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大阪マリオット都ホテル
− プレミアムコーナー・キング宿泊記 (2014年4月宿泊) −
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EVA-CHIN : 「しまったー。間に合わなかった。」 ここは大阪・伊丹空港の到着ロビー。羽田空港から飛行機に乗って伊丹空港に到着したEVA-CHINは天王寺行きのリムジンバスに乗ろうと考えていたのですが、目の前で出発されてしまったのであります。15時台の天王寺行きは30分間隔で運行しているので、次に出発するバスは15時45分。宿泊するホテルは15時にチェックインが始まっており、ホテルの外観やエントランスなどの撮影時間を考えると少しでも早く行きたいと内心焦っていたのでありした。そこで現在の時刻表を見てみると、直近で出発するのは近鉄上本町駅行きのリムジンバスであることに気付きます。空港で何もせず30分位待っているのであれば少しでも前進してしまおうと血迷ったEVA-CHINは、用も無い近鉄上本町駅行きのリムジンバスに乗ったのでありました。 EVA-CHIN : 「ところで上本町って何処にあるのだろう・・」 リムジンバスに乗車してから考えるEVA-CHIN。実は本来の目的地である天王寺と、難波、梅田、現在乗車している近鉄上本町はバス代が同額になっている事から、上本町と天王寺は近いであろうと言う憶測で乗った為、正直、近鉄上本町の正確な位置が分かっておりませんでした。でも「近鉄」と名が付くので上本町駅は難波から鶴橋の間にある事は恐らく間違いはなく、後は上本町から天王寺に向かう地下鉄があるかどうかです。バスは高速道路から下りてしばらく一般道を走ると立体駐車場の一部分に作られたバス停に到着しました。リムジンバスを下車すると正直、ここは何処なの?状態でありましたが、バスの乗客の流れと共に進んでみると、近鉄や地下鉄の案内表示が目に付き、案内をされるままに進んで行くと、地下鉄が2路線走っている事が分かりました。 上本町から天王寺までは、地下鉄谷町線が走っておりました。駅間も僅か2駅。ただリムジンバスの降車場から谷町線のホームまでは比較的に遠く、地下鉄に乗って天王寺駅に着いた時には時間にして16時20分でした。もし伊丹空港で少し待って15時45分のリムジンバスに乗っていたらほぼ同時刻に天王寺へ着いており、結果として2駅分の地下鉄代を余分に支払ってしまったEVA-CHIN。やはり世の中、焦っては駄目ですね。でも、初めて利用した近鉄上本町行きのリムジンバスは今後の参考になったので、全く無駄になった訳ではないと思っております。 天王寺駅には谷町線の他に御堂筋線、JR大阪環状線、関西線、阪和線、近鉄南大阪線、そしてレトロな路面電車・阪堺線があります。ただ駅の位置関係が全く分からないので地下改札から地上に出ようと思ったEVA-CHINは、最寄の階段を探しました。何処に出るかは分からなかったものの見つけた階段を使って地上に出てみると、動物園近くに出ることが出来ました。地上に出られれば周辺のビルの様子が分かり、「あべのハルカス」が強烈に目立ちます。ここで「あべのハルカス」を撮影した後、次なる目的地の大阪マリオット都ホテルのエントランスを目指しました。 |
あべのハルカス 左側は北側(動物)から撮影し、右側は南側から撮影しています。よく写真で見る光景は左側で建物が段々としていますが、右側はのっぺりとしていますね。地上300mの高さは日本一の高層ビルで、客室は38階から55階にあります。どのお部屋からも眺めが良さそうです。天王寺の地下街は結構複雑に繋がっているので、迷ったら地上に出た方が楽ですよ。 |
EVA-CHIN : 「ここがエントランス?」 「あべのハルカス」の周囲を無駄に歩き、JR天王寺駅側にホテルエントランスを見つけたEVA-CHIN。実は恥ずかしながらホテルエントランスを探して周囲をウロチョロしていたのであります。「あべのハルカス」の1階は近鉄百貨店や近鉄上本町駅の改札、地下街への入口など様々な施設があり、ホテルエントランスはエレベーターホールだけの小さな入口があるだけであまり目立ちません。エレベーターに乗ると地下の駐車場から19階のメインロビー、オフィスフロアや16階にある展望台受付にもアクセス出来ることから、このエレベーターはホテル専用と言う訳では無いようですね。更に地下1階のエレベーターホールも気になり、後で探検する価値がありそうです。 19階に到着し周囲を見渡すと、天井が高くとても明るいフロアである事が分かります。19階はガラス窓を大きく設けているので、この階でも景色をそれなりに楽しめますね。エレベーターホールから進むと両側にラウンジが目に入り、片側はホテルのロビーラウンジ、もう片側はバーの雰囲気が伝わってきました。19階はかなり広く最初はどちらの方向に進めば良いか迷いましたが、東側の奥へ進んで行くとホテルのレセプションが目に入り、早速チェックインをお願いしました。 