ザ・リッツカールトン大阪

- クラブ・デラックス 宿泊記 (2004年10月宿泊) -

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EVA-CHIN : 「雨が強くなってる・・・」

難波グランド花月から出てきたEVA-CHINは空の様子を見て気を落としたのであります。昨日までは綺麗な青空だった関西の空も台風が近づく影響で雨が大粒になり、行き交う人達も傘の花を咲かせていたのでありました。午前中にリーガPTを出発したEVA-CHINは本日家路へ着くのではなく、今夜はリッツカールトン大阪に宿泊する予定なのであります。その前に大阪観光の一つとして本日は難波グランド花月に足を運び、大阪のお笑いを堪能したのでありました。皆様ご存知の通り難波グランド花月は、吉本新喜劇や漫才等を生で楽しめるお笑いの大御所・吉本興業の劇場。テレビでいつも見ている芸人を生で見られるお笑い好きにはパラダイスなのであります。公演は1日2回(休日は3回)の設定があり全席指定なのですが、今日は平日の雨にも関わらず通常の席だけでは追いつかず補助席まで登場。さらに当日販売は立ち見となる盛況ぶりにただただ驚かされたのであります。それにしてもこちらの劇場は一風変わっておりまして食べ物の制限が特に無いようなのであります。その為お客様が持ち込んだ食べ物の香りが劇場内に充満し、更には公演の合間に「たこ焼き」の立ち売り販売まで出るという大阪商人のたくましさを感じる劇場なのであります。ちなみに難波グランド花月ではインターネットで前売り券も販売しております。全席指定なので楽しまれる日が決まっていらっしゃる場合は、インターネット等で前売り券を購入されることをオススメ致します。当日券よりお安く購入できる上、席もその場で決まって安心だと思いますよ。
さて、難波グランド花月を出たEVA-CHINは難波駅周辺のアーケード街を通りながら何店かのたこ焼き屋さんでたこ焼きを嫁さんと賞味しながら、今夜お世話になるリッツカールトン大阪へと向かったのであります。いつもは一人で訪れるリッツも今回は2人ではありますが、アプローチは毎度同じくJR大阪駅から徒歩で地下街を通ってハービスへと向かったのでありました。今回は雨と荷物があるのでLANVIN横のエントランスからは入らず地下のエントランスから入ってエレベータで1階へ向かうことにしましたが、どちらにしてもメインエントランスは通らないEVA-CHINのコンセプトは変わらないのであります(笑)。
エレベータで1階に着くと重厚な廊下が目に入ってきました。「ザ・ロビーラウンジ」ではバイオリンの生演奏を行っており、平日でとても静かなホテル空間には贅沢過ぎると思うほどの空気が漂っていたのであります。更に奥に進みロビーへ入ると数名のゲストがソファへ座っていたのですが、目をフロントに向ければチェックインをするゲストの姿は無く、早速フロントへと向かったのであります。

EVA-CHIN : 「EVA-CHINと申しますが・・・」

EVA-CHINはフロントで最初に目が合った男性に声を掛けてみます。テケテケと端末を動かしEVA-CHINの予約確認をしたのでありました。

フロント  : 「本日はクラブフロアをご予約頂いております。」

実はそうなのであります。今回は久しぶりのクラブフロアを一休.comさんを利用して予約したのであります。クラブフロアではチェックインを1階のフロントでは行わず、34階にあるクラブラウンジにて行われるので、この場ではレジカードの記入は無いのであります。

フロント : 「ご案内の準備が出来るまで、ロビーでお待ちください。」

EVA-CHIN達は荷物を預けてロビーへと向かったのでありました。
暫くするとベルガールがEVA-CHIN達の前に現れました。どうやら案内の準備が出来たらしく、早速ベルガールの後に付いてエレベータホールへと向かったのであります。

