ザ・リッツカールトン大阪

− クラブスーペリア・ダブル 宿泊記 (2009年1月宿泊) −

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EVA-CHIN :「荷物を預けに行きましょう!」

ここは大阪駅の近くにあるマルビル前。東京駅にも丸ビルはありますが大阪のマルビルは本当に丸く、伊丹空港からのリムジンバスの発着場でもあります。マルビル前の発着場は目立たない位置にあるものの、空港への連絡本数が一番多く利用された方も多いとは思いますが、初めて降車した時に大阪駅の方向が分からず迷った経験のある方も多いかも知れませんね。今回のEVA-CHINは羽田空港から朝一番に伊丹入りし、大阪駅前には午前9時着と比較的に早く着くスケジュールで、今日は一日大阪の街を観光する予定なのであります。

マルビル前から宿泊するザ・リッツカールトン大阪までは、徒歩で約5分の距離です。途中ホテルの近くに出来たブリーゼタワーの前を通り、ショップやレストランが多くテナントとして入っているものの、オープン前でもあり周囲はとても静かでした。それにしても、今回は角度を変えて外観からブリーゼタワーとザ・リッツカールトン大阪を見たのですが、確かにザ・リッツカールトン大阪からの眺望に於いてブリーゼタワーの存在は脅威ですね。極限られたお部屋だけ影響されるならまだ良いのですが、東側の全フロアが影響されそうな感じです。客室の窓から見てどれだけ近くにブリーゼタワーが見えるのか、逆に興味を持ってしまいそうです。

さて、EVA-CHIN達はハービスOSAKAの横を歩き、一番近い地上のエントランスからホテルに入ります。そのまま抜けてメインエントランスに向かう手もありますが、今回もホテル内のロビーを抜けるルートでフロントに向かいました。祝日の午前中でしたがフロントやロビーはとても静かで、フロントではチェックアウトをするゲストの姿も居らず、直ぐにベルから声が掛かりました。

EVA-CHIN :「先に荷物だけを預けたいのですが・・・」

フロントはEVA-CHINの情報を確認し、EVA-CHINは3つの荷物を預けました。えっ?荷物の数が多いですって?実は今回の宿泊は嫁さんはもちろんのこと、EVA-CHINの両親も一緒なのです。預けた荷物の半券をフロントから受け取り、身軽になったEVA-CHIN一向は大阪駅に向かって大阪観光をスタートさせたのであります。

再びザ・リッツカールトン大阪に戻ってきた頃には16時を回っていました。地下鉄四つ橋線の西梅田駅から地下街を通り、今度は地下のエントランスからザ・リッツカールトン大阪に入ります。ロビーは午前中より若干ゲストの数が増えた感じがしましたが、フロントは静かで近づくとベルから声が掛かりました。

EVA-CHIN :「EVA-CHINと申しますが・・・」

EVA-CHINは2部屋予約した旨も同時に伝えて預けた荷物の半券も渡し、フロントは端末でEVA-CHINの情報を確認します。

フロント  :「クラブフロアで2部屋ご予約を頂いております。」

そうです。今回は両親と共にクラブフロアの予約をしていたのであります。

フロント  :「チェックインは34階となりますので、少々ロビーでお待ち下さい。」

既に宿泊記で何回かご紹介しているのでご存知の方も多いと思いますが、特別フロアであるクラブフロアに宿泊する場合は、34階の専用ラウンジでチェックインを行います。EVA-CHINはフロントを離れロビーにいる両親や嫁さんの所に向かい、案内の準備が出来るまで待つ事にしました。

ベル    :「手続きをお待ちのEVA-CHIN様。」

荷物をカートに載せたベルから声が掛かりました。EVA-CHINは預けた荷物の確認を行い大丈夫の旨を伝えると、ベルと共にエレベーターホールへと向かいます。

ベル    :「こちらの荷物は先にお部屋へお持ちしても宜しいでしょうか?」

チェックイン時では荷物の必要はないので、お願いする事にします。

ベル    :「2部屋ご予約を頂いているのですが、一部屋に纏めても宜しいでしょうか。」

今回の予約はダブルとツインの各1部屋づつです。明確に振り分ける事が出来るのでツインに置く荷物とダブルで置く荷物を指定し、お願いする事にしました。

ベル    :「今日は、何処かに行かれたのでしょうか?」

今日は充実した1日でした。ザ・リッツカールトン大阪で荷物を預けた後に大阪城へ向かい、難波では道頓堀・今井の本店で昼食、通天閣の目の前を歩いて(時間的に混んでいて上れなかった・・)、難波からは船を使って上方落語家さんが大阪案内をしてくれる「なにわ探検クルーズ」に乗ってきたのであります。

