ウェスティンホテル淡路

− デラックスダブル 宿泊記 (2006年10月宿泊) 

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EVA-CHIN : 「あれれ!?」

ここは伊丹空港の神戸・三ノ宮行きバス停前。実はEVA-CHINが乗ろうと思っていた時間のバスが最初から時刻表に無かったのであります。普段なら本数も割りと多い路線なので気にすることは無いのですが、これによって神戸・三ノ宮で乗り換えようとしていた淡路島行きバスの接続が上手くいかなくなりました。電車で明石海峡大橋がある舞子駅まで移動することを考えると三ノ宮までバスで移動する価値も低くなり、本数が最も多い大阪駅行きのバスに切り替え変えて乗車したのであります。

伊丹空港を発車したバスは直ぐに高速道路に乗って順調に大阪駅へと向かいました。大阪駅行きでの降車場所は「ハービス大阪」と「大阪マルビル」、「新阪急ホテル」、「ホテル阪神」の4ヶ所がありますが、バスによって経路や行き先が細かく異なっています。EVA-CHINが乗車したバスは「大阪マルビル」経由「ハービス大阪」行きで共に大阪駅から近い位置にありますが、EVA-CHINは無意識に「ハービス大阪」で降車する旨を伝え、荷物を預けてバスに乗ったのであります。しかし時間を気にする人にとっては、この選択は割と慎重に行わなければならない事に後で気付くのでありました。

リムジンバスは高速道路を下りて大阪駅のガードを潜り、最初は「大阪マルビル」へと目指します。大阪駅周辺は車や信号の数も多く、今まで順調に進んでいたバスは大阪駅を目の前にして動きが鈍くなりました。徒歩で歩けば大した距離では無くても、渋滞の状況によっては、これが結構時間が掛かるのであります。バスは裏道へ入るように進み「大阪マルビル」に停車してお客様の大半を下ろしましたが、「ハービス大阪」までお願いしているEVA-CHINはそのまま乗車し、また渋滞の中へ・・・。後で確認しましたがスケジュールでもこの距離を8分で計算されており、時間を気にして大阪駅をご利用されるのなら、「大阪マルビル」で降車した方が安心出来るかもしれません。

さて、EVA-CHINと嫁さんは「ハービス大阪」で降りてJR大阪駅に向かいました。切符を舞子駅まで購入し、神戸方面のホームに向かいます。ホームに着くと運良く新快速電車が停車しており、EVA-CHINが乗り込むと直ぐに発車をしたのであります。途中の神戸駅で各駅停車に乗り換えて暫く進むと車窓では海が広がり、間も無くして舞子駅に到着したのでありました。

舞子駅は明石海峡大橋の真下にある駅で、淡路島への玄関口でもあります。明石海峡大橋は高速道路の橋ではありますが、「高速舞子」と呼ばれるバス停も設置されており、エレベーターやエスカレーター、階段を利用してバス停に向かう事ができます。このバス停からは淡路島の主要な街や四国行きのバスが発着していますが、EVA-CHINが向かう「ウェスティンホテル淡路」がある「淡路夢舞台」へは「高速舞子」始発のバスも数多く設定されているので、時刻表を気にしなくても気軽に乗ることが出来ます。

EVA-CHINと嫁さんが乗車したバスは、普通の路線バスの形をしていました。もちろん一つドアの高速バスの様な形をしたバスも数多く運行されていますが、路線によってはドアが二つある路線バス型も走っています。高速道路に路線バス形が走るのは違和感がありますが、明石海峡大橋を渡り終えるとバスは直ぐに高速を下り、一般道を走りは始めます。途中のバス停で何人かの乗客を降ろしながら走るとバスは淡路夢舞台にも到着し、EVA-CHINと嫁さんはここでバスを降車しました。ちなみにどの様な経路を利用しても「高速舞子」⇔「淡路夢舞台」間は500円なのですが、路線によっては手前のバス停の料金の方が高いと言う珍しい現象も起こっており、とても面白い路線であります。

