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マンダリンオリエンタル東京

− プレミアグランドダブル 宿泊記 (2005年12月宿泊) −

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EVA-CHIN : 「風が強いなー・・」

ここは東京日本橋にある日本銀行前。当然EVA-CHINには日本銀行とは縁が無く、偶然通りかかっただけであります。EVA-CHINが興味を持っていたのは格式のある日本銀行の建物では無く、実はそのお隣にある超近代的なビル。2005年7月に竣工した日本橋三井タワーなのであります。この日本橋三井タワーの高層階には2005年12月2日にオープンした「マンダリンオリエンタル東京」が入っており、建物の外観を撮影する為に周辺の道をウロウロしていたのでありました。それにしても、いつの間にこの様なビルが出来たのでありましょうか。東京へは時々訪れる程度のEVA-CHINには、毎度新しい名所が誕生している気が致します。日本橋はコレド日本橋やマンダリンオリエンタル東京がオープンした事で、更に魅力的な街になりました。テレビで日本橋のコマーシャルが流されたり、テレビ東京の「アド街ック天国」で放送された事も重なって、きっと訪れる人が多くなったと思います。
EVA-CHINと嫁さんは都営浅草線の日本橋駅から散歩をしながら日本橋三井タワーを目指しました。都営浅草線の日本橋駅は以前江戸橋駅と言う名の駅名でしたが、1989年に日本橋駅に改名した経緯を持っております。都営浅草線日本橋駅は東京メトロ・日本橋駅にも地下通路で直結しておりますが、残念ながら日本橋三井タワーへは銀座線で一駅乗るか地上に出て歩くかになります。日本橋三井タワーは東京メトロ銀座線・半蔵門線の三越前駅に直結しているものの、実は都営・東京メトロ日本橋駅からも近く、日本橋の街並みを楽しみながらアプローチするのもオススメであります。直結している駅名が三越前駅でお分かりの様に日本橋三井タワーの直ぐ近くには日本橋三越があって、日本橋三井タワーの位置が分からなくても日本橋三越を目指せば自然にアプローチすることができます。

EVA-CHIN : 「ここで、いいのかなぁ・・・」

実はマンダリンオリエンタル東京のエントランスは外から見るとあまり目立つ場所には無く、建物の外観や表通りからはホテルエントランスの雰囲気を感じ取るのが難しいのであります。確かコンラッド東京の際もエントランスの位置に迷いましたが、また今回もホテルへ辿り付くまでに時間が掛かりそうであります(笑)。風が冷たく外で探すのも辛いので、取りあえず日本橋三井タワーの中に入ってみました。
日本橋三井タワーのエントランスを通るとロビーが広がっておりましたが、残念ながらマンダリンオリエンタル東京のロビーではありません。日本橋三井タワーの高層階は確かにマンダリンオリエンタル東京がありますが、その他の階には一般のレストランやオフィスが入居しています。フロア案内図を嫁さんと一緒に見てみると、間違いなくこのフロアの一角にホテルのエントランスがあり、地図が示す方向に歩くと直ぐに小さなエントランスを見つけました。そしてそのエントランスには、マンダリンオリエンタル東京の文字が確かに書かれていたのであります。
ここがホテルのエントランスであると確信し扉を開けて中に入ると、辺りの雰囲気や空気が突然変わり落ち着いた空間が広がっていたのであります。目の前にはドアマンの常駐する車寄せ付きのメインエントランスもあり、EVA-CHINが入ってきたのは歩行者専用の裏口的な存在の様であります。ちなみにメインエントランス側は徒歩には不向きな裏手の日銀通りに接している模様です。

