アルモニーアンブラッセ大阪

− ジュニア・スイート 宿泊記 (2010年7月宿泊) −

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EVA-CHIN :「この角を曲れば良いのかな?」

阪急百貨店を前にして悩むEVA-CHIN。大阪駅近辺は数多く利用していたものの西梅田が多く、阪急梅田駅周辺の茶屋町エリアは弱いのであります。地上に出て周囲を見渡すも雑居ビルが邪魔していて遠くまで見ることが出来ず、事前に覚えた地図と今見える光景を頭の中で比較しながら適当な道を曲りホテルを探す事にしました。今回宿泊するホテルは2010年4月にオープンした「アルモニーアンブラッセ大阪」で、ホテルの概観は写真を見る限り奇抜なデザインをしている様で見れば直ぐ分かると思うのですが、結構苦戦していたのであります。

EVA-CHIN : 「見えた!」

狭い道路に入り奥へと進んでいくと急にホテルが視界に入り、勘で歩きながらも正解だった事にホッとしました。「アルモニーアンブラッセ大阪」はJR大阪駅よりも阪急梅田駅の方が近く、阪急線に乗ってこられたのであれば茶屋町の出口が一番近くとなり、ホテル阪急インターナショナルの近くに有ります。複合ビルである「チャスカ茶屋町」の10階以上をホテルが占めますが、ホテルのエントランスはとてもシンプルであまり目立ず、1階はフロントのある10階に直行するエレベーターホールがあるだけでした。ドアマンも見掛けないままエントランスを入りエレベーターで10階へ上がると、ロビー階は驚くことにゲストだけではなくホテルスタッフの姿も目に入らなかったのであります。

EVA-CHIN :「ラッキーだなぁ」

何がラッキーなのか・・・それは、フロントの写真が撮り易いことです。全くゲストの居ない中でスタッフと顔を合わせれば写真を撮る間も有りません。ロビースペースは広くはありませんが建物の角に位置し、2面の窓から入る自然光でとても明るい印象を受けます。何枚か写真を撮影してからフロントに近づくと、自然に裏からコンシェルジュが2名現われました。もしかしたら裏からEVA-CHIN達の様子が分かっていたのかも知れませんね。コンシェルジュに宿泊の旨を話すと早速フロントでチェックインを始めます。それにしても静かな空間ですね。直ぐ近くにはラウンジがあるのですがこちらもゲストが居らず、まだあまり知られていない様ですね。

チェックインは座りながらゆったりと行え、しかもウェルカムドリンクも出してくれます。先ずEVA-CHINの情報を確認したコンシェルジュはレジカードを差し出しました。記載されている内容を確認しサインをして戻します。次にプラン内容を口頭で確認して帰りのタクシーの有無の確認となりましたが、明日は伊丹空港経由で帰るだけなので不要の旨を伝えます。

コンシェルジュ:「本日のご夕食のお時間は18時からでお伺いしてますが、間違いは無いでしょうか?」

実は夕食・朝食付きのプランを利用しました。今回は最初から夕食はホテルで楽しむ予定でしたが、運良く宿泊プランで2食付のプランがあって利用してみたのであります。

コンシェルジュ:「朝食なんですが朝7時から11時までになっておりまして・・・」

時間帯は普通ですね。

コンシェルジュ:「約1時間程掛けましてコース料理になっているのですけども・・」

えっ!?コース料理?

コンシェルジュ:「大体何時頃、ご希望でございますか?」

これは楽しみですね。今回は8時にお願いしました。

コンシェルジュ:「明日の朝刊は何かご希望はありますでしょうか?」

EVA-CHINは相変わらずの読売をお願いします。長年読んでいるから読みやすいのよね。

コンシェルジュ:「チェックアウトのお時間ですが、何時ごろを予定していますでしょうか?」

もちろん12時です。最後までホテルを楽しませて頂きますよ。帰りの便は14時頃なので調度良いのよね。

コンシェルジュ:「お支払方法はお決まりでしょうか?」

EVA-CHINは胸元に入れておいたクレジットカードを出しました。ホテルステイのお陰で結構クレジットカードのポイントが溜まります。コンシェルジュはクレジットカードのコピーを取り、EVA-CHINに戻しました。

コンシェルジュ:「ご希望のDVDがございましたらご用意いたします。」

ホテルでは無料でDVDの貸出を行っている様ですね。ちなみに1本お借りしました。

コンシェルジュ:「ご宿泊のお客様だけでプレゼントさせて頂いております・・・・」

なになに!?

コンシェルジュ:「バーでご用意させて頂きます季節のフローズンカクテルを1杯ずつプレゼントさせて頂きます。」

本当に?これは行かなければ!

コンシェルジュ:「お席料金をお1人様1000円ずつ頂いておりますので、ご了承ください。」

へっ!?これでは意味はないなぁ。ちょっと期待しちゃったなぁ。取り合えず、夕食後の気分で決める事にしましょう。

コンシェルジュ:「お部屋は21階をご用意させて頂いております。」

21階は客室階の最上階ですね。ちなみに高層階のリクエストは事前にしておりました。チェックインは終了して次は客室への案内となりましたが、折角頂いたウェルカムドリンクはチェックイン手続きをしていてゆっくりと飲めなかった感が残りました。

コンシェルジュと共に客室用エレベーターホールに向かいます。ホールの前にはレストラン「レヨン」があり、朝食・夕食のレストランと案内をされました。客室用エレベーターはロビー階の10階から22階を結び、2つのドアがあって客室階はロビー階とは反対側のドアが開きます。21階に到着すると一番奥のお部屋に進み、非常口の確認をしてキー操作の注意事項を聞いた後に中へ入りました。

