セントレジスホテル大阪　グランドデラックス

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次にバスルームを見てみましょう。セントレジスホテル大阪・グランドデラックスのバスルームは質感が高く、非日常的なスペースです。洗面台はダブルシンクで幅が広く、お風呂場は洗い場付きタイプで使い心地が良い上に、テレビとボディシャワーを備えます。一番奥にはクローゼットもあり、スペースを贅沢に使用していますね。

バスルーム

ダブルシンクの洗面台、対面に洗い場付きお風呂、個室のトイレ、一番奥にクローゼットスペースから成り立っています。出入りもベッドルームと廊下側から入れる２ＷＡＹ式で、とても使いやすいです。一番奥にクローゼットスペースには大きな鏡があるので、ちょっと合わせ鏡の様に映っちゃってますね。

お風呂場　・　テレビ

お風呂場は洗い場付きタイプで、使い勝手がとても良いです。テレビは推定１８インチ位の大きさで、チャンネル数は地上８チャンネル、ＢＳ７チャンネルの独立式です。ビデオボタンを押すことで、ベッドルームと同じチャンネルにもなります（試してはいないのですが、これによってブルーレイも映るのかな？）。難点は音声が思ったより小さいことで、ボリュームを最大限にしても、ちょっと物足りませんでした。

シャワー

お風呂場にある大型ヘッドシャワーの水流は１種類ですが、中央の太いノズルからリズミカルなお湯が出てきます。壁に４箇所から吹き出るボディシャワーもあり、同時に使うと、噴出すお湯の量は物凄いですよ。

バスローブ

胸元にセントレジスホテルのロゴがあるバスローブは、表地がツルツルですが内側はタオル地になっています。軽くて気持ち良いバスローブでした。

バスアメニティ

シャンプー、コンディショナー、シャワージェル、ボディーローション、石鹸はフランスのパリ・フォーブルサントノーレが発信地のブランド・ソティスです。他に歯ブラシ、レザー、シェービングジェル、シャワーキャップ、ヘアゴム、ブラシ、コットン、綿棒、ソーイングセット、マウスウォッシュがあります。

浴衣　＆パジャマ

部屋に置いてあるのは浴衣のみで、パジャマの方が好きな方はバトラーへリクエストする必要があります。パジャマはシャンパン色で胸元にホテル名が書かれています。

ピンポーン

ドアのチャイムが鳴りました。扉を開けるとバトラーが立っており、ウェルカムサービスを持ってきたとの事です。セントレジスホテル大阪の特徴としてはバトラーサービスがあり、担当バトラーがリクエストに応じて主に以下の様なサービスを無料で提供しています。

・　アンパッキング（荷ほどき）／パッキング（荷づくり）

・　ビバレッジサービス　（ウェルカムドリンク　・　モーニングドリンク）

・　ウェルカムプレスサービス　（到着時に一人１着無料）

・　シューシャインサービス

・　ピローリクエスト　（１１種類の中から好みの枕を選べる）

・　新聞

・　コンシェルジュサービス　（観光案内　／　レストラン予約　／　チケット手配　／　ハイヤー手配　）

この中でも「アンパッキング（荷ほどき）／パッキング（荷づくり）」は独特のサービスですが、ちょっと頼むのは恥ずかしいですね。どんな人達がリクエストするのだろうな。

ウェルカム

この心遣いが嬉しいですよね。ドリンクの名前は忘れてしまいましたが、すっきりとして美味しかったです。一緒に持ってきたお菓子とよく合いましたよ。

セントレジスホテル大阪のレストランは１階にあるフレンチビストロ「ルドール」、１２階にあるイタリア料理「ラベデュータ」、同じく１２階の「セントレジスバー」になります。日本料理店が無いので今回の夕食はホテルのレストランを利用せず、徒歩で１０分位の距離にある「くずし懐石　はな」と言うお店に行きました。この料理店の夜は１日２組限定なので前もって予約が必要になります。コース料理の値段はお手頃な上に２組しか利用出来ないので、サービスも実に気が利きますよ。気になるもう一組は、結婚の初顔合わせで利用している様で、そんな食事会にも利用できる料理店です。

くずし懐石　はな

地下鉄御堂筋線本町駅６番出口約徒歩５分の距離で、ちょっと裏通りに面した日本料理店です。基本的にお店は大きくなく、１０名様以上で完全貸切にも出来ます。形式ばらずに懐石料理を楽しめるお店で、この様なお店を探すのも楽しいですね。写真はお造りと鮎の塩焼きです。もちろん鮎は頭から全部頂きました。

ホテルに戻るとお部屋は出た時と同じ状態でした。お部屋に置いてある案内で確認してみるとターンダウンサービスはリクエスト対応である事が分かりました。お部屋にいない時に行ってくれるのは嬉しいのですが、わざわざ頼むのは気が引けるので、今回はリクエストせずにベッドメーキングは自分達で行ってみます。これに近い形になるのかな？

