ザ・リッツカールトン大阪

− スーペリア・ダブル 宿泊記 (2008年10月宿泊) −

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EVA-CHIN :「やっぱり近いねぇ。」

阪急梅田駅からリッツカールトン大阪へ向かって、地上を歩いていくEVA-CHIN。ハービスのエントランス付近から空を見上げると、リッツカールトン大阪と新たに出来たブリーゼタワーを見る事が出きるのですが、相当な近さに驚かされます。2008年1月に訪れた際はブリーゼタワーが工事中でしたが、現在は新たなスポットとしてオープンしていました。近年に於けるハービスOSAKA付近の成長は著しく、狭いエリアで「ハービスENT」、「ヒルトンプラザ」、「ブリーゼタワー」がオープンしており、ショッピングが充実しているエリアでもあります。

今回、伊丹空港に到着してリッツカールトン大阪に直接向かったのですが、阪急梅田駅から来たのはモノレール&阪急宝塚線を利用した為でした。このルートは空港リムジンバスよりも安く片道420円(モノレール200円・阪急220円)で利用する事が出来、空港リムジンバスで厄介な渋滞を避けられるメリットがあります。モノレールの乗車区間が一駅でちょっと勿体無い気分にもなりますが、荷物があまり多くなければこのルートも結構オススメですよ。今回の利用では時間的にも空港リムジンバスとあまり変わらず、割と利用価値のありそうな方法だと思いました。


ザ・リッツカールトン大阪 と ブリーゼタワー

ブリーゼタワーは西梅田に誕生した33階建てのビルで、オフィスや専門店、レストランが入った複合ビルですが、ザ・リッツカールトン大阪の直ぐ隣りにあります。近年、西梅田周辺の開発は凄いスピードで進んでいますね。


リッツカールトン大阪には1階のエントランスから入りました。未だにメインエントランスから堂々と入る勇気は無く、「ザ・ロビーラウンジ」や「ザ・リッツカールトン・ブティック」の横を通るいつものルートで入ります。何度もリッツカールトン大阪を訪れていますが、やはりこの重厚感ある空間はとても好きですね。「ザ・ロビーラウンジ」では生演奏を行っていて立ち止まりたくなりますが、先ずはチェックインを行うためにフロントへ向かいます。今回の利用は土曜日なので混雑をイメージしていたのですが平日に利用する雰囲気とあまり変わらず、フロントも空いていたのは予想外。フロントに近づくと直ぐに空いているカウンターに案内をされてチェックイン手続きが始まりました。

EVA-CHIN : 「EVA-CHINと申しますが・・・」 ← 実際は実名ですよ。

ちなみに、今回の利用はクラブフロアではなくて一般フロアです。

フロント     : 「本日からご1泊、スーペリアのお部屋。お値段はこちらで・・・・」

予約内容を確認しEVA-CHINはレジカードにサインをしてフロントに戻します。

フロント     : 「別の係の者がご案内致しますので、ロビーでお待ちください。」

チェックインはスムーズに運び、EVA-CHINはロビーに行って案内を待つ事になりました。リッツカールトン大阪での土曜日宿泊は初めてなので、当初は狭い空間でもあり混雑を予想していました。でも実際は平日とあまり変わらず、ロビー空間も空いています。確かに「ザ・ロビーラウンジ」は平日よりもお客様が多い感じは見受けられますが、やっぱり景気に関係があるのですかね。

ベル      : 「EVA-CHIN 様」 ← くどいですが、実際は実名です(笑)

ロビーで座って待っていると声が掛かりました。待ち時間も短く、直ぐに案内の出きる用意が出来たみたいです。

ベル      : 「お荷物をお持ちいたします。」

1泊なので荷物は仕事で使うようなバック一つだけでしたが、ベルに荷物をお願いしました。エレベーターホールに案内をされて、エレベーターに乗り込みます。

ベル      : 「以前にご利用頂いたことが・・・」

EVA-CHIN : 「はい、何度か。」

ベル     : 「本日はお仕事ですか?」

EVA-CHIN : 「いいえ。仕事では泊まれませんよ。」

でも宿泊記を作るために泊まる様なものでもありますから、ある意味お仕事でもありますね(笑)。実際にEVA-CHINが仕事上で泊まれるホテルは9000円位までですよ。出張で宿泊することは確かにあるのですが、懇親会も伴うのでホテルでは寝るだけの存在になってしまいます。本当は例えビジネスホテルでも寛ぎの時間が欲しいですけどね。

