リーガロイヤル・ザ・プレジデンシャルタワーズ

− デラックスツイン宿泊記 ( タイプ2:2003年7月宿泊 ) −

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京都駅14番線ホームに到着する新幹線。扉が開くと同時に降り立つ乗客の中にその男はいた。男は疲れも見せずに改札口へと向かう・・・。

男  : 「速くなったものだ・・・」

東海道新幹線が開業して登場した0系新幹線は既に東海道からは消滅し、2階建て車両を持つ100系も品川駅開業と共に消滅する。東海道新幹線は「のぞみ」スペックを持つ車両に統一され既に初代「のぞみ」と言われた300系も、「こだま」と「ひかり」運用に絞られてきた。時間を貴重とするその男にとって新幹線の高速化と快適性は重要視する点である。男は足早に改札口へと向かい手に持っていた切符を改札機に通し新幹線中央口を後にする。

男  : 「しまった!」

男は振り返った。一体何がおこったのか!?

EVA-CHIN  : 「お弁当捨てるの忘れた〜 (T.T)」

お気づきの通り、男とはEVA-CHINのことでございます。京都らしく推理小説風に書いてみましたが如何でしたでしょうか?一瞬の緊迫感をお楽しみ頂けたかも知れませんが、EVA-CHINにはちゃんとオチもございます。(笑)

お弁当を車内で捨て忘れた上に改札口を出てしまったEVA-CHINは、すぐにゴミ箱を捜索し捨てることと致しましたが、最近そのお弁当に対し面白い点を見つけたのであります。車内でお弁当を食べる時はご旅行やご出張での楽しみの一つだと思いますが、皆様はどの様なタイミングでお弁当を開けられるでしょうか?車内で座った直後?それとも列車が動き出した直後?どちらにしても車内を観察するとほとんどの人が乗車駅から食べている感じなのであります。お弁当を食べるタイミングは人それぞれこだわりがあるかと思いますが、実はEVA-CHINの場合は車内改札が終わった直後なのであります。新幹線や特急電車のように必ず車内改札が有る場合は、その車内改札が終わらないと安心して食べられないのです。何故でしょうね。EVA-CHIN自信も不思議に思っているのですが・・・。

さてさて京都駅に到着したEVA-CHINですが、実は時間が既に16時を過ぎておりました。しかも本日の宿泊は大阪のリーガロイヤル・ザ・プレジデンシャルタワーズなので、このまますぐに大阪駅に向かわなくてはなりません。ならばEVA-CHINは何故新幹線を京都駅で降りたのでしょうか。実はEVA-CHINが持つ切符が関東で販売されているJR東海ツアーズの「京都遊々きっぷ」という商品の為、新大阪駅まで乗りたくても京都駅で降りなければいけないからでございます(笑)。この切符の特典は東京(新横浜)・京都間の往復チケットとバス・地下鉄が一日乗り放題の「京都観光一日乗車券」が付いていることで、「こだま」を利用すれば新幹線はグリーン車使用で20000円という優れものなのであります。EVA-CHINはこの切符を一体何度利用したか分からない程、関西までお得で楽に行ける切符として重宝しております。ちなみに「京都観光一日乗車券」は切符購入時に貰えるわけではなく、京都駅にある観光案内所等で引き替える必要性があります。一日乗車券の払い戻しは不可になっておりますが特に使用期限を設けている訳ではないので、必要な時の為に一日乗車券は使わなくても引き替えた方がお得だと思われます。(ご注意:京の遊々きっぷ・こだまグリーンプラン(20000円)は2003年9月末で販売を終了しております。)

「京都観光一日乗車券」を交換したEVA-CHINは京都駅から大阪駅の切符を買い在来線ホームへと向かいました。次に乗り込む電車は新快速電車でありますが、新快速は人気がある電車のため座れる可能性が少なく、EVA-CHINは普通や快速を利用して移動することが多いのあります。しかしながら今回新快速を選んだのは、少しでも速く大阪に着かなければいけないと思った為からでした。

その理由は・・・

EVA-CHIN  : 「もしもーし」

大阪駅に到着したEVA-CHINはある方に電話を致します。

visitorさん : 「もしもーし」

そのお相手とは、既に宿泊記でもご常連と化したvisitorさん。そうです、今回もvisitorさんと共にするのであります。そればかりか今夜のプレジデンシャルタワーズには掲示板のご常連、ゆめみママさんとパットンさんがご宿泊との事で、17時30分からリーガロイヤルホテル1階にあるナチュラルガーデンでお食事を約束していたのでありました。EVA-CHINが大阪駅の改札を出たのは17時一寸前、すぐにリーガロイヤルホテルの送迎バス乗り場へと向かいます。しかし・・・・

