宿泊プランはこちら




EVA-CHINは思ったのであります。千葉県人であるEVA-CHINが、今年は何回この京都タワーを見たのだろうと・・・

EVA-CHINが今立っているのはJR京都駅前。前回から1ヶ月半も経たないうちに降りたっていたのであります。今回のアクセス方法は前回と同じ新幹線を利用し、しかも「京都遊々きっぷ、こだまグリーンプラン」と言う同じ切符を利用してきました。新幹線とは言え「こだま」を利用すると東京から片道約4時間を要しますが、朝早く家を出ることもしなかった為、時間は既に14時を回っていたのであります。実は今回の旅行、3泊4日でプランしていたので全体的に余裕がありました。なので、1日目はほぼホテル直行をと考えていたのであります。京都を観光し大阪で宿泊する事が多いEVA-CHINですが、今回は趣を変えて京都のあるホテルに泊まることを目的としておりました。そのホテルは2002年4月に建物の一部を改装して誕生した「ウェスティン都ホテル京都」なのであります。EVA-CHIN HOME PAGEの掲示板でも度々登場したホテルなので、EVA-CHINは大変楽しみにしつつ旅行当日を迎えました。

今回EVA-CHINが利用したプランはホテルが自社で提供しているプラン「ホワイトステイ」を選んでみました。その最大の理由がシングルユースが可能と言う点でありますが、ネットから直接予約でき、1泊2食付きと言う点も気に入ったのであります。普段ホテル以外の所で夕食をすることが多いEVA-CHINではありますが、ウェスティン都ホテル京都の周辺はなかなか厳しい環境だと感じ取っていた為でもあります。尚、このプランは「Eプラン」と「Lプラン」が存在しますが、改装された客室に泊まるためには「Lプラン」のデラックスルームを選ぶ必要性があるようです。(注意:2002年12月現在のプランです)

京都駅に降り立ち、まず最初に向かった先が京都タワービル3階にある本屋。現地の詳しい情報を仕入れるならば、やっぱり現地の本屋が一番なのです。関東では関西版の本を入手しようとするならば、かなり大きな本屋に行かなければなりません。地方雑誌に至っては関東で入手することはきわめて困難であり、珍しい本を購入するのもEVA-CHINの楽しみなのであります。結果的には目に留まった本は特にありませんでしたが、EVA-CHINって本屋が好きなのよねー。結構長い時間、本屋にたちこもっていたのでした。(ちなみにEVA-CHINは学生時代、本屋でバイトをしていた経験があります。)

時間が過ぎていき、ホテルへのチェックインに程良い時間となってきました。「ウェスティン都ホテル京都」へは送迎バスが30分間隔で運行しています。乗り場はEVA-CHINが今いる京都タワーの反対側の八条口。EVA-CHINは送迎バス乗り場へ向かうのかと思いきや実は違うのでございます。ホテルは南禅寺近くにある蹴上と言うところにあるので、地下鉄東西線蹴上駅からも近いのです。地方の鉄道に乗ることも好きなEVA-CHINなので(車内広告を見ているだけで楽しいのよね)、地下鉄で向かうことにしました。ちなみに京都駅から地下鉄を利用する場合は、「烏丸御池駅」で東西線へ乗り換える必要性があります。

蹴上駅に到着したEVA-CHIN。この蹴上駅は山裾の中にあるような駅なので、地上へ出るには結構時間がかかります。地下鉄が出来る以前は三条から京阪大津線が地上を走っていましたが、地下鉄に切り替わった後地下鉄蹴上駅出口付近にはその面影はほとんど無くなっている様でどことなく寂しさを感じます。しかし目の前にある「インクライン」と観光客の姿を見ていると、やっぱり京都へ来たんだという実感を強く感じるのでした。

「ウェスティン都ホテル京都」は地下鉄出口のすぐ近くにあります。ホームから地上へ出るまではかなり時間を要しましたが、出口からホテルまでの距離はあっという間です。まずEVA-CHINは建物が見渡せそうな所を探してホテル全景の写真撮影。今回お泊まりするのは改装された東館のはずなので、東館を捕らえられそうな歩道橋の上から何枚か写真を撮ってエントランスに向かうのでした。

