さて、お次はバスルームです。「エバーグリーンマリノアホテル・コーナーデラックスツイン」のバスルームは洗面台と洗い場付きのお風呂場で構成されています。トイレは個室タイプですがどちらかと言うとリビングルームに属している配置で、旅館の客室にあるトイレを思い起こさせる様な雰囲気と香りが漂っていました。バスルームは東側のヨットハーバーを眺める事が出来る窓も付いており、自然の光をバスルーム内に取り込むことが可能です。バスタブは窓際に面しておりませんが景色を眺めながらの入浴をする事ができます。ところで気になるバスアメニティですが、客室に備わっているのは歯ブラシとバスソルトで、ハンドソープやシャンプー、コンディショナー、ボディソープはポンプ式の備え付けがありました。洗面台にはアメニティの貸出しリストが置かれており、チェックイン時に見かけたアメニティ以上に用意されているようですが、必要な場合はフロントへ貰いに行かなければならない感じです。ちなみに、バスルーム内にはテレビ等の映像や音声を流すシステムはありません。 |
バスルーム 「デラックスコーナーツイン」のバスルームは洗面台と洗い場付きのお風呂場で構成されており、窓があるのでとても明るく感じます。白を基調とし全体的にシンプルなデザインでとても清潔感を感じます。 |
バスタブ 洗い場つきのお風呂場は窓があって開放感があります。構造上の問題からかバスタブは窓際にはなく、窓際は一段高いデッドスペースになっています。バスタブは横幅があまり無く若干スリムな感じで、ボディソープ、シャンプーやコンディショナーはポンプ式で備え付けのPOLA製が置かれていました。バスタブにはお湯の上限を調整する排水溝がありますが、洗い場付きなら不要な気もしますよね。バスタブにナミナミとお湯を張って入りたいなー。 |
タオル タオルはハンドタオル(2)、フェイスタオル(4)、バスタオル(4)があります。 |
バスアメニティ 客室に常備されているバスアメニティは、歯ブラシとバスソルト、ティッシュペーパーで、ハンドソープ、ボディソープ、シャンプー、コンディショナーはポンプ式の備え付けになります。バスソルトは「今月のおすすめ」の案内があったので月替りになるかも知れませんが、宿泊したときはフランス製の「アルグソルト」と呼ばれるバスソルトでした。フロントで貸出し無料なのが、入浴剤、歯ブラシ、レザーセット、ヘアブラシ、固形石鹸、シャワーキャップ、ティッシュ、コットン、綿棒、マッチ、ソーイングセット、植物性中性洗剤で、有料ではふくだけコットンが300円、お化粧セット(クレンジング・乳液・化粧)300円、男性用化粧セット(ローション、リキッド、トニック)300円、ヘアターバン100円、洗顔フォーム150円、ストッキング550円があります。 |
バスローブ バスローブは胸元にホテルのロゴは無くシンプルですが、タグにはホテル名が書いておりました。 |
EVA-CHINは暫くお部屋で写真を撮る事にすると、嫁さんはマリノアシティ福岡でショッピングをする為にホテルを出ました。ホテルは「マリノアシティ福岡」内にあるので、ホテルを出ると直ぐに色々な専門店があります。「マリノアシティ福岡」は道を挟んでアウトレット棟とマリナサイド棟で構成されており、ファッションからスポーツ用品、雑貨、食品、薬局、カー用品、レストラン、アミューズメント等、多種多様の専門店が揃い、色々な楽しみが集まる新しい形のショッピングモールであります。暫く嫁さんは「マリノアシティ福岡」を楽しんだ様子でしたが、特に何も買うことなくホテルに戻ってきました。 今回ホテルを訪れたのは暑くも寒くも無く、とても心地が良い10月であります。お部屋にはテラスが付いており暫く潮風に当たりながら海を眺めたいと思いましたが、残念ながら今回は強風で、テラスでノンビリする気分にはなれない日でありました。今回ホテルに訪れた日は全国的にも風が強く、特に関東地方では台風に匹敵する暴風雨になった模様で、成田空港では過去最高の着陸地変更に伴う混乱があったとの事です。偶然にもお休みを頂き遠く福岡の地に来たのですが、雨は降っていないものの海の波立ちが荒く、テラスで過ごすには不向きな日だったのであります。 暫くお部屋で寛いだ後、EVA-CHINと嫁さんは夕食を頂きにホテルを出ました。「エバーグリーンマリノアホテル」の飲食施設は2階のラウンジ「BLEUCIEL」しかなく、食事は「メゾン・ド・ヨシダ」がプロデュースしているとは言うものの、和食好きのEVA-CHINには残念ながらあまり魅力が無かったのであります。そこで「マリノアシティ福岡」でレストランを探しにホテルを出た訳ですが、いざレストランを探してみるとショッピングモールの規模の割にはレストランの数が少なく、飲食関係はマクドナルドやサーティワンアイスクリーム、スターバックス等のカフェを含めても17店舗。中には「旬菜ビュッフェ・然のしずく」のような面白い店舗もありましたが、EVA-CHINと嫁さんは焦点を「飲み」に切り替えてあるレストランを選んで利用したのでありました。 飲んで食事も終わってホテルに戻ります。客室の冷蔵庫には「浄化済飲料水」しか無いことを思い出し、ホテル内にある自動販売機を覗いてみました。自動販売機にはジュース類・お酒類がありますが、驚くことにジュース類は外と同じ「120円」。通常施設の中の自動販売機は高く設定されるものですが、中には「100円」もあったのであります。アルコール類は市価よりも若干高いですが、缶ビール(キリンラガー・一番絞り)350mlが270円で良心的です。ホテル内で購入しても安心して飲めそうですね。 |