ベルガール : 「ご案内いたしましょうか?」

EVA-CHINが戸惑っているとベルガールが声を掛けてきました。やはりEVA-CHINと同じ様に先程のエントランスを通って戸惑う人が多いのでありましょうか。

EVA-CHIN : 「フロントに向かいたいのですが・・・」

EVA-CHINの言葉を聞いて、ベルガールはすぐ横にあるエレベータホールへと案内をしてくれました。実はマンダリンオリエンタル東京のフロントは1階ではなく、この日本橋三井タワーの最上階である38階にあるのです。
エントランスロビーのすぐ横にあるエレベータホールからエレベータに乗り込みます。このエレベータはホテル専用になるため、ホテル関連階以外には止まることはありません。ホテルがオープンした直後の為なのかホテル専用エレベータを利用する人が割と多く、EVA-CHINもその中に埋もれて38階に到着したのであります。38階はホテルのレセプションとロビーを中心とした階であり、その他に「オリエンタルラウンジ」や「オールダイニング・ケシキ」等があります。
エレベータから降りてロビーに向かうと、とても眩しい空間が広がっておりました。西側、東側共に2フロア吹き抜けの大きなガラス窓があり、とてもダイナミックな東京の景色を眺める事ができます。今回の様に天気が良く空気が澄んだ日には、西側の窓から富士山も眺めることができます。
時計を見ると時間は15時を回りチェックインタイムが過ぎておりました。今回の利用が平日の為かフロントの様子を暫く眺めていても特に混み合う様子は無さそうなので、EVA-CHINと嫁さんは空いているフロントの前に行き、チェックインをお願いしたのであります。

EVA-CHIN : 「EVA-CHINと申しますが・・・」 (もちろん、実際は実名ですよ。)

フロントの一人にEVA-CHINは声を掛けてみました。フロントは端末でEVA-CHINの情報を確認し、チェックイン作業を開始いたします。先ずはお部屋のタイプと今回の料金を確認した後、レジカードを差し出して住所と名前を記載してフロントに戻します。

フロント   : 「ご希望の新聞はございますか?」

EVA-CHIN : 「読売でお願いします。」

毎回でありますが、やはり読みやすい新聞が一番であります。

フロント  : 「お支払い方法はいかがしますか?」

既にEVA-CHINの手はクレジットカードを握っておりました。聞かれる事は分かっていたので、最初から取り出していたのであります。(笑)

フロント  : 「ご出発は何時頃を予定しておりますか?」

今回はマンダリンオリエンタル東京に宿泊することが目的であります。翌日は特に予定がありませんので、チェックアウト近くまで楽しもうかと思っております。

EVA-CHIN :  「お昼頃です。」

フロント   :  「チェックアウトは12時でございます。」

了解です。やはりチェックアウトが12時まであるとゆっくり出来ますよね。チェックイン手続きも無駄なく終わり、次にお部屋への案内となりました。こちらも特に待たされること無く、スムーズにベルガールへ引き継がれたのでありました。
マンダリンオリエンタル東京のゲストルームは日本橋三井タワーの30階から36階に配置されており、38階のフロントから下の階へ下りる形になります。ベルガールはEVA-CHINと嫁さんをゲストルーム・スパ専用エレベータに案内をしました。ゲストルーム・スパ専用エレベータは先程乗ってきたアクセス用のエレベータとは異なり、38階・スカイロビーのフロントを挟んだ反対側の見え難い位置にあります。このエレベータは客室の30階から36階、37階のスパ、38階のフロントを結びます。

ベルガール : 「フィットネスは宿泊者専用になっております。」

客室専用エレベータホールの手前でベルガールが案内をしました。「ザ・スパ・アット・マンダリンオリエンタル東京」は37階と38階に広がる広さ770平米の施設であります。スパへは38階のスカイロビーからゲストルーム・スパ専用エレベータを利用して37階で降りて入り、施設内ではスタッフが更衣室、各施設やアメニティなどの説明をしながらパーソナルにエスコートをしてくれるそうです。

EVA-CHIN : 「外に出るには、38階に一度行かなくてはいけませんか?」

ベルガール : 「はい。そうです。」

同じ37階でもレストランエリアとスパエリアは繋がっていない様であります。やはり外に出るためには一度38階でロビーを通った後、エレベータを乗り換えなければなりません。エレベータは今夜宿泊するお部屋がある34階に到着し、ベルガールに案内をされながら廊下を進みました。お部屋に入る前に非常口の位置を確認した後、いよいよお部屋との対面になったのであります。
扉を開けた途端、とても木の温もりを感じる広いお部屋が広がっていました。今回利用するお部屋はプレミアグランドタイプのお部屋で広さは60平米あり、東京の名所を一望できる西側の景色を楽しめます。

