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シャングリ・ラ ホテル東京

− プレミアルーム・ダブル 宿泊記 (2009年3月宿泊) −

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EVA-CHIN :「こっちでいいのかな?」

ここは東京駅八重洲北口にある大丸前。今回宿泊する「シャングリ・ラホテル東京」への行き方が分からず周辺を挙動不審に眺めるEVA-CHINなのであります。東京駅近くの丸の内トラストタワー本館にホテルがある事は事前の調べて分かったのですが、東京駅周辺では近年オープンしたビルも数多く、更に再開発の真最中で見通しが悪い為、どちらの方向に向かおうか迷っていました。最初はホテルが地下通路等で東京駅に直結しているのかと勝手に想像していましたが、東京駅構内を歩いてもその様な様子が全く無い為、一度外に出て周辺を見回す事にしました。

EVA-CHIN :「ここか・・・」

外に出て上を見回すと事前に調べて知ったビルが直ぐ目に入り、ホテルの位置を確認しました。よく見てみればホテルへ案内をする看板もあり、後は従って進めばホテルのエントランスへはスムーズに行けそうです。ただ東京駅に直近でも直結はしていないので、雨の日では傘が必要な感じですね。後で調べて分かったのですが、八重洲北口よりも高速バスの降車場がある日本橋口の方が近く、雨の日にホテルへ行かれる場合はこちらをオススメ致します。

ところでEVA-CHINは初めて泊まるホテルでは、ある仕事が必ずある事をご存知でしょうか。当サイトの宿泊記を見れば分かると思いますが、各ホテルのトップページには必ずホテルの外観の写真がありますよね。シャングリ・ラホテル東京も先ず外観の写真を撮ろうとカメラを向けたのですが、高層ビルの上層階にあるホテルではある程度離れた位置から撮影しないと見上げたアングルになる上、逆光だった為に八重洲側では断念しました。EVA-CHINは東京駅の反対側にある丸の内側でホテルの外観を写す事にし、再び東京駅構内へと戻ったのであります。

外観の写真も無事に撮り終えた後は、ホテルのエントランスへに向かう事にしました。再び八重洲北口に戻ってグラントウキョウノースタワーと丸の内トラストタワー本館の間から入り、ビル群のプロムナードを通ってエントランスに向かいます。シャングリ・ラホテル東京のエントランスは歩行者用のエントランスと丸の内トラストタワー本館の地下駐車場の2箇所がありますが、EVA-CHINは徒歩でホテルに入るので1階にある歩行者用エントランスから入りました。1階のエントランスはエレベーターホールのみの構成で、エントランスに入ると直ぐエレベーターホールがあり、エレベーターはエントランスのある地下1階と1階、27階の宴会場、28階のフロント、29階のレストランを結んでいます。ところで、エレベーターへ乗った際は必ず天井を見上げて見て下さいね。シャングリ・ラホテル東京では至る所にシャンデリアがあり、エレベーターの照明もシャンデリアになっているのです。

エレベーターはロビーのある28階に到着しました。エレベーターを降りるとそれほど広くはないロビースペースにソファが置かれ、直ぐ近くにフロントがあり、早速チェックインをお願いする事にしました。

EVA-CHIN :「EVA-CHINと申しますが・・・」

オープン直後の宿泊でしたが思ったよりは混雑はしておらず、直ぐにチェックインをお願いすることができました。フロントは端末でEVA-CHINの情報を検索し確認を行なうと、レジカードを早速EVA-CHINの前に差し出します。その際に禁煙ルーム、部屋タイプ、人数と料金の確認をし、EVA-CHINは住所、電話番号、生年月日を記入してレジカードを戻しました。

フロント :「お好みの新聞がありましたら、ドアの外にお掛けいたします。」

EVA-CHINはいつもの様に読売新聞をお願いしました。

フロント :「航空会社のマイレージはございますか?」

自慢ではありませんが、今でもマイレージを貯める習慣がありません。国内線は度々利用はするしホテルでも加算してくれる所が多くなったので、やっぱり持っていた方がお得なんでしょうね。

フロント :「駐車場のご利用はございますか?」

そう言えば、ホテルへ車で行った事は殆どないですね。東京のホテルならば電車の方が便利だし、気軽にお酒も飲めなくなるから不便だとEVA-CHINは思っております。ちなみに、EVA-CHINだってちゃんと車は持っていますよ。

