パンパシフィックホテル横浜

− パシフィックフロア・ダブル ベイブリッジビュー 宿泊記 (2006年5月宿泊) −

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EVA-CHIN :「もう、こんな時間か・・・」

ここは横浜のみなとみらい地区にある横浜高速鉄道「みなとみらい駅」。2004年2月に開業した新しい鉄道で「みなとみらい線」とも呼ばれています。横浜駅から山下公園近くにある「元町・中華街駅」までの4.1キロを全区間地下で走り、東急東横線と相互乗り入れをしているので、乗り換え無しで「元町・中華街駅」から「渋谷駅」まで行くことが出来ます。ただEVA-CHINとしての印象は東急東横線の延長で、自社の車両はあるものの走っている車両の大半は東急線車両。結局一度も横浜高速鉄道の車両を見ることがないまま、「みなとみらい駅」に到着したのでありました。
EVA-CHINは横浜観光をした後、「元町・中華街駅」から「みなとみらい線」に乗ってきた事もあって、パンパシフィックホテル横浜の最寄駅である「みなとみらい駅」に到着した時には時間が19時近くになっておりました。EVA-CHINにとっては久しぶりの横浜。久しぶりと言っても並大抵の月日ではなく、赤レンガ倉庫近くに貨物線が残り貨車が止まっていた時代ですから、当然みなとみらい地区は無かった頃であります。
「みなとみらい駅」で降りて改札を出た後エスカレーターを乗り継ぎ、パンパシフィックホテル横浜を目指します。「みなとみらい駅」はクイーンモールに直結し、クイーンズスクエア横浜を貫いているので外に出ることなくパンパシフィックホテル横浜へ行き着くことが出来ます。EVA-CHINと嫁さんはクイーンモール内で若干迷いながらも、案内板を頼りに無事ホテルに着くことが出来ました。クイーンモールとホテルの間にも小さなエントランスがあり、パンパシフィックホテル横浜の1階ロビーに繋がっております。
1階ロビーにたどり着き、辺りの様子を伺うEVA-CHIN。このフロアから上を見れば吹き抜けがあり中央に階段がありますが、エントランスやエレベーターホールはあるもののレセプションらしいカウンターがありません。取りあえず階段を軸にして1階を1周してみたのですが、どう見てもレセプションらしきカウンターは無く、別の階に設けられている事に気付きます。仕方がないので階段で2階へ上ってみると、今度は直ぐにレセプションを見つけることが出来ました。案内板で確認すると2階はロビーフロアと呼ばれており、こちらでチェックイン等の業務を行っている様であります。

ベルガール : 「ご宿泊ですか?」

EVA-CHIN  : 「はい、そうです。」

カウンターに近づくと手前にいたベルガールが声を掛けてきました。ベルガールは早速レセプションに案内をしてくれましたが、残念ながらフロントは少し混みあっているらしく、カウンターが空くまでベルガールが指定した位置で立って待つ事になります。暫くするとカウンターの一つが空き、EVA-CHINは案内をされました。

EVA-CHIN  : 「EVA-CHINと申しますが・・・」

EVA-CHINはフロントの方に名前を告げると、フロントは直ぐにEVA-CHINの情報を端末で引き出します。

フロント   : 「パシフィックフロアでご予約を頂いております。」

そうであります。今回はパンパシフィックホテル横浜の特別階であるパシフィックフロアのお部屋を予約しているのであります。

フロント   : 「ご案内を致しますので、あちらでお待ちください。」

パシフィックフロアでの宿泊の場合、チェックイン等の手続きはパシフィックラウンジで行います。パシフィックフロアの担当者が来るまで、EVA-CHIN達はフロントの横にある椅子に座って待つ事になりました。
暫くすると担当者が現れ、早速ラウンジのある25階へエレベーターで向かいます。

