ザ・リッツカールトン大阪

デラックスダブル 宿泊記 (宿泊2002.07)

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EVA-CHIN    : 「う〜む・・・」

EVA-CHINは悩んでいたのであります。実は今回の旅行、目的地は関西ではなく九州なのであります。しかも交通手段は羽田から飛行機なので関西には全く縁がないのではありますが、ただ九州を往復しただけではあまりにも面白く無い気がしてならないのです。ならば「行きはダイレクトに九州へ行き、帰りは大阪経由にしてみてはどうだろう」っと考えたものの、飛行機は電車と違って簡単に途中下車をする訳にもいかず、大阪経由にしてしまうとかなりの交通費がかかってしまうのでありました。しかしEVA-CHINは過去に、松山から関空乗り換えで羽田へ帰ったというお馬鹿な経緯をもっております。このような問題も、大して時間は掛かりません。

EVA-CHIN    : 「まっ、いいか」

この一言で全てが片づきました。今回大阪に寄りたかった理由は単純そのもので、リッツカールトン大阪に宿泊したくなっただけなのであります。しかし普段は16時前後を目標にチェックインをするEVA-CHINでも、今回ばかりはスケジュール的に難しく、どんなに早くても19時。それでも旅行代理店を通じで宿泊予約を行うのでありました。

さてさて、宿泊日当日です。EVA-CHINは長崎空港から飛行機で伊丹空港へと入ります。伊丹空港に到着した時間は既に18時45分を回り、急いでバスの切符を購入して梅田行きのバスに乗るのでした。今考えてみると、梅田→伊丹空港は何度も乗車するものの、伊丹空港→梅田へは初めて。梅田周辺の空港リムジンバス乗り場は割と点在していて、今回乗り合わせたのは「マルビル」行きでありました。ちにみにマルビルとは「大阪第一ホテル」のこと。ビルが茶色で円柱型に出来ており、ビルの最上部には電光掲示板があって、ニュース等を表示している面白いビルなのであります。リムジンバスは発車し梅田へと向かいますが、時間が悪かったようで高速道路では渋滞ができておりました。ほぼ満員の乗客を乗せてノロノロ走り、渋滞が無ければ20分程度で走れる距離を、50分程度掛けてマルビル前へと到着します。EVA-CHINはマルビル前は初めての下車だったのですが、ヒルトン大阪とマルビルの間にある道が降車場だったので、特に迷うことなくリッツカールトンが入居するハービス大阪へと到着したのでありました。EVA-CHINは一度お手洗いに行き身なりを確認した後、いつも通りメインのエントランスではなく、LANVIN横にあるエントランスからホテルの中へと入ります。今回は平日の利用のためか、あまり他のゲストの姿は目に付かず割と空いているように感じるのでありました。

EVA-CHIN   : 「おや!?」

ロビーに出ると、前回とは違った配置になっている事に気づきました。コンシェルジュ・デスクができたようなのであります。もともとロビー空間が広くは無いリッツカールトン、確かに新設するならばこのエリアしか無いかも知れませんが、一層ロビーが手狭に感じてしまうのはEVA-CHINだけなのでしょうか。それはともかく、チェックインです。EVA-CHINは早速フロントへと向かいます。フロントの手前にはベルガールがおり、ベルガールから声を掛けてきたのでありました。

ベルガール : 「XXXXX・・・・・・」

EVA-CHIN   : 「はぁ!?」

恥ずかしながら、EVA-CHINは何と言われたのか聞き取れなかったのであります。聞き直して見た所、「チェックインの間、バックをお預かり致しましょうか?」という事でした。軽いバックではありますが、お願いする事にします。

EVA-CHIN   : 「EVA-CHINと申しますが・・・」

今回対応して頂いたのは女性の方でした。フロントにあるパソコンをテケテケ入力しながら情報検索しますが、今回はいつもと違った切り出し方から始まりました。フロントがレジストレーションカードを持ちながら・・・

フロント   : 「EVA-CHIN様、本日からご一泊で承っております。

EVA-CHIN  : 「はい」

フロント    : 「恐れ入りますがEVA-CHIN様、以前ご記入して頂いたとは思いますが・・」

EVA-CHIN  : 「はい!?」

フロント     : 「実は電話番号が旅行代理店の番号になってしまっておりまして・・・・

EVA-CHIN  : 「はぁ。」

フロント    : 「もう一度ご記入して頂けませんでしょうか?」

差し出されたレジストレーションカードを見ると、何故か電話番号欄が「03-」で始まる東京の番号になっておりました。普段ならサイン一つで済むレジカードですが、今回は住所、電話番号もしっかり書き、フロントに戻すのであります。予約はいつもと同じ旅行代理店からしたのに、今回は何故こういう現象が起きてしまったのでしょう。さらに・・・・

フロント   : 「いつも禁煙ルームをご利用頂いておりますが、実は今回満室になっておりまして・・・」

EVA-CHIN   : 「えっ!?」

フロント   : 「申し訳ありません。その変わり、デラックスルームをご用意させて頂きますので・・・・」

何という事でしょうか。チェックインが遅くなったばかりに、禁煙ルームが全てふさがってしまったようなのであります。昨日の「ホテル ヨーロッパ」に引き続き、煙草のお陰でお部屋がアップグレード。運が良いのか悪いのか、複雑な心境です。

フロント   : 「その分、景色は綺麗ですから・・」

景色が綺麗だと言われてもねぇ。でも、無いなら仕方がない事です。EVA-CHINは大人ですので、ダダはこねません。そのまま了承し、今回はデラックスダブルへの宿泊となるのでした。

