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シャングリ・ラ ホテル東京

− ホライゾンデラックス・キング 宿泊記 (2011年8月宿泊) −

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EVA-CHIN : 「そうだ、シャングリ・ラへ行こう。」

きっかけは非常に単純でありました。ある日、EVA-CHINの家に一通の郵便が届いたのであります。それはゴールドで見た目も派手な色使い。左上には「GOLDEN CIRCLE」、そして左下には「SHANGRI-LA」と書いてあり、早速郵便を開けてみると中に会員カードが入っていました。そう言えばオープンした2009年3月のチェックアウトの際に会員の申し込みをしたのですが、1ヶ月で本カードが手元に届くと聞いていたものの全く届かず、2年以上経って忘れた頃に登場したのであります。でも、これも何かのタイミングでしょうから、今回の宿泊を思いついたのでありました。

シャングリ・ラ ホテル東京の最寄駅は東京駅。大丸のある八重洲側で高速バスの降り場である日本橋口から直ぐ近くにあります。今回の宿泊は2回目なので何の迷いもなく、シャングリ・ラ ホテル東京のあるビルへ進みました。ホテルのフロントは28階にあるので1階はエレベーターホールのみですが、エントランスを入ると直ぐにベルから声を掛けられました。宿泊の旨と名前を伝えて荷物をベルに渡し、そのまま一緒にエレベーターへ乗り込みます。ベルはフロントのある28階のボタンを押しますが、その際に手元にある紙で何気なく何かを確認している様子でした。

28階に着くとフロントの前を通らず手前で曲がり、そのまま客室階用のエレベーターホールへ向かいます。先程ベルが紙で確認していたのは特別フロアであるホライゾンクラブの宿泊かを確認するリストだった様で、専用ラウンジのある37階に直接向かいました。専用ラウンジの入口には専用のレセプションがあり、ここでチェックイン・アウトが出来るようになっています。

コンシェルジュ : 「EVA-CHIN様、ご予約頂いております。結構・・だいぶ・・前にご利用頂いたのですね。」

そうですねぇ。いつの間にか2年5ヶ月ほど経っていますね。

コンシェルジュ : 「お帰りなさいませ。またご利用頂き、ありがとうございます。」

そして予約内容を確認します。1泊で2名、デラックスタイプの禁煙。今回は前回の宿泊と異なるように、ホライゾンクラブであること、そしてデラックスタイプである事を主眼に置いて予約しました。

コンシェルジュ : 「ホライゾンクラブのご利用はございますか?」

EVA-CHIN   : 「いえ、初めてです。」

この情報は特に履歴には残っていない様です。

コンシェルジュ : 「デラックスタイプで皇居側のお部屋をご用意させて頂いていますが・・・」

はい。

コンシェルジュ : 「本日は比較的お部屋の余裕がございまして・・・」

でしょうね、平日ですから。もしかして、アップグレードしてくれるのかな?

コンシェルジュ : 「特別料金にて、他のタイプのお部屋にご案内も可能ですか・・・」

やっぱり、特別料金ね。

コンシェルジュ : 「コーナーのお部屋でしたら1泊1万2千円の追加料金で承ります。」

前回、コーナーだったので必要ないなぁ。コーナーでも北側だったら良いけど、まだデラックスは泊まった事無い訳だし・・。

コンシェルジュ : 「同じデラックスタイプで、東京湾側でしたら4千円の追加料金にてご用意できますが・・・」

シャングリ・ラ ホテル東京では同じタイプのお部屋でも東京駅側(西側)と東京湾側(東側)とでは料金設定が異なり、東京湾側(東側)の方が価格が高く設定されています。東京湾側と言っても東京ゲートブリッジは見えますが海までの距離は遠く、日本橋・豊洲側って感じでしょうか。ちなみに近くの日本橋にあるマンダリンオリエンタル東京では反対で、東京スカイツリー側(東側)の方が大手町側(西側)より価格が安く設定されています。シャングリ・ラ ホテル東京のホライゾンクラブラウンジは東側にあるので、ここでゆっくりと景色を眺めることは出来ますし、前回の宿泊は東側だったので、今回はやっぱり西側を狙いたいですね。

