ザ・リッツカールトン大阪

− スーペリア・ダブル 宿泊記  (2005年12月宿泊) −

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EVA-CHIN :「お次はリッツ〜♪」

難波にあるスイスホテル南海で荷物を受け取り、地下鉄御堂筋線で梅田駅まで来たEVA-CHIN。同じ大阪なら更に連泊すれば荷物の移動は要らないものの、色々なホテルに泊まってみたい性格は直らないのであります。嫁さんと共に大阪駅の地下街を通り、今回も迷わずリッツの近くまで歩くことが出来ました。大阪駅周辺に不慣れな頃は地下街が迷路の様で恐ろしい存在でありましたが、お陰さまで随分と慣れた様な気が致します。
EVA-CHINと嫁さんは地下街に繋がる地下1階のエントランスから、リッツカールトン大阪に入ります。独身の頃は地上に上がって1階から入ることが多かったEVA-CHINでありますが、2人の荷物がお土産を入れるスペースまで確保できる大きなスーツケースを持ち歩く様になったので結構重く、エレベーターで移動する方が楽なのであります。旅は既に4日目に来ており、正味、駅の階段では結構苦労する程の重さになって参りました。
リッツのエントランスを通ると地下1階のエレベータホールの雰囲気も素敵ですが、1階に上がると更に日常とは離れた別世界が広がります。初めてリッツカールトン大阪を訪れた人はEVA-CHINと同じように、リッツが持て成す贅沢な空間に驚く方も多いことでしょう。
更に足を進めてラウンジの前を通ると、ベルガールに出会います。

ベルガール : 「ご宿泊ですか?」

EVA-CHINは宿泊の旨を伝えます。

ベルガール : 「お荷物をお持ちいたします。」

EVA-CHINはベルガールに荷物を預け、共にレセプションへと向かいました。本日は平日のためホテル全体が静かな様子でありましたが、不思議なことに、EVA-CHINがいつも利用する「一休.com」のプランでは全てのお部屋が満室状態になっておりました。週末でもない12月上旬のこの日に一体何があるのでしょうか。
ちなみに、いつもこちらで予約しています。

「ザ・リッツカールトン大阪」のプラン・空室検索のページはこちら  (高級ホテル予約サイト 一休.com)

ベルガール : 「お名前をお伺いしても宜しいでしょうか。」

EVA-CHINがベルガールに名前を告げると、ゲストがいないフロントに案内をされます。
フロントでは端末でEVA-CHINの情報を引き出します。今回の宿泊はクラブフロアではなく一般フロアを選んでおりました。予約時に満室だった訳ではありませんが、朝食をスプレンディードで食べてみたいとの嫁さんの希望があり、一般フロアの朝食付きプランを選択してみたのであります。フロントからレジカードが差し出され料金や住所等の確認をし、今回もサインのみを行なってフロントに戻します。

フロント : 「高層階をご希望との事なので、35階のお部屋をご用意致しました。」

35階とは随分高いお部屋にアサインをして頂きました。高い所が好きなEVA-CHINには嬉しいことです。あれっ!?でも35階って、クラブフロアだった様な・・・。

フロント : 「この階はクラブフロアなのですが・・・」

やっぱりそうですよね?

フロント : 「34階にあるラウンジはご利用いただけません。」

つまりお部屋はクラブフロアのグレードを楽しめますが、肝心なラウンジが利用できない制限付きのアップグレードです。数年前まではアップグレードされるとラウンジも利用できた模様ですが、噂には聞いていたものの取扱い方法が変わったようですね。
フロントはチェックインの手続きを進めていきました。時々画面を見てはうなずき、更に端末の入力をしてはうなずきと、EVA-CHINのヒストリーは一体何を書かれているか気になるのであります。

フロント  : 「朝食券は後ほど、お部屋にお持ちしても宜しいですか?」

EVA-CHIN : 「はい、結構です。」

理由は分かりませんが、直ぐには発行出来ない模様です。
チェックイン業務が完了し、お次はお部屋への案内となりました。フロントはキーをベルに手渡し、EVA-CHINと嫁さんはベルと共に客室用エレベーターホールへと向かいます。明日の朝食となるスプレンディードの説明を行ってエレベーターに乗り込みました。今回の宿泊は35階。ラウンジこそは使えませんが、お部屋はクラブフロアになるのでエレベーターの操作方法の説明も行ってくれました。

ベル : 「これから何処かお出かけのご予定はございますか?」

EVA-CHIN  : 「特に決まっていないのですが・・」

ベルは「ドイツクリスマスマーケット大阪2005」を紹介してくれました。イベント会場は新梅田シティらしくリッツから若干距離はありますが、空中庭園の真下の広場では10万個のイルミネーションが輝く高さ27メートルのクリスマスツリーがある様です。しかしベルには「特に決まっていない」と言ってしまったものの、実際は大阪に住む友人とこの後会う予定でありました。更にその後で夕食の時間を考えると、新梅田シティまで足を伸ばすのはちょっと辛いですね。
エレベーターは宿泊階となる35階に到着しました。ベルと共に廊下を進みお部屋へと向かいます。本日お世話になるお部屋は「3507」号室なので、景色の方向は東側のようです。ベルが扉を開けてくれるといつもの素敵なお部屋が広がっており、まずEVA-CHINと嫁さんがお部屋に入り、続いて荷物を持ったベルが入ります。

