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次はバスルームであります。リッツのバスルームは一般フロアもクラブフロアもハード的には変わりはなくどちらもイタリア産の大理石を使ったダブルシンクの豪華なバスルームでありますが、常備されているバスアメニティに関しましては一般フロアと比較して若干の差が出ております。例えば、「あかすり等に使用するへちま(LOOFAH BATH PAD)」や以前に一般フロアでも目にすることが出来た「爪やすり」、そしてバスタブにはバスピローも置かれており、本当に若干ではありますが差別化されいる様でありました。バスルームの広さに関しましては見た目にも一般フロア共に変わりは無く、部屋番号で各階共通する仕様だと思われます。その為以前EVA-CHINも利用したことがありますが、クラブフロアでもジャワーブースが無いバスルームも同様に存在しますし、タオルを掛ける位置が異なる一回り小さいバスルームも存在すると思われます。今回EVA-CHINが利用したデラックスタイプのバスルームでも一般的なスーペリアタイプのバスルームと変わりはありません。

※写真とコメントは過去の宿泊記を引用しているものがあります

バスルーム

とても広くて明るいバスルームはほのかで上品な香りに包れ、使いやすいダブルシンクとイタリア製の大理石に囲まれた非日常を特に感じるスペースです。ちなみに、トイレは扉で仕切られ個室空間になっております。


バスタブ

とてもワイドでゆったり感のあるバスタブです。洗面台の写真にあるオレンジ色のバスソルトを入れると、この写真のようにお湯が緑色に変わります。とても良い香りがして、心からリラックスできますよ。またシャワーカーテンは2重になっており、内側のカーテンの端にはマグネットが付いていて、カーテンを留めることが出来ます。


シャワーブース

3方を大理石に囲まれた、贅沢そのもののシャワーブースです。振り向けばリッツロゴのお洒落なタオルがあって、幸せ気分そのものですね。クラブフロアではシャワーブース内でも、シャンプー、コンディショナー、シャワージェルが置いてありました。


トイレ

トイレは個室になっております。バスルームと一緒になっていると落ち着かない人も多いのではないでしょうか。


  

タオル

リッツロゴの入ったお洒落なタオルです。タオルの枚数はクラブフロアでも変わらず、バスタオル(3)、フェイスタオル(3)、ハンドタオル(4)でした。


 

バス・アメニティ

洗面台ではシャンプー・コンディショナー・シャワージェル・ローション・マウスウォッシュがありますが、更にシャワーブース内にもシャンプー・コンディショナー・シャワージェルが置いてありました。またクラブフロアでは一般フロアでお馴染みのバスアメニティの他に、あかすり等に最適な「へちま」、「爪やすり」が置いてありました。


バスピロー

クラブフロアではバスピローが常備されております。


バスローブ

現在採用されているリッツのバスローブは肌触りがとても良く、EVA-CHINお気に入りのバスローブです。写真では分かりにくいですが、縁が薄紫色で腕まくりした形になっており、以前と比べてちょっと重くなっております。


カップ

細かいですが、プラスチック製のふたにリッツのロゴがプリントされました。


さて、ラウンジへ行く前に久しぶりのデラックスですので部屋の写真を撮る事にしました。嫁さんは邪魔にならない様に1階へ見学に行くとの事でEVA-CHINはお部屋の写真を撮り、適当に撮り終えた所で1階へと向かって妻と合流したのであります。もちろん結婚以前から妻は当サイトの存在を知っており客室内で大量に撮影するEVA-CHINの奇行は理解してくれている様ではありますが、普通にホテルを楽しむ以外の行動でもありますのでこの先も協力してくれるかドキドキものであります(笑)。しかし後になって思ったのですが、鍵を持たずして1階へ出発した妻は正に片道切符状態。ご存知の通りクラブフロアに戻るにはエレベータ内で客室のキーを差し込まなければならない為、もしお連れの方が鍵も携帯も持たずして出た場合は注意が必要であります。
ところでリッツにも「リッツカールトン・ブティック」と言う素敵なお店があるのですが、リッツと繋がるハービス大阪にも高級ブランドを中心としたお店も数多くあります。更に2004年11月には同じハービス大阪のお隣に「ハービスエント」と言われるエリアがオープン致しました。こちらも高級ブランドのお店を中心とした構成で既に大阪の人気スポットとなり、ハービスエントでは「大阪ブルーノート」や「劇団四季劇場」も入居しており、ますます梅田近辺のお店は充実していくようであります。妻と合流した後はすぐに34階のクラブラウンジへと向かったのでありました。


