ザ・リッツカールトン大阪 宿泊記

− デラックス・ダブル −

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一人ノホホンとテレビを見ていたEVA-CHINにある情報が舞い込んできたのであります。

テレビ  : 「京都御所の春の一般公開が14日まで行われ・・・・ 」

また京都がEVA-CHINを呼んでいるのでありました。京都御所の一般公開の時に京都へ訪れたことが無いEVA-CHIN。今年こそは我が目で・・・と言うことで、急遽、京の都への旅が決定したのであります。そしてお次はホテル選び。今回も1泊2日の短い旅となるので一番好きなホテルを・・・・。となれば、今のEVA-CHINには「ザ・リッツカールトン大阪」しかありませんね。すぐにJTB経由のインターネットで予約し、ワクワクしながら旅行当日を迎えるのでありました。

旅行前日はお仕事で終電帰り、当日はほぼ始発電車出発という過激なスケジュールを組み上げたEVA-CHINは、伊丹空港経由で京都入りをしました。京都御所を含め京都の街をノホホンと楽しんだEVA-CHINは、リッツカールトン大阪のある大阪駅に向かうため、今回はJR京都駅に戻ります。通常なら大阪まで新快速で向かうが一般的ですが、さすがに睡眠不足に陥って睡魔に襲われたため、必ず座れる普通列車に腰を下ろし、大阪駅まで約40分の電車の旅を寝て過ごしたのでありました。

大阪駅に到着し神戸側にある桜橋口に向かいます。この改札はリッツに一番近く何度も利用しているので、前回の様な迷子さん状態に陥いる心配がありません。改札を出た後すぐに地下街へと足を運び、見覚えのある風景を目にしながら順調にリッツのあるハービスOSAKAへと向かうのでした。しかしEVA-CHINはリッツへ直接行かず、最初に隣接するハービスに入ります。何故かと言えば。。。電車で眠りこけていたので、一度身なりを確かめなければ心配だったからなのでありました。

身なりを確認した後、早速リッツのエントランスへと向かいます。今回も「LANVIN」横にあるエントランスから入り、メインエントランスとロータリーの様子を伺ってみるのでありました。すると、今回も混雑はしていない様子です。EVA-CHINがタクシーで乗り付けるときは混雑に遭遇し、徒歩で来ると空いている状況になるとは、よほど運がないのでしょうか・・・。今回も「The Ritz-Carlton Boutique」、「The Lobby Lounge」の前を通りロビーに出ると、おやや!?ロビーのソファに誰も座っていません。「チェックインで混みあいそうな午後の時間なのに、こんな時もあるんだなぁ」と思いながらフロントへ目を向けると、こちらは逆にチェックインのお客でふさがっていたのでありました。その為フロントが空きそうになるまで、ロビーのソファで座ることにします。それにしてもリッツのロビーは独特な世界ですねー。家具も調度品も雰囲気も空気も、他のホテルとは全く異なり、別世界に踏み込んでしまった錯覚を感じるのであります。

暫く魂が抜けていたEVA-CHIN、ふと我に返りフロントを見てみると見事に空いていたのでありました。早速ソファから立ち上がり、チェックインをお願いするのであります。

EVA-CHIN : 「EVA-CHIN と申しますが・・・」 ← くどいようですが、実際は実名です。

今回、不運にもEVA-CHINのチェックインにご当選されたのは、女性の方でした。フロントにあるコンピュータをテケテケと操作し確認をします。

フロント  : 「お帰りなさいませ」

やっぱり嬉しいですね〜・・「お帰りなさいませ」。こんな贅沢な我が家だったら、多分外に一歩も出ないだろうな。(笑)

