ウェスティンホテル大阪

- エグゼクティブ・ダブル 宿泊記 (2008年1月宿泊) −

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EVA-CHIN : 「おっ!来た来た。」

ここはJR大阪駅のガード下にあるホテル送迎バス乗り場前。JR大阪駅から出発するシャトルバスはリーガロイヤルホテルのみならず、「ウェスティンホテル大阪」や「帝国ホテル大阪」も運行しています。今回EVA-CHINが待っていたシャトルバスは、いつも利用している「リーガロイヤルホテル」のダークグリーンのバスではなくワインレッドのバスで、新梅田シティにあるホテルまで送迎してくれるシャトルバスです。ここまで書けばお分かりだと思いますが、今回利用するホテルは大阪キタの新梅田シティにあるスターウッド系ホテル・「ウェスティンホテル大阪」なのであります。

「ウェスティンホテル大阪」は空中展望庭園で有名な新梅田シティにある30階建てのホテルで、大阪駅からも見える通り徒歩でも無理な距離ではありませんがシャトルバスが運行されています。日中の運行時間は毎時4本(15分間隔)とリーガロイヤルホテル程多くはありませんが、利用数から考えれば無理のない運行ダイヤだと思います。EVA-CHINが乗車したシャトルバスは利用率が6割程度だったのですが客層は明らかに宿泊客が多く、乗客を乗せるとシャトルバスは直ぐにJR大阪駅を出発しました。ホテルまでの乗車時間はおよそ10分で、運行中は「ウェスティンホテル大阪」のホテル情報がバス車内に流れます。EVA-CHINは過去に3回「ウェスティンホテル大阪」に宿泊した事がありますが実はシャトルバスの利用は初めてで、帰りの際(ホテル⇒JR大阪駅)はシャトルバスの乗車チケットが必要であることを初めて知りました。恐らく空中展望庭園等の有名施設が近くにあり、ホテル利用者以外の乗車に対する対策なのかも知れませんね。バスは梅田貨物線の踏切を渡って暫く進むと、数分で「ウェスティンホテル大阪」に到着します。

シャトルバスはメインエントランス前に到着しましたが、荷物をバスの荷物室に預けていたので降りるのは一番最後にしました。先に降りた乗客は全てホテルのエントランスの中に消えて行き、EVA-CHINも荷物を持ってホテルへ入ろうとすると、近づいてきたベルガールに声を掛けられフロントの前まで案内をしてくれました。しかし肝心なフロントはEVA-CHINが乗車したシャトルバスの乗客で満杯になっており、直ぐにはチェックインが出来る状態ではありません。混み合い方の様子を見てソファに座って空くのを待っていようかと思ったのですが、その間に後続のシャトルバスが到着すると同じ現象が起きそうな雰囲気で、止む終えず10分程並んで待つことにしたのであります。

EVA-CHIN :「EVA-CHINと申しますが・・・」

やっとEVA-CHINの順番に回ってきたので、フロントに名前を告げました。フロントは端末でEVA-CHINの情報を引き出します。

フロント   : 「エグゼクティブフロアのご予約でございます。」

そうです。今回は「ウェスティンホテル大阪」のエグゼクティブフロアを予約してみました。エグゼクティブフロアの客室は26階から30階に設定され、エグゼクティブラウンジも設ける特別フロアなのであります。

フロント     :  「専用のカウンターがございますので、ご案内致します。」

冷静に考えてみると、ここまで並んで待つのならば先程フロントまで案内をしてくれたベルガールにエグゼクティブフロアへ予約している旨を伝えれば良かったですね。そうすれば、直ぐに専用ラウンジへ案内をしてくれたのでしょうか。この様な事を若干思いつつ、ベルの案内を受けながらエレベータホールに向かいました。EVA-CHINの荷物はキャリーケースでとても重いのですがベルはキャリーケースを床に付けず、わざわざ持ち上げて運んでくれました。「ウェスティンホテル大阪」では1泊ですがキャリーケースには3泊で2人分の荷物が入っており、相当重かったと思いますよ。

ベル         : 「26階のエグゼクティブラウンジまで、ご案内致します。」

「ウェスティンホテル大阪」のエグゼクティブフロアの宿泊者は、基本的にエグゼクティブ・ラウンジでチェックインとチェックアウトを行ないます。

ベル    : 「エグゼクティブフロアでは、エレベーターに鍵を入れてから階を押します。」

エグゼクティブフロアに向かう際には、客室キーをエレベーターの操作盤に入れてから希望する階を押します。方式は以前と変わっていませんが客室キーの形状は変更されており、前はICチップを使った独特の形状をしていましたがカードキーに変更されていました。それに合わせてエレベーターの操作盤にある差込口の形状も変更されています。