コンシェルジュ :「パシフィックフロアは初めてのご利用ですか?」

EVA-CHIN   :「はい。」

最初にコンシェルジュはエレベーターの使用方法を説明してくれました。パシフィックフロアへ向かうにはお部屋のカードキーをエレベーターの操作盤に差し込む必要があり、差し込めば自動的に宿泊階に向かうことが出来るそうです。ちなみにパシフィックフロア内の移動ではカードキーの差込が不要との事で、客室からラウンジへ向かう際はカードキーを操作盤に差し込む必要が無く、パシフィックフロアからロビー階等の下へ向かう際にもカードキーは必要が無いそうであります。
25階に到着すると、エレベーターホールの直ぐ前にラウンジの入口がありました。ラウンジに入ると直ぐに窓際の席に案内され、ここでチェックインの手続きを行います。窓からの景色は横浜の夜景とネオンが輝かしい観覧車を望め、すでに非日常が始まっております。コンシェルジュは先ずお絞りとオレンジジュースをテーブルに置き、EVA-CHINと嫁さんは一息をつきました。時間は既に19時代ですがラウンジ内は凄く静かな様子で、この時間帯はあまり利用されていないようです。既にアルコールを飲めるカクテルサービスの時間帯になっているので、EVA-CHINはチェックイン手続きが終わった後お部屋に荷物を置いて、早速ラウンジを楽しもうと思ったのでした。
チェックインはレジカードの記入から始まりました。レジカードに住所や電話番号などの情報を記入し、宿泊料金を確認します。ラウンジの説明をここで行いましたが、本日のラウンジの営業は22時までとの事でありました。ラウンジの傾向としては時間が早い方が空いているそうであります。

コンシェルジュ :「お部屋は街側でご予約を頂いているのですが・・・」

パンパシフィックホテル横浜は観覧車ビュー、ベイブリッジビュー、街側の3方向にお部屋があります。今回街側を予約したのは景色に興味が無かったのではなく、実は予約をした一休.comの宿泊プランに、パシフィックフロアのダブルタイプで観覧車ビューやベイブリッジビューのお部屋が無く、止む終えず街側を予約していたのであります。

今回利用したプランはこちら : パンパシフィックホテル横浜の空室検索・ご予約(一休.com)

コンシェルジュ :「本日はベイブリッジ側のお部屋が空いておりまして・・」

うんうん、何かいい方向ですね。アップグレードしてくれるのかな?

コンシェルジュ :「お一人様3000円、お二人様6000円の追加で変更が出来ますが・・」

やっぱり有料なのね。世の中思い通りには中々いかないものです。でも、元々ベイブリッジビューに泊まりたかったEVA-CHINは直ぐにお部屋の変更をお願いしました。この後、翌日の出発時刻やカードのプリントを行ってチェックイン業務は完了。EVA-CHINと嫁さんはオレンジジュースを飲み、落ち着いた所でお部屋に向かう事にしました。
席を立つと、早速コンシェルジュはお部屋へ案内をしてくれます。

コンシェルジュ :「お部屋は24階の禁煙ルームになっております。」

ラウンジは25階にあるのでエレベーターで宿泊階の24階に向かい、廊下を歩いて今回お世話になるお部屋の前に到着しました。コンシェルジュが扉を開き、早速EVA-CHINと嫁さんはお部屋の中に入ります。コンシェルジュも中に入ってくると早速カーテンを開けてくれました。今夜宿泊するお部屋はベイブリッジビューのお部屋で、窓からは横浜港全体の夜景が広がっておりました。夜なので海の様子はほとんど分かりませんが、ベイブリッジや大桟橋、マリンタワーがよく見えます。もちろん間近にある観覧車もイルミネーションがとても綺麗で、テラスからは潮の風も感じられて心地が良さそうであります。