ベル       : 「本日は32階の11号室でございます。」

一般フロアでは一番高い32階をアサインしてくれました。この上の33階から35階がクラブフロア、36階と37階がスカイビューの位置付けですから感謝ですね。以前に宿泊した際、高層階が好みの旨をベルガールに伝えた事があるのですが、今思えばその後から一般フロアでも考慮して頂けている感じがします。

宿泊する3211号室はエレベーターホールの直ぐ近くにあります。初めはどの方角か、どの様なお部屋か思い出せませんでしたが、扉を開けた瞬間に分かりました。入った瞬間、左側にバスルーム、右側にベッドルーム・・・・スーペリアルームの中でもお部屋の形が歪なものの、東側と西側の2面の窓を持つ人気の高いスーペリアルームです。

EVA-CHIN : 「直ぐ近くに大きなビルが出来たみたいですね。」

東側の景色は眺められますが、実は末尾11番のお部屋からはブリーゼタワーは見えません。リッツ自身のビルで東側の一部が隠れ、調度ブリーゼタワーが見えないのです。

ベル     : 「はい、ブリーゼタワーと申しまして、オフィスとかお店等が色々と入っております。」

ブリーゼタワーは33階の高層ビルで、商業ゾーンである「ブリーゼブリーゼ(BREEZE BREEZE)」は、ブリーゼタワーの地下1階から6階、及び33階の計8フロアで構成されています。ブリーゼタワーの中心はオフィス(10階〜32階)ですが、ホールや会議室も備えているビルです。

ベル     : 「今月の初めにオープン致しました。」

EVA-CHINがリッツカールトン大阪に宿泊したのは10月。商業ゾーンである「ブリーゼブリーゼ(BREEZE BREEZE)」は、2008年10月3日にグランドオープンしています。

ベル     : 「リッツカールトンがオープンした頃は、周りは何も無くて更地の所も多かったですが・・」

ちなみにリッツカールトン大阪は1997年にオープンしています。約10年の間に周辺の高層ビルが急激に多くなってきました。

ベル     : 「元々、北側と西側も全く無かったのですが、今、明治安田生命のビルがありますし・・」

確かに北側でもクラブフロア程の高さに宿泊しないと、景色がビルに邪魔される感じがしますね。

EVA-CHIN  : 「流石に、オープン時の景色は知らないですね。」

ちなみにEVA-CHINがリッツカールトン大阪に初めて泊まったのは2000年です。

ベル      : 「宜しければ、早速ウェルカムドリンクをご用意致しますが。」

EVA-CHINは用意をお願いすることにしました。

ベル          : 「グレープフルーツジュース、アップルジュース、ミネラルウォーターのどれに致しますか?」

EVA-CHIN   : (えっ!?)

実は頭の中ではオレンジジュースをイメージしていたのですが、聞き間違えたのかな?

EVA-CHIN  : 「すいません。もう一度お願いします。」

ベル      : 「グレープフルーツジュース、アップルジュース、ミネラルウォーターのどれに致しますか?」

やっぱり聞き間違いでは無いようですね。オレンジシュースは候補に出ていません。強硬的にオレンジジュースをお願いするほど勇気はありませんので、ミネラルウォーターをお願いします。今回はクラブフロアでは無い為、ターンダウンサービス時にミネラルウォーターは無い事を前提にお願いしました。ベルは早速お部屋を下がり、ウェルカムドリンクの用意を行なって戻ってきます。

ベル         : 「そちらのテーブルに置いておきますね。」

ウェルカムドリンクと一緒に持ってきてくれたのはクッキーでした。EVA-CHINはフルーツよりクッキーの方が嬉しいですね。でも以前貰ったチョコレート&ドライフルーツも結構好きだったけどな。

ベル        : 「本当に秋晴れの良いお天気ですね。」

10月でしたが夏の様な暑さでした。半袖一枚でも、外に出ていれば汗が出てくる様な陽気です。

ベル        : 「他にご用意とかお伺いする事はございますか?」

特に無い旨を告げると、ベルはお部屋から下がりました。

今回は一人ステイですが、リニューアル後の初ダブルルームです。前回はツインに宿泊しましたが、ベッドスローの柄やソファの色が異なっていますね。早速EVA-CHINはお部屋の撮影を始めて、暫くリッツカールトン大阪の空間を楽しんだのでありました。