エレベーターは26階に到着し、ベルはエグゼクティブラウンジへ案内をします。ラウンジの入口には専用のレセプションを設けており、ここで2人のコンシェルジュがEVA-CHINと嫁さんを迎えてくれました。レセプションの椅子に座るとコンシェルジュは直ぐにレジカードをEVA-CHINに差し出しますが、EVA-CHINやベルはエグゼクティブラウンジにいるコンシェルジュに名前を伝えていないので、1階のフロントからの連絡でコンシェルジュが先に準備していた様子ですね。とても良い連携だと思います。

まずはお部屋のタイプを確認していきます。禁煙ルーム・ヘブンリーベッドのキングタイプ、そして値段です。レジカードに記載された電話番号を確認し、住所と名前は記入してレジカードを戻します。

コンシェルジュ: 「ご希望の新聞はございますか?」

そう言えば前回の宿泊から時間が経っており、しかも結婚前の住所が登録されていることをすっかり忘れていました。この宿泊記を書いている今になって思ったのですが、データが残っているのならば住所の訂正をお願いするべきでしたね。

EVA-CHIN  : 「読売でお願いします。」

やはり、普段読み慣れている新聞が一番好きですね。でも嫁さんは違う新聞の方が良いそうです。その理由は家に帰れば同じ新聞があるからですって。確かに社会面など地域的な違いはありますが基本的には同じですね、納得です。次に駐車場利用の有無を確認するとラウンジの説明に入ります。

「ウェスティンホテル大阪」のエグゼクティブフロア専用ラウンジはホテルの26階にありますが、正直に言ってあまり広くはありません。ソファ席二つとテーブル席二つの構成で、専用レセプションや作業スペースを含めても「ウェスティンホテル大阪」の一般客室2部屋分の広さしかありません。つまり4フロアある客室で受け入れることが出来るのは4グループしか無いと言うことです。営業時間は午前7時から22時まで18時から19時30分までは、ハッピーアワーと称して一部のアルコールが用意されています。

コンシェルジュ: 「ハッピーアワーは、1階のロビーラウンジでもご利用いただけます。」

専用ラウンジの広さが十分でないことはホテル側も認識しているらしく、実はハッピーアワーは1階にあるロビーラウンジでも楽しむ事ができます。その為面白いことにハッピーアワーの利用券が用意されており、専用ラウンジでも1階のロビーラウンジでもこの券を出して利用する形態を取っています。

コンシェルジュ: 「こちらは、朝食券になります。」

朝食も同様に専用ラウンジのみならず、各レストランの利用も可能になっています。専用ラウンジでは7時から10時まで利用できますが、やはり手狭のために振り分けている様です。洋食ならば1階の「アマデウス」、和朝食ならば3階の「はなの」、更にはルームサービスにも切り替える事が可能であり、和朝食やアメリカンブレックファストも差額無しで利用する事ができます。

コンシェルジュ: 「出発のご予定は何時頃でしょうか?」

EVA-CHINはお昼頃の旨を伝えました。チェックアウトは営業時間内であれば専用ラウンジでも行なうことが出来ますが、急ぐ場合は多くのスタッフがいる1階のフロントを薦めていました。

コンシェルジュ: 「お支払い方法はいかがされますか?」

前述の通り前回の利用時は旧住所なので、恐らく初ステイの扱いです。EVA-CHINは胸元にあったカードを直ぐに差し出します。

EVA-CHIN   :  「スターウッドのカードは、チェックアウトの精算時が良いのですか?」

一応、EVA-CHINでもスターウッドのカードは持っています。ただ何ポイントが溜まっているのか、ポイントの使い方はどうするのかはさっぱり分かりません(笑)。

コンシェルジュ: 「今でも大丈夫です。」

コンシェルジュはスターウッドの会員番号を控えました。

コンシェルジュ:  「お部屋はこのフロアの14番です。ご案内致します。」

チェックイン手続きが終了するとお部屋の案内となったのであります。
今回宿泊するお部屋はラウンジと同じ階の26階でした、まずはカードキーの操作方法を説明し中に入ります。公式サイトを見ると分かるのですが、「ウェスティンホテル大阪」のダブルは各階の西側1部屋と北側2部屋の構成が大半を占めています(一般フロアでは東側にも1部屋ダブルがあります)。よって、ある程度景色の想像は出来てしまいますね。

コンシェルジュ : 「西側になりますので、淀川をご覧いただけます。」

今回の景色は西側でした。西側の景色は淀川河口等、高いビルが無いので遠くまで見渡す事ができます。淡路島はもちろんの事、良く見てみれば明石海峡大橋まで見ること出来ますよ。ちなみに一番お薦めできないのは北側の景色で、こちらは対面にある新梅田シティのツインタワーを間近で望む形となります。ダブルで予約すると北側になる可能性も大きいのです。

