エバーグリーンマリノアホテル福岡
− コーナーデラックスツイン 宿泊記 (2006年10月宿泊) −
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EVA-CHIN :「何処なのよー」 福岡市営地下鉄・博多駅から約20分の姪浜駅から、更にバスに乗ること約10分。「ウィズザスタイル福岡」を出発したEVA-CHINと嫁さんは博多ベイサイドの一つ、「マリノアシティ福岡」に到着したのであります。「マリノアシティ福岡」は世界最大級の観覧車・「スカイドリームフクオカ」を中心にレストランや専門店、ホテルが集まる観光スポットの一つ。エバーグリーンと言う名を聞いたことがある方は多くいらっしゃると思いますが、船舶では「エバーグリーンマリン」、航空では「エバー航空」を運行する台湾系エバーグリーングループの一つであります。EVA-CHINと嫁さんが降りたバス停は「マリノアシティ福岡」の駐車場の一角にあるバス停ですが、周囲を見回してもホテルの位置がはっきりと分からず、ただ立っていても仕方が無いので潮の香りが漂うこのバス停から、徒歩でキャリーケースを転がしながら進むことにしたのでありました。 EVA-CHIN : 「ここかな?」 EVA-CHINは一つの看板を目にしました。その看板には「ホテルを利用する車は、ここからお入りください」の旨を示す看板があり、目を向けると駐車場のゲートが見えたのであります。近くにホテルがあることを確信したものの、駐車場のゲートだけを見てしまったEVA-CHINは、この先に歩行者用のエントランスもあるに違いないと、勝手な解釈をして更に先へと歩き始めました。実際はこのゲートの奥に駐車場、その突き当たりにホテルのエントランスがあったのですが、大観覧車の真下なのでここにホテルがあるとは思えず、更に駐車場ゲートと影の為に奥がはっきりと見えないことから、雰囲気からしてホテルがこの奥にあるとは思えなかったのであります。結局、かなり遠回りをしながらホテルを見つけたものの、ホテルは海岸沿いにあって道には面してはおらず、かなり奥まった所にありました。想像は付かないかと思いますが、大観覧車・「スカイドリームフクオカ」に乗るつもりで足を進めればホテルに近づく事ができますので参考にして下さいね。(マリノアシティ福岡には2つの観覧車がありますが、「スカイドリームフクオカ」は大きい方です。) さて、EVA-CHINと嫁さんは「マリノアシティ福岡」の色々なお店の前を通ってかなり遠回りをしながら、ホテルのエントランスに到着しました。ホテルのエントランスは1階と「スカイドリームフクオカ」の乗り場に近い2階部分の2箇所にありますが、正直に言えばどちらも分かり難い所にあります。1階のエントランス前にはホテルのスタッフが2人立っていましたが、もし立っていなければここが本当にホテルのエントランスなのかを調べそうになる位物静かな雰囲気でありました。しかしEVA-CHINが近づくとベルがすぐに声を掛けてくれ、ここで一安心をしたのであります。 ベル : 「ご宿泊ですか?」 EVA-CHINが宿泊の旨を伝えます。 ベル : 「お荷物をお持ちいたしましょうか?」 EVA-CHINはキャリーケースをベルに渡し、ホテルの中に案内をしてもらいました。この1階のエントランスは反対側のマリーナ側にも入口があり、どちらからでも入れる様になっております。しかし1階のエントランスでは中に入っても直ぐにフロントがある訳ではなく、ベルはエレベータにEVA-CHINと嫁さんを案内しました。周囲の様子をみてもホテルのロビーらしき雰囲気ではないので、どうやら別の階にありそうであります。 EVA-CHIN : 「エントランスは今の所だけですか?」 あまりにも目立つ位置にエントランスがない為、EVA-CHINはエレベータ内でベルに聞いてみました。 ベル : 「フロントは2階にありまして、1階は結婚式などの宴会場になります。」 