パレスホテル東京　クラブ・デラックス

EVA-CHIN御用達の「Amazon」で、楽々ショッピング。値段比較も便利です。

EVA-CHIN ：　「こっちの方向で良いのかな。」

ここは東京メトロ千代田線大手町駅。大手町駅はEVA-CHINが乗車してきた千代田線の他に半蔵門線、東西線、丸の内線、都営三田線が集まる都内屈指の地下鉄乗り入れ地区。地下道は複雑広がり、近くにある東京駅に繋がるだけではなく、実は日比谷、銀座、更には歌舞伎座がある東銀座までにも至ります。EVA-CHINは東銀座にあるお気に入りのレストラン・「Pizzeria Trattoria Vomero (ヴォメロ)」でランチをした後、銀座でお買物をして日比谷線・千代田線と乗り継いで大手町に着いたのでありますが、先ずは改札の方向を間違えない様に慎重に足を運ぶ必要がありますね。一つ方向を間違えれば、とんでもない所に行きそうであります。事前に調べた限りでは今回宿泊するパレスホテル東京は、隣接するパレスビルを介して地下道で繋がっており、本日の様な雨の日には大変助かるロケーションです。でも、建物の外観を見ること無く初めてのホテルに入ると言うことは、後でホテルの外観を撮影しにホテルの外に出ると言うことでもあります。梅雨の時期でも荷物を増やすのが嫌で傘を持ってこなかっただけに、雨が止んでくれるのを祈るばかりだな。

パレスビルに通じる入口「Ｃ13ｂ」は、都営三田線大手町駅の改札近くにあります。Ｃ13ｂの出口は途中に段差もある比較的に奥行きの深い出入口で、繋がるパレスビルの地下１階に入ると専門店やレストラン街が広がっていました。数々のレストランを横目で見ながら奥に進み、１階に通じるエスカレーターで階を上がると、そこは既にパレスホテル東京の中。隣接と言うよりはビル自体が繋がっている感覚です。早速フロントに足を向けると近くに立っていたベルガールから声を掛けられました。

ベル　：　「ご宿泊ですか？」

EVA-CHINは宿泊の旨と名前をベルガールに伝えます。ベルガールと共にフロントへ進みますがその途中、ベルガールはEVA-CHINと嫁さんがクラブフロア宿泊者であることに気づきました。どうやらクラブフロアに宿泊するゲストのリストを持っていたようです。そのためフロントへは向かわずにその手前にあるエレベーターホールに案内され、直接１９階にあるクラブラウンジへと向かいました。

パレスホテル東京のクラブラウンジは１９階の和田倉噴水公園側にあります。こちらの方向はパレスホテル東京だからこそ眺められる緑豊かな皇居と周囲に広がる公園、そして、その緑を取り囲む都会的なビルが立ち並ぶ２面性の眺めを楽しめます。クラブラウンジに入ると２組ほどゲストがおりましたが、直ぐに窓際にある席へ案内されました。そしてチェックインを前にウェルカムドリンクを出されたのであります。

ウェルカムドリンク

お酒の入ったカクテルの様に見えますが、グレープフルーツをベースにしたノンアルコールでした。大手町のビルを背景に早速撮影。景色もカクテルも実に都会的ですねぇ。普段、緑の多い地域に住むEVA-CHINにとっては実に新鮮です。地下鉄は大手町駅が便利ですが、東京駅も直ぐ近く。茶色のビルの後ろに、東京駅前にある丸の内ビル（丸ビル）が写ってますね。

カクテルを飲みながら嫁さんと話していると、コンシェルジュがチェックインの為に寄ってきました。チェックインは好みの新聞、駐車場使用の有無、翌日の出発時間を確認した後、レジカードの記入とサインを行いました。面白い点としては、バルコニーに通じる窓扉のロックの確認がありますね。和田倉噴水公園側の殆どの客室にはバルコニーがあるので、もしもを避けるための子供対策をベースにした確認です。そしてクラブラウンジの説明を行って、支払い方法の確認で完了しました。

クレジットカードを渡している最中、EVA-CHINはラウンジ内を見渡しました。そしたら入ってきた入口の他にもう一つの出入口が目に入ったのであります。アフタヌーンティータイム中のカウンターに並ぶケーキ類も興味がそそられましたが、先ずは何処に通じる扉なのかを見に行くと、クラブラウンジにはテラスが備えていることが分かりました。

ピローミスト

クラブラウンジでチェックイン時に貰いました。３種の香りの中から選ぶことが出来ますが、EVA-CHINは「Celestrial」を選択。枕やシーツなどのリネンファブリックに２０cm程度離してスプレーすると、心地よい香りが広がります。