フロント :「シャングリ・ラのメンバーシップがございまして・・・ご入会頂けますでしょうか?」

シャングリ・ラホテルにも全世界で利用できるメンバーシップがあります。年会費も一切掛からない様で、利用回数によって特典もどんどん上がるシステムになっています。

EVA-CHIN :「入会します。」

年会費が発生しなければ、持っているだけお得の様に感じてしまったEVA-CHINは直ぐに入会を希望しました。差し出された申し込み用紙に名前だけを記入し、登録は禁煙タイプのキングでお願いします。

フロント :「こちらは仮カードですが、本カードは後日、ご自宅に届きます。」

EVA-CHINはシャングリ・ラの仮カードを受け取りました。ちなみに宿泊してから3ヶ月近く経った現在でも、本カードは届いておりません。これもオープン直後の混乱なのかも知れないですね。(笑)

フロント :「お支払方法は如何されますか?」

EVA-CHINは胸ポケットに入れておいたクレジットカードを直ぐに手渡し、カードのプリントをお願いしました。

フロント :「今回は朝食が含まれたプランになっております。」

今回の予約も一休.com経由で行なっております。利用したプランは朝食付きで、イタリアンレストランのピャチェーレかルームサービスかを選択できる様になってました。その時の気分次第で決めるつもりですが、気軽に頂けるルームサービスの方が個人的に好みますね。

フロント :「他に何かできる事はございますか?」

EVA-CHINは特に無い旨を伝えると、お部屋への案内となりました。

フロントから引き継いだベルガールは部屋の鍵を持って客室用のエレベーターホールへと案内します。

ベルガール :「お荷物は大丈夫ですか?」

一泊なので二人とも荷物は軽いのですが、嫁さんはベルガールに荷物をお願いしました。フロントを出ると直ぐに大きなシャンデリアがEVA-CHINの目に飛び込みます。

ベルガール :「メインのシャンデリアで、夜になればライトアップされます。」

27階から29階の3フロアを使った大きなシャンデリアが西側に飾られていました。フロントは中間の28階なので、正にシャンデリアのメイン部分が目の前に見えます。シャンデリアの周りを取り囲むように螺旋階段もあり、夜になったらじっくりと楽しんでみたいですね。

奥に進んでいくと客室用のエレベーターがあります。こちらのエレベーターは27階から37階までのエレベーターで、客室から外に出るためには一度エレベーターを乗り継ぐ必要があります。

ベルガール :「お部屋は31階にご用意しています。」

ベルガールは28階に日本料理の「なだ万」、宿泊するゲストならば誰でも利用できるフィットネスクラブとプール、そしてシャングリ・ラホテルで有名な「CHI SPA」を紹介してくれました。暫くするとエレベーターは31階に到着し、廊下を進んでいきます。今回利用するお部屋は角部屋であるプレミアルームなので、一番奥へと足を進めました。

嫁さん    :「フカフカの絨毯ですね。」

ベルガール :「フカフカの絨毯はシャングリ・ラの持つ3つのDNAの一つです。」

DNAと言われると難しく考えてしまいますが、簡単に言えば特徴やこだわりみたいなものでしょうか。

ベルガール :「他には先程のシャンデリアとその周りを渦巻いた螺旋階段となっております。」

このホテルでシャンデリアが多く目に入るのは、その為なんですね。一番奥のお部屋の前に到着しベルガールはカードキーをドアノブ付近にかざしました。

ベルガール :「当ホテルは、鍵をかざすタイプになっております。」

ドアを見ると確かにカードキーの挿入口は無く、カードキーをかざして緑色が点灯すれば開けられる様になっていました。ベルガールが扉を開けると落ち着いた色の壁が見え、アプローチはL字型(部屋タイプによって異なります)になっています。このホテルクラスでは珍しく入口にカードホルダーがあり、カードキーを入れることによって電源が入る仕組みになっていました。ベルガールに案内をされて奥へ進むと、明るく非日常的な世界が広がります。

ベルガール :「こちらがプレミアルーム、68平米のお部屋でございます。」

お部屋の広さは68平米で、ホテルによってはスイートクラスの広さですね。プレミアルームの最大の特徴はコーナールームであることです。建物の四隅に配置されたお部屋で、それぞれが2面の窓を備えています。もちろん1フロアに最大4部屋が限界ですから、実に限られたお部屋だと思います。