EVA-CHIN : 「このままで良いです。」

必要のない旨を伝えます。

コンシェルジュ : 「ご登録頂いているご住所など、変更はございませんか?」

レジカードの内容を確認し、サインのみして戻しました。

EVA-CHIN  : 「そう言えば、このカードを持っているのですが・・・」

EVA-CHINは「GOLDEN CIRCLE」のカードをコンシェルジュに渡します。コンシェルジュはカードに書かれた番号を登録しました。

コンシェルジュ : 「新聞のお届けは如何致しましょうか?」

EVA-CHIN  : 「読売でお願いします。」

コンシェルジュ : 「明日のご出発でございますが、何時頃の予定でしょうか?」

EVA-CHIN  : 「お昼頃です。」

もちろん、ぎりぎりまで居ますよ。

コンシェルジュ : 「本日、お車のご利用でしょうか?」

EVA-CHIN  : 「ないです。」

と言うより、現在は車を持っていないです(笑)。車を手放してから不便さも感じず、維持費や税金が無くなったので、逆にかなり楽になりましたね。

コンシェルジュ : 「ホライゾンクラブに関して、ご説明させて頂きます。」

コンシェルジュは専用ラウンジの特徴を説明していきます。先ずティータイムでソフトドリンク、コーヒー、紅茶の用意やサンドイッチ、スイーツ、フルーツがあり、17時30分から20時まではイヴニングカクテルタイムとしてソフトドリンクに加えて、シャンパン、ワイン、カクテル、ビールを含めたアルコールの追加となる様です。20時を過ぎるとアルコール類は無くなりますが、ラウンジとしては22時までオープンしています。翌日のラウンジは午前11時からのオープンとなるため、ラウンジでの朝食の提供は無いとの事。これは当時、震災の影響による節電対策のためで、その代わりとしてレストラン「Piacere」での提供に変更されていました。ただ午前10時を過ぎると今度はロビーラウンジで11時30分までの提供となるようで、ちょっと複雑です。インルームダイニングでのセットにも変更できるとの事なので、前回と比較するためにも今回もインルームダイニングにしようかな。ちなみに午前11時前にチェックアウトする場合は専用ラウンジではなく、28階のフロントで行うそうです。でもこの制限は現在、解消されていると思います。

コンシェルジュ : 「その他のサービスをご案内致します。」

ホライゾンクラブでは他にも、スーツ又はドレスのプレスサービス(滞在中1回、宿泊人数分)、通常料金でのランドリー・エクスプレスサービス、ラウンジで用意されたパソコンの無料使用があります。

コンシェルジュ : 「今回のご宿泊代のご精算方法は、如何致しますか?」

EVA-CHINは胸ポケットに入れていたクレジットカードをコンシェルジュに渡しました。これでチェックインの手続きが終わり、お部屋に向かう事にします。もちろん荷物を先にお部屋へ持って行ってもらって、そのままラウンジで寛ぐことも可能です。

コンシェルジュに案内されたお部屋は専用ラウンジと同じ37階ですが、方向は反対の西側になります。でもラウンジへ行くのにエレベーターを利用する必要はないのでアクセスは簡単ですね。

コンシェルジュ : 「今回のお部屋は、こちらでございます。」

コンシェルジュがドアノブ付近にカードをかざすと扉は開錠し、EVA-CHINと嫁さんは中に入りました。窓からは東京駅と周囲のビル郡を眺める事が出来ます。もちろん、眼下には鉄道も見れます。

コンシェルジュ : 「こちらは、GOLDEN CIRCLE のメンバー様と言うことで、フルーツをご用意させて頂きました。」

GOLDEN CIRCLE は年会費が掛からないので、これなら入っていた方が得ですよね。

コンシェルジュ : 「お部屋のご説明は如何致しましょうか?」

一応、お願いする事にします。カーテンと照明、電話、エアコン、エスプレッソマシン、クローゼット、バスルームの説明を行い、ターンダウンサービスの希望時間を確認した後にコンシェルジュはお部屋を下がりました。今回も素敵なステイになりそうだな。


ベッドルーム

今回利用したのは広さ50平米のホライゾンデラックス・キングです。景色は東京駅側の西側を望み、反対の東側はホライゾンデラックスベイビューとして客室設備は変わりませんが値段が高く設定されています(一般フロアも同じです)。角部屋はプレミアルームとして設定されているためデラックスタイプは東側か西側しかなく、洗い場付きのお風呂がベッドルームと隣接しガラスで仕切られているのが特徴です。ちなみに左側がターンダウン前、右側がターンダウン後の様子となります。