ベルガール : 「カーテンをお開け致しましょうか?」

EVA-CHINがお願いすると、ベルガールはナイトテーブル上にある操作スイッチを押してカーテンをオープンさせます。ガラスが床から天井まであるので、34階から眺める東京の景色は正に圧巻であります。この様なガラスになっているホテルで以前フォーシーズンズホテル丸の内東京に宿泊しましたが、フォーシーズンズホテル丸の内東京は低層階にあるのに対しマンダリンオリエンタル東京は高層階なので、お部屋の開放感が一層強く感じられます。ただ西側のお部屋のため午後からは直射日光が強くなり、眩しいことも事実です。

ベルガール : 「西側は新宿や富士山、レインボーブリッジまで見渡せます。」

EVA-CHIN : 「富士山?」

確かにうっすらと山並みを見ることが出来ました。その山並みの中で一番高い山は正しく富士山であります。ただ日中は冬でも空気が澄んでいないと見え難くなるため、富士山をホテルから眺められる事は本当に贅沢であります。

ベルガール : 「夕方になると、特に綺麗ですよ。」

確かに夕日のシルエットに浮かぶ富士山は美しいですね。今から楽しみであります。

ベルガール : 「お部屋のご説明を致しましょうか?」

EVA-CHINがお願いすると、テレビの使用方法の説明から入りました。

ベルガール : 「テレビの使用方法はちょっと複雑でして・・」

テレビは大きな45型液晶アクオスですが、リモコンを見ると沢山の操作ボタンが付いておりました。インターネットのボタンもあることから、テレビからサイト等が見られるのでしょうか?取りあえず、説明を深く聞いても後で???になりそうな気配があるので、肝心なテレビ番組の操作だけを聞いておきます。

ベルガール : 「冷蔵庫の位置ですが・・・」

続いてミニバーの位置を説明します。冷蔵庫内は多様な種類が用意されておりますが、見慣れないデザインの飲物が結構入っておりました。

ベルガール : 「ご利用された際は、ご清算の時にフロントで仰って下さい。」

ミニバーには金額の書かれた料金表はありましたが、使用した際にチェックをする紙は目に入りませんでした。確かに使用した旨がはっきりとホテル側に伝われば良いのですから、用紙を省いても問題は無さそうですね。

ベルガール : 「こちらがパススルークローゼットになります。」

パススルークローゼットとは、新聞等の届け物が入る専用のクローゼットです。通常、新聞等は扉付近に掛けたり挟んだりして配布をする事が多いですが、このタイプになるとゲストは一々扉を開けて取らなくてはなりません。またリッツカールトン大阪の様に扉の下からクリアケースに入れてお部屋の中に入れるタイプもありますが、こちらは扉と床の間にある程度のスペースを空ける必要があり、お部屋内部の音が外に漏れやすくなる欠点もあります。ですが、今回のパススルークローゼットの様な設備があれば扉を開けることなくポスト感覚で受け取る事が可能です。もし新聞や届け物がパススルークローゼットに入れば「VALET DELIVERY」のライトが点灯し、届けられた事がすぐに分かるようなっております。
一通りお部屋の説明も終わり、ベルガールはお部屋を下がりました。再度お部屋の中をじっくりと拝見して写真を写し始めるEVA-CHIN。窓の先には綺麗な東京の景色が広がり、今回のホテルステイも非日常を十分に楽しませてくれそうであります。


ベッドルーム

今回利用したのはグランドプレミアタイプのお部屋で広さが60平米あります。窓は床から天井まで全面にあり、高層階から東京の景色を楽しむことが出来ます。マンダリンオリエンタル東京は全てのお部屋が50平米以上あり、とても広くて快適。樹木をモチーフにしたオリジナルデザインのファブリックと落ち着いた色調の家具が調和しており、実に心を和ませてくれます。


 

ベッド

左側が日中、右側がターンダウン後のベッドです。ベッドはシモンズ社製のベッドを採用しており、ベッドカバーは編み込まれた様な絵柄をしていました。ターンダウン後はベッドカバーが外され、きめ細やかで肌触りのやわらかいエジプト綿100%のイタリア製シーツに包まれています。ターンダウン後のベッドを綺麗な色で写したかったのですがお部屋の電球色が予想以上に強く、デジカメのホワイトバランスを調整しても全体的に黄色く写って綺麗に撮れないのが残念でした。(腕が悪いだけかな?(笑))

 


