ヒルトン福岡シーホーク
− パノラミック・スイート 宿泊記 (2013年1月宿泊) −
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EVA-CHIN : 「良いタイミングでバスが来たなぁ。」 ここは福岡県の中州川端にある博多座前。博多座はホテルニューオータニ福岡と隣接したビルですが今回の旅には関係無く、実は水炊きのお店「長野」で食事を楽しんだ後、今夜宿泊するホテルへ向かうために博多座前にあるバス停でバスを待っていたのであります。今回利用するホテルは鉄道の最寄り駅からは若干遠めなのでバスで向かう訳ですが、博多・天神地区を中心とするバス路線網は結構複雑ですね。とにかく次から次へと来るバスの中で「福岡タワー」行きのバスを見つけて乗車し、ホテル最寄りのバス停「ヒルトン福岡シーホーク前」に向かったのであります。 |
水たき 「長野」 博多名物の一つ・水たきの老舗・「長野」。地下鉄中洲川端駅から北へ徒歩10分位の所にあり、人気のお店なので事前予約をした方が良いです。お肉を入れる前にスープだけを頂きますが、これがまた旨し。お肉や野菜を入れた後のスープもまた深みが一層出てきて更に美味しく、水たきを心行くまで楽しめます。骨付きの鶏肉の「水たき」とミンチ・レバーの「スープ炊き」がありますが、ハーフ&ハーフも可能。お一人様2300円と良心的な価格設定で、突き出しに出た小鉢(茹でたモツを細かく切ってネギを乗せ、酢醤油をさっと掛けたもの)も絶品で驚きました。 |
今回宿泊する「ヒルトン福岡シーホーク」は1995年4月にシーホークホテル&リゾートとして開業したホテルで、2005年3月から2010年5月まではJALホテルズに運営委託され、JALリゾートシーホークホテル福岡として営業していました。2010年6月からは運営委託先がヒルトンに変更されて「ヒルトン福岡シーホーク」に名称が変更された訳ですが、ヒルトンブランドになってからエグゼクティブフロアが誕生し、急激にEVA-CHINは興味を持ち始めたのであります。博多駅や天神駅からは少し遠く海岸地区にあり、ホテルのお隣りにある福岡ヤフオク!ドームに大きく影響されそうなロケーションですが、今回は1月利用のオフシーズンなので乗車したバスも地元の方のみ。最寄りのヒルトン福岡シーホーク前で下車した乗客はEVA-CHIN一向以外はおらず、とても静かな感じでした。でも振り向くと後続のバスが直ぐ来ており、出発地や経路は色々あるものの、福岡タワー行きのバスは頻繁にあることも分かりました。 面白い事に今回下車したヒルトン福岡シーホーク前は福岡タワー行き方面のバス停のみで、博多・天神方面にはバス停がありません。帰りは一体何処から乗車すれば良いのかと思ったのですが、バス停対面にあるホテルへ行く途中で信号待ちをしていた際、ホテル建物の影から出発する路線バスをたまたま見かけたのであります。上りと下りとではバス停の名も場所も異なるようで、博多・天神方面はホテル1階の目立たぬロータリーに「ヒルトン福岡シーホーク」と呼ばれるバス停があって、ここから出発する事が分かりました。調度出発するバスを見かけなかったら、隣のバス停まで歩いていたかも知れないけど、何で上りと下りのバス停は異なる場所に設けたのかな? 早速1階のエントランスからホテルに入って様子を見渡してみます。雰囲気からして今立っている所はロビーではなく、宴会場階って感じですね。近くにあった案内板を見るとヒルトン福岡シーホークのフロントやロビーは4階と書かれており、車もスロープを使ってフロント近くにあるエントランスまで行くことが出来る様になっています。4階がメインロビーでフロントやエントランス、吹き抜けが特徴的なアトリウムレストラン「シアラブッフェ」、ショッピングモールも備えるエリアとなっており、早速エスカレーターで4階に上がってフロントにチェックインをお願いする事にしました。フロントは端末でエグゼクティブフロア宿泊者と確認すると、この場でチェックインかエグゼクティブラウンジでチェックインを行うかを確認してきたのでエグゼクティブ・ラウンジを希望し、ちょっとフロントの前で待ってからベルと共にエレベーターホールへ向かったのであります。 ヒルトン福岡シーホークのエグゼクティブフロアは32階と33階に設定されています。ただエグゼクティブ・ラウンジの利用できるお部屋が全てこのフロアに集中している訳ではなく、各フロアに1部屋しか作れないパノラミックスイートなどの特殊のお部屋は、エグゼクティブフロア以外の階でもエグゼクティブ・ラウンジを利用できる様になっています。エグゼクティブ・ラウンジは最上階の33階にあり早速ラウンジのレセプションでチェックイン。チェックイン手続きの間はレセプション近くのテーブル席に座っていたのですが、飲み物はセルフが基本スタイルなので何も聞かれず、いつの間にやらお部屋への案内となりました。周囲のゲストはお茶やお菓子でアフタヌーンティの時間帯を楽しんでいた様子なので、この時間帯が終わる前にラウンジへ顔を出さねばです。今回は人数の関係上お部屋は2つ取ってあり今回の宿泊記ではパノラミックスイートをご紹介しますが、別タイプのお部屋も後日にご紹介致しましょう。 |
