ウェスティンホテル淡路
- エグゼクティブ・ツイン 宿泊記 (2002年1月宿泊) −
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大阪に程近く、瀬戸内海に浮かぶ島「淡路島」。明石海峡大橋の完成で本州と四国とを結ぶ島となり、花博覧会の会場となった島で有名です。花博覧会は既に終わってしまいましたが「淡路夢舞台」と言う名で残り、現在公園整備が進められています(平成14年1月現在)。今回宿泊する「ウェスティンホテル淡路 リゾート&コンファレンス」は、淡路夢舞台の中でも中心的存在の役割を果たすホテルで、ちょっとしたリゾートを楽しめるホテルになっています。 今回の予約方法は、ホテルが運営するホームページから直接予約をしました。インターネット上で豊富なプランが揃っており、一人から複数の人数にまで対応しています。今回 EVA-CHINが選んだプランは、「ディアフレンド エグゼクティブプラン」で、1泊2食付きで25000円(二人の場合は一人22000円、トリプルは一人20000円)。「ウェスティン」ブランドで2食付きで考えれば、大変お得なプランになっています。ディアフレンドプランは「お友達と・・」というイメージが強いプランですが、EVA-CHINの様に一人旅でも使えるようになっています。スタンダートプラン(シングル17500円・ツイン14500円・トリプル12500円(平成14年1月現在)とエグゼクティブプランの2種類が用意され、エグゼクティブプランの方が部屋と夕食のグレードを高くしています。エグゼクティブプランでは一人ならば「デラックスダブルルーム」、二人の場合は「エグゼクティブツインルーム」又は「デラックスダブルルーム」となり、やはり一人より二人のほうが選択度が高くなっているようです。さてさて、本州からの淡路島に入る方法として明石海峡大橋経由を選択した EVA-CHINは、JRの舞子駅に降り立ちました。舞子駅は明石海峡大橋の真下にある駅で、駅を降りてエスカレーターと階段を使ってひたすら登ると、高速道路上のバス停に出る仕組みなっています。しかし明石海峡大橋の高さまで登らなければならないので、これまた大変。結構時間がかかります。高速道路上のバス停に上り詰めたところ、思った以上にバスに乗り込もうとする人がいました。ここからバスに乗ると言うことは、淡路島や徳島に向かう人達なんでしょうか。バス停は寒く長時間待つにはきつい所ですが、運良くすぐにバスが入ってきてラッキー♪。バスの時刻表を見ると淡路夢舞台行きのバスは、30分に1本程度と割と豊富にあるようです。しかし淡路夢舞台に行くバスは、複数の経路があります。経路によって所要時間が異なりますが、 EVA-CHINはたった今来た「淡路夢舞台行き・大磯号」に乗車します。しかしバスの乗車率はなかなかのもの。恐らく8割の席が埋まったのではないでしょうか。こんなにも需要がある路線だったとは・・淡路夢舞台とは一体どういう所なんだろう・・・。バスは明石海峡大橋を数分で渡り切り、淡路島に入ります。もちろん走行している道路は高速道路で、このまま走りつづけると徳島まで行っちゃいます。高速道路は山の上を走り、市街を見下ろすロケーションになっていました。何気なく風景を見ていると、おやっ!?眼下に「ウェスティンホテル淡路」が・・・・。にも関わらず、バスは平気で高速道路を突き進みどんどん淡路島の奥へと走っていきます。バスを間違えたかな!? ちょっと心の中でオロオロし始めた頃、バスは高速道路を下りました。海岸線に出るまで坂を下りすぐにバスターミナルに入ると、ここで一斉に乗客が立ち上がりました。おやおや!?と思いながら客層を見てみると、バスに乗車した大半の人が地元の人のようなのです。軽装な人、買い物袋を抱えている人などが多い様子から、淡路島の方が神戸などにお買い物へ行く際に利用していることに気づきました。なるほど、船だと時間が相当かかる距離でも、高速を使ったバスなら対岸へはあっという間です。しばらくして周りを見渡すと、バスに残ったのは自分をいれてわずかに5人。自分以外は共にペアで大きなカバンを持っていることから、 EVA-CHINと同じ宿泊なんだろうな・・。バスは港に再度停車し、誰も乗り降りしないまま「淡路夢舞台」へと到着しました。「淡路夢舞台」のバス停は驚いたことに、ウェスティンホテル淡路の目の前にあります。面白いことにバスの料金は、最初に止まったバスターミナルが640円、終点の淡路夢舞台が500円でした。舞子駅から見れば確かに淡路夢舞台の方が手前にありますが、実測とはそぐわない料金体系にちょっと驚きでした。 ここで全員が下車。と言っても EVA-CHINを含めてわずか5人。EVA-CHINは最後に降り立ち様子を見てみます。ホテルのエントランスでは二人のドアマンがおり、ドアマンの一人が最初に入ったお客様を中へと先導していきました。