ベルガール ; 「本日は大阪駅からですか?それとも伊丹でしょうか?」

すみません・・・前々日から大阪におりましたので恥ずかしながら大阪駅からであります(笑)。雨に濡れなかったですか?というお気遣いの会話だと思うのですが、大阪駅には変わりないので大阪駅と答えたものの、直前にいた難波ではかなり濡れた為慌ててジャケットを見るEVA-CHINなのであります。尚、リッツカールトン大阪は地下通路経由でJR大阪駅、阪急・阪神・地下鉄難波駅に繋がっておりますので、雨に濡れずにくる事は可能です。ただ初めて大阪駅周辺の地下街に足を踏み込むと迷ってしまう可能性はございますので心してくださいね。
34階に到着すると着物を来たコンシェルジュが出迎えてくれました。クラブラウンジまで案内をしてくれたベルガールはココまでで、クラブフロア専任のコンシェルジュが対応します。

コンシェルジュ : 「EVA-CHIN様、お待ちしておりました。」

早速声を掛けられ窓側の席に案内されます。その途中では別のコンシェルジュに「お帰りなさいませ」と声を掛けられたのであります。案内をされた席には既にレジカードがテーブルの上に用意されておりました。

コンシェルジュ : 「何かお飲み物をご用意いたしましょうか?」

「ビール!」と心の中で叫びたいEVA-CHIN。

嫁さん       : 「何がありますか?」

EVA-CHINが口を緩む寸前に嫁さんが聞いたのであります。

コンシェルジュ : 「コーヒーに紅茶、オレンジジュ-ス・・・・」

残念ながらその中にはビールと言う文字は無かったのでありました。
2人ともコーヒーのリクエストをするとおしぼりと共に用意をして頂き、次にチェックイン手続きとなります。手続きと言っても出発日、値段、部屋タイプを確認してレジカードにサインをすれば完了なのであります。暫くはコーヒーを飲みながらラウンジで時間を過ごし、一息付いた頃にお部屋向かう事にしました。席を立つとすぐにコンシェルジュが部屋の鍵を持ち案内へと移ったのであります。

コンシェルジュ : 「大阪へは本日起こしになられたのでしょうか?」

これまた、返事をし辛い質問ですね(笑)。話題はやはり台風が近づいてきたこともあり、台風の話が中心であります。

コンシェルジュ : 「明日も大阪ですか?」

EVA-CHIN   : 「いいえ、明日は北陸へ向かいます。」

実はEVA-CHIN。リッツの後は北陸へ向かい温泉を楽しむ事にしていたのであります。一体どんな天気になっているか怖いですが、それ以上に明日の交通状況が怖い気もしたのであります。
お部屋に到着しドアを開けてもらうEVA-CHIN。お部屋の番号は「3510」。この時点でお気づきの方はリッツにお詳しい方と思いますが、今回のお部屋はスーペリアでは無くデラックスなのであります。実は「一休.com」に予約した際にはスーペリアだったのではありますが、予約後にさらに安いレートでキャンペーン販売をしたらしく、リッツから一休を経由してお部屋をアップグレードする旨のメールが事前に来ていたのであります。デラックス自体も久しぶりであり、今回はデラックスのままお願いしたのでありました。
お部屋に入るといつものスーペリアとは異なり角の2面窓、方向は東と南を望む35階のベスト方向であります。ソファテーブルの上にはウェルカムフルーツ。今回は「洋ナシ」と「カキ」であります。いつもであればチョコレートの方が好きなEVA-CHINではありますが、今回は2人ですのでフルーツの皮むきは嫁さんにお願いすればフルーツでも良いかな・・・と(結局、面倒くさいだけなのかも?)。

EVA-CHIN : 「でも、これは・・・?」

さらソファテーブルにはリッツのロゴで包装された箱が置いてあったのであります。いつものウェルカムフルーツとは別にです。フルーツの下にはいつものメッセージカード、箱の上には別にお手紙が置かれておりました。早速手紙を見てみると・・・