バス停の名は「淡路夢舞台」ですが、停留所は「ウェスティンホテル淡路」のメインエントランス近くにあります。ここでバスを降りたのはEVA-CHINと嫁さん以外にお年寄りが2名おりましたが、お年寄りの方はホテルに入らず直ぐにタクシーに乗り換えて出て行きました。恐らく途中のバス停で降りて歩くよりは、必ずタクシーが待ち構えるホテル前で下車して乗り換えた方が楽なのかも知れませんね。ホテル前にいたドアマンは二人で一人はそのお年寄りの方をケアしていたので、もう一人のドアマンがEVA-CHINに近づいてきます。

ドアマン : 「お荷物をお持ちいたします。」

ドアマンは帽子をとって丁寧な挨拶をした後、EVA-CHINの荷物を持ってくれました。

ドアマン : 「お名前をお伺いしても宜しいですか?」

EVA-CHINは名字をドアマンに伝えます。

ドアマン : 「XXX様ですね。」

ドアマンは直ぐにフルネームで確認をしてくれました。実に嬉しいものですね。名字しか伝えていないのにフルネームで呼んでくれるとは思いませんでした。

EVA-CHINが持ってきた荷物は割と大きいキャリーケースですが、ドアマンはキャリーケースを地に付けず持ち上げたままレセプションのある2階に案内をします。レセプションでは1組がチェックイン手続きを行っておりましたが、直ぐ隣りにあるカウンターへ案内され、名前はドアマンから直接フロントに伝えられたのであります。

フロントはEVA-CHINの情報を確認すると直ぐにレジカードを差し出しました。レジカードはサインのみの記載でフロントに戻すと数々の確認作業を始めます。最初に確認をしたのは温泉施設「松帆の湯」であります。ホテル宿泊者は温泉の利用と施設までの送迎、更にタオルとバスタオルの貸出しを700円で利用できるオプションがあります。「松帆の湯」は明石海峡大橋の近くの高台にある温泉施設で、露天風呂から明石海峡大橋と対岸の舞子の街、瀬戸内海を行き来する船を楽しみながら温泉を楽しめる施設なのであります。通常の利用料金でも700円するので、送迎やタオルの貸出しもしてくれるこのオプションは実にお得です。送迎バスの予約時刻を確認すると、次は食事の確認を行いました。

今回利用したのは夕食・朝食付きプランで、夕食では季節限定の松茸味覚会席を楽しめるプランです。日本料理「はなの」ではプランの予約時に18時でお願いしていましたが、18時に設定したのは前述した温泉を楽しんだ直後に料理を頂こうと思ったからであります。予約が18時で変更がない旨を伝えると次は朝食の案内になり、場所は2階にあるファンダイニング「コッコラーレ」である事を確認して共にチケットを確認します。

更に「淡路大磯アート山美術館」の入館券を頂きます。これも今回のプランに入っていた特典ですが、「淡路大磯アート山美術館」とはホテルや国際会議場と遊歩道で結ばれた美術館で2005年にオープンしました。時間がある時に行ってみたいですが、今回は恐らく難しい感じが致します。その他にも「北淡震災記念公園」の割引券やホテル昼食の割引券、スターウッドのポイント紹介等も入りキーケースは結構膨れ上がっておりました。ちなみにEVA-CHINのポイント数は2540ポイントとの事で、ウェスティンホテル淡路では朝食ビッフェ(1500ポイント)、スパ&フィットネス「リストーロ」の2日間利用(1500ポイント)、US$10分の支払い(750ポイント)が利用できるとの事ですが、まだまだポイントは少なく溜めていく事にしたのであります。

フロント : 「お部屋へご案内を致します。」

チェックインが完了しお部屋の案内となりました。ベルガールが近づきキーをフロントから受け取ると先程預けた荷物を確認してエレベーターホールへ向かったのであります。エレベーターでは先程フロントでチェックインした先客と同じになり、先客は先に6階で降りていきました。

