リーガロイヤルホテル・ザ・プレジデンシャルタワーズ
− コーナースイート 宿泊記 (2003.12月宿泊) −
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ホテルニューオータニ大阪を出発したEVA-CHIN。案内されたルートを使って大阪市営地下鉄・長堀鶴見緑地線の大阪ビジネスパーク駅へと向かったのであります。EVA-CHINはここからリーガロイヤルの送迎バスが発着するJR大阪駅に向かうのでありますが、梅田までは大阪環状線とは異なって乗り換え無しでは行けず、最低でも1回の乗り換えが必要なのであります。しかしEVA-CHINは大阪市営地下鉄の物珍しさもあって、中央線、御堂筋線と2回乗り換える方法をとったのでありました。大阪では東京の銀座線や丸の内線の様な第三軌条(2本のレールと並行してある電源共有用のレールから集電する方式)と呼ばれる集電方式を採用している線が多く、更に大手私鉄との相互乗り入れは比較的少ないのが特徴的な線であります。一番の主軸になっている路線は新大阪や梅田、難波等を結ぶ御堂筋線でありまして、EVA-CHINの利用率も勿論トップ。御堂筋線はその第三軌条方式で走る地下鉄で大阪では比較的長い10両編成で走ります。梅田・難波間を何度も利用させて貰っているのですが、その途中にある駅の造りもなかなか素敵な線でありますので、大阪へ観光に来られた際には地下鉄だからと言って車内だけを見ず、是非とも駅を眺めて貰いたいものであります。さて、当サイトはホテルファンサイトでありますから鉄道関係はこの位に止めておくことと致しまして、EVA-CHINはリーガロイヤルの送迎バスが発着するJR大阪駅に着いたのでありました。しかしながら時計を見てみますとまだ時間は13時ちょっと前。プレジデンシャルタワーズのチェックイン時間は14時なので少し時間があり、EVA-CHINは大阪駅前にあるヨドバシカメラでプラプラ、更に大阪駅内にあるインターネット店でテケテケしながら若干の時間調整をしたのでありました。 時が経つには早いものでして、気が付けば13時40分になっておりました。EVA-CHINは再びJR大阪駅のリーガロイヤルホテル送迎バス乗り場に向かいます。 EVA-CHIN : 「え〜〜・・・・・」 考えてみれば本日は土曜日。容易に想像できながらも想像しなかったEVA-CHINには衝撃的な光景が目の前に広がっていたのであります。過去に例が無いほどの行列が、送迎バス乗り場から続いていたのでありました。もちろん、過去の経験から送迎バスは頻繁に発着し、渋滞は大阪駅周辺だけ・・・・。分かっております、分かっておりますが・・・・、足が勝手に動くのであります。ゴン太の「ササミジャーキー」のCMに登場する犬・ゴン太くんの様に・・(足が勝手に・・知らないかな?)。雨が既に止んでいたことも大きな要因ではありましたが、我に返った時にはEVA-CHINはハービスへと続く地下通路を歩いておりました。その後地上へ出てテケテケと歩き、阪神福島駅や玉江橋を通ってリーガロイヤルホテルへと向かったのであります。歩いていると、付近にはEVA-CHINと同じく徒歩でリーガロイヤルに向かう人達も見えました。EVA-CHINと同じ志の者が居ることに少し感動を覚えながら、リーガロイヤルホテルのメインエントランスに到着したのでありました。 23階のレセプションへ向かう前にお手洗いに行って少し身だしなみを確認した後、EVA-CHINはエレベータに乗って23階へと向かいました。時間は丁度14時頃、普段16時頃にチェックインするEVA-CHINにとっては14時にチェックインする事は異例であり、我ながら少しドキドキしていたのでありました。23階に到着してレセプションに向かうと、EVA-CHINの先客となるお客様が2人いらっしゃった為、レセプションの真ん中にある席に座って順番を待つことにしました。するとEVA-CHINの前でチェックインをしているお客様が、手続きが終わっても清掃中の為お部屋には行けずにラウンジで待つことになっている光景を目にします。やはり土曜日のチェックインを考慮すると些か早すぎたかなぁと思うEVA-CHINなのでありました。 コンシェルジュ : 「お待たせいたしました。失礼ですがお名前は・・・?」 チェックイン業務が終わり手の空いた男性コンシェルジュがEVA-CHINに声をかけてきました。何度か利用させて頂いているプレジデンシャルタワーズですが、さすがにEVA-CHINにも見覚えの無い方でありました。名前と顔を一致して頂いてるコンシェルジュの方も数多くいらっしゃいますが、全員が・・と言う環境に持って行くには宿泊数をもっと増やさなければ、なかなか出来ない様ですね。 