ホテルのエントランスも東館側にありました。割と大きなロータリーを持っており、ホテルの駐車場は建物の地下にあるようです。エントランスの前には二人のドアマンが対応しておりましたが、割と出入りが多いようでかなり忙しそうな雰囲気でした。どのホテルでも同じ事ですが、最初にゲストと接するドアマンの服装は格好良いものですね。今回は車でも送迎車でもなく徒歩での到着のEVA-CHINでしたが、忙しそうな合間を縫って挨拶をかけてくれたので到着早々気持ち良く感じるのでした。

エントランスを抜けてロビーへ・・・、ロビーは京都という和の要素とホテルという洋の要素が調和してなかなか見事なロビーです。ただエントランスが物語るように利用者の数は沢山おりました。近くに観光施設が多いロケーションを考えると仕方がないのでしょうか。「ウェスティン都ホテル京都」のホームページで見るオブジェクトが目の前に立っており、このオブジェに沿って顔を上に向けると吹き抜けになっておりました。2階からこのロビー風景を眺めることが出来る造りになっているようです。EVA-CHINにとってはこの要素が比較的重要なことで、ロビー風景を写す時に上から写します。と同時に、不審者のごとくロビーで撮影する姿をあまり人に見られなくて済むベストポジションでもあるのです。(笑)

一通りロビー風景を眺めた後、チェックインの為にフロントへ向かいました。フロントはエントランスを入った左手奥にあり、特に混んでいる様子はありませんでした。フロントまでもうちょっとと言う距離でベルが近づいてきます。

ベルガール   : 「ご宿泊ですか?」

EVA-CHIN    :  「はい、そうです。」

ベルガールは一番近くのカウンターに案内をしてくれます。

EVA-CHIN   : 「EVA-CHIN と申しますが・・・ 」

いつものごとく、ホテルへの第一歩を踏み始めました。

フロント     : 「こちらにお名前、ご住所、お電話番号のご記入をお願いいたします。」

差し出されたレジストレーションカード、これに記入しようと思った時、一つ困った事がおきました。それはEVA-CHINが持っている手荷物であります。カウンターの上に置くには大きすぎるし、荷物台がある訳ではないし・・・。仕方が無く荷物は床に置くことにしました。EVA-CHINは床に荷物を置くことに関してあまり気にしない方ですが、気にする人は気にするだろうな・・・。EVA-CHINはレジストレーションカードを書き上げ、フロントに戻します。

EVA-CHIN   : 「すいません、実はスターウッドの会員なのですが・・・ 」

フロント     : 「それでは、ご登録させていただきます。」

実はEVA-CHIN、最近になってスターウッド会員に登録してみたのであります。ただどのように使用して良いかはさっぱり分からないのが欠点なのですが・・・。多分ポイントを貯めるだけ貯めて、使用しないと言うオチがありそうが予感がするな・・・。ちなみにスターウッド会員とは所謂ホテルのマイレージカードの様なもので、宿泊する度にポイントが加えられポイントに応じて客室のアップグレードや無料宿泊ができるようになっています。ウェスティンやシャラトン系で使用することができます。

フロント     : 「それではEVA-CHIN様、本日のプランですが・・・ 」

今回は利用したプランは夕・朝食付きのプランです。それぞれの券をもらって、指定されたレストランで食事が出来るようになっています。夕食の場合は2階にある「アクアブルー」にてビッフェ、朝食は同じくアクアブルーか、3階にある「浜作」で朝食を楽しめるようになっていました。一通り説明を受けて次はお部屋の案内かと思ったのですが、もう一つお仕事が残っていたようです。

フロント     : 「お支払い方法はいかがされますか?」

やっぱりデポジットはありですか。さすがに外資系に変わっただけはあるなぁ(笑)。EVA-CHINはクレジットカードを差し出し登録されてしまったのでありました。

フロントでチェックイン作業が終わり、お部屋へのご案内となります。お部屋に案内してくれるベルは男性の方で早速EVA-CHINの鞄をもってエレベータへと案内してくれます。それにしても、やっぱりロビー内の人は多いなぁ。考えてみれば今日は日曜日だから、結婚式関係があるのかなぁ。

