ホテルニューオータニ
− エグゼクティブハウス禅・デラックスダブル 宿泊記 (2021年11月宿泊) −
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EVA-CHIN : 「面白い駅の構造だなぁ」 ここは東京メトロ銀座線の赤坂見附駅。今回宿泊するホテルは紀尾井町にあるホテルニューオータニなので、最寄り駅の一つである赤坂見附駅に降りったのであります。赤坂見附駅は東京メトロ丸の内線と方向別に共有する形態になっており、ホームに降り立つと同じホームの正面に丸の内線が見えたのでありました。東京では東京メトロや都営地下鉄などの地下鉄が縦横無尽に走っておりますが、思えば丸の内線は縁の少ない路線の一つですね。誰もが住んでいる場所や目的地に応じて、この地下鉄は利用する事が少ないなーと言う路線はあると思いますが、EVA-CHINの場合その路線の一つが丸の内線なんですよね。他には副都心線は乗ったことが無いし、南北線、三田線、有楽町線はとても縁が薄いです。逆によく乗る地下鉄は都営浅草線と今回乗ってきた東京メトロ銀座線であります。 さて、ちょっと長い地下通路を歩いて紀尾井町口で地上に出ました。目の前には弁慶堀に掛かる弁慶橋があります。この橋は当初、神田松枝町と岩本町の間を流れる藍染川に架けられていたそうですが、当時埋め立てになって不要になったこの橋を移設したきたみたいです。堀には数多くのボートが出ておりましたが、多分EVA-CHINはボートを上手に漕げないだろうなぁ。理屈は分かっていても体がついていかないタイプです。弁慶橋を超えるとすぐにホテルニューオータニがあります。でもこちらはガーデンコートと呼ばれる建物で、流石はホテルニューオータニ。目的地としているザ・メインに向かう為には、建物内を長く歩いて移動していく必要があります。今回の宿泊はホテルニューオータニの中でも、クラブフロアに当たる「エグゼクティブハウス禅」です。ザ・メインの11階にエグゼクティブハウス禅の専用ラウンジがあり、チェックインも直接禅ラウンジに行けば良いそうです。でもエレベーターの数が多いなぁ。とりあえず何とかザ・メインの11階に行ってみましょう。 エレベーターで11階に上がって禅ラウンジの前に到着しました。ラウンジ内の様子を伺うと時間は14時ちょっと過ぎですが結構ゲストが多いですね。ちなみに多くのホテルではチェックインは15時でよく見ますが、ホテルニューオータニでは1時間早い14時をチェックインとしている様です。取り合えずラウンジの奥に案内され席に座りますが、スタッフはなかなか手が回らない様子でした。周囲をよく見てみると禅ラウンジ内はチェックアウトらしいゲストも混在している様で、多分14時台は一番忙しい時間帯ですね。 |
禅ラウンジでチェックイン。宿泊は平日でしたが14時台は比較的にラウンジが混雑している感じ。 |
ウェルカムドリンク 「飴湯」・静岡県産の観音温泉水と徳島県産の高級和三盆をあわせて煮込んだもの |
ホテルニューオータニのエグゼクティブハウス禅の禅ラウンジでは、1日6回のフードプレゼンテーションがあります。15時を過ぎるとラウンジ内の人も徐々に減り始めて席にも余裕が出てきたので、今座っている席からブッフェ台に近い窓際の席に変更をお願いし、そのままアフタヌーンティーを楽しむ事にしました。禅ラウンジのフードプレゼンテーションはビュッフェ式で、アフタヌーンティーではパティスリーSATSUKIのプチケーキやピエール・エルメ・パリのショートケーキ イスパハンなどを楽しめる他、ホテルニューオータニオリジナルラベルのシャンパーニュ ドラピエ オータニ ブリュットもアフタヌーンティーで楽しめます。ちなみに禅ラウンジでのフードプレゼンテーションの構成は以下の様になっております。 07:00 - 10:00 朝食 (基本午前7時からとなってますが、午前8時の場合もあります。公式サイトでご確認下さい。) |
窓際の席に変更してアフタヌーンティーを楽しみます。遠くに新宿の高層ビル群が見えますね。 |
シャンパーニュ ドラピエ オータニ ブリュット。アフタヌーンティータイムでも楽しめます。 |
6回あるフードプレゼンテーションはビュッフェ式。ドリンクは席でオーダーです。 |
ピエール・エルメ・パリのショートケーキ イスパハン |
ピエール・エルメ・パリのヴィエノワズリーは、クロワッサンイスパハンでした。 |
プチサイズですがケーキの種類は豊富ですね。お皿に乗せて席でパチリ。 |
パティスリーSATSUKI のプチケーキ |