フロントから先ほどからバックを持ってもらっているベルガールにバトンタッチされ、お部屋への案内となりました。

ベルガール   : 「お帰りなさいませ。いつも有り難うございます。」

嬉しい挨拶をしてくれたベルガールはスプレンディードの案内をした後、その奥のエレベーターホールへと進んでいきます。エレベータでは殆ど待つこともなく直ぐにドアが開き、エレベータへ乗り込むのでした。上昇するエレベーターの中で・・

ベルガール : 「EVA-CHIN様、いつもフルーツをご用意しておりますがチョコチップクッキーもございます。」

EVA-CHIN  : (へ〜、フルーツ以外もあるんだ・・・)

ベルガール : 「どちらの方をご希望されますでしょうか?」

EVA-CHIN  : 「チョコチップクッキーでお願いします。」

ベルガール : 「フルーツはお嫌いですが?」

EVA-CHIN   : 「いえいえ、前回リンゴを2つも出されてしまって、食べきれなかったものですから・・・」

ベルガール : 「リンゴ2つもですか!?申し訳ございません。リンゴ2つも・・・・」

しまったー、笑い話程度に流すつもりが、逆に嫌みに聞こえちゃったのかな!?このEVA-CHINの言葉によるものか分からないものの、禁煙ルームの満室状態も重なって、この後「申し訳ありません」という言葉が続くベルガールなのでありました。ちなみに今回チョコチップクッキーが用意されている背景には、夏場で果物が傷みやすいという理由があるようです。

さて、お部屋の前に到着したEVA-CHIN。早速ベルガールに扉を開けてもらい中に入ります。ベッドルームは既にターンダウン済みの状態で、ベッドが純白になっておりました。窓からの景色は淀屋橋方向で、リッツの中では25階という低層階でも、綺麗な夜景を楽しむことができます。

ベルガール : 「臭いは大丈夫でしょうか?気になるようでしたら、別のお部屋をお探ししますが・・・」

EVA-CHIN  : 「これ位でしたら大丈夫です。ただし・・・これを撤去して頂ければ。」

EVA-CHINが手に取ったのは灰皿です。これが目に入るか否かでは、煙草嫌いの者にとっては大きな違いなのであります。

ベルガール : 「空気清浄機の在庫がありましたら、お持ちいたしましょうか?」

そのようなアイテムもあるんですね。すっかり忘れておりました。EVA-CHINはお願いすることにします。ベルガールは一度退出し、ウェルカムドリンクと先ほどリクエストしたチョコチップクッキーを用意した後、戻って参りました。その後、空気清浄機の在庫の確認を直ぐに行うので暫くお待ち下さいという言葉を残した後、退出していきました。暫くするとチャイムの音が鳴り、先ほどのベルガールかと思いきや空気清浄機を持つ男性が立っておりました。どうやら在庫があったらしく、空気清浄機を設置してもらうのでありました。

※ 過去と共通した部分がある場合、写真・コメントが重複していますのでご了承下さい。

ベッドルーム

EVA-CHINがお部屋に到着した時間は既に20時近くなっておりましたので、外は既に真っ暗でした。デラックス独特の窓からの景色は、とても綺麗な大阪の街の夜景を楽しむことができます。


ベッド

EVA-CHINがお部屋に着いたときには既にターンダウン済みのため、ベッドカバーが外され、純白の状態になっておりました。写真では見ることができませんが、シーツにリッツロゴが織り込まれているので、とても高級感があります。


ベッドサイド

ベッドサイドの操作パネルは共通です。ボタンは大きくとても扱いやすくなっております。特にカーテンは、レースと遮光を別々に操作できますのでとても便利です。


ソファ

ソファもスーペリア、デラックス共に共通です。ターンダウン後はこのテーブルに氷入りのアイスボックスとグラスが置かれます。


ライティング・デスク

このタイプのデラックスルームの特徴は、窓際にライティングデスクが配置されている点です。座ってしまうと夜景に目が奪われ、ペンは全く進みませんが・・・


テレビ

チャンネル数豊富なワイドテレビです。テレビ音声はバスルームに繋がっているので、お風呂に入りながらテレビ音声を楽しむことができます。以前はここの引き出しに浴衣が入っていたのですが、現在は外されているようです。


ミニバー

ミニバーも各部屋共通の形をしております。EVA-CHINが知りうる限りではお値段も現在トップレベルで、缶ビール(350ml)1本のお値段は850円となっております。


空気清浄機

今回禁煙ルームが確保出来なかった為貸し出してくれました。


ウェルカムドリンク

う〜ん、オレンジジュースの色合いが悪いですね〜・・実際は美味しいフレッシュジュースですので、とても良い色のオレンジなんですが・・・。いつもフルーツを頂くのですが、今回はチョコチップクッキーのチェンジして貰いました。ちなみに10枚1800円で販売しているようです。


スリッパ

スリッパはEVA-CHINが大好きなお持ち帰り可能のタオル地スリッパです。


パジャマ

浴衣は無くなりましたが、クローゼットにパジャマはあります。胸元のリッツロゴが何とも素敵ですね。


鍵はリッツキーホルダーのついた独特の鍵穴が付いた鍵です。


 

景色

今回は大阪駅から難波方面の景色を楽しめました。左の写真の中央はヒルトン大阪。その後ろの茶色のビルがマルビルこと大阪第一ホテル。ヒルトンの左側にはグランヴィア大阪も見えます。ヒルトンとリッツの間ではビル工事が行われているようなので、ビル完成後は景色が若干変わるかも知れませんね。


憧れのホテルにあなたもステイしてみませんか。

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