ハービスエント

手前に写っているビルがハービスエントで高級ブランドショップや劇場、事務所などが入居しています。


34階に到着してクラブラウンジへ入ると、EVA-CHIN以外にラウンジを利用しているゲストは極めて少なく、奥のスペースに入って一組おられるだけでありました。既にクラブラウンジでは全スペースが禁煙化され、タバコ嫌いのEVA-CHINには更に心地よいラウンジになったのであります。席はほとんど空いているので一番奥の出窓近くにある席に座る事にしたのですが、ラウンジ内では比較的窓の近くにある席は少なく、今回EVA-CHIN達が座ることが出来た席は南側と東側を楽しめる夜景が綺麗な席なのであります。席につくと早速コンシェルジュが近寄り、EVA-CHIN達は最初にシャンパンをお願いしました。シャンパンをお願いしている間にラウンジで提供されるオードブルを取りに行ったのですが、さすがはリッツのクラブラウンジであります。並んでいる食材はとても素晴らしく、ついつい全ての料理に手が出てしまいそうなのであります。下の写真は料理の一部ではありますが、手に取ってみたくなった方も多いのはないでしょうか?


 

クラブラウンジ

リッツのクラブラウンジは有名ですが、平日に利用すると利用客が少なく優雅に楽しめます。チェックイン、チェックアウトもできるレセプションデスクもラウンジ内にあり専任のコンシェルジュが対応します。提供される料理も、朝食(7:00〜10:30)、ミッドデー・リフレッシュメント(ライトスナック・11:00〜14:00)、アフタヌーンティー(スコーンやお茶菓子・14:30〜16:30)、リフレッシュメント(オードブル・17:00〜19:30)ナイトキャップ(お休み前の小菓子・20:00〜22:00)の1日5回変更されていく様です。


美味しそうでしょ!

提供されている料理の一部です。写真は「リフレッシュメント(オードブル・17:00〜19:30)の時間帯で撮影しました。


ところでEVA-CHIN達がラウンジに入る以前からいた一組のグループ。ラウンジが静かな為やむ終えず話し声がよく聞こえてしまったのですが、どうやら商談でこのラウンジを使っているようであります。ラウンジを利用するのはもちろん宿泊客ではありますが、その用途は様々であることを改めて認識したのであります。オードブルを軽くお皿に取って席に戻れば、コンシェルジュがシャンパンを持ってやってきました。シャンパングラスには小さな果実も入っておりとてもお洒落でありまして、ほんの些細な点ではありますがシャンパンの出し方にも個性を感じるのであります。ラウンジには未だEVA-CHIN達以外は商談利用の一組のみ。空いているラウンジほど贅沢な使い方はありませんが、心行くまでクラブラウンジを楽しむことが出来たのでありました。
シャンパン2杯の後はもっぱらビール。美味しいオードブルを頂きながら相変わらずのアルコールを主成分としたEVA-CHINのラウンジタイムは、何時の間にかに時間が過ぎていくのであります。初めは少なかったラウンジ内のゲストも時間が経つにつれて増えていき、EVA-CHIN達が出る頃には程よい数になったのであります。それでも空席が目立つ光景を目にすると、平日を利用してホテルステイをすることは最も贅沢な楽しみ方の一つと言え、土日休みでは無いEVA-CHINの変則勤務に唯一感謝する点でもありました。


やっぱり、ビールでしょ!

綺麗な夜景を見ながら飲むビールは格別ですね。


さて、お部屋に戻ったEVA-CHIN。すでにターンダウンが行われベッドが純白になっておりました。窓から眺める景色もさすがはデラックスタイプのお部屋だけあって東側と南側の景色がワイドに楽しめ、正に星を散りばめた様な素敵な夜景に釘付けとなったのであります。お部屋がデラックスタイプの場合、窓のそばに位置しているのはライティングデスクでありまして、EVA-CHINはデスクの上にある数々のご案内の中からルームサービスメニューをペラペラと眺めてみたのであります。前回の宿泊時で既に変更されていたのですが、リッツのルームサービスメニューは、値段は置いておくとしても実に充実しているのであります。その中でも一番目を引くのはやはり「ラグジュアリー・ブレックファースト」でしょう。朝食で7000円(税込み8305円)と言うお値段はEVA-CHINには縁の無いものであり、土産話にも出来ない高嶺の花であります。ちなみに構成はこの様な感じであります。

・ グラスシャンパーニュ
・ フレッシュオレンジ又フレッシュグレープフルーツジュース
・ マスクメロン 季節のベリー添え
・ シリアルドライフルーツ入りグラノラヨーグルトとミルク添え
・ スモークサーモン
・ ボイルドエッグ キャビアとサワークリーム添え
・ テンダーサーロインステーキ マデラソース トリュフ添え
・ 季節のグリーンサラダ
・ ブレックバスケット(クロワッサン・マフィン・デニッシュペストリー・ロールパン)
ストロベリー・マーマレード・アプリコットジャムとエシレバター
・ チーズセレクション クラッカー添え
・ お好きなもの・・・
挽きたてコーヒー カフェインレスコーヒー ティー エスプレッソ 
カプチーノ カフェオレ ミルク チョコレートミルク