EVA-CHIN : 「EVA-CHIN と申します。」 EVA-CHINが名前を言った瞬間、男性コンシェルジュはハッとした雰囲気を読みとったのでありました。どうやらリーガPTでは要注意人物となっているのでありましょうか(笑)。何と言っても前回の卵料理事件の際でもスタッフには何も言わず、サイトを通して公開している訳であります。ホテル側にとっては小さい事柄を大きな問題にされかねない訳ですから、宣伝効果がある反面、負の面も出されかねない「両刃の剣」。前回の卵料理事件以降、EVA-CHIN自身は未確認ですが、メモを取るようになったという改善面を耳にしております。 隣にいた女性コンシェルジュが業務を終えたらしく、すぐにEVA-CHINの対応へと移ってきました。こちらの女性はEVA-CHINの名前と顔が既に一致されておりました。直ぐに鍵を用意しお部屋の案内へと移行します。もちろん前回同様サインレスのスムーズな対応は、リーガPTならでは素敵なチェックインであります。 コンシェルジュ : 「ラウンジに???様が既にいらっしゃっております。」 (今回は誰かは内緒ね。) さすがはリーガPT。EVA-CHINは何も言っていないのに、既に交友関係をも理解していたのでありました。最近、このサイトを通して友人もできましたが、土曜日に宿泊すれば誰かしらがステイを楽しんでいる気もいたします。それを期待して今回の旅行は4泊5日ではありますが、わざと土曜日にリーガPTを選んだ訳でもありますが・・・ コンシェルジュ : 「今、ラウンジの方に行かれますか?」 すぐにお会いしたいけど、荷物が邪魔だなぁ。取りあえずお部屋に行って荷物だけを下ろしてまた来ることを考えます。しかし、それを察したコンシェルジュはすかさず・・・ コンシェルジュ : 「お荷物を先にお部屋にお持ちしておきましょうか?」 EVA-CHINは喜んでお願いしました。バックとコート、マフラーをコンシェルジュに渡して、EVA-CHINはラウンジへと向かったのでありました。 ラウンジを覗いてみると、時間が良いのかとても静かな環境でございました。エグゼクティブフロアの中でもリーガPTのラウンジ程、EVA-CHINが利用したラウンジは他のホテルにはありません。それ程、心地のよいラウンジなのであります。ラウンジを見渡して見ますと席の一角に見覚えのある顔を発見致しました。相手方もEVA-CHINに気づき、しばらくの間、EVA-CHINはラウンジでくつろぎモードに入ったのであります。ラウンジには飲み物の他にもフルーツやケーキ、アイスがあったようですが、EVA-CHINはひたすらコーヒーを飲み続けたのでありました。そのお方と暫く談笑が続いて夕食もご一緒する事になり、待ち合わせ時間になるまでの間、取りあえずお部屋に戻ることにしました。 戻ると言っても、考えてみればチェックインをして直接ラウンジに来たのであります。鍵は手元にあるものの、お部屋はまだ一度も見ていないのでありました。今回宿泊するお部屋はスタイリッシュスタイルのコーナースイート。スイートですよ。もちろん、お値段もいつもと異なってそれなりでありますが、このお部屋をシングルユースしようとしている訳ですから、我ながらEVA-CHINは一体何を考えているのでありましょうか。エレベータで24階に移りお部屋へと向かいます。廊下ではこの時間でもお部屋の清掃が続いているようで、土曜日ならでは光景かも知れませんね。EVA-CHINの宿泊するお部屋はコーナーだけあって一番奥にありました。24階に設置されている2つのコーナースイートの内、今回利用しましたのは西側にあるコーナースイートであります。扉を開くとアプローチスペースはさすがに他の客室と比べて格段に広く、今まで宿泊したお部屋とは別格であることが分かったのでありました。 コーナースイートは確かにコーナーにありますが窓が2面にある訳ではなく、ベッドルームはデラックスタイプの窓二つタイプと似ておりました。スイートと言ってもお部屋的にベッドとリビングが分かれてはおらず(リビングルームとベッドルームが分かれているスイートも別にあります)、設備がスイート仕様になっている感じであります。しかしながらお部屋全体の広さは60平米あり、デラックスツインの41平米よりも大きな部屋面積をもっております。この相違点はバスルームやトイレ、ベッドルームへのアプローチエリアがデラックスツインよりも広いためだと思われます。ベッドとソファの間には仕切がありますが、ベッドルーム自体の広さは窓二つタイプのデラックスツインと比較して正直なところあまり差は感じられませんでした。しかしながらスイートとしての質感は十分に高く、EVA-CHINとしては宿泊費がEVA-CHINの許容範囲である限り、今後もお泊まりしたい気分である事は言うまでもないのであります。特に目を見張る設備部分としては、ビジュアル・オーディオ面でありましょう。テレビはパナソニック製「TH-37PM50」という37型プラズマディスプレイ。もちろんDVDプレイヤーも設置されているので大画面でDVDを楽しんだり、プレジデンシャルタワーズでは無料でペイテレビを楽しむことが出来たりします。更にオーディ面は他のホテルでは類を見ないほどの高水準で、バング&オルフセン製のオーディオシステムを採用しておりました。EVA-CHINで無くても誰もがお部屋に長居したい気分になることは間違いないお部屋だと思いますよ。 |