EVA-CHIN : 「うわぁお」

何とリーガPTで色々とお手配をして頂いた大阪の友人達からのプレゼント第2弾なのであります。リーガロイヤルでも感動させて頂いたのですが、まさかリッツでもこの様なお気遣いをして頂いているとは思わず、本当に驚いたのでありました。
この場ではございますが大阪の友人の方々、本当にありがとうございました。
さて、お部屋の様子を見てみましょう。今回利用したのは「クラブ・デラックス」と言われるタイプで、角に2面の窓がある広さ約52平米のお部屋です。スーペリアより若干広いこのタイプの特徴は2方向の景色が楽しめる窓がある事で、今回は人気の高い東側と南側の景色を望むことが出来ました。お部屋は35階なのでこの上にあるスカイビューと比較しても景色はあまり変わらないほど素敵な景色を楽しめます。クラブフロアは33階から35階に設定された特別のフロアで特にラウンジが有名ですが、お部屋の装備にも一般フロアと若干の違いがあります。まずベッドはフェザーベッドに変わり寝心地が更に柔らか。テレビの上にはCD・MDプレイヤーが置かれ音楽も楽しむことが出来ます。ミニバーでは「お茶」ではなく「紅茶」へ変わっており、素敵なシュガースティックが置いて有りました。さらに前回では見られなかったコーヒーも置かれており追加された様であります。コンシェルジュから鍵を受け取ると、コンシェルジュはラウンジでお持ちしておりますとの事。もちろん参りますよ。ホテルの中のホテルと呼ばれるこのフロアを楽しませて頂きます。

※写真とコメントは過去の宿泊記を引用しているものがあります

ベッドルーム

今回利用したのはクラブフロアのデラックスタイプで広さは約52平米、スーペリアタイプよりも広いお部屋になっております。デラックスタイプの最大の特徴は、お部屋の角に2面の窓を持っており眺めがとても良いこと。今回は夜景が特に綺麗な東側と南側を楽しむことができました。ちなみに左はターンダウン前、右はターンダウン後のお部屋の様子です。


ベッド

左がターンダウン前、右がターンダウン後のベッドになります。一見、一般フロアとクラブフロアに違いが無いように見えますが、クラブフロアでは寝心地が柔らかなフェザーベッドを採用し、更にリネンの肌触りも上質なものになっている様な感じが致します。


ナイトテーブル

EVA-CHINの経験上では全て同じタイプです。ボタンも大きくて分かりやすく、レースカーテンと遮光カーテンの開け閉めが、独立して操作できるのは嬉しいですね。


ソファ

オットマン(足乗せ)付きのソファの座り心地は実に素晴らしく、とてもリラックスできます。ソファテーブルにはウェルカムアメニティのフルーツの他に、大阪の友人からプレゼントを頂きました。

 


ライティング・デスク

ヨーロピアンクラシックの重厚なライティングデスクでレター類やソーイングセット、ホテルの案内等の情報が沢山つまっております。デラックスタイプでは窓の側に配置されており、またクラブフロアではFAXが置いてあります。


テレビ

テレビはワイドですがブラウン管タイプで、液晶テレビを配置するホテルが多い今を考えるとそろそろ変更して欲しいですね。クラブフロアではテレビの上にMD・CDプレーヤーが置いてあります。

 


 

ミニバー

クラブフロアでは紅茶セット(ダージリン、ピーチ、イングリッシュ・ブレックファーストの3種)の他にコーヒーが新たに用意されておりました。ちなみに標準としている缶ビール(350ml)1本のお値段は850円(税込892円)で、国産4種、海外(ハイネケン)1種があります。


FAX

クラブフロアではライティングデスクの上にFAXが用意されております。EVA-CHINは一度も使用したことがありませんが・・・


ウェルカム・フルーツ

今回はウェルカムアメニティはフルーツで「柿」と「洋ナシ」を頂きました。EVA-CHINの様な不器用な方は、どちらも皮むきに苦戦するフルーツであります。


パジャマ

とてもゆったりとしていて、リッツロゴが素敵なパジャマです。やっぱりシティホテルにはパジャマかナイトシャツがお似合いだと思います。


スリッパ

やっぱりタオル地のスリッパは履き心地が良いですね。ちなみに袋はリッツのロゴ入りですが、スリッパ自体にロゴはありません。


鍵はカードキーではありませんが、お洒落なリッツロゴのキーホルダーが付いた特殊な鍵になっており、クラブフロアへのエレベータ操作にはこの鍵が必要になります。


 

景色

今回は35階のデラックスタイプなので、東側と南側の景色を高層階から楽しむことが出来ました。リッツでは東側と南側の人気が高く、これらの方向は目の前に高いビルが少ないため綺麗な夜景を楽しむ事ができます。東側では遠く生駒の山並みや大阪城を眺めることが出来、南側は特に夜景が綺麗な方向で、両方の景色を楽しめるデラックスはとても贅沢なお部屋だと思います。


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