ナイトテーブル

デザインはとてもシンプルなナイトテーブル。でもスイッチ類は集約されて、とても便利です。ルームライト、フットライト、ベッドサイドの照明はもちろん、遮光カーテン・ロールブラインドの開閉、プライバシー、サービスコールがあります。右側中央にある白い円形が分からなかったのですが、掲示板にて加湿器と教えて頂きました(情報、ありがとうございました)。


ソファ

足を伸ばせば広く心地よいソファです。ソファの上で寛ぎながら、素晴らしい東京の景色を見るのも素敵でしたよ。


ライティングデスク

ライティングデスクには椅子が2脚あり、仕事等で書き物をして使用する他に、ルームサービスの料理を置いて楽しむのも便利な大きさです。ホテルの情報はこちらにありますので、是非色々と見てくださいね。


 

テレビ & DVD

テレビはシャープ製45型液晶アクオス。地上デジタル放送はもちろん、多種多様なチャンネルが揃っています。地上デジタル・BSチャンネルは合計15チャンネル。BBC等のニュースチャンネルは6チャンネル。外国語放送は6チャンネル(ドイツ・フランス・中国・香港・シンガポール・韓国)、映画チャンネルは1チャンネル(スターチャンネル)、ドラマは3チャンネル、カルチャーは5チャンネル、スポーツは5チャンネル、アニメは1チャンネル、音楽は1チャンネル、ラジオは9チャンネルあります。また実際に操作はしていないのですが、インターネットにも対応している模様です。ちなみにDVDプレイヤーはヤマハ製の「DVD-S657」と言う機種です。


 

ミニバー

冷蔵庫内のソフトドリンクは、一般ではあまり見られない銘柄もあります。基準にしている缶ビール350mlの1本の値段は800円。銘柄はスーパードライ、プレミアムモルツ、キリンクラシックラガー、エビス、ギネスドラウトがあります。最高値はシャンパン(クリュッグ・グラン・キュべ・ブリュット)のハーフボトルで1本14000円。無料のお茶セットは、煎茶、ウーロン茶、セイロンティ、ルイボスティがあります。


鏡台

鏡台もあります。女性には嬉しい設備ではないでしょうか。


各種ケーブル

パソコンやビデオ画像等をテレビに映し出すために使用するケーブルやLANケーブル、ゲーム機用ケーブルも用意しています。


パススルークローゼット

パススルークローゼットとは、新聞等の届け物が入る専用のクローゼットです。パススルークローゼットの様な設備があれば扉を開けることなくポスト感覚で、新聞やランドリー、シューシャイン等の届け物を受け取る事が可能です。もし新聞や届け物がパススルークローゼットに入れば、クローゼット横に「VALET DELIVERY」のライトが点灯し、届けられた事がすぐ分かるようになっております。


スリッパ

スリッパはタオル地ですが大変厚みのある履き心地がとても良いスリッパです。マンダリンオリエンタル東京のロゴが良いですね。


ヨガマット

あまりホテルでは見られない備品ですね。クローゼットに入っています。


浴衣

マンダリンオリエンタル東京では浴衣でした。個人的にはナイトシャツやパジャマの方が好きです。


キー

ダークブルーでとても和を感じさせるデザインのカードキーです。下の絵柄は正に日本の屏風絵でお城と鳥居と桜が見えます。カードキーは持ち運びも楽で本当に好きです。


ロールスクリーン

遮光カーテンはありますが、レースカーテンの変わりにロールスクリーンを採用しています。


  

景色 (西側)

今回宿泊したお部屋は34階の西側。景色は池袋からレインボーブリッジ、お台場まで見渡す事が出来ます。新宿の高層ビルや皇居の緑、東京駅周辺のビル、お台場等、東京を感じさせてくれる名所を多く眺められる方向で、空気が澄み天気の良い日には富士山も眺めることが可能です。2枚の写真をクリックして頂けると、「1024 X 768」のサイズでご覧頂けます。


景色 (東側)

こちらは東側・千葉県方向の景色です。西側と比べると高いビルが近くに全く無く隅々まで見渡せるダイナミックな景色ですが、名所が少なくポイントが欠けます。国技館や江戸東京博物館等、東京下町の風景を高層階から楽しめます。こちらも写真もクリックすると、「1024 X 768」のサイズで表示されます。


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