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ウェスティンホテル仙台

− クラブ・スーペリアキング 宿泊記 (2010年07月宿泊) −

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EVA-CHIN :「あれだな。」

JR仙台駅西口にある高架歩道に立つEVA-CHIN。在来線で仙台駅に到着したEVA-CHINは周囲を見渡し、ウェスティンホテル仙台のビルを見つけたのであります。そのビルは建物の最上部に「WESTIN」の文字が書かれ、遠くからでもウェスティンホテル仙台の位置がよく判ります。ちなみに在来線で仙台駅に着いたのは、飛行機を利用して仙台空港からアプローチをした為でした。仙台へのアクセスは東京から新幹線で行くのが一般的ですが、実は成田空港から仙台空港へのフライトが1日2便運行しているのです(震災後はキャンセル扱いになっており、仙台空港が完全に復旧するまで成田-仙台線は運休すると思われます)。千葉県民のEVA-CHINにとっては東京に出て新幹線に乗るよりも、成田から飛行機でアクセスする方が便利なんですよね。仙台空港からも仙台駅へ直通する鉄道が走り(2011年6月現在は運休中です。代替としてバスが運行しています)、約25分程で仙台駅に到着致します。

仙台駅からウェスティンホテル仙台へは送迎バスはなく、早速徒歩でホテルに向かうことにしました。ビルが目の前に見えて近くにある様な感じを受けてしまいますが、実際には徒歩で15分程の距離があり、荷物が多い方はタクシーを利用した方が良いかもしれません。ウェスティンホテル仙台は仙台一の高さを誇る仙台トラストタワーの上層階にあり、同ビルは他にオフィスや飲食店が入った複合ビルになっています。ホテルのエントランスは都会的で洗練されており、日本にある他のウェスティンホテルと比較しても一番近代的な感じを受けました。

ホテルに到着したのはお昼頃で、チェックインにはまだ時間がありました。早くホテルに来たのは荷物を先に預けることもあるのですが、一番の目的はホテル最上階にある日本料理店「一夢庵」でランチを食べる事です。ホテルでは珍しく和食ブッフェをランチタイムで楽しめると聞き、ネットで調べて見ればお値段も結構お手頃だったのであります。ブッフェの中には握り鮨もあり、EVA-CHINにとっては「一夢庵」のランチは結構大きなイベントでした。1階にあるレセプションで荷物を預け早速エレベーターに乗りますが、最上階にある「一夢庵」へ向かう為には、ロビー階で一度エレベータを乗り換える必要があります。

ウェスティンホテル仙台にある「一夢庵」はホテル最上階の37階にある日本料理店で、京都の老舗・京料理「熊魚菴(ゆうぎょあん) たん熊北店」がプロデュースし、壮大な仙台市街を望みながら食事を楽しめるレストランです。座席数は105席(ダイニング58席、鉄板焼11席、個室4室・36席)あり、ランチとディナーを楽しめます。特にランチでは今回利用した「雅・みやび 京のおぞよブッフェ」がオススメで、主菜を10品の中から2品選ぶ以外はブッフェ形式のお得なランチ(3234円)です。もちろん食事のみならず、「和」を中心とした数々のスイートも並んでおります。


日本料理・一夢庵

ウェスティンホテル仙台の37階にある日本料理レストラン。大きな窓ガラスなので仙台市街を一望できます。ランチタイムが11:30〜15:00(14:00ラストオーダー)、ディナータイムが17:30〜22:00(21:30ラストオーダー)の2部制になっています。右側の写真はレストランより仙台駅方面を撮影したもので、写真かこちらをクリックすると1280 x 1024 サイズが表示されます。


雅・みやび 京のおぞよブッフェ

<季節の小鉢色々>

胡麻豆腐・焼茄子・胡麻和え二種・おひたし・豚角煮・小魚南蛮漬け・蛸胡瓜酢・もずく酢・玉子豆腐・枝豆・大根鶏煮・サラダ

<おぞよ>

豆ひじき・おから・切干大根煮・炙り油揚げ葱入り・白菜車麩

季節によって内容が変わると思いますが、選択式の主菜以外に色々な種類の料理がカウンターに並びます。


雅・みやび 京のおぞよブッフェ (鮨)

ブッフェには握り鮨が含まれます。職人がカウンターにいるので、好きなネタを好きなだけ注文するとその場で握ってくれます。EVA-CHINが利用した際は、生まぐろ・真鯛・イカ・穴子・いくら・海老・〆鯖・縞鯵・こはだ・トロサーモン・玉子がありました。


雅・みやび 京のおぞよブッフェ (主菜)

主菜だけは下記のメニューから好きな料理を2品選ぶ事になっています。料理は一緒に訪れた方とシェアができるので、2人で訪れたならば異なる4品の料理を選べる訳なんですね。もちろんEVA-CHINと嫁さんは色々な味を楽しむ為、バラバラに選んでみました。(主菜のメニューはEVA-CHINが利用した際は13品でしたが、現在は10品となっている様です。内容は変更されていますのでご了承ください。)

写真 左上:旬菜の天婦羅 右上:牛タン焼き 左下:野菜煮 右下:鱧柳川鍋

※主菜※ (2010年7月現在)

