リーガロイヤルホテル ザ・プレジデンシャルタワーズ

− デラックス・ツイン (2002年12月宿泊) −

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関西へ何度と無く足を運んできたEVA-CHINですが、お泊まりしたくても未だに泊まることが出来ないホテル達はもちろんあります。それはEVA-CHINが割と直前になって旅を決定させたが為に満室で予約が取れなかったり、シングルユースできるプランが見つからなかったりと理由は様々なのですが、今回お泊まりする「リーガロイヤルホテル・ザ・プレジデンシャルタワーズ」もその一つなのでありました。雑誌の記事やこの掲示板への投稿でプレジデンシャルタワーズに大変興味をもったEVA-CHIN、「一休.com」さんでシングルユースできるプランを見つけたのも幸いし、迷うことなく予約したのでありました。2002年4月にオープンしたリーガロイヤルのエグゼクティブフロア、大変楽しみにしていたことは言うまでもありません。

宿泊日当日、EVA-CHINはJRで京都駅から大阪駅に降り立ちます。大阪で宿泊する時はいつも起点となった大阪駅、何度と無く降り立ちホテルへと向かったEVA-CHINですが、ここで一つの問題を抱えたのであります。

EVA-CHIN  : 「????」

そうです。「迷うことなく」を成し遂げられたのは「予約」だけだったのです。考えてみれば、リッツでもウェスティンでも阪急インターでも、すべて大阪駅から徒歩圏内なのです。つまりホテルの送迎バスを使った事がない故に、何処へ行って良いのか分からないのでありました。リーガロイヤルの緑色の送迎バスは、何度と無く見ているはずなのですが・・・・

EVA-CHIN   : 「右か・・・左か・・・」

この迷いは大変なものでありました。これを英訳すると、「To be or not to be 」でしょうか(笑)。しかし改札口で立ちん坊状態は不審者に思われかねないので、とりあえずヨドバシカメラ側に出ることにして中央改札口から外へ出て辺り一帯を見回してみます。すると京都側にバス停らしきものを発見、しかもその奥には緑色の送迎バスが姿を現したではありませんか。心の中で確信し意気揚々とバス停へ向かったEVA-CHIN、しかしリーガロイヤルの送迎バスは無情にも止まらずにEVA-CHINの横をすり抜けて行きます。なんと送迎バス乗り場はヨドバシカメラ側は合っていたものの、京都側ではなく神戸側のだったのです。EVA-CHINが乗り場かと勘違いしたバス停は単なる市バスのバス停なのでした。ちなみにリーガの他にもウェスティンや帝国ホテルのバス停もすぐ側にあることも発見し(←今さらですが・・・)、一つお勉強になったのでした。

送迎バスは6割程度の乗客を乗せ大阪駅を出発、一路リーガロイヤルへと進みます。EVA-CHINは周辺の状況をつかむためバスの中から外を眺めていたのですが、なるほど、ホテル周辺にはあまりレストランは無いようなロケーション。「今夜はどうしようかなぁ・・・」という思いが、頭の中によぎるのでした。

送迎バスがホテルへと到着し、早速EVA-CHINは降り立ちました。噂には聞いておりましたが、本当に巨大ホテルですね。まず驚いたのが送迎バスの待合所が有る点でした。しかも混雑時らしく、整理券を配っている様子さえ見えます。大阪駅行きのバスは6分間隔で有るというのにこの利用者数を見てみると、リーガロイヤルを利用する人の多さには驚くばかりなのでした。更に驚いたのはロビーの広さです。噂には聞いておりましたが、いやはや、驚きの連続なのでありました。

取りあえずチェックインをするために、フロントへ足を運びます。フロントはロビーで行き交う人の多さとは対照的に、割と空いておりました。特に待つことも無く、空いていたフロントでチェックインをお願いします。

EVA-CHIN  : 「EVA-CHINと申しますが・・」

フロントで対応して頂いた女性は、早速パソコンをテケテケと入力し情報を引き出し始めます。やがてEVA-CHINの名前を見つけたらしく、レジストレーションカードを差し出してきました。

EVA-CHIN  : ( ありゃありゃ!?)

