ウェスティンホテル淡路

− デラックスダブルルーム宿泊記 (2005年12月宿泊) − 

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EVA-CHIN : 「またですか!?」

ここは大阪にある伊丹空港。雲の上で巡航飛行してきた飛行機は高度を下げると揺れだし、視界が広がれば雨の街なのであります。前回の関西旅行でも雨で始まりましたが、今回も同じく雨で始まりました。ただ遠くの空を見上げれば少し明るく、若干の希望は持てる空模様であります。伊丹空港に到着し、飛行機から降りて預けていた荷物をターミナルで受け取って時計を見れば、次に乗る予定の神戸・三ノ宮行きバスが出発3分前でありました。平均20分間隔で三ノ宮行きバスがあるのですが、本日宿泊するホテルは淡路島にある「ウェスティン淡路」であり、神戸・三ノ宮から先を考えるとこのバスに是非とも乗りたいのであります。慌ててバスの切符を購入しバス停を見回すと既にバスは発車直前でしたが、何とかに無事に乗車することができました。
バスは3割程度の乗客を乗せて伊丹空港を発車し、雨は一旦止んだものの曇り空の中を三ノ宮に向けて走ります。途中渋滞がないのにも関わらず高速道路をゆっくりと走り、通常所要時間が40分とされる距離を50分かけて三ノ宮駅前に到着しました。目的地が神戸あれば何ともない事柄ですが、実はここでバスの乗り継ぎを予定しているEVA-CHINには時計と睨めっこであります。15分の接続時間が5分へと短縮し、しかも空港連絡バスの降車場所と淡路島行きのバス停は離れている事実を現場で知ったのであります。三ノ宮は初めて利用した駅では無いので最終的には切符を購入し間に合いましたが、接続は上手く乗り切ったものの少し焦りを感じた旅路でありました。三ノ宮発淡路夢舞台行きの高速バスは1時間に1本の運行で、神戸三ノ宮から高速舞子を経由しウェスティン淡路がある淡路夢舞台に向かいます。途中高速舞子からは本数も増えるので電車で移動する場合は、舞子経由でバスに乗られた方が本数も多く良いかも知れません。
バスは淡路島の「東浦バスターミナル」で多くの乗客を下ろし、数組の乗客を乗せてウェスティンホテル淡路前に到着しました。EVA-CHINと嫁さんは荷物があるのでバスを最後に降り、プラプラとエントランスに向かいました。

ドアマン      : 「ご宿泊ですか?」

EVA-CHIN   : 「はい、そうです。」

ドアマン      : 「お荷物をお預かりしましょうか?」

EVA-CHIN   : 「お願いします。」

ドアマンに荷物を渡すと、タグを渡されました。

ドアマン     : 「フロントでこのタグをお渡しください」

身軽になったEVA-CHINと嫁さんはエントランスを通り、2階にあるフロントへ向かう為エスカレーターに乗りました。ウェスティンホテル淡路ではエスカレーターを上り切った所にフロントがあり、既に何組かがチェックインをしている様であります。

ベルガール : 「ご宿泊でしょうか?」

EVA-CHIN  : 「はい、そうです。」

ベルガール : 「お名前をお伺いしても宜しいでしょうか?」

EVA-CHINが名前を告げると、ベルガールはフロントへ確認に向かいました。暫くするとEVA-CHINの所に先程のベルガールが戻って来ます。

ベルガール : 「お部屋の準備が出来ておりますので、チェックインを承ります。」

EVA-CHIN  : 「それは良かった。」

ウェスティン淡路のチェックインは15時ですが、実は30分ほど早い14時30分頃に到着していたのであります。ベルガールは直ぐにフロントへと案内し、フロントは端末で確認をしてチェックイン業務が始まりました。
予約の確認をしたフロントは最初にレジカードを差し出してきました。EVA-CHINは今回の料金を確認した後、電話番号と名前のみを記入してレジカードをフロントに戻します。次にフロントはお部屋のカードキーを用意しましたが、キーを入れるケースには多くの券が付いておりました。今回利用したプランは「御食国(みけつくに)ディナープラン」で、このプランではデラックスルームの宿泊の他にファンダイニング「コッコラーレ」のコース料理または日本料理「はなの」の会席料理の夕食と「コッコラーレ」の朝食ビッフェ、淡路夢舞台温室「奇跡の星の植物館」の入館券がセットになっております。更に今回は料理のアップグレードと天然温泉「美湯ビュー松帆の郷」送迎付き入場券もお願いし、フォルダーには様々な券が付いたのであります。先ずフロントは夕食券の説明から入り、今回も日本料理「はなの」で18時に予約している事を確認します。続いて朝食の説明でコッコラーレの位置を確認し、事前にメールで伝えていた天然温泉「美湯ビュー松帆の郷」の送迎バスの予約時間を確認します。