ベッドルーム

今回は末尾11番のスーペリアルームで、リニューアル後のダブルは初めての宿泊です。ベッドルームはベッドやソファ、カーテン等の装飾が大きく変わった事で更に素敵な雰囲気となりました。お部屋の形は歪ですがデラックスと同じく角に窓を持ち、2方向の景色が楽しめるので隠れた人気があるお部屋です。


ベッド

左側がターンダウンサービス前、右がターンダウンサービス後のベッドです。ダブルもベッドカバーではなくベッドスロータイプに変更されていますが、前回とは柄が異なってますね。今回はお部屋全体がブルー系ですが、どうやらブルー系が一般フロア、レッド系がクラブフロアとなっている模様です。


ナイトテーブル

ツインタイプはベッドの中央にありますが、ダブルタイプはベッドの両サイドにあります。ナイトテーブル自体はリニューアル前と変わっていない気がしますが、スタンドと電話は変更されています。ナイトテーブルはボタンも大きくて分かりやすく、レースカーテンと遮光カーテンをそれぞれ電動で操作することが可能で、もちろんルームライトやデスクライトを操作する事が出来ます。ナイトテーブルにあった電話はクラブフロアと同じくコードレスタイプに変更されていました


ソファ

ソファ、ソファテーブル共に変更されており、お部屋の色と合わせてブルー系でした。ただ前回のツインの宿泊ではソファが2つありましたが、今回のダブルでは一つだけです。やはりオットマンがあると寛げますね。


ライティングデスク

末尾11番のスーペリアルームでは、窓際にライティングデスクが置かれています。右側の写真で分かるように東側と南側の2方向が楽しめ、窓から眺める景色も素敵ですね。イスも2脚ありデスクスペースも広く、とても使い心地が良いです。デスクから景色を眺めるのも、ベッドルームを眺めるのも素敵な時間を過ごせますよ。


ライティングデスク のサイド

クラブフロアと同じく一般フロアのライティングデスクにも、入力端子やコンセントが新たに付けられ、テレビへの出力、インターネット用LAN、ビデオ入力、オーディオ入力、コンセントなどがあります。


テレビ & DVD/CD プレイヤー

一般フロアでもテレビはブラウン管タイプのワイドテレビからパナソニック製の37型のプラズマテレビに変更されました。テレビは前に引き出して左右に向けることが可能で、チャンネル数は地上、BS、CSで17チャンネル、ラジオ&BGMを6チャンネル楽しめます。ちなみにDVD/CDプレイヤーはソニー製です。


プライベートバー

前回のクラブフロア宿泊時と比較して頂けると分かるのですが、少し冷蔵庫の中身が少なくなってます。基準としている缶ビール(350ml)1本の値段は950円(税込・スーパードライ、モルツ、ラガー・エビス)でエビスも同じ値段ですが、今まであったハイネケンがなくなっていました。無料のお茶セットはアフタヌーンダージリン、アールグレイの2種の紅茶とコーヒーはアロマリッチオリジナルブレンド、他にも煎茶、ほうじ茶、うめこぶ茶と豊富に用意されていますが、前回と比べると種類は減ってますね。


スリッパ

スリッパは従来と同じです。リッツのロゴや縁に色が付いたデザインには、とても素敵ですね


キー

キーも従来と同じです。キーホルダーのデザインは格好よいですが、それなりの重さがありますね。でも良く見ると、前回のクラブフロアの鍵と微妙に違うのね。


ウェルカムアメニティ

今回はミネラルウォーターとチョコチップクッキーを頂きました。クッキーは家に持ち帰ったのですが、そう言えばいつの間にかに無くなっちゃったなぁ。


景色

今回はスーペリアルームですが、東側と南側の景色を楽しめました。ただし建物の構造的な特徴で、通常のデラックスより視野は狭く感じます。正確に言えば通常のスーペリアから眺める東側と南側の中間と言った方が良いかもしれませんね。


次はバスルームへ・・・

末尾11番と12番のスーペリアルームは、通常のスーペリアとレイアウトが異なり、バスルームからベッドルームをこの様に見ることができます。この間の廊下にプライベートバーとクローゼット、お部屋の出入口があります。


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