EVA-CHIN :「 EVA-CHINと申しますが・・・」 レセプションの担当者は端末で名前を確認し、早速、チェックインを始めます。大阪マリオット都ホテルにはクラブフロアがありますが、今回は一般フロアを選択してみました。レセプションは部屋タイプや宿泊数を確認してレジカードを差し出し、EVA-CHINは名前と住所、電話番号を記載してレセプションに戻します。後は好みの新聞、駐車場利用の有無を確認します。 レセプション : 「宿泊者専用なのですが・・・」 レセプションは翌日の早朝、宿泊者だけが入場できる「あべのハルカス」展望台のチケットをくれました。時間は午前6時からと午前6時30分からの2回で好みに応じて展望台に入ることが出来るそうですが、どちらにしても時間が早いですね。EVA-CHINは午前6時30分からのチケットを貰いました。 レセプション : 「ところでお連れ様は?」 今回チェックインをしているのはEVA-CHINだけです。もちろん予約は2名分。今回嫁さんとは後で合流するつもりであり、EVA-CHINだけで先にチェックインをしているのであります。レセプションが何故この様な質問をするかと言えば、実はエレベーターで客室に向かうには、一般フロアであっても客室キーが無ければエレベーターの操作が出来ないためです。2枚ある部屋のカードキーの1枚をレセプションに残し、後で連れがレセプションに寄ればここで渡すことも出来るとの事。でもEVA-CHINはどちらにしてもホテルの外へ出歩くつもりなので、そのままカードキーを2枚受け取りました。そしてお部屋への案内となり、ベルと共に客室アクセス用のエレベーターホールに向かったのであります。 ベル : 「エレベーターの操作でございますが・・・」 先程書いた通り、客室用エレベーターで客室階に行くには客室のカードキーが必要です。客室用エレベーターは客室階だけではなく、57階にあるレストラン・「ジーケー」へのアクセス用でもある為、宿泊者以外の方も利用します。ちなみにロビー階である19階やレストランの57階へ向かう時はカードキーをエレベーターの操作盤にかざす必要はありません。ベルはキーをかざした後に47階のボタンを押し、暫く上昇すると今回宿泊する47階に到着しました。お部屋はエレベーターホールから見て一番奥にあります。非常階段の位置を確認した後にお部屋に入ります。 今回利用した客室は47階のプレミアムコーナー・キングで、プレミアムコーナーは西側の角に配置された2方向の景色を楽しめるお部屋です。大阪マリオット都ホテルは建物の構造上、多くのお部屋が北側か南側に配置されています。東側は客室用エレベーターや展望台用エレベーター、従業員用エレベーターが集約されているためお部屋の設定が無く、プレミアムルーム以上のカテゴリに西側が望める設定になっているようです。西側は神戸方向の景色で、遠くに海や南港地域、緑豊富な動物園、その隣に通天閣、ちょっと北寄りに目を向ければ難波や大阪駅周辺のビル郡など、結構、大阪で見所の多い方向となります。お部屋に入った時、全体にレースカーテンが閉まっていましたが、レースカーテンを開けると確かに今まで大阪では見たことが無い景色が広がっておりました。西側の景色を眺めながら、大阪の要所をベルが説明していきます。ちなみに今回のベルは南港にあるWTCコスモタワー近くのホテルに以前勤めていたとの事。ここで何となく、ハイアット・リージェンシー大阪であることが分かりますね。ホテル業界も結構、出入りが多そうです。後はベッドルームとバスルームの説明を行い、ベルはお部屋を後にしました。今回利用したプレミアムルームは南側と西側に窓をもつお部屋で日中は日差しが部屋の奥まで入り、写真撮影には悩まされそうです。でも綺麗な夕日も眺められそうで、大阪マリオット都ホテルの特徴が色濃いお部屋とも言えるでしょう。 |
プレミアムコーナー・キング ベッドルーム 今回利用したお部屋はプレミアムコーナー・キングです。プレミアムルームは南西側の角にキングタイプ、北西側の角にツインタイプを設けておりますが、プレミアムコーナー・ツインは42平米に対してプレミアムコーナー・キングは51平米と広さが異なる特徴があります。それぞれ2方向に大きな窓があり、バスルームもビューバスを備えるなどグレードの高いお部屋で、西側の景色を楽しめる貴重なカテゴリです。 |
ベッド キングサイズのベッドは幅200cm× 長さ200cm×高さ60cmのシーリー社製ベッドです。一般フロアに宿泊したのでクラブフロアも共通か分かりませんが、ターンダウンサービスは特にありません。マットレスの硬さも程良く、窓も近いので夜景を眺めながら横になれます。 |
ナイトテーブル お部屋のデザインに合ったナイトテーブルには、エントランス・ルーム・ベッドヘッド・読書・フットの各照明の操作が出来るようになっています。時計に関しては次に紹介する「 i - Home 」が役割を果たしている様です。 |
