翠泉

「静謐な時　和オーベルジュ・翠泉」は、京都府亀岡市の湯の花温泉にあります。最寄駅の亀岡駅は京都駅から電車で３０分程の距離で１時間に４本程度の列車があり、京都の嵐山からでは電車で１５分の距離にある街です。近くにはトロッコ列車の始発駅である馬堀や保津峡下りもあって観光には便利な所ですよ。湯の花温泉へは亀岡駅から車で２０分程度掛かりますが、宿が無料の送迎車を出してくれるので交通に不便さはありません。湯の花温泉・「翠泉」は２０１３年４月２２日にオープンした客室数１３室の大人の隠れ宿で、雑誌で度々掲載されることがあるのでご存知の方もいらっしゃるかも知れません。このお宿は、翠泉流のおもてなしとして、団体客や小学生未満のお子様は原則的に受付けず、館内は全面禁煙となっております。

ロビー空間

パブリックスペースであるロビー空間で、既に靴を脱いで利用します。客室数１３室の旅館なので、他のゲストに重なることは少ない感じですね。チェックイン時ではここでお抹茶や和菓子を出してくれます。

コーヒー

ロビー空間では新聞や雑誌を置いてあるだけではなく、何時でもコーヒーや紅茶を楽しめます（コーヒーは無農薬有機栽培のコーヒーを使用）。温泉を楽しんだ後、コーヒーを飲みながら寛ぐのも良いですね。ご覧の通り、セルフサービスになります。

ロビー

ロビーからエントランスの様子です。エントランスは左上にある畳が敷き詰められているスペースです。

くつろぎスイート

客室数13室と少ない「翠泉」ですが、客室は全て広さが５６平米以上とゆったりとしています。カテゴリとしては最上位客室広さ１１３平米の「翠泉スイート」、次には広さ９１平米の「くつろぎスイート」、一般客室としては専用露天風呂付きの「露天付ゆったり和室」と露天無しの「ゆったり和室」、「ゆったり和洋室」と続きます。今回EVA-CHINが宿泊したのは、広さ９１平米の「くつろぎスイート」です。角部屋に位置するこのお部屋は、お部屋の入口だけでもこの広さです。

和室

和室１２畳+ダブルベッド+リビング+テラス+露天風呂で構成される「くつろぎスイート」の１２畳和室です。普段、シティホテル系が多いEVA-CHINは、和室となると自分の定位置が決められないので右往左往してしまいますね。

お菓子

旅館では定番のテーブルの横に置かれたお茶とお菓子。先ず気になるお菓子はお煎餅２種と飴でした。「丹波黒大豆煎餅」は丹波篠山いのうえ黒豆農園社製で、地元の有名旅館のお着きのお菓子としても有名だとか。お茶はティーバッグになってますが、煎茶、烏龍茶、紅茶とドリップ式のコーヒーがありました。尚、このお部屋はプライベートバーもあって、そこにはネスレのドルチェグストが置かれています。

リビングルーム

畳の上に絨毯を敷いてソファとテーブルを置いた感じですね。襖の奥に見えるのはクローゼットとプライベートバーのスペースになってます。障子を開けて外を眺めてみたいですが、実は固定されていて開きません。何故ならば、こちらの方向は駐車場なのです。

ベッドルーム

シモンズ社製キングサイズベッドでほぼギリギリスペースのベッドルームです。最大の難点はベッドからテレビがよく見えない事で、リビングルームのテレビをソファテーブルに乗っけて移動させる荒業をしてしまいました。

プライベートバー

くつろぎスイートではクローゼット横にプライベートバーのスペースがあります。冷蔵庫の他にもネスレのドルチェグストが置かれていて、カートリッジは煎茶、チョコチーノ、コーヒーがありました。

冷蔵庫

冷蔵庫は扉部分にご覧の飲み物が入っているだけ、本体側は空です。ビールは小瓶で６８２円、桜川サイダーは３３０円、順造選マンゴー・グランベリーは各４２０円です。

ミネラルウォーター

ミネラルウォーターは「但馬天然水」でローカルではありますが京都ではありませんでした。採水地は兵庫県養父市上箇です。

内風呂

くつろぎスイートのバスルームは洗面台、お風呂場、トイレで構成されています。洗面台は何故か撮影忘れでしたが、使い心地は良かった記憶があります。内風呂は写真撮影のみで実際はテラスにある専用露天風呂と大浴場を利用するので使用しない人も多いのではないのかな。なので、申し訳有りませんが洗面台とトイレは省略します。

バスアメニティ

ブルーの入れ物は男性用のバスアメニティで左から洗顔料・化粧水・養毛料・整髪料です。オレンジ色は女性用のバスアメニティで左からクレンジングウォッシュ・モイスチャーローション・リキッドクレンジング・モイスチャーミルクです。イエローはプランの特別アメニティで、シャンプー・コンディショナー・シャワージェル・ボディローション・石鹸でロクシタンが置かれておりました。

アメニティ　＆　タオル

バスアメニティは他に歯ブラシ、レザー、ヘアブラシ、コットンセット、ヘアゴムがあります。タオルはバス２、フェイス２、ハンド２でした。

テラス

テラスには専用露天風呂とデッキチェアがあります。景色は先に紹介したロビーからの眺めを２階から眺めた感じかな。ただ角部屋に位置するこのお部屋では、柵の側まで行くと少し駐車場の一部が見えてしまいます。

客室専用露天風呂

客室の露天風呂は２人でも十分な大きさですね。温泉は単純弱放射能温泉（弱アルカリ性低張性低温泉）です。源泉は２９．２度なので加温されており、循環もされているので消毒もされています。源泉掛け流しの温泉で無い限り、仕方が無いですけどね。