セントレジスホテル大阪

− グランドデラックスプリミエ・ハリウッドツイン 宿泊記 (2019年2月宿泊) −

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EVA-CHIN : 「やっぱり旨いなぁ。」

ここは大阪の中之島にあるリーガロイヤルホテル。こちらの地下1階には難波に本店がある「うどんの道頓堀今井」があるのですが、EVA-CHINはこちらの「かちん鴨うどん」に惚れ込んでいるのであります。何度となくこのお店に足を運んでおりますが、EVA-CHINの注文は常に「かちん鴨うどん」。出汁に溶け込む鴨の味と焦げが香ばしい焼き餅の組合せが、EVA-CHINを惹きつけるのよね。リーガロイヤルホテル内にある道頓堀今井はランチ休憩が無く、午前11時から営業しております。お昼時は混雑している事が多いので、14時位がいつも空いていてゆっくりと楽しめますよ。


道頓堀今井 リーガロイヤル店

大阪・中之島にあるリーガロイヤルホテルの地下1階、京阪・中之島駅に直結したパレロイヤルと呼ばれるショッピングギャラリーの一角に道頓堀今井・リーガロイヤル店があります。EVA-CHINが特におススメしたいのが「かちん鴨うどん(写真左)」。ちなみに「かちん」とはお餅のことで、この焼き具合が絶妙なのですよ。「鴨」がまた旨い味を引き出してくれて、出汁に浮かぶ油膜が何とも言えない魅力的な光景ですね。鴨の旨味に香ばしく焼き上げたお餅が驚くほど合い、お好みで「山椒」を掛けて頂きます。写真右は「きつねうどん」です。


今回の宿泊は残念ながらリーガロイヤルホテルではありません。キャリーバックを持ちながら大阪駅からリーガロイヤルホテルへ送迎バスでやってまいりましたが、うどんを食べ終わった後は再び送迎バスに乗って大阪駅へと戻ります。今回の宿泊は本町にあるセントレジスホテル大阪。以前はリーガロイヤルホテルから淀屋橋へも送迎バスが出ていたのですが、京阪中之島線開業に伴い淀屋橋への送迎バスは廃止されました。セントレジスホテル大阪は地下鉄御堂筋線の本町駅が便利なので乗り換えの面から考えても、一度大阪駅に戻った方が行きやすいと考えたのであります。

大阪の地下鉄には多い第三軌条の地下鉄御堂筋線本町駅。一度、セントレジスホテル大阪に宿泊したことがあるので、過去に利用した事のある駅です。なので、駅からホテルのある本町ガーデンシティへ直結する出口があることは知っています。問題は知っているだけで、何処の出口が本町ガーデンシティに直結しているかが分からず取りあえず改札を抜けた後に調べようかと思ったのですが、改札の外では地下通路で繋がっていない所も多い様で、行き着いたビルは本町通を挟んだ隣の御堂筋本町ビルにある地下街でありました。こちらのビルの地下にレストラン街があることを初めて知った点は良かったのですが、結構慎重に改札を選ばなければいけない駅ですね。取りあえず地上に出て外観が特徴的な本町ガーデンシティのビルを探し、交差点を渡ってホテルのエントランスへと向かいます。

セントレジスホテル大阪は御堂筋とは反対の東側にロータリーとメインエントランスを備えます。1階には「ル ドール」と呼ばれるレストランがあり外から中の様子が見えますが、今の時間帯はスイーツ系のビッフェをしている様に見えますね。ホテルには小さなエントランスが北面にもあるのですが、通りを回ってメインエントランスへ向かうとドアマンに声を掛けられました。


本町ガーデンシティ 1F

セントレジスホテル大阪は本町ガーデンシティの高層フロアにあるホテルです。メインエントランスは御堂筋の反対側の東側に面しており、こちらにはロータリーも備えています。北側にはレストランの「RUE D'OR (ル ドール)」が外から見えますが、こちらもセントレジスホテル大阪のレストラン。カジュアルながら伝統的なフレンチビストロのスタイルをベースにしていて、「キュイジーヌ ドゥ フロマージュ」がシェフのおススメみたいですよ。ただ「キュイジーヌ ドゥ フロマージュ」がどんな料理だか分からないのだけど・・・。テラス席もあって、なかなかお洒落な雰囲気があります。

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ドアマン : 「ご宿泊でしょうか」

宿泊の旨を伝えると1階にいるベルに引き継がれ、フロントのある12階へと上がります。フロントには2つのデスクがあり共にゲストがいる様子なので、フロント前のロビースペースのソファに案内をされました。

コンシェルジュ : 「どうぞ」

テーブルの上にお茶が出されます。少し待つ間にお茶を出してくれるなんて親切ですね。フロントはレストランや客室を行き来するゲストが必ず通るのですが、客層を見ていると東南アジア系の方が多い様です。

待つ事10分・・20分・・、はて?おかしくないかい?経年劣化の激しいソファで腰を下ろし、何も声を掛けられないまま時間だけが過ぎていきます。どう見ても、後から来るゲストの方が先にチェックインを済ませている感じ感が否めませんね。結局、ソファ席に通されて30分位経った後、コンシェルジュが EVA-CHINと嫁さんの所にようやくやって来ました。

コンシェルジュ : 「あと、3分待ってください。客室の清掃が終わりますので。」

EVA-CHIN   : 「それ・・・、早く言ってよ。」

30分位掛かるなら前もって言ってもらえれば本町ガーデンシティのショップを見て回ったり、近くにある和菓子屋を覗いてみたかったのになぁ。結局、その3分も大幅に越した後にチェックインが完了したのであります。