コンシェルジュ :「何かご質問等はございますか?」

EVA-CHIN   :「特に無いです。」

コンシェルジュ :「何かございましたら、お電話のサービスワンにお掛けください。」

コンシェルジュ :「ところで、お休みの準備ですが直ぐにお伺いして宜しいですか?」

これからターンダウンがある様ですね。でも、すぐにラウンジへ出かけて留守にしますから、時間を指定して不在時にやってもらえると楽な気がします。

EVA-CHIN   :「20時30分頃でもいいですか?ラウンジに行きますので。」

コンシェルジュ :「では、ご不在の時に行っても宜しいですか?」

EVA-CHIN   :「お願いします。」

ターンダウンの時間を確認すると、コンシェルジュはお部屋を下がったのでありました。EVA-CHINはターンダウン前のお部屋の写真を撮り、ほんの暫くお部屋で寛ぎました。今回はチェックインが遅くなってしまったのは残念でしたが、これからラウンジへ行ってホテル気分を十分に満喫でもしましょうかね。


 

ベッドルーム

今回利用したのは広さ43平米の「パシフィックフロアダブル・ベイブリッジビュー」のお部屋です。パシフィックフロアは23階から25階に設けられた特別階のお部屋で、一般フロアには宿泊したことはありませんが、恐らくベッドが大きく異なっていると思います。ベイブリッジビュー、観覧車ビューを中心に387の客室でバルコニーが設置され、バルコニーから横浜の景色を楽しむ事ができます。


 

ベッド

左がターンダウン前、右側がターンダウン後の写真です。ベッドはシモンズ社製のマイナスイオンシリーズで、新陳代謝、血液循環を促進してくれるマイナスイオンが自然発生しているそうです。デュベはハンガリー産ホワイトグースを使用し、より快適な眠りを追求しています。


ナイトテーブル

とてもお洒落なデザインをしており、ナイトテーブルからエアコンのオン・オフやエントランスとルームライトのオン・オフの操作が可能になっています。


ソファ

ソファはオットマン付きでとても座り心地が良く、色もお部屋の色と合っていて、とても落ち着くソファです。ソファテーブルにはパシフィックフロアで常備されているミネラルウォーターが置かれています。


ライティング・デスク

丸いテーブルのデスクは機能性が高く、色々な用途に使えると思います。デザインがとてもシンプルですね。


テレビ

テレビは24型ブラウン管タイプのワイドテレビです。チャンネル数は一般・BS・CNN等の海外チャンネルを合わせて12チャンネル。ホテルチャンネルが4チャンネル。BGMやFMラジオ等の音声チャンネルが8チャンネルあります。


 

ミニバー

ミニバーの価格設定は、基準としている缶ビール(350ml)1本の値段が600円。スーパードライとキリンラガーがありました。無料のお茶セットは煎茶、ダージリン、ジャスミンティが用意されております。ちなみに最高値はスパーリングワインで1200円です。


ミネラルウォーター

パシフィックフロアの客室に用意されているミネラルウォーターは採水地がイギリス・ウェールズ地方の「TYNANT」。最近ではウィズザスタイル福岡もこの「TYNANT」でしたね。嫁さんはボトルのデザインがとても気に入ったご様子でした。


スリッパ

スリッパはロゴ付きのしっかりとしたスリッパです。


キー

カードキーはとてもお洒落なデザインをしています。パシフィックフロア以外から来る際は、エレベーターを利用する際にカードキーが必要です。


ナイトシャツ

ナイトシャツが用意されており、ターンダウン時の際にベッドの上に置かれます。


バルコニー

ベイブリッジビューや観覧車ビューを中心にして、多くの客室にはバルコニーがあります。バルコニーには椅子とテーブルが用意されており、ゆっくりとしながら横浜の景色を眺める事ができます。


 

景色

ベイブリッジビューの客室からは観覧車を含めた横浜港近辺の景色を眺める事が出来ます。左の写真はパンパシフィックホテル横浜より海に近い「ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテル」で、写真では見えにくいですが横浜ベイブリッジがその奥に見えます。右側の写真では横浜の観光名所がほぼ眺める事が出来、赤レンガ倉庫、大桟橋、マリンタワーなどが見えます。ただしランドマークタワーは角度的に見る事が出来ません。


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