ベルガール : 「本日はご利用頂き、ありがとうございます。」

6階で先客が降りると、ベルガールはエレベーター内で挨拶をします。

ベルガール : 「お客様のお部屋は10階になります。」

10階は前回宿泊した時と同じ階ですが、ウェスティンホテル淡路では最上階になります。エレベータを降りると左側に案内をされ直ぐにお部屋の前に到着しましたが、景色はこの段階で国際会議場側だと分かりました。お部屋の前で非常出口と製氷機の位置を確認し中に入ると、前回宿泊した時と同じタイプのお部屋が目に入ったのであります。

ベルガール : 「お荷物をお部屋の中にお入れしても宜しいですか?」

特に臭いも気にならずチェンジをリクエストすることは無いので、EVA-CHINは荷物を中に入れることを頼みます

ベルガール : 「何かございましたら、サービスエクスプレスにご連絡下さい。」

ベルガールからキーを受け取ると、ベルガールはお部屋から下がりました。温泉に行く送迎バスの発車までは約1時間あり、暫くお部屋の中で寛いだのであります。

※写真とコメントは過去の宿泊記を引用しているものがあります

ベッドルーム

今回利用したお部屋は前回と同じく国際会議場側のデラックスダブルルームで広さが42平米あります。スーペリアタイプでも37平米以上の広さがありますので、ウェスティンホテル淡路は全室がゆとりある設計をしております。


ベッド

ウェスティンと言えば有名なのが「ヘブンリーベッド」でしょう。ウェスティンホテル淡路は日本で初めて「ヘブンリーベッド」を全室に設置したホテルであります。この「雲の上の寝心地」は一般販売もされておりますが、お値段もEVA-CHINから見れば雲の上です。


ナイトテーブル

ナイトテーブルはシンプルなデザインで、ルームライト、ナイトランプのオン・オフの他、明かりの強弱や「ルームメイクして下さい」、「起こさないで下さい」などのボタンが集約しています。


ソファ

今回は前回と同じく赤色のソファでした。部屋が広めなので割りと大きめのソファがあっても、広々と使えます。すぐ横の窓からは海も眺められますが、宿泊したお部屋ではソファに座ると視界は山側になります。


 

ライティングデスク

ソファの対面にはライティングデスクが置いてありました。こちらのデザインもシンプルでお部屋にとても似合います。スタンドの笠は各部屋ごとにソファの色と合わせているようで、こちらのお部屋では赤色でした。右の写真は折りたたまれて置いてあった鏡。簡単に組み立てられ写真の様に立たせることが出来ます。


テレビ

テレビは99年製の25型ブラウン管タイプでした。一般チャンネルが11、有料チャンネルが3、BGMが8チャンネルあります


 

ミニバー

ミニバーは比較的に種類は少ないです。EVA-CHINが基準としているビールは450円で割安でした。種類はキリンラガーとアサヒスーパードライが常備されております。無料のお茶セットは煎茶、ほうじ茶の他に紅茶、コーヒーがありこちらは比較的に充実しています。ミネラルウォーターは「御井の清水・淡路島」で300円。ちなみに最高値はブランデーの1900円で前回と変わりません。


スリッパ

スリッパはEVA-CHINの好きなタオル地スリッパです。ロゴが入ると素敵なんだけどな。


キー

キーは扱いやすいカードキーです。デザインはとても素敵でウェスティンらしくヘブンリーベッドがプリントされております。今回も特典が多く、色々な券が入っておりましたが、「淡路大磯アート山美術館」の入館券は初めてでした。


景色

今回利用したお部屋は国際会議場側ですが、その後方に海を望む事ができます。向かって右側は山になっているため、視界は公園側と比べてちょっと狭いでしょうか。こちらもテラス付で、心地よい季節の時はテラスでノンビリとするのも良いですね。


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