ベルガール :「宜しければソファにお掛け下さい。お部屋の説明をさせて頂きます。」

EVA-CHINと嫁さんはソファに座り、ベルガールにお部屋の案内をしてもらいました。

ベルガール :「レースカーテンが下りているのですが、立地の関係で隣りがオフィスビルになっています。」

確かにプレミアルームは角部屋2面に大きな窓を備えています。ただ残念なことに南側のプレミアルームはグラントウキョウノースタワーが直ぐ隣りにあるため、1面はオフィスビューになってしまっています。平日は働くビジネスマンが目の前に見える距離なので、ベルガールが言うとおりレースカーテンは常に下ろしておいた方が良いです。ちなみに北側のプレミアルームは2面に景色が眺められる様になっているので、景色重視の方は北側をオススメしたいですね。

ベルガール :「こちらは臨海側で、夜になると葛西臨海公園の観覧車が光ります。」

EVA-CHINの利用したプレミアルームの1面は、千葉県側を眺める東側でした。こちらは手前に日本橋界隈、月島の高層ビル群、遠くに臨海地域を眺める景色です。

ベルガール :「お時間になるとディズニーランドの花火が、小さく見られる事もあります。」

どの位の大きさで見られるか想像出来ないですが、距離があるので小さいでしょうね。この後はテレビやバスルームの説明を行い、お部屋の説明が終わるとEVA-CHINはベルガールからカードキーを受け取りました。

ベルガール :「ご滞在中は全てサービスセンターで承ります。」

ベルガールはお部屋を下がったのでEVA-CHINは先ず、景色をじっくりと楽しむ事にしました。南側は確かにオフィスビルで何も見えないですが、東側の景色は目の前にコレド日本橋が見えて確かに初めて見る景色です。マンダリンオリエンタル東京の日本橋三井タワーは北側が見えやすい位置の様でギリギリ見える程度でしたが、通常のデラックスルームならば東側か西側しか窓が無いので満足のいく景色ですね。

ピンポーン

お部屋のチャイムがなり出てみると、先程のベルガールがウェルカムアメニティを持ってやって来ました。初ステイでウェルカムをもらえると思っていなかったのでとても嬉しく、届けられた箱の中にはチョコレートが綺麗に並べられておりました。

ベルガール :「プレミアルームはエスプレッソマシンが付いていますので、ご利用下さい。」

聞いてみるとエスプレッソマシンは通常のお部屋にはない設備の様です。これは是非、飲んでおきたいですね。色々な設備やサービスで持て成してくれるシャングリ・ラホテル東京。今夜は素敵なステイを楽しめそうです。


プレミアルーム

今回宿泊したお部屋は広さ68平米のプレミアルーム・ダブルです。プレミアルームの最大の特徴は建物の四隅に配置されたコーナールームであることで、それぞれが2面の窓を備えています。もちろん1フロアに最大4部屋が限界ですから、実に限られたお部屋だと思います。細かく分けると「プレミア」と「プレミア・ベイビュー」に分けられ、東京駅のある西側が「プレミア」、日本橋側の東側は「プレミア・ベイビュー」となっており、レイアウトも微妙に異なっている様です。


ターンダウンサービス後

夜景が広がりタンダウンサービスが行われると、一気に非日常的の素敵な空間が広がります。


ベッド

左側がターンダウンサービス前、右側がターンダウンサービス後のベッドです。ベッドは最高の寝心地を追求したシーリー社の“STEARNS&FOSTER”シリーズの特注ベッドで、ベッドスローの色がコントラストを引き立てますね。肌触りのとても良いフランス製のリネンと共に最高の睡眠を約束してくれます。


ナイトテーブル

ナイトテーブルはお部屋と似合う素敵なデザインです。照明はマスター、テレビ観賞用、読書灯、フットライトがあり、遮光・レースカーテンの開閉操作も出来ます。時計は見やすいアナログ式でした。


レースカーテン

レースカーテンはロール式で、上から下りてくるタイプです。夜は夜景を見ながらカーテンを開けて寝たいですが、東側は夜明けになると眩しくなるので、ベッドから操作できると実に便利ですよ。


ソファ

ソファは窓際にあり、とてもゆったりと過ごせる長めのタイプです。このソファから景色を見ながら寛ぐのも良いですね。右側写真のようにちょっとしたテーブルもありますが、収納時は目立たないので知らなかった方も多いのではないでしょうか。