フロント  : 「EVA-CHIN 様、本日はデラックス・ダブルにアップグレードさせて頂きます。」

やったー!!デラックスタイプは初めて宿泊した時以来です。初めての時は写真をあまり撮っていなかったので、今回は上手くカバーできそうです。

フロント  : 「もちろん、禁煙ルームをご用意致しております。」

さすがですよ〜、リッツさん。何もリクエストしなくても、禁煙ルームを用意してくれるのはここだけです。そしてEVA-CHINは早速フロントが手にしているルームキーのキーホルダーを見て、部屋番号を確認してみるのでした。EVA-CHINが読みとった部屋番号は「2623」・・・・。「2623号室・・・はて!?」、どの辺に位置するお部屋なのか、全く見当がつきません。

フロント  : 「それでは、お部屋にご案内いたします。」

振り向いてみれば、いつの間にかにベルが後ろに控えておりました。スムーズにバトンタッチしてお部屋へのご案内となります。ベルはEVA-CHINの荷物を持ち、明日の朝食となる「スプレンディート」の前を通った後、エレベータをホールへと向かうのでした。その時です。EVA-CHINはある事に気付いたのでした。今回お部屋に案内してくれるベルが、前回お部屋に案内してくれたベルに似ているのです。ネームプレートを拝見すると、さらに確信しました。間違いなく前回お部屋に案内してくれたベルと同じ名前だったのです。人の名前を覚えるのが苦手なEVA-CHINではありますが、偶然にもベルのお名前がEVA-CHINの親戚と同じだった為、運良く覚えていたのでした。

EVA-CHIN : 「前回もお部屋に案内したくれたのは、XXXさんでしたよね?」

ベル    : 「さようでございます。後ろ姿をお見かけしたときは、もしかして・・と思いました。」

おいおい・・いくら接客のプロであるベルでも、よほどの有名人か特徴ある人、または常連のお客様を案内したのでなければ、覚えているのは難しいと思うけどな・・・・。それとも前回のEVA-CHINがよほど変わり者に見えたのかな!?(笑)

ベル    : 「本日はお仕事でしょうか?」

EVA-CHIN : 「いいえ、お遊びです。」

仕事でリッツのようなホテルに泊まれるほど、EVA-CHINは偉くないのでございます。それにしても、このようなホテルに出張で泊まらせてくれる企業なんてあるのかな?そして、なんだかんだとベルとお話している内にお部屋の前に到着したのでありました。

早速ベルが部屋の鍵を開け、中へとご案内になります。そして扉を開けた瞬間、ちょっとした驚きを持つのでありました。いつもと雰囲気が明らかに異なっているのです。通常扉をあければベッドルームへと続く通路になりますが、今回はいきなりちょっとした小部屋なのです。そこにはライティングデスクとチェアーが置いてあり、ミニバー、クローゼット、バスルームへの扉、そして奥にベッドルームが広がっているのでありました。ドアに掛かっている非常出口の見取り図をみると、このお部屋は建物中央にある4つのお部屋の内の一つ。見取り図が正確に記載されているならば、他の部屋と比べてかなり広い設計になっているお部屋なのでありました。

もちろんベッドルームの広さも、いつも宿泊するスーペリアと比べるとかなり広く感じます。スーペリアでも家具の配置はかなりゆとりがありますが、今回はさらにゆとりが取られ、家具と家具との間隔が相当広くなっておりました。調度品や家具、備品等は一般フロアと準じておりますが、一般のホテルの間隔でみるならばスイート並の広さです。デラックスらしく窓は角側になっているものの、方向がJR側で26階のため、残念ながら大半が前にあるビルにブロックされておりました。

ベル       : 「オレンジジュースのご用意をして宜しいでしょうか?」

EVA-CHIN  : 「お願いいたします。」

そう言えば、前回も前々回もフルーツを用意してくれましたが今回はどうでしょう。しばらくしてベルがゲストルームに戻ってきたので、その様子を伺ってみます。するとウェルカムドリンクとなるオレンジジュースの他に、ちゃんとフルーツバスケットも持ってきているのでありました。そのバスケットには赤いモノが二つ。もしかして・・・・!?そうです、今回はリンゴを2つも用意してきたのでありました。