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ホテル内の自動販売機 自動販売機は各客室階にあるのでは無く4階のみにあります。ジュース類は120円(一部100円)。缶ビールは500ml缶が350円。350ml缶が270円。発泡酒は500ml缶が300円、350ml缶が210円。氷結は350ml缶で200円で、アルコール類は全てキリンです。またこのスペースには製氷機やナッツ類の自動販売機もあります。 |
お部屋に戻った後、お風呂を楽しむことにしました。お風呂場は洗い場付きなのでとても扱いやすく、窓から見える福岡のベイサイドはとても非日常感を感じます。バスタブは若干狭くも感じましたが、アメニティにバスソルトもあって思った以上に心地の良いお風呂を楽しむ事ができました。この心地よい気分でこのままテラスで風に当たるのも良いかと思いましたが日中の強風は夜になっても治まる気配はなく、お部屋の中から夜景をしばらく眺めることにしました。そこで翌朝の朝食をどうするかを嫁さんと共に考えたのですが、飛行機の出発時間の関係からチェックアウトの11時までは居ることが出来ない点を考慮すると、朝食を取らないまま出発する事に決めたのであります。 この後はベッドの上でゴロゴロしながらテレビを楽しみました。お部屋にあるテレビはソファから見やすい位置に置かれていますが移動することも可能になっており、少し動かして方角を変えればベッドからも見やすい位置になります。しかも画面は少し高めの位置にあるので、二人並んで横になっても死角にならない様に工夫がされておりました。 キー・・・キー・・・ EVA-CHIN : 「???」 EVA-CHINは時々耳にする妙な音が、暫く気になっていたのであります。何処から聞こえるのか分からなかったのですが深夜になっても続いているので、音が出る元を探し始めてみました。暫く部屋の中を見回してみましたが、その原因となる様な所は特定出来ず結局諦める事にしました。ベッドの戻ろうとした時、EVA-CHINは部屋から眺める夜景を撮影していなかった事を思い出し、このままカメラを持ってテラスに出たのであります。 EVA-CHIN : 「これか・・」 EVA-CHINが外に出てカメラを構えると、先程の音の原因が分かったのであります。ホテルの目の前はマリーナになっており、数々のボートが並んでいます。そのボートが波や強風にあおられ、桟橋や別のボートと擦れて発生する音だったのであります。EVA-CHINは悩みが一つ解消された気分でベッドに戻ると直ぐに眠ってしまいました。次に目が覚めた時には東側に朝日が浮かぶ朝方だったのであります。 |
福岡で迎える朝 客室は東側なので朝日を楽しめます。福岡は東京よりかなり西にあるので、やっぱり陽が昇る時間もかなり遅く感じます。 |
天候は曇り時々晴れで見た感じは心地が良さそうでしたが、実際は昨日と同様に風が強くテラスで寛ぐのは無理な雰囲気でした。目覚めにシャワーを浴び出た後はベッドの上でゴロゴロしながらテレビを見て過ごしていましたが、今回は少し早めにチェックアウトをするので、すぐに荷物の整理をして2階にあるフロントに向かったのであります。 |
テラスでコーヒー コーヒーを持ってテラスに出たのですが、やっぱり風が強く直ぐに断念しました。次回訪れた際は風も無く心地の良い日になってもらいたいものです。 |
2階に到着するとロビーは結婚式に出席する人たちで賑わっておりました。「エバーグリーンマリノアホテル」では結婚式にも力を入れているようで、ホテルの7階には白い壁と大理石に囲まれたオーシャンビューのチャペルがあります。本日は土曜日なので結婚式が多いのかも知れません。 EVA-CHINはフロントに鍵を渡し、チェックアウトをお願いしました。支払いをカードで決済すれば直ぐに手続きも完了し、いよいよ出発であります。EVA-CHINと嫁さんはキャリーケースを転がしながら姪浜駅行きのバスが出るバス停に向かい、姪浜駅から直接福岡空港へ向かって家路に着いたのでありました。 福岡ベイサイド・「マリノアシティ福岡」にある「エバーグリーンマリノアホテル福岡」。青い海原と潮風、アジアンテイストを楽しめる天蓋付きのベッドなど、都会のホテルでは味わえない様々な魅力がありました。少しレストランが少なかったりアクセスが不便等の残念な点はありますが、それ以上にお部屋の雰囲気は惹きつけられる要素があり、また利用してみたいと思うEVA-CHINなのでありました。 |