話が噛み合っていない様な返事が返ってきました。後でホテル内を散策すれば分かることですし、EVA-CHINは繰り返して聞くことは止めることにしました。 エレベータはすぐに2階へ到着し、ベルは近くにあるレセプションに案内をします。レセプションは座って行える様に椅子が用意されており、EVA-CHINは早速名前を名乗ってチェックインをお願いすることにしました。 最初にフロントはEVA-CHINの情報を確認し、レジカードを差し出します。EVA-CHINは名前、住所、電話番号を記載してからレジカードをフロントに戻し、フロントは出発日の確認を行いました。今回の宿泊はお部屋に拘ったために宿泊プランは特に利用せず、ルームチャージのみのラックレートでの申し込みであります。予約や問い合わせもメールで行い、この客室に泊まってみたいが為に、旅行の日程を予約が取れる日に調整した程なのであります。そのEVA-CHINが泊まってみたいと思ったお部屋は、広さが55平米ある「コーナーデラックスツイン」。「エバーグリーンマリノアホテル」には3種類の部屋タイプがありますが、「コーナーデラックスツイン」はホテルに3室しかない角部屋で、最大の特徴が天蓋付きのベッドがあることなのであります。 フロント : 「ご朝食もご用意出来ますが如何されますか?」 EVA-CHINの目の前には、写真つきのメニューが出されました。価格は決して高くはないのですが、ルームサービスメニューの様なので直ぐには判断が出来ませんでした。 EVA-CHIN : 「後ほど考えます。」 朝食に関しては嫁さんともう少し情報収集を行ってから決める事にして、直ぐに返事をすることは止めたのであります。 フロント : 「ルームサービスは先着順になっておりますので、ご注意下さい。」 先着順?と言うことは、数に限りがあると言うことでしょうか。メニューの写真を見る限り1種類しか無いようですが、数に限りがあるとは思いませんでした。 フロント : 「お部屋で備え付けられていないもので、必要な物がありましたらお取り下さい。」 フロントはEVA-CHINにビニール袋を手渡します。チェックインを行う際、カウンターの上に何だか分からないものが乗っていたので気になっていたのですが、良く見れば、綿棒やブラシ、シャワーキャップ等が置かれていました。一見してEVA-CHINや嫁さんも特に必要は無さそうなアメニティばかりの様ですが、客室には殆ど置かれていないという事なのでしょうか? フロント : 「鍵はこちらになります。ごゆっくりとお寛ぎ下さい。」 EVA-CHINはフロントから鍵を渡されました。周囲を見るとベルが居る様子もないので、どうやら客室への案内は特に行っていない様であります。 チェックイン完了後、EVA-CHINと嫁さんは荷物を持って客室に向かう為、先程のエレベータに乗って今度は5階に向かいます。エレベータからも景色を眺める事が出来、東側のヨットハーバーが見渡せる雰囲気の良い眺めでありました。エレベータが5階に到着して一番端にあるお部屋に向かい、早速扉を開錠して中に入ります。お部屋はとても明るく、景色は玄界灘の北側とヨットハーバーや福岡タワーが見える東側を眺める事ができました。リゾート感覚がとても色濃いお部屋でテラスも用意されており、春や秋などの心地が良い日にはテラスでノンビリ寛ぐことも出来そうですね。そしてこのお部屋でとても特徴的なのが天蓋付きのベッドであります。天蓋付きのベッドと海の組み合わせはとてもアジアンテイストが感じられ、非日常的な世界を一層高めてくれます。全体的なお部屋のテイストは大変EVA-CHIN好みであり、アメニティやレストラン、サービスを更に充実させれば、更に人気が上がりそうな気がします。 EVA-CHIN :「取りあえず、ジャケットでも掛けてみますか。」 EVA-CHINは直ぐ近くにあった扉を開きました。 EVA-CHIN :「ありゃ!?」 驚いた事にEVA-CHINが開けた扉はトイレで、クローゼットではありませんでした。全く違和感無く扉を開けたので、EVA-CHIN以外にも結構間違えて開けた方もいらっしゃるかも知れませんね。冷蔵庫を開けてみれば「浄化済飲料水」と書かれたお水が入っているのみでジュースやアルコール類も無く至ってシンプル。しかし、お部屋の価格は良心的な値段に設定しサービス料を取らないなど、利用する側から見れば嬉しい点も結構あります。アジアンテイストを感じられるこのお部屋で、今回も非日常を楽しませてもらいましょう。 |
