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アマン東京

− デラックスルーム・キング 宿泊記 (2021年4月宿泊) −

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EVA-CHIN : 「大手町で、このビルに入るのは初めてだな。」

ここは地下鉄大手町駅の地下通路。大手町に点在する地下鉄の駅を結ぶ地下通路は複雑でありますが、今回の目的とするアマン東京は大手町にあるビルの一つ、「大手町タワー」の高層フロアに位置するホテルです。大手町タワーには「OOTEMORI(オオテモリ)」と称する専門店やレストランが集まるフロアがありますが、アマン東京は同ビルの敷地で3分の1を占める「大手町の森」側にエントランスがある為、EVA-CHINもビル内でちょっと迷いながらホテルエントランスに辿り着けました。大手町タワーの大部分は会社のオフィスが入る為、初めての方はビルの案内図をよく見る事をおススメ致します。

さて、今回アマン東京を選びましたのは、正直に言えば宿泊プランのお値段が手に届く範囲に落ち着いてくれたことにあります。スタンダードルームとしては都内最大の71平米の広さを誇るだけあって今までは泊まってみたくても手が届かず諦めていたのですが、今日の世界情勢に伴い、実現出来たって感じですかね。また外国人の規制が無くなれば元に戻ると思うので、行ける時に泊まろうと思った訳であります。そして折角宿泊するならちょっと早く行って、ランチも一緒に楽しんでしまいましょう。今回はイタリア料理・「アルヴァ」でのランチも予約を取ってあります。

大手町タワーの大手町の森側に出ると、直ぐ横にアマン東京のエントランスがありました。エントランス前には別棟の形でアマン東京のカフェである「ザ・カフェ by アマン」があります。ガラス越しでも、お洒落な雰囲気を持つこちらのカフェに興味津々になる方も多いとは思いますが、、今回利用するレストラン・イタリア料理「アルヴァ」はホテルのロビー階である33階にあるので、早速重厚なエントランスの奥にあるエレベータで33階へ上がる事にしましょう。

33階に到着すると天井の高いロビー空間と、奥に「ザ・ラウンジ by アマン」、イタリア料理・「アルヴァ」があります。ただロビー空間の規模で考えれば、レセプションは結構コンパクトな感じですね。予約時に「15時は混みあう事があるので、少し早めのチェックインをおススメします」との返信があった事を思い出し、今回はまだ13時前ですがレセプションに声を掛けてみる事にしました。そしたらチェックインを直ぐにして頂き、その後、「アルヴァ」へと案内をしてくれたのであります。これでランチ後は直ぐにゲストルームへ直行できますね。


アマン東京 イタリア料理 「ARVA」


見た目もイタリアンですね。


今回のランチも動画で纏めていますので、気になる方はご覧下さいね。



動画を観て頂けましたでしょうか。贅沢なランチでしたしょ。パスタは追加料金を払ってでも、雲丹のパスタに変更して良かったと思います。もともと雲丹も大好きだし、ビジュアルも素敵でした。それにしてもホールで持て成してくれるスタッフが外国人だと、海外のレストランにいる気分になれますね。(ちゃんと日本語を話してくれますけど。)

アルヴァを出て壁伝いに進んで行くと、客室用のエレベーターがあります。客室は35階から38階に位置していますが、手に持ったキーの部屋番号を見てみると「404」とあります。これは35階が100番台、36階が200番台、37階が300番台、38階が400番台と部屋番号が割り振られている為で、今回の部屋番号は最上階の38階と言う事になります。


客室階の廊下。木材を多く取り入れたモダンなスタイルですね。


デラックスルーム

今回宿泊致しましたのは広さ71平米のデラックスルーム・キングです。これがアマン東京のスタンダードルームですから驚きの広さですね。床はフローリングで絨毯を敷いていない為、フローリングの痛みが所々に見えたのはちょっと残念でした。リビングスペースはベッドから少し下がった所にありますが、配置的にここからはテレビが見れません。素敵な景色を眺めて過ごすって事かな。


ベッド

ベッドはキングタイプです。リネンはイタリア製の100%エジプト綿(サテン織300TC)が使用されておりました。ブランドはシンガポールのリネンメーカー「Ploh(プロー)」です。アマン東京はターンダウンサービスを行っており、夕方以降にベッドメイクが行われます。


ナイトテーブル

とてもシンプルなデザインですね。操作は照明(マスター・ナイト・エントランス・リーディング・LUGGAGE(荷物?)・スタンド・デイベッド)と遮光カーテン・レースカーテンの開閉、エアコン操作が出来ました。


ポータブルスピーカー

ナイトテーブルには BOSE 製のポータブルスピーカーもあります。


リビングスペース

窓際にはデイベッドを含むちょっとしたリビングスペースがありますが、西側のお部屋は午後になると、ご覧の通り陽が部屋の中まで差し込んで来ます。ちなみにリビングスペースはベッドルームから数段下がりますが、インルームダイニングではこのテーブルに料理をセットをしてくれますよ。


午後は直射日光になりましたが、夕刻は素敵な夕焼けがここから見れます。


ライティングデスク

デスクはベッドの背面に位置し、とても横長です。デスクの中央には電源、USB電源、HDMI、インターネット回線などがありました。ここの席は部屋全体を見渡せて良いですね。


テレビ

テレビはベッドとリビングスペースの中央に収納され、リモコンで出てきます。大変面白い構造ですが、欠点とすればテレビの回転が出来ない事と、この構造を維持するとテレビを大きくしたくても簡単には出来ない点ですね。その為テレビの大きさは40インチで、近年のホテルの中では小さい方です。チャンネル数は地デジが8チャンネル、BSがスターチャンネルを含む14チャンネル、CSが21チャンネルありました。


ミニバー

アルコール類以外はアマン東京特製ジュースを含めてフリーでした。お茶は煎茶・ほうじ茶・イングリッシュブレックファースト・アールグレイ・スイートジンジャー・カモミールで、コーヒーはネスプレッソとドリップ式でデカフェがあります。ちなみに右下にある御菓子も無料で、アマン東京特製ジュース以外はターンダウンサービス時に補充もしてくれます。


普段は有料らしいですが、チェックイン時のウェルカムドリンクを省略する代わりのサービスらしいです。


ミネラルウォーター

ミネラルウォーターはオリジナルで、採水地は長野県北安曇群松川村でした。


ウェルカムフルーツは苺ですね。


スリッパ

スリッパはブラックで格好良いですよ。


景色

アマン東京には東西南北全てに客室があるのですが、デラックスルームは西側に集中している様です。西側は周囲のビルが比較的低いので、皇居とその周囲のビルも見れて見晴らしはとても良いですよ。右側写真はちょっと北に視点を向けたアングルで、黒いビルにはフォーシーズンズホテル東京大手町が入っています。こちらもなかなかの高さに客室がある事が分かりますね。


憧れのホテルにあなたもステイしてみませんか。

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