自分達でベッドメイク

ターンダウンサービスはリクエスト対応です。枕がクローゼットに１つ入っていたので、真ん中に置いてみました。実際はこの様な形になるかは分かりませんが、結構良い感じでしょ？

ターンダウンサービスは頼みませんでしたが一つ気になるものが出てきました。それは枕です。「２４時間バトラーサービス」の案内書にピローリクエストがあり、その種類もヨーロピアンスクエアピロー・抱き枕・Ｓ字型抱き枕・ネックロール・畳枕・低反発枕・半そば殻枕・Ｕ字型ソフトピロー・Ｕ字型ネックピロー・バルーンピロー・スプリングピローの１１種類にもなります。早速この中から一つ選びバトラーにお願いしました。暫くして持ってきてくれた枕がこちらです。

次にバスタイムを楽しみます。グランドデラックスのバスルームは洗い場付きタイプでテレビもあります。ただ音量が少し小さく、ボリュームを最大限にしても聞きにくい状態だったのは、ちょっと残念でした。今回のお部屋の特徴だったのか、操作性の問題だったのかは分かりませんが、折角テレビがあるので不自由なく使いたいですね。でもボディシャワーは最高ですよ。壁に４箇所からの噴出し口があり、シャワーヘッドの大きいハンドシャワーと合わせてお湯を出すと、息苦しくなるほどです。このボディシャワーはポイント高いですね。

夜景

ベッドルームは窓が大きいので、ソファからもベッドからも夜景が楽しめます。でも土曜日のビジネス街は、ちょっと寂しいかな。セントレジスホテル大阪は東西南北全ての方向に客室があるので、ベストな方向は全て泊まってみないと分からないですね。

翌日、カーテンを閉めなかったので明るさで目が覚めました。でも時間は既に午前７時で、暫くはテレビを見て寛ぎます。ナイトテーブルの操作パネルを見るとある部分が点灯しているの気付き、入口近くにあるバトラーボックスに向かいます。実は昨夜にシューシャイン（靴磨き）サービスをお願いしていたのよね。早速扉を開けると驚く形で靴が置いてありました。

バトラーボックス

ネーミングはホテルによって異なるものの、セントレジスホテル大阪ではバトラーボックスと呼びます。入口の扉を開けなくても、新聞や靴磨きサービスなどの物の授受が出来る便利なクローゼットです。

シューシャインサービス

返却の仕方もホテルによって様々ですが、セントレジスホテル大阪では立派なものを使っていますね。右側の写真はお部屋にも飾られそうです（笑）。もちろん上記のバトラーボックス経由で返却されました。

さて、朝の楽しみの一つである朝食を食べに行きましょう。セントレジスホテル大阪では１２階のレストラン・「ラベデュータ」が午前６時３０分から午前１０時まで朝食を提供しています。朝食は和食と洋食の選択式で、洋食の場合は卵料理をテーブルオーダー式とし、サラダ、ソーセージやハム、フルーツ、パン等はビッフェ式の形態をとっています。和食はセットメニューとなりますが、サラダなどビッフェ台にある料理は好きに取れる様です。なかなか充実した朝食となりました。

ラベデュータ

席数は比較的多いですが、プラチナメンバー用に隣のセントレジスバーを開放している事もあります。朝食の時間帯は、午前６時３０分から午前１０時です。

朝食

朝食は洋食も和食もあります。洋食のテーブルオーダーメニューは写真の「ふわふわのプレーンオムレツ」の他に、「こだわりの卵を使った目玉焼き」、「シェフ特製スクランブルエッグ」があります。テーブルまでオススメのデザートなどをスタッフが持ってきたりと、色々と楽しめた朝食でした。

さて、お部屋に戻って外を眺めてみると始まっておりました、大阪マラソン。東京マラソンの様に一般市民参加型のマラソン大会なので、眺めているとランナーが延々と続いていく感じですね。ホテルの位置的に午前中で交通規制は解けそうですが、面白い時にホテルステイが出来たものです。

お部屋で暫く寛いでいると、チェックアウトの時間に近づきました。チェックインの際には１２時３０分頃までお部屋を使っても良いとの事でしたが、本日はこれから名古屋に向かうので電車の時間もあり、１１時４５分頃にフロントへ向かいました。でも思った以上にフロントは空いていて直ぐにチェックアウトが出来、EVA-CHINと嫁さんは地下鉄本町駅に向かったのであります。

セントレジスホテル大阪はこのグレードの高さでお値段もお得なプランが多いホテルです。最寄り駅が本町で梅田と難波の間になってしまいますが、次回大阪へ訪れる機会が出来たら、確実に宿泊候補に挙げるホテルですね。バトラーサービスにはちょっと馴染みが薄いですが、客室グレードの高さが気に入ったEVA-CHINなのでありました。