・京だし巻き ・牛タン焼き ・旬魚味噌漬焼き ・茄子田楽 ・特製ローストビーフ ・旬菜の天婦羅 ・野菜煮

・伊達鶏水炊き ・地鶏くわ焼き ・鱧柳川鍋 ・あら焚き ・茄子煮海老そぼろあんかけ


雅・みやび 京のおぞよブッフェ (デザート)

デザートもカウンターに並び、ケーキやフルーツ、ゼリーやマンゴープリン等を好きなタイミングで好きなだけ楽しめます。アイスはスタッフにお願いすると持ってきてくれます。写真右側はコーヒーゼリーと黒糖アイスです。


「一夢庵」では2時間近く掛けて、ゆっくり美味しくランチを頂きました。精算をしてお店を出ましたがホテルのチェックインまではまだ時間があります。と言っても観光をするほど時間は無いので、ホテルから一度出て同じビル内にあるお隣りのトラストシティプラザで時間を潰すことにしました。トラストシティプラザはウェスティンホテル仙台と同じビルにある飲食店・専門店・コンビ二等が集まったスペースとなっております。

さて、時間はチェックインの15時となりました。トラストシティプラザを出たEVA-CHINと嫁さんはウェスティンホテル仙台のエントランスに入ります。フロントは26階にありますが1階には最初に荷物を預けたレセプションがあり、スタッフから声を掛けられました。今度はチェックインの旨を伝え同時に荷物の預り証をベルマンに渡すと、ベルマンは無線で確認を行いながらエレベーターホールへと案内をしてくれました。

ベル : 「お荷物は先にお部屋へ入れさせて頂いております。」

エレベーターのドアが開くとベルと共に26階のロビー階に向かいます。

ベル : 「このエレベーターは、フロントのある26階までの専用エレベーターです。」

うん、知ってる。さっき利用したから・・・とは言えない(笑)。

ベル : 「客室階のエレベーターは26階でお乗換えがございます。後で係の者がご案内致します。」

エレベーターは26階に到着しました。ロビーホールから進んでいくと暫くしてフロントが見えます。

ベル : 「左はフロントでございますが、専用ラウンジのチェックインでございますのでご案内致します。」

今回はクラブ・スーペリアキングを予約しました。ウェスティンホテル仙台もエグゼクティブフロアを持っており、専用ラウンジも備えます。もちろんEVA-CHINは専用ラウンジの様子を知りたくて仕方ないのですが、驚くことにフロントと同じ26階に専用ラウンジがありました。ラウンジに入ると直ぐにレセプションがあって、座りながらチェックインを行ないます。

コンシェルジュ:「ご住所とご予約の内容を確認して、こちらにご署名をお願い致します。」

コンシェルジュはレジカードに書かれた予約内容を紹介し、EVA-CHINは確認を行いました。

コンシェルジュ:「クレジットカードのご提示を・・」

EVA-CHINは胸ポケットに入れておいたクレジットカードをコンシェルジュに渡しました。何度もホテルステイをしているお陰でクレジットカードのポイントも随分と溜まり、何度も商品券と交換したなぁ。EVA-CHINはホテルステイに一体いくら使っているのだろう・・

コンシェルジュ:「今日は千葉からお越し頂いたのですか?」

EVA-CHIN    :「飛行機が成田からあるので、結構便利なんです。」

現在は残念ながら震災の影響で運休中(2011年6月現在)ですが、早く復活して欲しいものですね。しばらく成田空港の話題をしながらチェックインは進んでいきます。

コンシェルジュ:「エグゼクティブラウンジのご案内ですが・・・」

コンシェルジュはエグゼクティブフロアの案内をしてくれました。詳細は後ほど・・・

コンシェルジュ:「明日の朝、新聞をお届けしますがご希望の新聞はございますか?」

EVA-CHINは毎度の様に読売新聞を頼みます。

コンシェルジュ:「ターンダウンサービスがございますので、お部屋にお邪魔しても宜しいでしょうか?」

もちろん、お願いしました。チェックインはスムーズに進み担当が変わってお部屋の案内となります。

ベル  :「朝はラウンジの扉が閉まっていますので、キーをかざすと開きます。」

ラウンジの入口でベルは操作方法を説明してくれました。この様な設計になっていれば、確かに専用ラウンジがフロントと同じ階でも問題はないですね。

ベル    :「本日はどちらからお見えですか?」

EVA-CHIN :「千葉です。」

ベル     :「東北はご観光で?」

EVA-CHIN  :「親戚が仙台にいるので会いに来ました。」

実は今回の旅行は2泊3日です。初日はウェスティンホテル仙台に宿泊しますが、2日目は親戚の家に泊まります。でも今夜はその親戚が30分程バスに乗ってわざわざここまで来てくれ、食事をする予定になっています。1泊目をウェスティンホテル仙台にしたのは、単なるEVA-CHINのわがままなのです。