34階のクラブラウンジに到着すると、コンシェルジュは直ぐにテーブル席へ案内をしてくれました。思った以上にラウンジを利用するゲストは多く、外国人の姿もあります。

コンシェルジュ:「宜しければ、コートもご一緒にお預かり致します。」

コートをコンシェルジュに渡し、こちらもお部屋に持って行ってもらう様にお願いしました。

コンシェルジュ:「ウェルカムドリンクをお持ちいたしますか・・」

ウェルカムドリンクではコーヒーや紅茶、オレンジジュース、グレープフルーツジュース、面白いものではライチやグァバジュースがあるみたいです。アルコールもOKとの事でしたが後で飲みますし、EVA-CHINはオレンジ、嫁さんは紅茶、両親はグァバジュースをリクエストしました。ジュースが届けられ暫くするとレジカードも持って来ましたが、今回は2部屋共にEVA-CHINが記入します。

コンシェルジュ:「こちらはお名前とご住所、こちらはサインだけで結構です。」

レジカードの取り扱いに違いがあるのは、ダブルはEVA-CHIN、ツインは父親の名前で予約したからです。EVA-CHINは両方のレジカードを記入するとコンシェルジュと共に予約内容を確認します。

コンシェルジュ:「朝刊に何かご希望のものはありますか?」

EVA-CHINは読売新聞で十分ですが、両親は日本経済新聞も読むみたいです。それぞれの部屋に新聞を指定しようかと思いましたが・・・

コンシェルジュ:「2つお入れ致します。」

両方の部屋に2紙ずつ手配してくれました。

コンシェルジュ:「クラブラウンジのご案内でございます。」

EVA-CHINは何度か利用した事がありますが、両親はほぼ初めての状態です。クラブラウンジでのフードプレゼンテーションを主に両親へ紹介してもらいます。

コンシェルジュ:「お部屋の準備は整っておりますので、いつでもご案内致します。」

EVA-CHINと両親は暫くラウンジの様子を楽しみながら、大阪の街歩きで疲れた足を癒したのでありました。


 

クラブラウンジ

リッツカールトン大阪のクラブラウンジは有名ですが、平日に利用すると利用客が少なく優雅に楽しめます。チェックイン、チェックアウトを行うレセプションデスクもラウンジ内にあって専任のコンシェルジュが対応し、1日に5回のフードプレゼンテーションを楽しめます。EVA-CHINのチェックイン時はアフタヌーンティーの時間帯(14:30〜16:30)で、スコーンやお茶菓子等が並べられておりました。


コンシェルジュ:「お部屋へご案内致します。」

ラウンジで休憩を取った後に、お部屋の案内をお願いすることにしました。コンシェルジュと共に歩くとエレベータホールで足を止めたので、今回は35階の宿泊だと分かりました。

コンシェルジュ:「鍵の説明は十分受けておりますか?」

そう言えばフロントから34階へ移動する際に、エレベーター操作時に使う鍵の説明は受けていませんでした。EVA-CHINと嫁さんは分かりますが両親は分からないと思いますので、説明してもらう事にしました。

コンシェルジュ:「35階の時は、鍵を入れて回してください。」

エレベーターの操作盤にある33階から35階のボタンの横には鍵の差込口があり、客室キーを入れて回さなければ指定できない構造になっています。面倒な操作だと思う場合はクラブフロア内は階段で結ばれているので、荷物が無ければこちらの方が気楽にラウンジなどのアクセスが出来ます。

エレベーターは35階に着き、コンシェルジュと共にお部屋の前まで来ました。ザ・リッツカールトン大阪の建物は四角形ではないので、何度利用しても東西南北のどちらの方向に向かっているか分からなくなります。コンシェルジュは客室の扉を開け、一部屋目に到着しました。

EVA-CHIN    :「どちらのタイプですか?」

今回はダブルであればEVA-CHINと嫁さん、ツインであれば両親に割り振る予定です。

コンシェルジュ:「こちらはダブルルームです。中で繋がっております。」

EVA-CHIN    :「中で繋がっている?」

実は案内をされたダブルルームの隣りに、両親が宿泊するツインルームが割り当てられていたのです。部屋の間には廊下に出なくても行き来できる扉が付けられており、ホテル側が気を利かせてコネクティングルームを割り当ててくれた模様です。

コンシェルジュ:「お開けした方が宜しければ、お開け致します。」

現時点では扉に鍵が掛けられていますが、直ぐに開く事が可能との事なので行き来できる様にお願いしました。構造的には扉がダブル側もツイン側にもある2枚扉で、両扉の中央には防音の役割を果たすボードが更にあります。

