フォーシーズンズホテル椿山荘東京

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次はバスルームを見てみましょう。扉を開けると、前回宿泊した時と全く同じ構成の広くて使いやすそうなバスルームが広がっておりました。洗面台・バスタブ・シャワーブース・トイレで構成されておりますが、トイレは立派なドアがついた個室になっております。今思い出すと、やっぱりどことなく「リーガロイヤルホテル・ザ・プレジデンシャルタワーズ」のクラシックタイプ・デラックスツインのバスルームとよく似ていますね。床も大理石で重厚感があってとても素敵です。バスタブを見ると、「お湯は３分でいっぱいになる」旨の案内が現在でも置かれておりました。通常、ある一定以上の水位になると排水ができるようになっておりますが、早くお湯がたまる分、排水以上にお湯の供給量があるのでしょう。洗面台にはテレビもありますが、今では少し古風に感じるブラウン管タイプに変わりはありませんでした。またバスタブでお湯に浸かる時の視線では、テレビを見ることがちょっと困難な所も変わりないですね。ちなみにテレビはベッドルームのテレビとは連動されておりません。テレビが乗っている洗面台ももちろん広くて立派、ダブルシンクではありませんがとても機能性が高く、拡大して写す鏡もちゃんと用意されております。ちなみに変更されてからかなりの月日が経ったようですが、バスアメニティは情報通りフランスの「ロクシタン」に変更されておりました。

アメニティ

アメニティはブルガリからロクシタンに大きく変わりました。

シャンプー・コンディショナー・バスジェル・ボディローション・石鹸・洗顔石鹸

（以上　ロクシタン）

コットン・綿棒・シェービングキット・ヘアブラシ・クシ・歯ブラシ・シャービングフォーム・ヘアバンド・シャワーキャンプ

が、ありました。

ピンポーン

お部屋でしばらく過ごしていると、お部屋のチャイムがなりました。ターンダウンには早すぎる感じだし、一体なんでしょうか？

EVA-CHIN ：　「はーい」

スタッフ　　　：　「ルーム・サービスでございます。」

ルームサービス？はて？EVA-CHINは何も頼んではいないので、何故ルームサービスが来たのかちょっと悩みます。取りあえずEVA-CHINはお部屋の扉を開けてみた所、ドアの前には白い制服を着た女性が立っており、手には何かを持っていたのであります。

ルームサービス　：　「この度は、再度のご来館ありがとうございます。」

・・とEVA-CHINにメッセージカードと記念品を手渡してくれたのでありました。久しぶりの宿泊なのに、実にご丁寧ですね。記念品は「フォーシーズンズホテル」のロゴが入ったペンでありまして、色合いと言い、とっても重厚感のあるペンです。何よりEVA-CHINが嬉しいのはフォーシーズンズの文字とロゴが入っているところでしょうか。やっぱり、ホテルファンの端くれでございますから。（笑）

お部屋でしばらく過ごしていると時間が進んでいき、外がだんだんと暗くなっていきます。緑に囲まれた景色の庭園側ではビルの光がサンシャイン程度しか目立たないものの、目の前では三重塔がライトアップされてとても幻想的であります。ちなみに庭園の広さは約６万６０００平方メートル。ホテルから直接庭園に出ることも可能で、ちょっとしたお散歩コースに良いかも知れませんね。シティビューでは高層階の方が景色が良いと思いますが、ガーデンビューは逆に低層階の方が景色が良いとも言われております。EVA-CHINは２回とも８階の庭園側なので、はっきりとは言えないのですが・・・

時間が進み間もなく１９時を指す頃、EVA-CHINは夕食を頂きに日本料理・「みゆき」へ行くことにしました。「みゆき」とはＦＳ椿山荘東京の日本料理レストランですが、本日はEVA-CHINの誕生日ステイでもあるのでちょっと贅沢ステイを楽しみます。予約はチェックインの際にフロントにお願いして１９時、一人で夜にホテルのレストランを利用するのは久しぶりなので、ちょっとドキドキしながら「みゆき」へと向かったのであります。

レストランに足を踏み入れると、早速着物をきたスタッフに出迎えられました。EVA-CHINの名前を告げると直ぐに席へと案内をしてもらいます。店内は若いカップルから家族連れ、友達同士等々の色々な年齢層のお客様が利用されおりましたが、EVA-CHINの様に一人で利用する人は少ないものの、実際にはいらっしゃる様であります。席に着きメニューを拝見。さすがにコース料理はなかなかのお値段でありますが、その中でEVA-CHINは１２０００円の懐石料理をお願いしました。もちろんビールの注文も忘れずに行います。

スタッフ　　：　「EVA-CHIN様、新聞か雑誌をご用意いたしましょうか？」

さすがはホテルのレストランですね。色々と気を遣って頂けます。その後も問いかける際は必ず「EVA-CHIN様」と名前を呼んでくれるので、予約をするとなかなか気分的に嬉しいですね。