実はプレジデンシャルタワーズに宿泊するゲストは1階に有るフロントでチェックインをするのではなく、23階の専用フロントでチェックインをします。EVA-CHINはすぐに案内してくれると思っただけに、予想外の展開から始まりました。

フロント   : 「こちらに、お名前、ご住所、お電話番号をご記入下さい。」

頼まれたからには、そのまま引き受けてレジストレーションカードを書き出すEVA-CHIN。こうなれば流れるままに従ってみようとEVA-CHINは名前から書き出します。ところが名字の最初の一字を記入したところで・・・

フロント   : 「失礼いたしました・・・・」

どうやら気付いてくれたようです。やはり23階でチェックインを行うと言うことで、ベルを呼んで頂けました。

フロント   : 「PTでお願いします(ベルに向かって)」

PT?・・、やはりホテル内でやりとりする時はフルネームでは使わないようですね。EVA-CHINとしても、発音しにくいもんなー。

ベルに鞄を預けエレベータへと案内されるEVA-CHIN。エレベータの操作盤を見てみると28階までしか有りません。確かタワーウィングは30階建てと聞いていたのですが、29階以上は28階からエスカレータで繋がっているのでしょうか?更に24階から27階までの操作盤には鍵穴が見えます。どうやら特別フロアに向かう際には鍵を差し込む必要性があるようです。しかし23階にはそのような鍵穴がありません。一体どのようになっているのかな?

エレベータが23階に到着しました。エレベータホールの正に目の前に専用フロントがあります。ベルは早速PT宿泊者の旨をコンシェルジュに伝えEVA-CHINの鞄をフロントのデスクの上に置いた後、下がっていきました。どうやらこの先に関しては、専用コンシェルジュのエリアのようです。専用フロントではイスが用意され、座ってチェックイン・アウトが出来るようになっております。専用フロントでレジストレーションカードを記入し返してみたところ・・・

専用フロント : 「EVA-CHIN様、ご予約はダブルで承っておりますが本日禁煙のダブルが満室でございまして・・」

EVA-CHIN    : ( ほうほう・・・・何か・・・素敵な展開になりそうだな。)

専用フロント : 「少し広めのお部屋をご用意いたしました。」

これは正にアップグレードです。本来で有ればスタンダートダブルだったのですが、どうやらデラックス・ツインにお部屋が変わったようです。もちろんスタンダートダブルよりデラックスツインの方がお部屋が広く、ゆったりとしています。チェックインが終わると次に別のコンシェルジュに変わり、お部屋への案内となりました。

コンシェルジュ : 「お部屋へご案内する前に、ラウンジをご案内いたします。」

まずはコンシェルジュの後についていき、ラウンジの位置を確認します。ラウンジは17時からアルコール類も無料との事で早速お役に立ちそうです。さらにラウンジの前にはライブラリーがあります。ここには本やDVDがあり、お部屋への貸出が出来るそうです。と言うことは客室にDVDを再生することができる機器があるということで、客室設備もかなりハイレベルのようですね。そして本日お泊まりする24階へ行くためにエレベータホールへと向かいました。ちなみに23階にも客室があり、フロント等があるパブリックスペースとの間にはガラス戸で仕切られています。こちらに入るためには24階以上と同じようにゲストルームの鍵が無ければ行けない造りになっており、エレベータ内でキー操作が不要な23階でもセキュリティ面はしっかりとしておりました。到着したエレベータにコンシェルジュと共に乗り込むと、ここでエレベータでの操作方法の説明がありました。システム的にはリッツのクラブフロアと同じ要領のようです。

24階に到着して客室へと向かいます。コンシェルジュが扉を開けてくれ、早速、お部屋の中に入りました。やはりお部屋はデラックス・ツインタイプのお部屋でしたが、それにしても色使いがとても優しく心が和みますねー。後でパンフレットを見たのですがこのお部屋の色は8パターンあるようで、心からくつろげる「癒し」の空間を創造しているそうです。ちなみにこのカラーリングは23階・24階のみで、25階から27階のお部屋はヨーロピアンシックのベージュ系でまとめられているそうです。