ベル : 「カーテンを開けさせて頂きます。」

ベルがナイトテーブル上のカーテンを操作すると、思った通りの東側の景色が広がっておりました。まっすぐと続く国道2号線と奥に見える生駒の山並み、この景色を眺めるとリッツに来た実感が致します。
ベルはカーテンを開けた後、明かりを付け始めてくれました。しかしライティングデスクの電気だけはどの様に操作しても上手く付かず、もしかしたら接触が悪いのかも知れません。

ベル : 「後ほど、電球を交換いたします。」

ベルは電球が切れたと判断したらしく、後ほど修正することになりました。

ベル : 「ウェルカムドリンクをお持ちしても宜しいですか?」

EVA-CHIN : 「お願いします。」

ベルはEVA-CHINの返事を聞くと、一旦お部屋から下がりました。
暫くしてウェルカムドリンクのオレンジジュースを持ったベルが戻ってきました。オレンジジュースをテーブルの上に置くと、すぐに先程の電球交換も始めます。ライティングデスクの電気はやはり電球が切れていた様で、交換するとすぐに電気が点灯しました。

ベル : 「何かご質問はございますか?」

EVA-CHINは特に何も無いことを伝えると、ベルはお部屋から下がりました。
そして、もう一度お部屋を見回してみます。今回は35階のクラブフロアの客室なので、前回宿泊した時とお部屋の様子は変わりません。でもウェルカムアメニティはEVA-CHIN初となるドライイチジクの入ったケーキ。興味津々にケーキの箱を開けて中身を探るEVA-CHINは、嫁さんから視線を感じるのでありました。(笑)

※写真とコメントは過去の宿泊記を引用しているものがあります

 

ベッドルーム

今回利用したお部屋は35階にあるクラブフロア・スーペリアダブルのお部屋ですが、一般フロアからのアップなのでクラブラウンジは利用できない制限付です。景色は東側で「ハービスエント」や「ヒルトン大阪」が左手に見えますが特に大きな建物はなく、夜景が綺麗な方向だと思います。一見、一般フロアの客室と比べても変わりはありませんが、ファックスやCDプレイヤーの有無、フェザーベッドなどで差別化を行っております。


 

ベッド

左がターンダウン前、右がターンダウン後のベッドになります。一般フロアとクラブフロアに違いが無いように見えますが、クラブフロアでは寝心地が柔らかなフェザーベッドを採用しており、更にリネンの肌触りも上質なものになっている様な感じが致します。前回の宿泊記と比べてみると、リネンがまた変更された模様ですね。


ナイトテーブル

EVA-CHINの経験上では全てのお部屋が同じタイプです。ボタンも大きくて分かりやすく、レースカーテンと遮光カーテンをそれぞれ電動で操作することが出来ます。


ソファ

オットマン(足乗せ)付きのソファの座り心地は実に素晴らしく、とてもリラックスできます。


ライティング・デスク

ヨーロピアンクラシックの重厚なライティングデスクでレター類やソーイングセット、ホテルの案内等の情報が沢山つまっております。クラブフロアではFAXが置いてあります。


テレビ

テレビはワイドですがブラウン管タイプで、液晶テレビを配置するホテルが多い今を考えるとそろそろ変更して欲しいですね。クラブフロアではテレビの上にMD・CDプレーヤーが置いてあります。


 

ミニバー

今回の紅茶はダージリン、イングリッシュ・ブレックファースト、アールグレイの3種でコーヒーはモカとマイルドブレンドが用意されておりました。基準としている缶ビール(350ml)1本のお値段は値上がりして945円(税込900円)。国産4種(スーパードライ、モルツ、ラガー、エビス)と海外(ハイネケン)1種があります。EVA-CHINはシュガースティックがお洒落で結構好きですね。


FAX

クラブフロアではライティングデスクの上にFAXが用意されております。EVA-CHINは一度も使用したことがありませんが・・・


ウェルカムアメニティ

今回はEVA-CHIN初となるドライイチジクの入ったケーキでした。個人的にはフルーツよりケーキの方が好きだな。


スリッパ

スリッパは無地から、リッツのロゴや縁に色が付いたデザインに変更されていました。やはりロゴが入っていると、スリッパの見た目も大きく変わりますね。


鍵はカードキーではありませんが、お洒落なリッツロゴのキーホルダーが付いた特殊な鍵になっており、クラブフロアへのエレベータ操作にはこの鍵が必要になります


 

景色

生駒山や大阪城を見渡せる東側で国道2号線が真っ直ぐに伸び、夜景が素敵な方角だと思います。左手には「ハービスエント」や「ヒルトン大阪」があり景色が若干遮られますが、それ以外は特に大きなビルはありません。それにしても「ヒルトン大阪」は両側に高いビルがあって、景色が厳しそうですね。


憧れのホテルにあなたもステイしてみませんか。

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