ベッド

左側がターンダウンサービス前、右側がターンダウンサービス後のベッドです。ベッドは最高の寝心地を追求したシーリー社の“STEARNS&FOSTER”シリーズの特注ベッドで、肌触りのとても良いフランス製のリネンと共に最高の睡眠を約束してくれます。日中と夜とでは全く様子が異なりますね。


ナイトテーブル

ナイトテーブルはお部屋と似合う素敵なデザインです。照明はマスター、テレビ観賞用、読書灯、フットライトがあり、遮光・レースカーテンの開閉操作も出来ます。時計は見やすいアナログ式でした。


ソファ

ソファは窓際にあり、とてもゆったりと過ごせる長めのタイプです。このソファから景色を眺めながら寛ぐのも良いですね。


テーブル

ソファの横には収納式の小さなテーブルもあります。これは前回宿泊したプレミアルームにも同様にありましたね。この様に隠れたものが色々とあるかも知れません。


ライティング・デスク

デスクは楕円形でとても使いやすく、ルームサービス時はこのデスクで頂くのも良いですね。デスクにはラップトップ用ケーブル、インターネット用ケーブル、ビデオカメラ用ケーブル、オーディオ用ケーブルが入ったテクノロジーキットがあり、デスク脇にある端子に接続できます。


テレビ & DVD

テレビは42インチのシャープ製アクオスで、マンダリンオリエンタル東京の45インチより若干落ちますが、40インチをオーバーするホテルはなかなか無いですね。チャンネル数は地上8チャンネル、BS3チャンネル、CS22チャンネル、FM5チャンネルの合計38チャンネルあります。DVD/CDプレイヤーはBOSE製でCDも置いてありましたが、聴いていないのでどの様な曲が入っているかは分かりません。


プライベートバー

プライベートバーでは豊富な種類の飲み物が用意されています。先ず冷蔵庫ですがEVA-CHINの基準としている缶ビール350mlは800円+サービス料10%で、銘柄はサッポロエビスとアサヒスーパードライでした。ちなみに最高値は9000円のシャンパン(ハーフボトル)です。前回と比較するとお茶が缶では無くなっていますね。


ネスプレッソ

このネスプレッソマシンはホライゾンクラブの客室、及びプレミアルーム以上のお部屋にあり、エスプレッソが飲みたくなる度に、またとない美味しさを再現できる実に贅沢なマシンです。ネスプレッソには独自のコーヒーカプセルがあり、コーヒー豆はグラインドされてから直ぐにカプセルへ密封され数ヶ月間風味とアロマを保持すると言われています。操作は簡単で指定された場所にカプセルを入れるだけ。右写真の様にカプセルは3種類用意され、カプリチオ(緑)はかすかな酸味と個性的な穀物の風味、デカフェナート(赤)はカフェインレスコーヒーで、コロンビアを中心とした南米産のアラビカ豆に軽くローストしたロブスタ豆を少量加えたマイルドなエスプレッソ。リヴァント(黄色)は、中南米産のアラビカ豆をミディアムローストして、まろやかさと絶妙にバランスのとれた香りを引き出すなど、色々な味を楽しめます。


カードキー

カードキーのベースはゴールドで、写真では模様が分かり難くいですがとてもエレガントなデザインです。更にホライゾンクラブの文字が書かれています。ちなみに客室の扉にはキーの挿入口は無く、かざすだけで開錠ができる様になっています。


スリッパ

スリッパはEVA-CHINが好きなタオル地スリッパで、シャングリ・ラのロゴが素敵ですね。


ミネラルウォーター

以前は「VOSS」でしたが、今回は「富山県入善町の天然水」です。文字通り全国名水百選に選ばれた名水の里・富山県入善町で採水された天然水です。それにしても英語表記の「FROM JAPAN」は・・・・えらく大雑把ですね。


ウェルカムフルーツ

ウェルカムは「GOLDEN CIRCLE」の特典でフルーツです。もちろんフルーツを使って、壁紙用も写真も撮りますよ。(笑)


景色

今回は西側である東京駅側で、東京駅や駅前の丸ビル、新丸ビル、大手町のオフィス郡や背後に皇居の緑も見え、東京らしさを楽しめる景色です。眼下にはJR線が見えるので、鉄道の好きな方は西側がオススメですよ。


トレインビュー

東京駅発着の各列車を見る事が出来ます。時間が上手く合えば、E5系の「はやぶさ」も見ることが出来ますよ。東北・上越・長野新幹線系統は色々な車両があるので面白いですね。


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