ベッドルーム 今回利用したお部屋は広さが55平米ある「コーナーデックスツイン」です。「エバーグリーンマリノアホテル」に3室しかなく、玄界灘がある北側と福岡タワー等の福岡市街がある東側を眺める事が出来、目の前にはヨットハーバーがあって潮の香りも楽しめます。窓は大きいのでお部屋の中も明るく、天蓋付きのベッドはアジアンテイストを感じる雰囲気を漂わせています。 |
ベッド 非日常間を特に感じる天蓋付きのベッドで、「ツイン」タイプですがハリウッドスタイルなのでダブルの感覚で寛げます。レースカーテンがアジアンテイストを引き出し、見た目もかなり素敵ですね。お部屋の窓が大きくベッドの上からも福岡市街の景色を楽しめますが、東側なのでカーテンを閉め忘れると朝日に起こされます。 |
ナイトテーブル ナイトテーブルはとてもシンプルでお部屋に合ったデザインをしています。電話の他に置いてあるリモコンは後述するテレビとDVDのリモコンです。 |
ソファ ソファセットは大きく、とてもゆったりと寛げます。周囲が2面の窓なのでとても明るく開放感があり、室内から海を眺めて過ごすのも良いかも知れません。 |
ライティングデスク ライティングデスクは奥行きがありませんが横幅は広く、ちょっとした事には便利なデスクです。スタンド型の鏡や加湿器、福岡の情報誌等が置かれていました。 |
テレビ テレビは配線が届く範囲内で移動が可能な20インチのシャープ製液晶アクオスです。チャンネル数は一般とBSを含む9チャンネルで、移動や方向を変えることが出来るので、ベッドの上からでも楽しめます。 |
DVD DVDは壁掛け式のソニー製「DVD-F21」型です。「エバーグリーンマリノアホテル」ではDVDの貸出しも行っており、多種多様のジャンルから170種類以上のタイトルを選べます。 |
ミニバー 冷蔵庫には「浄化済飲料水」とグラスのみが入っており、ジュースやアルコール類は一切入っておらず、飲みたい場合はホテル内の自動販売機や外で購入する必要があります。ちなみにお茶セット類は用意されており、煎茶やブレンドティー、コーヒーがあります。 |
キー 鍵はシンプルなシリンダー型です。部屋の入口にホルダーケースがあり、ここにキーを入れないと部屋の電気が付かないシステムになっています。絵はホテルと観覧車、ヨットハーバーをモチーフにしており、とても可愛らしい描き方です。 |
スリッパ スリッパはシンプルなタオル地スリッパです。 |
ナイトシャツ 浴衣ではなく、ナイトシャツが用意されています。 |
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トイレ 左の写真の通り外観で判断すると最初はトイレだと思いませんでした。トイレはウォシュレット付きで小さな洗面台も備わりますが、雰囲気は旅館の客室にあるトイレ的な感じで独特な香りも漂っていました。 |
テラス お部屋にはテラスが整っており、心地よい天気の日にはここで潮風に当たるのも良いかもしれませんね。ガラス張りの構造なので座っても視界が開け開放感がありますが、目の前は海なので風が強い日が多いかもしれません。 |
景色 景色はヨットハーバーと海ですね。「福岡タワー」や水平線上に「海の中道」も見え、対岸は能古島に向かうフェリー乗り場があって頻繁に船が出入りしています。「1024X768」サイズも用意しておりますので、見たい方は写真をクリックして下さいね。 |