EVA-CHIN  : 「ひょえーーーー」  ← 驚きの叫び

忘れておりました。本日は土曜日なのであります。夕方頃の大阪駅近辺が混んでいない訳はありません。リーガロイヤルホテル送迎バス乗り場は既に50人程が列を作っており、目の前には出発したバスが渋滞の為動けずに止まっているのであります。前も後ろも渋滞の様を見ていると今回も徒歩を選択すべきと判断したEVA-CHINは、暑さを避けるようにして出来るだけの地下街を通り徒歩でリーガロイヤルホテルに向かうことにしました。

EVA-CHIN : 「福島駅まで乗れば良かったなー」  ← 注意!大阪環状線・福島駅のことです。福島県ではありません。

実は京都駅から大阪駅でも福島駅でも運賃は変わらないのであります。しかしこれは、送迎バス乗り場に行かなければ分からない事、丁度よく到着しようとしたEVA-CHINの目論見がもろくも崩れる瞬間でありました。さらに皮肉な事は道路の渋滞は大阪駅前近辺のみだったことで、明らかにEVA-CHINの思惑が外れたのでございます。リーガロイヤルホテルに着く直前にある堂島川の玉江橋を渡ったのが17時20分。短い足を一生懸命前に出しながらホテルへと到着したのでありました。

前回は直接23階のプレジデンシャルタワーズ専用のフロントに向かった為、今回も直接向かうことにしました。エレベータに乗ったのが17時25分頃、既に遅刻は決定なのであります。エレベータのドアが開きフロントに向かうEVA-CHIN。やはり土曜日宿泊のためか何人かがチェックインを行っており、真ん中にあるソファで待つことにしました。

コンシェルジュ : 「EVA-CHIN様、少々お待ち下さい」

女性コンシェルジュの1人が他のゲストの対応の中で声を掛けてくれました。驚いたことに既に名前と顔が一致している様であり、迷うことなくEVA-CHINの名前を呼んでくれたのであります。これって、すごく嬉しいことですよね。ソファで待って1分も経たないうちに、今度は男性のコンシェルジュがEVA-CHINの元に来てくれました。既にEVA-CHINであることを確認済みで、手にはお部屋のキーを握っております。

コンシェルジュ : 「visitor様からメッセーッジを預かっておりますが、既に皆様ラウンジにいらっしゃいます。」

やっぱり?到着するのが遅すぎたからなぁ。毎度毎度ギリギリか遅刻かの状態でご迷惑をお掛けしております。ちなみにどれどれとメッセージを読んでみますと、17時頃からラウンジかライブラリーにいるとの内容でありました。17時という事は大阪駅近辺でウロチョロしていた頃で、やっぱり夕食が17時30分で予約するなら17時位までにホテルへ到着するのがマナーですよね。だって、EVA-CHINは時間に忙しい人だもーん!えっ!?それなら飛行機やのぞみで来なさいって?ごもっともでございます。(笑)

EVA-CHINはお部屋へ行く前にラウンジに寄って挨拶をしようかと思いましたが、取りあえずお部屋に荷物を置いてから行くことにしました。そのまま別のコンシェルジュにお部屋の案内をお願いする事にして再びエレベーターホールへと向かいます。ちなみにEVA-CHINは前回の宿泊でサインレスのお仲間に入れて頂いたので、今回もレジカードのサインも行う事無くお部屋への案内となったのでありました。

コンシェルジュ : 「本日はほぼ満室でございまして、空いているのは1部屋だけでございます。」

やっぱり週末ですね。リーガPTでも満室に近い状況ですか。数々の贅沢なスイートルームも予約済みとは驚きの状況であります。しかしながらこの言葉の意味することは、ラウンジも混雑するという事も示唆しております。今回はタイミングが難しい感じだなぁ。コンシェルジュとEVA-CHINは宿泊する24階に到着し、お部屋へと向かって歩いていきます。途中途中にあるお部屋の扉には夕刊が配られておりました。もちろんEVA-CHINのお部屋にも夕刊が扉に掛かっておりましたが、特にリクエストが無い限り朝日新聞が配られているようです。コンシェルジュは非常出口の案内をした後にお部屋の扉を開けてくれると、目の前には明るいデラックスツインルームが広がっているのでありました。お部屋に中に入り、コンシェルジュから荷物を受け取ったEVA-CHINは急いで必要なモノだけを持ってお部屋から出ることにしました。今回のお部屋をじっくり見ることも景色を眺めることも、とにかく後回しであります。だって時間を見ると既に17時35過ぎ。遅刻だぁ〜!