i - Home 最近、「i-Home]を置くホテルも時々見るようになりましたね。形から判断すると、「iHome iBN97 Bluetooth Wireless FM Clock Radio」の様です。Bluetooth 機能を使えば、ウォークマンでも利用できるのかな?EVA-CHINはどちらも持っていないので、時計としての役割しか出来ませんけど。(笑) |
ソファ @ ベッドの直ぐお隣に置かれているソファは、素敵な色使いでお部屋に合います。座ると調度テレビが見やすくソファテーブルもあるので、ビールを呑みながら寛いじゃいますね。 |
ソファ A オットマン付きのソファです。シンプルなデザインですがとても軽いので、お部屋の好きな所に移動して景色を眺めながら自分の時間に浸るにも最適ですよ。 |
ライティングデスク お部屋の南側に配置されたライティングデスクは、高さや座り心地が丁度良く、書き物をする時は最適なデスクです。ただレイアウト上、この位置からテレビを見ることは出来ないので、あまり使わなかったかな。 |
テレビ テレビはシャープ製40インチのアクオスです。地上8チャンネル、BS9チャンネル、CS10チャンネルにホテルインフォメーションチャンネルがあります。周囲を見回してみましたが、ブルーレイやDVDの再生機器は無いようです。 |
プライベートバー プライベートバーの各設定は驚くほど良心的で、EVA-CHINの基準としている缶ビール350mlは、税込みで400円です。銘柄はプレミアムモルツ、スーパードライ、サッポロエビス、一番搾り、ハイネケン、バドワイザーと豊富に揃っています。この価格設定なら手を延ばしたくなりますよね(ちなみにEVA-CHINは2本頂きました。)。ちなみにソフトドリンクは250円です。最高値はシャンパンのハーフサイズで5000円でした。無料のお茶セットは、煎茶、セイロンティー、カモマイルフラワー、アップル&フルーツのティーがあり、ネスプレッソも置かれております。 |
ミネラルウォーター 一般フロアにもミネラルウォーターは置かれておりました。大阪マリオット都ホテルのオリジナルで、採水地は島根県浜田市金城町です。島根県って言うのは初めて見たかな。ラベリングはロゴと文字以外透明なので、ちょっと見え難いですね。 |
スリッパ スリッパは金着衣入りのタオル地スリッパです。スリッパ自体にはロゴなどは特にありませんでした。 |
カードキー 客室のカードキーはブラックが基調の格好良いデザインです。エレベーターで客室階に向かうときは、一般フロアでもエレベーターの操作盤にカードキーをかざす必要があります。「ご宿泊者限定入場券」はあべのハルカスの展望台を早朝に限り入場できる券ですが、既に47階の宿泊なので十分に楽しめたかな。 |
47階 見取り図 上が北側、左が西側、下が南側です。ご覧の通り右の東側は全てエレベーターで埋まっているので、客室の設定は無いようです。 |
ウォークインクローゼット プレミアムルームにはウォークインクローゼットがあります。扉は両開きになっており、メインはベッド横から入りますが、ハンガーに掛かっている上着などは入口側から開けて取ることが出来ます。 |
景色 南側@ 47階南側の眺めです。ガラスの特製上反射してしまったり、デジカメのホワイトバランスをオートにしてしまうと青白くなってしまったり、結構、日中の景色の撮影は難しいですね。南側は住宅地が並び、遠くにヤンマースタジアム長居がある長居公園の緑が見えます。ちなみに高架は阪神高速です。 |
景色 南側A 若干の西寄りの南側です。近くにタワーマンションが見えますが、軽く見下ろす高さですね。遠くに南海電車の高架が見えますが、多くが住宅地ですね。 |
景色 西側@ 西側は客室数が限定され、カテゴリの高いお部屋しかありませんので貴重な方角です。遠くに南港と海が見え、JR線と南海電鉄が交差する新今宮駅が見えます。夕日を眺められるのはこちらの方向になります。 |
景色 西側A 若干北寄りの西側です。手前に見える緑は天王寺動物園や私立美術館です。こちらの方向は大阪の名所が多く、このサイズでは分かり難いですが通天閣もこちらの方向にあります。難波やその奥にある梅田地区の高層ビル群も見え、真下にはJR線の鉄道ビューが楽しめます。 |
通天閣 西側Aに溶け込んでいた通天閣を拡大したものです。通天閣も高さ100メートルほどありますが、あべのハルカスでは大阪マリオット都ホテルのロビーがある19階に相当する高さのようです。周囲にもビルが建ち日中は目だ立たなくなってきましたが、夜になるとライトアップで一際目立ちますよ。 |
難波周辺 こちらも南側Aの難波周辺を拡大したものです。真ん中に見えるビルが南海線難波駅にあるスイスホテル南海大阪です。右端にはホテル日航大阪のビルが見えるので、その近辺が心斎橋かな。 |
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