さて夕食が終わりお部屋に戻ってみると、既にターンダウンが済んでおりました。時間を見れば２１時で「みゆき」で２時間ほど過ごしていた事になります。ターンダウンが済むとベッドカバーが外され、ベッドの上にはトレイが置かれております。トレイにはランドリーと靴磨き用の袋と朝食の注文カードが入っていました。ちなみに今回の宿泊プランには朝食が含まれており、和食を選ぶなら「みゆき」、洋食を選ぶなら「イル・テアトロ」又はルームサービスが選択可能なっておりました。ＦＳ椿山荘東京・「みゆき」の朝食は有名ですが前回の宿泊で「みゆき」の朝食を頂き、更に今夜の夕食も「みゆき」だったのでルームサービスを選択することにします。朝食カードに希望するパンや卵料理を書き込んでいきますが、EVA-CHINは最近いつも「スクランブルエッグ」と「ソーセージ」を選んでおりますね。早速注文カードをドアノブに掛けて、お次はこれまた好きなバスタイムへと突入したのでありました。

バスタブに手頃な深さまでお湯を溜めて、くつろぎバスタイムを楽しむEVA-CHIN。バスルームには小さなテレビが洗面台の上にありますが、バスタブに体を沈めると画面を見ることはきついので、ほぼ音声を楽しむという感じになります。バスアメニティはフランス製のロクシタンですが、ロクシタンになる前はブルガリだっただけにちょっと残念なものの、ロクシタンも実に良い香りです。そう言えば先月の宿泊はフォーシーズンズホテル丸の内東京だったので、バスアメニティは全く同じですね（笑）。長い時間のバスタイムを楽しんだ後はバスローブを羽織ってビールでクピっとやりたい所ですが、「みゆき」でちょっと飲み過ぎた感じなので今回はソフトドリンクで止め、テレビを見ながらゆっくりとした時間を楽しんだのでありました。

翌日、EVA-CHINは午前９時頃起き出します。今回のルームサービスは９時３０分に設定しているので、適当に身支度をしていると・・・

ピンポーン

早速チャイムが鳴り、扉を開くと期待のルームサービスが到着したのでありました。早速、お部屋の中に入ってルームサービス担当はテーブルのセッティングを始めます。

ルームサービス担当　：　「お料理をお出しして宜しいですか？」

目の前に鎮座するブレックファースト。レストランでの食事も素敵ですが、ルームサービスは更に非日常を感じられるスタイルですね。レストラン派かルームサービス派かは分かれる所かもしれませんが、EVA-CHINはどちらも捨てがたい感じです。でもルームサービスにすれば皆様に写真でご紹介ができるので、サイト的にはルームサービスの方が美味しいのでしょうか（笑）。やっぱりレストランで写真を写すにはタイミングが入りますし、撮影するEVA-CHINも恥ずかしいものですからね。（昨夜の「みゆき」ではやってみましたが・・・（笑））

さて、美味しい朝食が終わってルームサービス係にテーブルの片づけをお願いします。5分程で係の方がテーブルの片づけに来られ引き取った後は、残り少ない時間のホテルステイを楽しみました。もう一度お風呂に入った後、庭園の景色やテレビを見て過ごせばすぐにチェックアウトの時間が迫ってきます。EVA-CHINは数々のホテルに泊まってきましたが連泊した事は無いので、仮に連泊した時のホテルステイは一体どのように過ごすのかEVA-CHIN本人でも想像はつかないですね。

チェックアウトの正午少し前、EVA-CHINは荷物をまとめて３階のロビーへと向かいます。エレベーターでは無意識に1階を押そうとしてしまいましたが、ＦＳ椿山荘のフロントやエントランスは１階では無く３階にあります。３階に下りると本日は月曜日の為かロビーでの人影は少なく、フロントでチェックアウトするゲストもおりましたが、空いているカウンターもあってEVA-CHINはそのカウンターでチェックアウトをお願いしました。ちなみに本日のフロント担当者も男性ばかりで、やはりこちらのホテルではフロント担当者は男性で占められているのでしょうか。

フロント　　：　「再度のご来館、有難う御座いました。」

スムーズにチェックアウト業務が進んでいきます。EVA-CHINはカードで決裁を行い、領収書を持ってエントランスへと向かいました。

ベルガール　：　「お荷物をお持ちいたしましょうか？」

エントランスを出る直前でベルガールに声を掛けられました。でも恥ずかしいことに、EVA-CHINの帰りはタクシーでもバスでもなく、徒歩で有楽町線江戸川橋駅に向かうのであります。

EVA-CHIN　：　「大丈夫ですよ。有難う御座います。」

ドアマンにドアを開けてもらい、テケテケとゲートへ歩いて向かうEVA-CHIN。恐らくゲストの中で徒歩で駅に向かう人は少数派だと思いますので、ドアマンの目にEVA-CHINがどう映ったかちょっと知りたい気持ちなのでありました。