※写真やコメントは過去の宿泊記を流用しているものもあります

 

ベッドルーム

今回の利用も窓2つタイプのデラックスツインルームですが、大阪駅側の東側ではなく反対の西側のお部屋です。リーガPTのモダンスタイルはとてもお部屋の中が明るいですが、恐らく間接照明ながらも蛍光灯を使っている為だと思われます。お部屋の色彩は前回と比べるとグリーン系で異なっておりました。リーガPTのモダンスタイルには「色彩心理学」を取り入れた10種類の色彩があうそうですが、EVA-CHINの目には「フォレストグリーン」・「アクアマリン」・「ライムツイスト」・「メドウグリーン」の色彩の差は分からないだろうなぁ。


ベッド

ツインタイプは写真のようなハリウッドツインタイプを採用しております。羽毛は厚手でふんわりとしており、リネンは肌触りのよい物を厳選しているだけあってとても良かったです。EVA-CHIN的には、枕はもう少し柔らかめの方が好きかな。羽毛の軽さはとても好きです。


ナイトテーブル

テーブルはシンプルですが、どことなく上品さを感じるベッドサイドです。3つの室内灯操作と時計の他、ラジオ3チャンネルとBGMの操作が可能になっております。


ソファ

お部屋にとてもあったソファで、クッションに使われる色合いも落ち着きを感じますね。今回のお部屋ではソファが入口近くにあり、次にご紹介するライティングデスクが部屋の奥に配置されていたのは前回と同じですが、左右が非対称でした。


ライティングデスク

お部屋の構造上、縦型のお部屋とは違った配置になっており(隣は荷物台)、奥の方に配置されておりました。デスクのデザインはお部屋の雰囲気に合う落ち着いた感じのデスクですが、使い勝手がとても良く、約款や各種案内が最初から引き出しの中に入っているのでとってもすっきりしております。


テレビ & DVD

システムは最新機器を採用し、テレビは22型ワイドの液晶ディスプレイ、再生機器ではビデオはもちろんの事CDやDVDも再生可能になっております。PTの宿泊者はペイTVが無料になる特典があります。


  

ミニバー

ラウンジがあるのであまり利用しないかも知れませんが、一通りの内容は揃っております。基準にしている缶ビール(350ml)のお値段は600円。国産3種類があります。お茶セットは煎茶、ほうじ茶、こぶ茶、梅こぶ茶が揃っておりました。ちなみに最高値はやはりシャンパンで3000円でした。


ミネラルウォーター

ちなみにリーガPTの宿泊者には、ミネラルウォーターが無料になっております。ブランドはハイランド・スプリングでイギリスブランドのようです。


和菓子

今回の和菓子は「星の光」と名付けられた和菓子でした。この生菓子は七夕をモチーフしたもので、ほのかに甘く味付けをした吉野本葛に玉子餡を封じ込めたものだそうです。お菓子を提供している鶴屋八幡はリーガロイヤル地下1階にあります。


パジャマ

プレジデンシャルタワーズでは浴衣では無くオリジナルのパジャマがベッドの上に置かれております。ちなみにヨーロピアンスタイルのパジャマとはデザインが異なります。


スリッパ

スリッパはEVA-CHINが好きなお持ち帰り可能のタオル地スリッパです。リーガロイヤルのロゴがとっても素敵ですね。


キー

キーはシリンダー型のキーですが、これはエレベータのキー操作に合わせられている為だと思われます。23階も同じタイプの鍵でパブリックスペースとの間に鍵の付いた仕切があります。


 

景色

今回のお部屋は西側のお部屋でした。西側の正面には大阪国際会議場で景色がふさがれ、左側は病院でふさがれているので、実質右側の景色が開けている感じです。ただし景色はマンションが中心的であり、時々走る大阪環状線がワンポイントという感じでしょうか。(笑)


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