ベル    : 「仙台は暑く感じませんか?」

EVA-CHIN: 「今は何処に行っても同じ感じですね。」

ベル    : 「いつもはもっと涼しいのですが・・。今年は違いますね。」

2010年の夏は記録的猛暑でしたからね。

ベル    : 「エレベーターはこちらにタッチして、ご利用階を押してください。」

エレベーターの操作を説明すると客室階の最上階である36階に向かいました。36階に到着しお部屋の前に着くと、ベルはカードキーをドアノブ付近にかざします。

ベル    : 「キーはかざすと開くタイプになっております。」

さすがは新しいホテルですね。でもお部屋の扉を開けて入ると、すぐ横の壁には何やらホルダーがあります。もしや・・・

ベル    : 「ここにキーを差し込みますと、パワーが入る仕組みなっています。」

確かに節電と言う意味では効率的ですが、ウェスティン並みのブランドにこの方式はちょっと残念だな。

ベル    : 「お荷物の数は間違いないでしょうか?」

EVA-CHINと嫁さんは先に来ていた荷物を確認をしました。

ベル    : 「日差しが強いですが、カーテンをお明けして宜しいでしょうか?」

ベルがカーテンを開けると、先程「一夢庵」から見た都市的な眺めから一転し、今度は緑の杜が広がっていました。ウェスティンホテル仙台は都会的な景色と緑豊かな景色の両方を楽しめるのですね。

ベル    : 「山の中腹に見えるのが青葉城跡です。」

仙台の中でも一番有名な観光スポット・青葉城跡が見える西側のお部屋でした。

ベル    : 「私どもは全てサービスエクスプレスで承っておりますので、何かご要望がありましたらこちらに・・」

ベルはこのあと、テレビ、プライベートバー、クローゼットの案内を行い、何か手伝いが出来ることがあるかを確認した後にお部屋を下がりました。この後は、EVA-CHINの撮影タイムであります。嫁さんは気を利かして撮影が終わるまでラウンジで過ごすとの事で早速お部屋を出ました。でも西側って、太陽が差し込むから結構撮影は難しいのよね。ベッドルーム、バスルームなどを撮っていると時間はいつの間にか進んで行き、1時間を軽く過ぎていたのでした。


ベッドルーム

今回利用したのはエグゼクティブフロアにある広さ42平米のクラブ・スーペリアキングです。ベッドルームはモダンなデザインで、とても寛げる空間になっています。客室は28階から36階にありますが、エグゼクティブフロアは35・36階に設定されていて、どのお部屋も大きな窓から仙台市街を一望できます。都会的な景色が好きな方は東側のお部屋がオススメです。


ベッド

ベッドは、「雲の上の寝心地」の愛称で知られるヘブンリーベッドを全室に設置しています。900個ものコイルスプリングを、ひとつひとつ独立した特殊不繊布の袋で包み込んだポケットコイルマットレスで、オンラインショッピングやパンフレットを取り寄せて購入することも出来ます。リネンはウェスティンホテル東京や大阪と共通のデザインの様です。ちなみに「雲の上の寝心地」と言う表現から柔らかいマットレスを想像しますが、EVA-CHIN的には思った以上にしっかりとした硬さを感じます。


ナイトテーブル

ナイトテーブルはシンプルなデザインです。ここではマスター・ベッドルーム・エントランス・読書・フットライトの各照明を操作でき、i-podスピーカー機能を備えています。


ソファ

ソファはオットマン付きのソファです。窓ガラスが大きいので、このソファでゆったりとしながら夜景を眺めるのも良いですね。


ライティングデスク

ライティングデスクは円形でお洒落です。引出しには右側写真の様にLANケーブルが入っております。インターネット接続料金は24時間1000円で設定されていますが、エグゼクティブフロアの宿泊又はSPGプラチナ会員なら無料となってます。


テレビ

テレビは東芝製40インチの液晶REGZAです。地上6チャンネル、BS10チャンネル、CS6チャンネルが入ります。


プライベートバー

プライベートバーの冷蔵庫は比較的豊富に揃えられています。EVA-CHINの基準としている缶ビールは600円で、銘柄はエビス、スーパードライ、バドワイザーがありました。お茶セットは煎茶、ハーブティ(カモマイル、ローズヒップ&ハイビスカス)、紅茶(ダージリン、Parisian Blend)がありました。


 

ミネラルウォーター

エグゼクティブフロアの客室には、クリスタルガイザーがサービスで置いてあります。


スリッパ

スリッパはシンプルなタオル地スリッパです。特にウェスティンのロゴやホテル名などは書かれていませんでした。


カードキー

美しいデザインのカードキーです。カードキーは非接触型で、エレベーターや朝のエグゼクティブラウンジの入口でも使用します。客室の入口にはホルダーがあり、ここにカードキーを入れることによってお部屋にパワーが入る様になっております。


景色

今回は西側のお部屋で比較的緑が多い景色です。山の中腹には青葉城跡の石垣や広瀬川がちょこんと遠くに見えます。都会的な景色を望みたい場合は東側が仙台駅方向なので、こちらが良いかもしれません。


青葉城跡

仙台の観光名所・青葉城跡。ここから仙台市街を望んだ方は多いと思いますが、ホテルからはこの様に見えます。左端に伊達政宗の騎馬像も見えますね。


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