ライティング・デスク

デスクは楕円形でとても使いやすく、ルームサービス時はこのデスクで頂くのも良いですね。プレミアルームなので2面の窓があり本来ならばデスクの奥は窓ですが、隣のビルが近すぎてレースカーテンを開けたままにするには、ちょっとした勇気が必要です。尚、デスクにはラップトップ用ケーブル、インターネット用ケーブル、ビデオカメラ用ケーブル、オーディオ用ケーブルが入ったテクノロジーキットがあり、デスク脇にある端子に接続できます。


鏡台

ベッドの脇には立派な鏡台が設置されていましたが、荷物置場になってしまいました。(笑)


テレビ & DVD

テレビは42インチのシャープ製アクオスで、マンダリンオリエンタル東京の45インチより若干落ちますが、40インチをオーバーするホテルはなかなか無いですね。そしてテレビの両サイドには、音質に定評があるBOSE製スピーカーが置かれています。テレビは地上8チャンネル、BS3チャンネル、CS23チャンネル、FM5チャンネルの合計39チャンネルあります。DVD/CDプレイヤーは、スピーカーと同じBOSE製でした。


プライベートバー

プライベートバーでは豊富な種類の飲み物が用意されています。先ず冷蔵庫ですがEVA-CHINの基準としている缶ビール350mlは、800円+サービス料10%で、銘柄はアサヒ熟撰、サッポロエビス、ヴァルシュタイナーがあり、最高値は9000円のシャンパン(ハーフボトル)でした。特筆したい点はお茶セット・右上写真で、煎茶(黄緑)、イングリッシュブレックファスト(黒)、ジャスミン茶(グレー)、ウーロン茶(青)、アールグレイ(赤)がそれぞれの缶に入っており、左上写真の急須と共に本格的に頂けるスタイルとなっています。


ネスプレッソ

このネスプレッソマシンは一般的な客室であるデラックスルームには無く、プレミアルームだからこそ楽しめる差別化された設備で、エスプレッソが飲みたくなる度に、またとない美味しさを再現できる実に贅沢なマシンです。ネスプレッソには、独自のコーヒーカプセルがあり、コーヒー豆はグラインドされてから直ぐにカプセルへ密封され数ヶ月間風味とアロマを保持すると言われています。操作は簡単で指定された場所にカプセルを入れるだけ。右写真の様にカプセルは3種類用意され、カプリチオ(緑)はかすかな酸味と個性的な穀物の風味、デカフェ・インテンソ(赤)は、こんがり焼いた穀物の香りとかすかなココアの香りを持つ力強い味わいのエスプレッソ。リヴァント(黄色)は、中南米産のアラビカ豆をミディアムローストして、まろやかさと絶妙にバランスのとれた香りを引き出します。


カードキー

カードキーのベースはゴールドで、写真では模様が分かり難くなってしまいましたが、とてもエレガントなデザインです。ちなみに客室の扉にはキーの挿入口は無く、かざすだけで開錠できるのでとても便利ですよ。


スリッパ

スリッパはEVA-CHINが好きなタオル地スリッパで、シャングリ・ラのロゴが素敵ですね。


ウェルカムアメニティ

ウェルカムアメニティはチョコレートを頂きました。ちなみにチョコレートの下に敷き詰められているのは砂糖で、チョコレートが一層美味しそうに見えます。この器も趣があって素敵ですよね。


景色 (東側)

今回は東側と南側に窓を持ったプレミアルームで、こちらは日本橋・両国・月島方面の景色を楽しめます。先ず左側の写真ですが東側でも北方向の景色で、中央に見えるビルがコレド日本橋になります。右側の写真は東側でも南方向の景色で、月島にある高層マンション群がよく見えますが、ベイビューとネーミングがある割には、かなり遠くの様に感じますよ。夜になると葛西臨海公園の観覧車が光ったり、運が良ければディズニーの花火が見える時があるそうです。


景色 (南側)

こちらは南側の景色?です。目の前にあるのはお隣にあるグラントウキョウノースタワーで、ホテルより高い建物なので南側の景色は全滅です。グラントウキョウノースタワーはオフィスビルなので、平日は働くビジネスマンが良く見えますよ(笑)。ちなみに対面のビルのガラスに、マンダリンオリエンタル東京の日本橋三井タワーが写っていますね。北側のプレミアルームに泊まると、日本橋三井タワーが良く見えますよ。


景色 (西側)

こちらは東京駅のある西側の景色です。但し、撮影は27階の宴会場の階から行っているので、実際は見え方がちょっと変わるかも知れません。丸ビルと新丸ビルが堂々と建っており、ビルの間から皇居の緑が見えますね。


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