EVA-CHINも早速中に入ります。中に入るといきなりエスカレータがあり、フロントは2階に案内されていました。先客は既にエスカレータを登りきっていたので、EVA-CHINもエスカレータを登ることにしました。エスカレータを登りきると、すぐ左手にフロントとイスが並んでいました。普通のホテルに見られるような大きなロビーエリアはなく、ソファがちょんちょんとある感じです。大きなガラスでロータリーを見下ろせる位置には、花をかたどったお洒落なソファもあります。周りを見渡しても、同じバスで到着した乗客とホテルスタッフしか目に入らず、平日とは言え街の中にあるシティホテルとはかなり状況が違う感じです。 フロントは2人分のスペースで、先客の2組がチェックインをしていました。 EVA-CHINはチェックインが終わるまでソファに座り待つことにします。前の2組がベルに連れられて客室へ向かうところを見てから、フロントに向かうことにしました。ところが、たった2組がチェックインしただけで、このエリアにはEVA-CHINとフロントの女性しかいなくなっています。EVA-CHIN :「EVA-CHINと申しますが・・」 ← 実際は実名です大体の切り出し方は、こんな感じです。フロントの女性は笑顔でチェックイン手続きをしてくれました。レジストレーションカードを記載して、今回のプランにつくチケットを説明をしていきます。夕食券、ワンドリンク券、朝食券、ジム利用券など・・・ずいぶんチケットのあるプランだなぁ。まぁ、それだけお得と言うことなんでしょうか。 チェックイン手続きが完了すると、カウンターからフロントの女性が出てきました。 フロント :「それでは、お部屋にご案内いたします。」 なるほど、 EVA-CHINとフロントの女性以外、お客様もいなければベルもいない状況ならば当然の結果と言うべきなんでしょうか。EVA-CHINはバックをフロントの女性に渡し、後に付いて行きました。今回の宿泊するお部屋は10階です。ウェスティンホテル淡路は10階建てなので最上階と言うことになります。建物はV字型になっており、外側が客室、内側は廊下の配置になっています。ホテルに到着した時点では気が付きませんでしたが、かなりコンクリート剥き出しの外観をもっており、設計が実に斬新な感じがするホテルですね。 EVA-CHIN : 「このエリアって、公園整備しているんですか?」フロント : 「ハイ、花博が終わった後は公園整備しておりまして、間もなく完成する予定です。」なるほど、花博というイベントが終わった後、この付近の集客力は格段に落ちるわけです。 EVA-CHINだって、「ウェスティンホテル」があるからこそ、ここまで来ているようなもの。例え公園が完成したとしても、それだけで集客力がでるのでしょうか。確かにホテル、国際会議場、公園、海と色々なものがありますけどね・・・・フロント : 「あっ!?」 EVA-CHIN : 「へっ!?」フロント : 「申し訳ありません。行き過ぎてしまいました。」 話し込んでいる勢いで、数メートルお部屋を行き過ぎていたようです。すこし戻って、今夜宿泊するお部屋へと到着しました。 |
いよいよ、お部屋とのご対面です。フロントの女性がカードキーを使ってお部屋の中に案内をしてくれました。お部屋はとても明るくバルコニー付きで、外の風景は公園と海が広がっています。 EVA-CHIN : 「あれ!?」案内されたお部屋はダブルではなくツインでした。シングルユースの場合はダブルのシングルユースとなっていたので、予想外の展開です。 EVA-CHIN : 「このプランのシングルユースでは、ダブルではないのですか?」早速、お部屋に案内してくれたフロントの女性に確認してみます。 フロント : 「申し訳ありません。すぐに確認いたしますのでこちらでお待ち下さい。」 EVA-CHINとしてはツインよりもダブルを好みます。ツインのシングルユースでは、ベッドが一つ無駄になる気がしてならないからです。しかし、待てよ・・・。ツインだとエグゼクティブだが、ダブルだとランクが一つ下がりデラックスでは・・。ちょっと、早まったかな!? すぐに電話がかかり、早速受話器をとります。 フロント : 「EVA-CHIN様、申し訳ございませんでした。ダブルはすぐにご用意できます。ただ景色の方向がちょっ と変わってしまいますが・・」 ホテルはV字型になっていますが、現在いるお部屋の反対側になるようです。実際に足を踏み込んでいないので景色はわかりませんが、相手のニュアンスから感じる限り、明らかに劣るようです。 EVA-CHIN : 「お部屋の広さは同じでしょうか?」 フロント : 「今、いらっしゃいますお部屋より少し狭くなりますが・・・」 明らかに、今より条件が悪化するわけです。 EVA-CHIN : 「申し訳ありません。このままツインにして頂けますでしょうか。」 フロント : 「かしこ参りました。