コンシェルジュ : 「お部屋は眺めの良いシティ側になっております。」

EVA-CHINは過去にリーガロイヤルへ泊まった事がないので詳しいことは分かりませんが、強調するところを見ると一番眺めの良い方向のようですね。

コンシェルジュ : 「こちらがDVDになります。使用方法はこちらをご覧下さい。」

DVDデッキを常備するとはさすがですね。しかもこのデッキはビデオとCDの再生機能も持っています。さらにテレビがこれまた最新機器でワイド型の液晶テレビでした。ちなみにPT宿泊者は、ペイTVチャンネルが無料になっております。周りを見てみればベッドはハリウッドツインタイプで羽毛がとても柔らかそう・・・、何とも素敵なホテルステイになりそうな予感を感じるのでありました。


ベッドルーム

プレジデンシャルタワーズは23階から27階に位置していますが、その中でも23・24階のお部屋は8種類のカラーリングが用意され、用途に合わせた癒しの空間を提供しています。2002年4月に誕生したフロアだけあって、どの設備も新しくゆったりとした時間を楽しめます。ちなみにPTでは夕刊のサービスもあります。


ベッド

ツインタイプは写真のようなハリウッドツインタイプを採用しておりました。羽毛は厚手でふんわりとしており、リネンは肌触りのよい物を厳選しているだけあって、とっても良かったです。EVA-CHIN的には、枕はもう少し柔らかめの方が好きかな。


ナイトテーブル

台はシンプルですが、どことなく上品さを感じるベッドサイドです。3つの室内灯操作と時計の他、ラジオ3チャンネルとBGMの操作が可能になっております。


ソファ

お部屋にとってもあったソファで、クッションに使われる色合いも落ち着きを感じますね。お部屋によってベッドとソファの位置関係が異なっているようで、EVA-CHINが宿泊したお部屋では窓側にソファが配置されておりました。


ライティングデスク

テレビ台からライティングデスクまで一体となったスペースを有効活用したタイプで、ライティングデスクがお部屋に溶け込んでいる感じです。形はシンプルですが使い勝手がとても良く、約款や各種案内が最初から引き出しの中に入っているのでとってもすっきりしております。


テレビ & DVD

システムは最新機器を採用し、テレビは22型ワイドの液晶ディスプレイ、再生機器ではビデオはもちろんの事CDやDVDも再生可能になっております。PTの宿泊者はペイTVが無料になる特典があります。


   

ミニバー

ラウンジがあるのであまり利用しないかも知れませんが、一通りの内容は揃っております。基準にしている缶ビール(350ml)のお値段は600円。国産2種類と海外1種類があります。お茶セットは煎茶、ほうじ茶、こぶ茶、梅こぶ茶が揃っておりました。


パジャマ

プレジデンシャルタワーズでは浴衣では無くオリジナルのパジャマがベッドの上に置かれております。


スリッパ

スリッパはEVA-CHINが好きなお持ち帰り可能のタオル地スリッパです。リーガロイヤルのロゴがとっても素敵ですね。


キー

キーはシリンダー型のキーですが、これはエレベータのキー操作に合わせられている為だと思われます。23階も同じタイプの鍵でパブリックスペースとの間に鍵の付いた仕切があります。


手ぬぐい

手ぬぐいを置くホテルは初めて見ました。ただ備品なのかアメニティなのか判断が出来ませんでしたが・・・


お菓子

ちなみにルームサービスではありません。テーブルの上に置かれているホテルからのおもてなしです。


景色

写真は実際に見える景色の約半分程度です。方向は大阪駅側の景色で、新梅田シティ(ウェスティンホテル大阪)から、グランヴィア大阪、ヒルトン大阪まで見え、右手の方には大阪城も見ることが出来ます。ちなみに大阪城は夜になるとライトアップされ特に目立っておりました。リッツは独特な形なので目立ちそうですが、残念ながら頭の部分しか見えませんでした。ただ眼下にあったグランドに違和感を感じたのですが・・・


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