どなたか既にご利用された方がいらっしゃいましたら、ご感想をお聞かせくださいね。

さて、しばらくお部屋から景色を楽しんだ後はバスタイムを楽しみ入浴後はバスローブを羽織ながらフルーツを頂くEVA-CHIN。しかしその直前にはフルーツの皮むきを妻から教えてもらうEVA-CHINの姿があったのでした。ちなみにEVA-CHINの妻は元レストランの料理人なので、料理に関しては技術も知識も何も言えないEVA-CHINなのであります。

翌日、ちょっとお寝坊をして8時30分頃に起きだすEVA-CHIN。外は台風が近づいて雨かと思いきや実際は曇り空だったのであります。しかも生駒の山並みまで見えるほど視界は良好で、本日台風が最接近するとは思えない空模様なのであります。本日はチェックアウトした後、大阪駅から列車に乗る予定もあるので交通機関が乱れないことを祈りながら、EVA-CHIN達は身支度を行って9時ちょっと前にラウンジへと向かったのであります。宿泊階は35階なので階段を使って降りラウンジに入ってみると、席はもちろん幾つか空いてはおりましたが、昨夜以上にラウンジを利用するゲストの方がいらっしゃいました。


天気は・・・・

翌日は曇り空からのスタートでした。生駒の山並みまで見えたので視界は良かったのですが、次第に雨が降り出し風が強くなり、結局台風直撃になりました。


階段

クラブフロア内では、34階にあるクラブラウンジへ直接階段で行くことが出来ます。


ラウンジの朝食はビュッフェ式であります。適当な位置に席を決め料理が並ぶテーブルに向かうと、EVA-CHINはいつも通りお肉を中心とした食材ばかりをお皿に取っていったのでありました。妻のお皿と自分のお皿を見比べてみれば、やはりEVA-CHINは未だに成長できず、そのアンバランスの有様はこの先にセンスが果たして良くなっていくのか疑問を感じたのであります。リーガPTのラウンジでは「和」が中心でありましたが、リッツの場合は「洋」が中心であります。利用する曜日によってはシェフが卵料理を目の前で作ってくれると聞きますが、EVA-CHINはどちらかと言えば朝はクラブラウンジを利用するより「スプレンディード」の方が好みかもしれません。ただクラブラウンジはクラブフロア宿泊者だけの特権でもありますので、例えばスプレンディードの朝食券を持っていたとしても、恐らくラウンジへ足が向いてしまうでしょうね。
最後にコーヒーで一息ついた後お部屋に戻ると、チェックアウトまでは残り2時間程度になっておりました。新聞を読みながら紅茶を飲んでいればあっという間の時間であります。最後に身支度や忘れ物が無いかチェックした後、今度はエレベータでラウンジへと向かいました。クラブフロアならチェックインもアウトもラウンジで座りながら行うのであります。再びラウンジに入ると朝食時で見たゲストの姿は無くなり、また静かなラウンジへとなっていたのでありました。コンシェルジュにチェックアウトの旨を伝えて鍵を渡して席に座ると、早速手続きをしてくれたのであります。

コンシェルジュ : 「お飲み物をお持ちしましょうか?」

いえいえ結構ですよ。2人ともまだお腹が一杯であります。暫くするとコンシェルジュはおしぼりを用意してきたのでありました。

コンシェルジュ : 「こちらは昨日お部屋へご案内した者からですが・・・」

と、チョコレートとメッセージを書かれた名刺を頂きました。暫くクラブフロアを利用できなかった間に、また真心が増えたようであります。有り難く名刺を頂きEVA-CHIN達は出発をする為立ち上がったのでありました。

コンシェルジュ : 「サンドイッチもご用意しておりますので、如何ですか?」

うーーん、しばらく居たい気持ちは山々なのですが・・・、でも次に乗る電車決まっておりあと30分ほどなので、残念ながら出発をしなければならないのであります。

EVA-CHIN ; 「電車がありますので、出発します。」

そう伝えるとコンシェルジュはエレベータホールまでEVA-CHIN達を見送り、閉まるドアの先で深々とお辞儀をするのでありました。
やはりクラブフロアはホテルの中のホテルであります。次回のリッツは一般フロアかクラブフロアか悩みそうなEVA-CHINなのでありました。

 


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