コーナースイート・ベッドルーム 写真の通りベッドとソファの間には仕切があり、それぞれの空間を作りだしております。お部屋はブルー系(クラシアブルーかな?)にまとめられておりました。コーナースイートは総面積60平米ですが、ベッドルームの広さ自体は、窓2つタイプのデラックスツインと似ています。部屋の真ん中にあるプラズマディプレイがポイントですね。尚、窓に掛かるレース・遮光カーテンはリモコン操作になっております。 |
ベッド 写真をよく見て頂くと分かると思いますが、真ん中に区切れがありませんよね。ハリウッドツインタイプのスタイリッシュのお部屋では、リクエストベースでダブル仕様に変更することもできます。大きいですよ(笑)。 |
ナイトテーブル テーブルはシンプルですが、どことなく上品さを感じるナイトテーブルです。3つの室内灯操作と時計の他、ラジオ3チャンネルとBGMの操作が可能になっております。また、チョコレートが2つ乗っております。 |
ソファ スイート仕様のソファはやはり立派なソファですね。またテーブルに上に乗っているリモコンはカーテン操作用のリモコンです。窓二つ、遮光とレースをそれぞれ独立して操作する事ができます。 |
ライティングデスク 格好良いライティングデスクは、デザイン性に優れ実にお部屋にあったスタイルであります。デスクの上に置いてあるお花がポイントかな。部屋でデレデレと過ごしたEVA-CHINは結局活用しませんでしたが・・ |
テレビ & DVD テレビはパナソニック製37型プラズマディスプレイとDVDのシステムを持っております。チャンネルは他のお部屋と同じで、リーガPTの宿泊客はペイテレビを無料で楽しむことができます。DVDは借りることも可能ですが、お気に入りのDVDを持ってきて鑑賞するのがオススメでしょう。テレビの両サイドにあるのはスピーカーですが、これは下記のCDプレイヤー用のスピーカです。 |
CDプレイヤー スイートの特徴と言うべきCDプレイヤーは、デンマークの高級オーディオメーカー・バング&オルフセン製のオーディオシステムを採用しています。噂によると、何十万もするシステムのようです。 |
ミニバー ラウンジがあるのであまり利用しないかも知れませんが、一通りの内容は揃っております。基準にしている缶ビール(350ml)のお値段は600円。国産3種類があります。お茶セットは煎茶、ほうじ茶、こぶ茶、梅こぶ茶が揃っておりました。 |
和菓子 今回の和菓子は「ロウ梅(漢字が見つからなかった(笑)」です。白小倉餡を種にして金茶色の飴をきんとんに仕上げて小豆を数個付けたお菓子であります。何故か今回は二つ入っておりました。 |
イオン・コンディショナー お部屋の一角にイオン・コンディショナーがありました。マイナスイオンを放出して、さわやかな空気をお届けします。 |
ミネラルウォーター ちなみにリーガPTの宿泊者には、ミネラルウォーターが無料になっております。ブランドはハイランド・スプリングでイギリスブランドのようです。 |
パジャマ プレジデンシャルタワーズでは浴衣では無くオリジナルのパジャマがベッドの上に置かれております。ちなみにヨーロピアンスタイルのパジャマとはデザインが異なります。 |
スリッパ スリッパはEVA-CHINが好きなお持ち帰り可能のタオル地スリッパです。リーガロイヤルのロゴがとっても素敵ですね。 |
キー キーはシリンダー型のキーですが、これはエレベータのキー操作に合わせられている為だと思われます。23階も同じタイプの鍵でパブリックスペースとの間に鍵の付いた仕切があります。 |
景色 今回のお部屋は西側のお部屋でした。西側の正面には大阪国際会議場で景色がふさがれ、左側は病院でふさがれています。西側のコーナースイート南側に位置するため、右側の景色よりも左側の景色が見やすい気もいたします。ただし景色はマンションや雑居ビルが中心的であり、華やかさは少ない気もいたします。 |
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