フロント   : 「5分前に1階の入口にお越しください。」

了解です。前回はルームチェンジの関係で慌しく1階に向かった事を思い出しました。でも今回は16時までまだまだ時間があります。今度はゆっくりと向かうことが出来そうです。

フロント   : 「「奇跡の星の植物館」は21時まで開いております。」

ウェスティン淡路は今回で3回目になりますが、思えば「奇跡の星の博物館」には行った事が無いですね。16時に温泉、18時に夕食と予約が入っているので、夕食の後に行ってみようかな。

フロント   : 「新聞は読売新聞でよろしいですか?」

EVA-CHIN : 「はい、お願いします。」

やはり、読みなれた新聞は良いですね。前回も読売をお願いしていましたので、やはり履歴に残っているのでしょうね。
順調にチェックイン業務も完了し、次にお部屋への案内となりました。ベルガールはEVA-CHIN達の荷物を確認した後、エレベーターホールへと案内をしていきます。

ベルガール : 「本日は最上階10階のお部屋をご用意しております」

今回は10階ですか。最上階も嬉しいですが、前回と異なる方向だといいなぁ。

ベルガール : 「エレベーターを降りられましたら、左へお進み下さい。」

左ですか?これで何となくお部屋の方向が分かりました。ほぼ間違いなく前回と同じ方角であります。エレベーターを降りて左に進み、次の角も左に曲がります。製氷室、非常出口の位置を確認した後、今回お世話になるお部屋に到着しました。先ずはベルガールがドアロックを解除した後、EVA-CHINと嫁さんはお部屋の中へ入ります。やはり前回と同じ景色でありましたが、今回はタバコの臭いも気にならず結構気に入りました。事前にメールで「デラックスダブルタイプには完全禁煙のお部屋がない」と聞いていただけに心配な要素でしたが、今回の消臭は完璧であります。でも変だな?今思えばチェックインの際にフロントで「完全禁煙のお部屋」と言っていたような気がします。どちらが本当なのかなぁ。

ベルガール :「何かございましたら、サービスエクスプレスが24時間対応しております。」

ベルガールは荷物をお部屋の中に置いてEVA-CHINに鍵を渡した後、部屋から立ち去りました。温泉の送迎バスの出発時間まであと1時間半。しばらくお部屋で寛ぎながら久しぶりのウェスティンホテル淡路の雰囲気を楽しんだのであります。

※写真とコメントは過去の宿泊記を引用しているものがあります

ベッドルーム

今回利用したのは国際会議場側のデラックスダブルルームで広さが42平米あります。スーペリアタイプでも37平米以上の広さがありますので、ウェスティンホテル淡路は全室がゆとりある設計をしております。


ベッド

ウェスティンと言えば有名なのが「ヘブンリーベッド」でしょう。ウェスティンホテル淡路は日本で初めて「ヘブンリーベッド」を全室に設置したホテルであります。この「雲の上の寝心地」は一般販売もされておりますが、お値段もEVA-CHINから見れば雲の上です。


ナイトテーブル

ナイトテーブルはシンプルなデザインで、ルームライト、ナイトランプのオン・オフの他、明かりの強弱や「ルームメイクして下さい」、「起こさないで下さい」などのボタンが集約しています。


ソファ

今回は前回と同じく赤色のソファでした。部屋が広めなので割りと大きめのソファがあっても、広々と使えます。すぐ横の窓からは海も眺められますが、今回もあまり座る機会がありませんでした。


ライティングデスク

ソファの対面にはライティングデスクが置いてありました。こちらのデザインもシンプルでお部屋にとても似合います。スタンドの笠は各部屋ごとにソファの色と合わせているようで、こちらのお部屋では赤色でした。右の写真は折りたたまれて置いてあった鏡。簡単に組み立てられ写真の様に立たせることが出来ます。


テレビ

テレビは99年製の25型ブラウン管タイプでした。一般チャンネルが11、有料チャンネルが3、BGMが8チャンネルあります。


ミニバー

ミニバーは比較的に種類は少ないです。EVA-CHINが基準としているビールは450円で割安でした。種類はキリンラガーとアサヒスーパードライが常備されております。無料のお茶セットは煎茶、ほうじ茶の他に紅茶、コーヒーがありこちらは比較的に充実しています。ちなみに最高値はブランデーの1900円で前回と変わりません。


スリッパ

スリッパはEVA-CHINの好きなタオル地スリッパです。ロゴが入ると素敵なんだけどな。


キー

キーは扱いやすいカードキーです。デザインはとても素敵でウェスティンらしくヘブンリーベッドがプリントされております。今回も特典が多く、色々な券が入っております。


景色

今回利用したお部屋は国際会議場側ですが、その後方に海を望む事ができます。向かって右側は山になっているため、視界は公園側と比べてちょっと狭いでしょうか。こちらもバルコニー付ですが、冬の寒さでは写真を撮るだけの利用でした。


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