前々回のウェルカムフルーツはオレンジが二つでした。しかしEVA-CHINはオレンジを一つ残したのであります。そして前回はオレンジとリンゴになっておりました。実はこの時も、オレンジを一つ残したのであります。すると今回は見事にリンゴが二つになっておりました。こんな細かいところまで履歴に残っているのでしょうか・・。ちなみに、EVA-CHINはオレンジが嫌いという訳ではございません。食べきれなかっただけなのでございます。もちろんその事情はホテル側には分からない訳ですから、絶えずオレンジに手を付けない様子を見てしまうと、苦手と捕らえられても仕方がないことです。それにしてもリンゴを二つも食べたら、夕食はいらなくなっちゃうなぁ。(笑)

前回と同じように、ベルはライティングデスクから少し離れていたEVA-CHINの所までわざわざお手拭きを持ってきてくれました。今回も実に細かいところまで気を配り、EVA-CHIN理想のベルなのでありました。ちなみに「これからも宜しく」と言うことで、お名刺までもらっちゃいました。


  

デラックス・ダブル ベッドルーム

お部屋の形は真四角ではなく、多角形になっておりました。その為通常のお部屋よりも更に広く、贅沢すぎる程の余裕の空間を楽しめます。一般フロアのデラックスタイプなので家具や調度品は一般フロアと準じており、窓は角側でワイドな景色を楽しめます。


  

ベッド

日中は左の様にお洒落な赤い柄のベッドカバーが掛けられ、ターンダウン(夜)後は、右のように純白なベッドに変わります。経験上ダブルのベッドカバーは赤がベースになっておりますが、ツインになると淡い黄色をベースとしたベッドカバーになっているようです。ターンダウンは17時頃から20時頃にかけて行われている様です。


ベッドサイド・デスク

EVA-CHINの経験上では全て同じタイプです。ボタンも大きくて分かりやすく、レースカーテンと遮光カーテンの開け閉めが、独立して操作できるのは嬉しいですね。


ソファ

このタイプのお部屋のソファは窓側ではなく、ベッドを挟んだ奥に置かれているようです。テレビの位置関係で考えてみると、ベストポジションだと思います。


ライティング・デスク

ライティングデスクは窓側にあり、日中はとても明るいです。レター類やソーイングセット、ホテルの案内等情報が沢山つまっております。また一般フロアに準じており、FAXは置いてありません。


テレビ

デラックスタイプのお部屋ですが、テレビは一般フロアに準じておりCDプレーヤーは置いてありません。テレビはワイドテレビでチャンネル数はかなり豊富になっております。


スリッパ

やっぱりタオル地のスリッパは良いですね〜。ブライトンみたいにスリッパへロゴを入れてくれると、持ち帰っちゃうんだけどなぁ。


パジャマ

浴衣もありますが、クローゼットにパジャマもあります。パジャマは肌触りがとても良く、リッツロゴがお洒落ですね〜。ちなみにEVA-CHINは以前利用した宿泊プランでもらった同じパジャマを、自宅でも愛用しています。


鍵はカードキーではありませんが、お洒落なリッツロゴのキーホルダーが付いた特殊な鍵です。


ウェルカムドリンク & フルーツ

今回のウェルカム・フルーツはリンゴが2つも出てきました。お気持ちは嬉しいのですが、さすがにリンゴを二つも食べ切れません(笑)。


景色

残念ながら、今回の景色は大半を向かい合わせるビルでブロックされておりました。景色の良いスカイビューのお部屋に泊まってみたいなぁ。


構成

今回宿泊したお部屋の位置は、「ここ」です。写真では一番広く感じてしまいますが、ホテル側のプライベートルーム等は反映されてはいない様ですので、実際の広さとは異なるかも知れません。ただその点を考慮しても、とても広いお部屋です。


憧れのホテルにあなたもステイしてみませんか。

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