エレベータのドアが開き、ドアマンとともにエレベータに乗り込みます。

ベル       : 「本日のお部屋は6階となっております。」

ちなみにホテルは11階建てなので、ちょうど真ん中位でしょうか?エレベータはすぐに6階へ到着しベルの指示された方向に曲がりました。宿泊するお部屋はエレベータのすぐ近くにあって、広いホテルなのですがあっという間の到着となりました。ベルが部屋の鍵を開けEVA-CHINが中に入ります。中にはいると・・・

ベル       : 「こちらにカードをお入れ頂くと、電気がつくようになっております。」

ちなみにカードとはカードキーの事。部屋の入口付近にカードホルダーがあり、不在の際に不要な電気がつかないようになっている訳です。でもこのシステムって、EVA-CHIN的には好きになれないなぁ・・と思いつつ、気を取り直してお部屋を眺めます。

EVA-CHIN       : 「うわぉ」

写真で見たお部屋がEVA-CHINの目の前に広がっておりました。お部屋も和と洋が見事に調和され、とても落ち着きのあるお部屋です。しかし実際予約した部屋と通された部屋が若干異なっていることに気づきました。「ダブル」と思っていたのが「ツイン」になり、「ガーデンビュー」と思っていたのが「シティビュー」となっています。ウェスティン都ホテルの場合、「ダブル」と「ツイン」の差はともかく、「ガーデンビュー」より「シティビュー」の方が景色的にすごく良いです。京都の山々や寺院を小高い丘から眺められる形になり、京都の街並みを色濃く感じ取ることができます。景色が良い方になったと言うことは、これもアップグレードかな(笑)!?

 


ベッドルーム

デラックス以上は改装された東館に位置しているようで、客室は真新しくとても綺麗です。和と洋の要素が見事に調和されており、さらにウェスティンのヘブンリーベッドが加わってお部屋のセンスは一級品です。


ベッド

利用したのはツインルーム。写真の様にハリウッドツインタイプになっております。冬の宿泊なので羽毛のボリュームがたっぷりあり、EVA-CHINは好きですねー。ちなみに枕は予想外に硬く、もっとふんわりしていると更に良かったのですが・・


ベッドサイド

ベッドサイドはシンプルに出来ておりました。室内灯、足元灯、アラーム付き時計など、設備はミニマムって感じです。


ソファ

ソファは幅広で重量感あるソファです。形も独特ならクッションも独特、さらに後ろに飾るインテリアも独特で、とてもゆったり出来るソファでした。窓の先にはバルコニーがありますが、ソファに座りながら眺める寺院も乙なものです。


ライティング・デスク

ライティングデスクはシンプルですが、サイドデスクがあるので、デスクの上には何も置いて無く、とてもすっきりとしております。


テレビ

ちょっと残念だったのは、実はこのテレビ。21型と少々小さい点もありましたが、製造年数が1992年という都ホテル時代のものをそのまま流用しておりました。お部屋をリニューアルするならテレビも最新式がよかったな。これって贅沢!?


ミニバー

都ホテル時代の料金は知りませんが、基準にしている缶ビール(350ml)のお値段が1本700円と一流です。ちなみに、ラガー・黒ラベル・モルツ・スーパードライと4種揃えられていました。特筆はお茶セットで、煎茶、紅茶になんとレギュラーコーヒーです。


浴衣

パジャマやナイトシャツではなく、浴衣です。


スリッパ

スリッパはEVA-CHINの好きなタオル地スリッパでした。

 


カードキー

ちょっと写真では見づらいですが、カードキーのデザインはシンプルすぎて、もう少し飾りが欲しい感じでした。


バルコニー

京都でもリゾート感あふれる景色ですので、気候的に心地よい季節ならばバルコニーでポケ〜っとするのも風流ですよ。


景色

京都好きでしたらこの景色は最高です。南禅寺の三門や永観堂、比叡山、平安神宮の鳥居など有名所を高台から望むことが出来ます。特に永観堂の多宝塔のライトアップはとっても幻想的でした。ちなみに反対側はガーデンビューとなっておりますが、景色の確認はしておりません。


憧れのホテルにあなたもステイしてみませんか。

「ウェスティン都ホテル京都」の宿泊プラン・空室検索、ご予約はこちら


  

「ウェスティン都ホテル京都」のトップページはこちら