続いて客室への案内となります。フロントのある12階の西側には庭園があり、信じられないのですが、夏場はここでビアガーデンがあるそうです。客室階へのエレベーターホールの前にはレストランの「ラ ベデュータ」、こちらが翌日の朝食レストランとなります。ホテル予約時では朝食は1階にある「ル ドール」と書かれていましたが、現在は「ラ ベデュータ」に戻ったそうです。今回の宿泊する客室は21階のグランドデラックスプリミエ・ハリウッドツインで、ベッドルームは北側、バスルームは東側に窓があるお部屋でした。それではご紹介しましょう。


グランドデラックスプリミエ・ハリウッドツイン

グランドデラックスプリミエ・ハリウッドツインは、建物の角に位置した広さ46平米の客室です。ハリウッドツインタイプなのでベッド2台を密接させてワンベッドの様に見えるのが特徴ですが、グランドデラックスプリミエは通常のツインタイプもあります。ただキングタイプの設定は無かったので、今回はハリウッドツインにしてみました。こちらの特徴はビューバスタイプのお風呂がある点で、今回はここに惹かれてセントレジスホテル大阪を選んでみました。バスルームのご紹介は後ほど。


ベッド

シーリー社製マットレスを採用したベッドで、幅134 × 長さ203cmを2台密接させたハリウッドツインタイプです。どうしてもベッドスローや掛け布団の重なる部分で統一感が乱れてしまいますが、268cm幅のワイドなベッドになっている点は魅力的です。写真では取り損ねておりますが、ベッドのヘッドボードの上に「桜」か「イチョウ」の模様が描かれているのですが、今回はイチョウでした。


ナイトテーブル 

ナイトテーブルはシンプルなデザインと構成かと思いきや、引き出しを開けると格好良い操作パネルが現れます。照明はマスター、入口ライト、フットライト、テーブルライト、ベッドライト、ルームライトの操作。カーテンは遮光とレースカーテンの開閉、エアコン、「起こさないで下さい」ボタンの操作が出来、荷物が届けばバトラーボックス欄が光ります。


ソファ

窓際にあるソファはL字型タイプで、大きめな丸いソファテーブルを備えます。テーブルの上に乗っているオレンジジュースはウェルカムドリンクで、部屋まで案内してくれたコンシェルジュが用意してくれました。このウェルカム ビバレッジをはじめ、荷物の荷解きや荷造り、靴磨きといった伝統的なバトラー サービスがセントレジスホテル大阪の特徴ですが、2回目の宿泊ながらソフト面に妙な不安要素が持たれます。


ライティング デスク

ライティングデスクはEVA-CHINには丁度良いコンパクトなサイズです。何故丁度良いですかって?普段デスクで書き物をしないので、大概荷物置き場になっちゃうからです。(笑)


テレビ & ブルーレイ

テレビは42インチのシャープ製液晶アクオスです。地上8チャンネル、BS8チャンネル、ニュース・スポーツチャンネルとして CNN など8チャンネル、エンターテイメントとしてディスカバリーや FOX など6チャンネル、SPGチャンネルとしてサウンドを中心に7チャンネルがあります。ブルーレイはパイオニア製で機種は BDP-120 でした。ここは前回と同じですね。


プライベートバー

EVA-CHINの基準としている缶ビール(350ml)は1100円とお高めです。キリンクラシックラガー、アサヒスーパードライの2種がありました。最高値はシャンパン(Veuve Clicquot)のハーフサイズで8500円。ネスプレッソも置いてありましたが、カートリッジは Roma の1種のみです。お茶セットは煎茶、イングリッシュブレックファースト、カモミールが置いてあります。


ネラルウォーター

ミネラルウォーターはオリジナルになりました。ホワイトをベースにしたシンプルなデザインですね。採水地は探したけど書いていなかったのよね。以前のラベルでは岐阜県関市側島だったみたいだけど。


キー

キーはカードキーです。以前はブラックでしたが、今回はライトグレーになってました。カードキーはエレベーターに乗る際にも必要です。それにしても、ちょっと汚れているなぁ。


スリッパ

スリッパはタオル地感がよく出ているタイプですね。巾着に書かれているロゴも格好良いな。デザインも変わりましたね。


クローゼット

クローゼットはウォークインクローゼットです。ちなみにセントレジスホテル大阪のバトラーサービスでは、アンパッキング(荷ほどき)/パッキング(荷づくり)もあるんですよ。でも利用した事は無いですけどね。


バトラーボックス

ネーミングはホテルによって異なるものの、セントレジスホテル大阪ではバトラーボックスと呼びます。入口の扉を開けなくても、新聞や靴磨きサービスなどの物の授受が出来る便利なクローゼットです。が・・翌日に新聞が無かったのでリクエストしたら、バトラーボックスに入れるのではなく、普通にチャイムを鳴らして訪れてきました。


靴磨きサービス

今回は頼まなかったのですが、こちらは前回の宿泊の際に靴磨きをお願いした時のものです。バトラーボックスを介して、授受を行いました。

 


景色

今回のベッドルームからの景色は北側を楽しめました。階数は21階になります。北側は梅田方向で、コンラッド大阪のあるフェスティバルタワーが見えますね。セントレジスホテル大阪からの眺めもタワーマンションが増えてきたことを実感します。ちなみにビューバスを楽しめるバスルームからは東側の景色を楽しめました。こちらは次のページでご紹介します。


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