クラブラウンジ

パレスホテル東京１９階にあるクラブルーム宿泊者専用ラウンジ。営業時間は午前７時～２２時までで、フードプレゼンテーションは大きく分けて３つに分かれます。

０７：００　～　１０：３０　朝食

１４：００　～　１６：００　アフタヌーンティー

１７：３０　～　２０：００　イブニングカナッペ

ソフトドリンクは終日、アルコール類はイブニングカナッペタイムのみ楽しめます。クラブラウンジは全席禁煙で１７時３０分以降は１３歳以上のみ利用可能。ビジターを連れてくる場合は１グループ２名まで可能ですが、一人につきフードプレゼンテーション毎に５７７５円掛かります。クラブラウンジは右写真の様にテラス席もあって、風や音を楽しみながら利用も出来るのですが、ステイした日はご覧の通り雨でした。

アフタヌーンティータイム

１４時から１６時に行うフードプレゼンテーションで、ケーキ、スコーン、マカロンなどが中心に並びます。ただチェックインが１５時なのにアフタヌーンティータイムが１６時までとすると、１５時から１６時の利用が勝負時なので、EVA-CHINはホテル到着時間を常に計算しながら向かったことは言うまでもありませんね。

さて、ラウンジで軽く休憩したし、お部屋に案内をしてもらいましょう。コンシェルジュと共にエレベーターに乗って向かった先は２３階。パレスホテル東京は２３階建なので最上階になります。案内をしてもらったお部屋は和田倉噴水公園側のクラブ・デラックスキングで、パレスホテル東京の一般的なお部屋ですが、それでも広さは４５平米もあります。お部屋に入るとバスルームが目に付き、廊下側とベッドルーム側の両方から出入りができる２ＷＡＹ式で、使い心地が良さそうですね。ベッドルームにあるキングサイズのベッドの奥にはガラス扉があり、その先にはバルコニーがありました。しかもバルコニーにはチェアと共にテーブルも置かれており、腰を掛けても柵はガラスになっているので景色を思う存分に楽しめます。バルコニーの両サイドもしっかりとした壁があって、プライベート感も十分ですね。

ベッドルーム

今回利用したのが広さ４５平米のクラブ・デラックスキングです。一般フロアもクラブフロアも客室の広さは変わらず、このデラックスタイプが一般的な客室になります。パレスホテル東京にはデラックスタイプでも和田倉噴水公園側と内堀通り側の２タイプがありますが、和田倉噴水公園側の方を強くオススメ致しますね。和田倉噴水公園側はバルコニー付き、内堀通り側はバルコニー無しだけではなく、内堀通り側の窓から眺められる視界はかなり狭い様です。もちろん、この条件はお値段にも反映されていて、和田倉噴水公園側の方がお高く設定されています。EVA-CHINがいつも利用する一休.com では、５０００円位の差があるかな。

ベッド

落ち着いた装飾のシモンズ社製ベッドのサイズは幅１８０cm × 長さ２００cm（ちなみにツインだと幅１２５cm x 長さ２００㎝が２台）。左側が日中で右側がターンダウンサービス後のベッドです。やっぱり枕が４つあるとボリューム感があって高級感を感じますね。

ナイトテーブル

お部屋の合ったデザインで、ベッドに向かって右側のナイトテーブルは窓際まで延びている長いタイプです。引き出しにはメモ用紙とボールペン、テーブルの上にはアナログ時計と電話が置かれています。操作できるのはレースカーテンの開け閉め、ロールカーテンの上下、枕元灯のオンオフと強弱、室内灯のオンオフと強弱、読書等、足元灯、リラックスシーン（気付かなくて押さなかった・・・）、「起こさないで下さい」ボタンです。

ソファ　＆　デスク

窓際にある長めのソファ、そのお隣にはデスクにもなるテーブルがあります。このデスクにはLANポートやディスプレイ入力、ビデオ入力、オーディオ入力があります。

ケーブル類

デスクの引出し（上にある写真では、電話の下）には各種ケーブルが入っておりました。

テレビ

テレビは壁掛け式のシャープ製４６インチ液晶テレビです。地上８チャンネル、ＢＳはWOWOWの３チャンネルを含む１４チャンネル、ＣＳは１５チャンネルあります。WOWOWが楽しめるのは珍しいですね。

ブルーレイ　＆　ＤＶＤ

再生機器はパイオニア製のBDP-4110です。ＤＶＤとブルーレイの両方に対応するプレイヤーです。

プライベートバー

プライベートバーにある冷蔵庫の飲み物で、EVA-CHINが比較に良く出す缶ビール（350ml）のお値段は６００円。サントリープレミアムモルツとアサヒスーパードライがありますが共に同じ金額です。最高値はハーフサイズのシャンパンで７０００円でした。お茶セットは煎茶、ほうじ茶、紅茶、ドリップ式コーヒーがありました。