パノラミック・スイート リビング/ベッドスペース パノラミック・スイートの広さは約54平米。お部屋に入ると左手にリビングスペース、右手にベッドスペースがあり、真ん中にボードを配置して2つに区切った配置になっています。建物の海側先端部に位置するこのお部屋は全体的に横幅が狭いため景色の眺望に優れていますが、その分お部屋の形は三角形。先端ジャグジーと称されるバスルームは更に奥にあり、早くドアを開けてバスルームからの眺めを見てみたいですね。パノラミック・スイートは7階〜22階に配置されていますが、33階にあるエグゼクティブ・ラウンジの利用が可能になっています。 |
ベッド パノラミックスイートのベッドサイズはキングサイズの1タイプのみです。ベッドサイズは幅180センチX長さ200センチ。ターンダウンサービスは特にありません。 |
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ナイトテーブル ナイトテーブルからは、エアコンのオン・オフ・温度設定、ナイトスタンドのオン・オフ・明暗の設定、室内灯、足元灯の操作が出来ます。 |
I HOME ( iP90 ドックスピーカー ) ナイトテーブルにはアップル用のドックスピーカーがあります。 製品特長によると・・
の機能があるようです。 |
ソファ ソファは曲線状の形で革張りです。背面にあるボードの裏にガラス窓と景色が見えますが、実は反対側にあるベッド側の窓です。 |
テレビ 左がベッドスペース、右がリビングスペースのテレビです。ベッドスペース側は40インチのシャープ製アクオスで、リビングスペース側は46インチのシャープ製アクオスがあります。チャンネル数は共通で地上、BS、CSを含めて12チャンネル。エグゼクティブフロアであればVOD(ビデオオンデマンド)は無料となっており、このテレビでインターネットも接続できます。 |
キーボード インターネットは、このキーボードで操作できます。でも正直言うと操作性はちょっと悪いですね。画面も、ちょっと見難い・・・ |
ライティング・デスク お部屋の形状が歪なので、スペースにちょっと苦労した感が出ていますね。デスクも手前より奥の方が幅が広く、奥にあるクローゼットの幅が最大幅になっています。手前の幅が狭いのはデスクがエントランス横に設けられている点で、ベッドスペース側の動線確保の為って感じです。引き出しにはLANケーブルが入ってました。 |
ミニバー EVA-CHINが基準としている缶ビールは、ザッポロエビスが600円、アサヒスーパードライが550円です。最高値はミニチュアスピリッツで950円でした。無料のお茶セットは煎茶、紅茶、カモミール&ペパーミントで左写真の様にネスプレッソも置いてあります。ちなみにネスプレッソのカートリッジは3種類ありました。 |
スリッパ スリッパは使い捨てタイプではないと思います。エコだけど・・ね。「室内専用」とわざわざ書かれているのは、履いたまま部屋から出てしまう人が多いからなのでしょうか。 |
カードキー カードキーはブラックをベースにした格好良いデザインです。今回宿泊したパノラミックスイートはエグゼクティブフロアの32階・33階から外れた20階の為、エレベーター専用のアクセスキーを別途用意されます。 |
ウェルカムフルーツ ウェルカムフルーツは青りんごでした。 |
雑誌 お部屋にこの様な雑誌があると、ちょっとお洒落ですね。 |
ミネラルウォーター ラベルに「Hilton」と書かれたオリジナルのミネラルウォーターです。ちなみに採水地は山梨県甲州市でした。 |
景色 西側 → 北側 3方向の景色を楽しめるパノラミックスイートは「シーサイドももち」地区を一望できます。写真の西側のメインは福岡タワー(中央にある一番高い建物)ですね。目を北に向けていくと博多湾の海が広がっています。近くにある能古島もよく見えますね。晴れて視界がくっきりしていれば、もっと綺麗だろうな。 |
景色 北側 → 東側 遠くに海ノ中道を見つつ今度は東側を見ると、ヤフオクドームが目の前に見えます。宿泊日は何も開催されていなかったので、周囲は閑散としておりました。ドームの奥は天神方向の繁華街方面ですが、ホテル周囲の海岸地区はマンション等の住宅街が近くまで広がっています。 |
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