コンシェルジュ:「お部屋のエアコンのみ、ご説明させて頂きます。」

コンシェルジュはエアコンの使い方を説明するとカードキーをEVA-CHINに渡して退出して行きました。今回利用したお部屋は、広さ41平米のエグゼクティブ・キングです。ベッドはウェスティンが開発したヘブンリーベッドで、EVA-CHINは東京、京都、淡路に続いて4番目の体験となります。「ウェスティンホテル大阪」のヘブンリーベッドはイメージしていたベッドより羽毛にふんわり感がない様な気がしましたが、お部屋の中では特に際立った存在です。テレビも32型の液晶テレビに変わっていましたが、それ以外に関しては特に変更された様子は無いような感じでした。


 

ベッドルーム

今回利用したお部屋は広さ約41平米のエグゼクティブダブルです。「ウェスティンホテル大阪」では、全ての客室が41平米以上と広く設計されていて客室は8階〜10階をスーペリア、11階〜20階をデラックス、21階をラグジュアリー・アン、22階から25階をラグジュアリー、そして26階から30階は特別フロアであるエグゼクティブフロアに設定されています。宿泊したのは26階の西側で、ヘブンリーベッドが際立つお部屋となっています。


ベッド

ベッドは「スターウッド ホテル&リゾート ワールドワイドInc」が1年を掛けて開発した「雲の上の寝心地」をテーマにしたヘブンリーベッドです。900個ものコイルスプリングを、ひとつひとつ独立した特殊不繊布の袋で包み込んだポケットコイルマットレスで、オンラインショッピングやパンフレットを取り寄せて購入することも出来ます。日本の各ウェスティンホテルでヘブンリーベッドを体験できますが、リネンがそれぞれ異なっているので雰囲気は全て異なって見えますね。


ナイトテーブル

ナイトテーブルはシンプルなデザインです。電話の他にデジタル式の時計、照明操作(ベッド・ナイト・ルーム・スタンド)が出来ます。スタンドは左右の明るさを微妙に調整できる他、「ナイト」で足下灯、「ルーム」でソファのスタンドと廊下、「スタンド」でライティングデスクのスタンドのオン・オフが可能です。


ソファ

濃い赤色をしたオットマン付のソファです。座り心地も良いですが、やはりソファは2つ欲しいですね。前回宿泊した時と比べると形は同じですが色が異なっています。


ライティング・デスク

ライティングデスクのスタンドは変わっている様な気がしますが、デスク自体は以前と同じ様な気がします。ライティングデスクは広いスペースで使い易く、ここにホテルの情報が置いてあるので、色々と見て見てみることをオススメいたします。ちなみにインターネットを利用したい場合は1050円掛かります。


テレビ

テレビは変更されて、TOSHIBA製の32型液晶テレビになっていました。地上・BS・CSで18チャンネルとBGM6チャンネルあります。但し、DVD/CDプレイヤーは置いてありません。


 

ミニバー

冷蔵庫内の飲み物は豊富に揃っており、EVA-CHINが基準にしている缶ビール(350ml)は750円でした。銘柄もアサヒスーパードライ、キリン一番絞り、サントリーモルツ、エビス、プライムタイム、プレミアムモルツ、ブラウンマイスターとプレミアムビールも同じ値段で置いてあります。最高値はシャンパンの3600円で、無料のお茶セットは煎茶、ほうじ茶、梅茶がありました。


FAX

ライティングデスクの上にはFAXが置いてあります。最近は使う人がいるのですかね?


 

ナイトウェア

ナイトウェアは浴衣とパジャマがあり、選択することが出来ます。浴衣は「ウェスティンホテル大阪」のロゴと文字が全体的に描かれ、パジャマは胸元に「 THE WESTIN OSAKA 」と書かれています。ちなみにEVA-CHINはパジャマの方が好きですね。


キー

キーはカードキーに変更され、格好良いデザインとなっていました。キー以外にも色々と頂き、左からワインプレゼントキャンペーンの引換券、朝食券、エグゼクティブラウンジの案内、ハッピーアワーのドリンク券です。


スリッパ

スリッパは以前と変わらず、タオル地スリッパです。ロゴや文字等は特に何も書かれていません。


 

景色

今回は26階の西側でした。淀川が河口付近まで見ることが出来、空気が澄めば淡路島や明石海峡大橋を望む事が可能です。高い建物は左に写っている高層マンション程度で見通しは良いですが、主に住宅街なのでとても落ち着いています。

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