ではお部屋のカギをお持ちいたします。」 自分でクレームをあげておいて、結局、現状維持にしてしまいました。お部屋に案内して頂いたフロントの女性の方、申し訳ありませんでした。 さて、お部屋の中を見てみましょう。お部屋はとても明るく清潔感がすごくあります。リゾートっぽく感じる点として、バルコニーがあります。バルコニーは割と広く、クローゼットの中にバルコニー用のイスまでちゃんと用意されていますが、真冬ではさすがにバルコニーでゆっくりと言う訳にはいきません。そして最大のポイントが、ベッドですね〜。雲の上の寝心地と言われる「ヘブンリーベッド」が置かれています。最高の寝具で構成されたベッド。純白なベッドで、見た感じだけでも寝心地よさそう〜。枕の膨らみ方も、とても柔らかいことが想像できます。クローゼットには予備の毛布ではなく、羽毛が用意されていました。ソファもデスクもかなりお洒落!!お部屋はとても素晴らしいですね。 EVA-CHIN : クション!! ← くしゃみ び〜〜ん!! EVA-CHIN : 「????」 お部屋でもう一つ面白いことを見つけました。くしゃみや咳をなどの大きな音がすると、独特な音で響くのです。一番近い音で例えると・・日光東照宮の「鳴龍」でしょうかね。独特な設計構造が、こうした状況を作り出すのかな。
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ベッドルーム 客室は全室が広くなっており、パンフレット上最低でも37平方メートルもあります。シングルルームの設定はなく、ダブルかツインのシングルユースです。お部屋は開放的で明るく、とても清潔感があります。 |
ベッド ウェスティンホテル淡路は、日本で初めて「ヘブンリーベッド」を全室に設置したことでも有名です。ヘブンリーベッドは、究極の眠りの為に雲の上の寝心地を実現したベッドだそうですが、確かに素晴らしい寝心地を堪能できました。ターンダウン自体はなくこのまま使用し、枕はどれも柔らかく最高です。 |
ナイトテーブル ベッドサイドの装備は割とシンプルで、アラーム機能とライト操作だけです。シンプルなデザインもEVA-CHINは好きですけど。 |
ソファ 赤いソファとシンプルなイス、ガラス台のテーブルの組み合わせです。デザインもとてもお洒落で、落ち着けます。 |
ライティングデスク ライティングデスクもお部屋にあわせたデザインでとてもシンプルな感じです。ホテルの情報はここに収められており、リクエスト可能な貸出品のリストもここに書かれています。男性用化粧品、女性用化粧品からお子様用品まで豊富な品揃えでした。 |
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テレビ & ファックス テレビは25型ですが、かなり高機能です。一般放送、有料放送の他、ゲームやインターネットまで可能になっています。尚、インターネットの際に使用するキーボードは貸出になっておりました。リモコンの操作性もとても良く、こんな高機能なテレビはEVA-CHIN初めてでした。ファックスは普通のファックスです。テレビ台は、右端・左端がミニバーになっており、真ん中にはパジャマとゲーム用のコントローラーがあります。 |
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ミニバー テレビ台の左端・右端の扉の中にあります。無料のお茶セットでは、煎茶・ほうじ茶・紅茶・インスタントコーヒーがあり、嬉しい程豊富です。尚、基準としているビール350ml1缶の料金は400円。国産が2種類ありました。また、珍しく発泡酒も用意されており、こちらは350ml1缶300円。種類は1種類です。 |
パジャマ ウェスティン淡路では浴衣ではなくパジャマでした。浴衣を希望する人はリクエストをする必要性があります。 |
キー 部屋の鍵は、EVA-CHINの好きなカードキーです。 |
スリッパ スリッパはお持ち帰り可能のタオル地スリッパです。やっぱりこのタイプのスリッパが一番良いですね。 |
クローゼット クローゼットもゆとりがあります(掛かっているコートは、広さの参考の為にEVA-CHINのコートです。)。右下の白いイスがバルコニー用で2脚置いてあります。また上段に置いてあるのは予備の羽毛です。この他にも、ズボンプレッサーがテレビ台の横に置いてありました。 |
バルコニー リゾートらしく、全室バルコニー付きの様です。広さも十分あり、小春日和の時は、イスを置いてダラダラしたいですね。 |
風景 造成中の公園の奥に海が見えます。行き交う船を見ていると楽しいですね。風景は基本的に2方向ありますが、EVA-CHINが泊まった方がベストポジションになります。空気が澄んでいると、神戸とか見えるのかな!? |
憧れのホテルにあなたもステイしてみませんか。 |