コンシェルジュ:「お部屋の設備としては・・・」

コンシェルジュはテレビ、ナイトテーブル上のスイッチ、エアコン操作の説明を行ないます。

コンシェルジュ:「夕食などで、お出掛けになりますか?」

EVA-CHIN    :「はい」

コンシェルジュ:「ターンダウンサービスのご希望時間はありますか?」

EVA-CHIN    :「特にないです。」

恐らくこの後はラウンジで軽くお酒を楽しみ、夕食を食べに外へ出る予定です。一通り説明が終わると隣りのツインルームへ両親を案内し、コネクティングの扉を開けるために一度お部屋を下がりました。暫くすると担当者が訪れてコネクティンクの扉を解除し部屋は中で繋がりましたが、扉の開け閉めや鍵の施錠は簡単に出来るようなっています。利用したお部屋は35階の南側で、今夜は素敵な夜景も楽しめそうですね。


※コメントは過去の宿泊記を引用しているものがあります

ベッドルーム

今回利用したのはクラブフロアのスーペリア・ダブルとスーペリア・ツインで、EVA-CHINと嫁さんはダブル、両親はツインを利用しました。お部屋は両隣で中央に扉があり、外に出なくても中で行き来できるコネクティングルームです。部屋の広さは同じですがツインはベッドが2台あってスペースを取る為、ソファが一つしかありません。クラブフロアの基調はレッドで同じですが、絵的にはダブルの方が綺麗に見えますね。


コネクティングルーム

左側の写真はそれぞれの扉を開き、2部屋を繋げた状態です。扉はダブル側・ツイン側にも設けられ、使用されない場合は共に施錠されて開けられないようになっています。右側の写真はツインルームから見たダブルルームのベッドです。


ベッド

左側はターンダウンサービス前、右側はターンダウンサービス後のベッドです。ベッドの高さもリニューアル前より10センチ程度高くなり、ベッドスローの色と絵柄が素敵ですね。クラブフロアはレッド系、一般フロアはブルー系で統一されていますが、皆様はどちらがお好みでしょうか?


ナイトテーブル

ツインタイプはベッドの中央にありますが、ダブルタイプはベッドの両サイドにあります。ナイトテーブル自体はリニューアル前と変わっていない気がしますが、スタンドと電話は変更されています。ナイトテーブルはボタンも大きくて分かりやすく、レースカーテンと遮光カーテンをそれぞれ電動で操作することが可能で、もちろんルームライトやデスクライトを操作する事が出来ます。ナイトテーブルにあった電話はコードレスタイプとなっております。


ソファ

クラブフロアのソファはレッドを基調とし、同じスーペリアでもスペースの関係でダブルは2つ、ツインは一つと数が異なっていました。過去の宿泊記をご覧になると分かると思いますが、一般フロアでは、ブルーを基調としたソファが置かれています。やはりオットマンがあると寛げますね


ライティングデスク

ライティング・デスクはどのお部屋もデザインは変わりません。見落としそうになりますが、ライティングデスクの側面には数々の入力端子やコンセントが新たに付けられています。テレビへの出力、インターネット用LAN、ビデオ入力、オーディオ入力などがあり、引き出しの中には「テクノロジーキット」として、各種ケーブルが入っています。


テレビ & DVD/CD プレイヤー

テレビはパナソニック製の37型のプラズマテレビ(TH-37 PX600)です。液晶テレビを採用するホテルは多いですが、プラズマテレビは珍しいですね。テレビは前に引き出して左右に向けることが可能で、チャンネル数は地上、BS、CSで17チャンネル、ラジオ&BGMを6チャンネル楽しめます。ちなみにDVD/CDプレイヤーはソニー製です。テレビが大きくなった分、今までクラブフロアにあったCD/MDプレイヤーは無くなりました。


プライベートバー

前回と比べて若干ながら変わっていますね。基準としている缶ビール(350ml)1本の値段は950円(税込・スーパードライ、プレミアムモルツ、ラガー、エビス)と同じですが、モルツがプレミアムモルツに変更されています。過去にあったハイネケンは引き続き置かれていません。無料のお茶セットはアフタヌーンダージリン、アールグレイの2種の紅茶とコーヒーはアロマリッチオリジナルブレンド、他にも煎茶、ほうじ茶、うめこぶ茶が置かれています。


スリッパ

スリッパは従来と同じです。リッツのロゴや縁に色が付いたデザインには、とても素敵ですね


キー

キーも従来と同じです。キーホルダーのデザインは格好よいですが、それなりの重さがあります。クラブフロアに向かうにはエレベーターの操作盤にこのキーを差し込まないと、操作ができません。そう言えば一般フロアのキー形状は四角ではなく丸い形でした。一目見て直ぐ分かる様になっているのかな?


景色

今回は南側の景色です。南側は至近距離に高層ビルが無い上、多くの建物が密集しているので夜景が綺麗な方向でもあります。視界の良い日は右側写真の様に淀川河口のベイエリア付近まで見渡すことが出来ます。


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