次のフードプレゼンテーションは17時30分から始まるオードブルタイムです。その間に本日宿泊する客室に行って、お部屋もよく見なければですね。今回のステイは11階で禅ラウンジと同じなので、翌日のチェックアウトまでザ・メインの11階に留まりそうです(笑)。もちろんフードプレゼンテーションの制覇を狙いますよ。果たして、どんなホテルステイになるのでしょうか。 |
エグゼクティブハウス禅・デラックスダブル 今回宿泊したのは「エグゼクティブハウス禅・デラックスダブル」です。エグゼクティブハウス禅はホテルニューオータニのザ・メインにある11階と12階に設けられた全87室の“ホテル・イン・ホテル”で、今回は11階に宿泊しました。デラックスタイプは45平米と50平米の2タイプがありますが、今回は45平米のお部屋になっております。エグゼクティブハウス禅は、「フォーブス・トラベルガイド」2022年度格付け評価ホテル部門において、3年連続で最高評価の5つ星を受賞。1日6回のフードプレゼンテーションを行うエグゼクティブラウンジの利用の他、朝食はエグゼクティブラウンジのみならず、ルームサービスやホテル内4ヵ所のレストランから選ぶ事が出来ます。客室は石、竹、炭、麻、和紙など日本古来の素材を空間に取り入れ、とてもデザイン性に優れた落ち着く客室となっております。 |
ベッド 以前はブラックをベースにしたベッドスローが掛けられていたのですが、現在はスッキリした装いになったキングサイズベッドです。シーツとピローケースはイタリア老舗「フレッテ社」製。浴衣とパジャマが最初からベッドの上に乗っており、ターンダウンサービスは省略されておりました。 |
ナイトテーブル 左右非対称で左側は四角、右側は円型の珍しいスタイルです。ナイトテーブルには最初からミネラルウォーターがセットされており、一緒にリーフパイがありました。タブレットも置かれており、こちらは後述しますね。照明操作はマスター、インテリア、エントランス、ウィンドウ、フットの5種類がありますが、カーテンは手動操作です。読書灯は別の位置にスイッチがあります。 |
タブレット タブレットはホテルからの案内、ルームサービスやホテルの施設などを画面操作で見る事が出来る程度で、面白い機能としてはタブレットから客室内のテレビチャンネルの操作が出来ることかな。インターネットには繋がらず、このタブレットを使う頻度は少なかったです。 |
ソファ とてもシックな色合いのソファで、テーブルにも御菓子が置いてありますね。 |
ウェルカム ソファ前のテーブルにはお茶セットとプリマバウムクーヘンが置いてありました。このプリマバウムクーヘンはホテルニューオータニのオンラインショッピングでも販売されており、「プリマ(Prima)」とはドイツ語で「素敵な」を意味しているそうです。 |
テーブル お部屋の中央に円形のテーブルがあります。調度テーブルの位置の窓側に下記のテレビが壁掛けスタイルで設置されています。 |
テレビ テレビはパナソニック社製55インチ液晶テレビで、地上デジタル11チャンネル、BS12チャンネル、BS4Kが6チャンネルがあり、ごらんの通りYouTubeも閲覧可能になっております。テレビはベッド側にもソファ側にも角度を付けて向けることが可能です。 |
ポータブルスピーカー BOSE 製のポータブルスピーカーもあります。形は違えど、最近は BOSE のポータブルスピーカーを置くホテルが多いですね。 |
ミニバー ミニバーにはカップやグラスと共に老舗一保堂のティーバッグ、紅茶は安眠のためにノンカフェインのアールグレイがあり、面白いのが梅こんぶ茶がありました。コーヒーはネスプレッソがあってカプセルは3種(リストレット・アルベシオデカフェ・ヴィヴァルトルンゴ)があります。ただ冷蔵庫がカラになっていて、こちらはシティホテルとしては珍しい形態です。でもエグゼクティブフロアなので、禅ラウンジに行けば十分楽しめますからね。恐らく新型コロナウィルス感染拡大対策で冷蔵庫をカラにした対応を継続しているものだと思われます。 |
ミネラルウォーター ミネラルウォーターはオリジナルで、採水地は山梨県甲州市塩山です。 |
カードキー カードキーは墨で書いた様な斬新なデザイン。エグゼクティブハウス禅のテーマカラーはブラックの様ですね。 |
景色 今回宿泊した部屋は東側の様で、東京スカイツリーの上層部分がちょっとだけ見えました。禅ラウンジは新宿方向なので、異なる景色が見れて良かったかな。まぁ、これと言った眺めではありませんでした。 |
憧れのホテルにあなたもステイしてみませんか。 |