中に入るとホワイトを基調としたベッドルームが広がっておりました。ベッドルームの先がバスルームとなっており、入った直ぐ左手に扉があります。この扉は施錠してあって開けられませんでしたが、「スイート・ダブル」として使用する場合はこの扉の先にリビングルームと個室のトイレがある仕組みになっているようです。今回は「ジュニア・スイート」として使用するためリビングルームルームが使えないと言うわけですが、状況により「スイート」としても「ジュニアスイート」としても使えるとは面白い構造ですね。

EVA-CHIN : 「ここから外に出られるんだ。」

ベッドルームの両脇に窓がありましたが、近づくと共にテラスへ出られるようになっておりました。建物先端に位置しているお部屋なので、色々な角度から景色が楽しめますね。

コンシェルジュ:「最上階なので、かなり夜が綺麗だと思いますよ。」

確かに。大阪駅方向には観覧車、西側には新梅田シティもあって、今夜はいつもと異なる方向から景色を楽しめそうです。

コンシェルジュ:「少しだけ、シャワーの説明をさせて頂きます。」

このお部屋の最大の特徴は、建物の先端にあるバスルームです。大阪の街並みを一望できるバスルームは丸型の大きな浴槽にジャグジー機能があり、さらに天井から降り注ぐレインシャワーが完備されています。今回のバスタイムは正に非日常を楽しめそうです。

コンシェルジュ:「何かございましたら、電話で9番をお願い致します。」

最後に連絡方法を伝えてコンシェルジュはお部屋を下がったのでありました。


ジュニアスイート ベッドルーム

今回利用したのは広さ45平米のジュニアスイートです。アルモニーアンブラッセ大阪の客室は気品溢れる独特の魅力の「プティトリアノン」、現代的な優雅さを表現した「ドルチェヴィータ」、スパイスの利いた大人の空間でる「ブラックティー」、永遠の“純白”を意味する「エヴァーホワイト」の4つをコンセプトに持ち、スイートとジュニアスイートは「エヴァーホワイト」に属しています。「エヴァーホワイト」は全てジャグジー付きビューバスを備え、建物の先端にあります。


ベッド

スイート、ジュニアスイート共にベッドはキングサイズのみでサイズは200cmX200cmです。ホワイトを基調としているのでベッドのクッションもホワイトですね。ベッドをお部屋の真ん中に置く独特なレイアウトで構造を上手に使っています。ちなみにターンダウンサービスはありません。


チェスト

ベッドの両脇にナイトテーブルを置くと動線を確保出来ない様でベッドの背面にチェストを置き、ここにスタンドが置かれています。明かりの操作はベッドで寝転びながらでも出来る位置にあるので不便さはありません。


ソファ

お部屋のコンセプトに合わせて、白いカバーが掛かります。スペースの関係上、ちょっと窮屈ですかね。


テレビ

テレビはパナソニック製の37型プラズマテレビです。チャンネル数は地上デジタルが8チャンネル、BSが8チャンネル、海外放送が3チャンネルとなっています。


DVD

DVDプレイヤーはパイオニア製の「DV-313」です。アルモニーアンブラッセ大阪では無料でDVDのレンタルが出来ます。


プライベートバー

ビールは瓶ビール(小瓶:334ml)のみで、写真では見え難いですが珍しくキリンハートランドもあります。価格はスーパードライとキリンラガーが630円、ハートランドとプレミアムモルツ、エビスが735円となっており、最高値はブランデーのミニチュアボトルで1575円でした。無料のお茶セットは煎茶、ローズヒップ&ハイビスカスティー、次にご紹介するネスプレッソコーヒー、ミネラルウォーターです。


ネスプレッソ

最近、多くのホテルで見かける様になりましたね。ネスプレッソマシンはエスプレッソが飲みたくなる度に、またとない美味しさを再現できる手軽なマシンです。ネスプレッソには、独自のコーヒーカプセルがあり、コーヒー豆はグラインドされてから直ぐにカプセルへ密封され数ヶ月間風味とアロマを保持すると言われています。


空気清浄機

空気清浄機もあります。


ミネラルウォーター

サービスのミネラルウォーターは「VOLVIC」でした。


スリッパ

スリッパはお部屋の基調とは合わせておらず、ブラウン色をしておりました。こちらの方が目立って良いかも知れません。


キー

キーはカードキーではなく、大きなキーケースがあります。ちなみにお部屋はオートドアロックでは無いので、注意が必要です。


 

オブジェクト

ソファの上辺りに、凄いオブジェクトがありますよ。


テラス

各部屋にテラスがあって、出ることが可能です。テラスにはチェアがあって、心地よい日にはここで寛ぐのも良いですね。


景色 東側

東側は雑居ビルや住宅街と言う感じです。直ぐ近くにホテルより高い高層マンションがあり、ちょっと気になるかも。高層マンションの直ぐ裏手に東海道本線の線路があり、鉄道ビューも楽しめます。


景色 南側

南側はJR大阪駅周辺で高層ビルが多く、夜景も綺麗です。「エヴァホワイト」ならではの景色かも知れませんね。この方向でも鉄道ビューが楽しめ、更に大阪環状線がちょこっと見えます。


景色 西側

西側はJR大阪駅、阪急梅田駅や新梅田シティなどの名所を眺められる景色で、近くのホテル阪急インターナショナルのビルも見えます。気になるのは目の前にビルが工事している点で、完成したらどの様な景色になるのでしょうかね。西側では阪急線の鉄道ビューを楽しめます。


憧れのホテルにあなたもステイしてみませんか。

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