ハイアット・リージェンシー福岡
− スーペリアシングル宿泊記 (2001年1月宿泊) −
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博多駅から歩いて約5分。閑静な官庁街に突如現れる奇抜な建物。一見、美術館かと見間違いそうな建物こそ、今回宿泊するハイアットリージェンシー福岡であります。このホテルは、世界的に著名な建築家マイケル・グレイヴス氏設計デザインだそうですが、見れば見るほど奇抜なデザインをしたホテルなのです。 今回の宿泊は、ホテルが運営しているホームページから直接予約をしました。予約送信フォームも比較的に分かりやすく、送信後もメールで確認が来るので、大変安心するシステムになっています。予約した部屋はダブルのシングルユースにも関わらず、朝食込みの値段でかなりお得なプランでした。初めて泊まるハイアット・リージェンシー、かなり楽しみでした。 博多駅には門司港から鉄道で到着し、早速改札口を出ます。方向はキャナルシティの反対側である東口、駅のロータリーに立って周囲を見回した後に早速ホテル向かって出発しました。ホテルの位置は毎度不安になるものの地図を見て暗記し、自分が信じた方向に向かって進みます。博多駅を出発をして約5分、周囲は静かな官庁街という趣に変わってきました。しかし、あれだけ奇抜な建物なのに、全くホテルが視界に入ってきません。「また、迷ったか・・」と脳裏に不安がよぎった瞬間、真横にホテルが急に出現してビックリ!確かにホテルは目立つ形ですが、博多駅方向から見るホテルは、周囲のビルに埋もれるようにして建っているため思った以上に目立ってませんでした。幸い、ホテルの前には公園があったので公園からホテルの全景を眺めてみると、なるほど奇抜な建物。どう見てもホテルとは思えず、美術館か劇場と言う感じでした。 ホテルのメインエントランスに行ったのですが、ここのホテルにはドアマンがいないようで誰も居ません。ロータリーには数台の車が止まり、想像していたよりも寂しい感じでした。しかもドアはお洒落でも、自らの手で開けなければなりません。中に入ってみると、女性のベルが入口付近に待ちかまえており、すぐにフロントに通されました。入口からフロントまでの短い距離を歩く間に、他のホテルとはひと味違う事に気付きます。偶然かも知れませんが、ベルもフロントも女性しか見あたらないのです。しかしそれ以上にひと味違うのは、ロビー空間!奇抜にデザインされたホテルは、外見以上に内装も奇抜だったのです。必ず誰もが見上げてしまうこと間違いなし!!やっぱりここは美術館!? ベルガールに部屋へと案内されるのですが、宿泊する部屋が4階と聞いて更に驚き。今時のシティホテルで、そんな低層階に宿泊できるとは思いませんでした。エレベータから降りると、建物が複雑のためか廊下も複雑に出来ており、見通しが結構悪いです。その為か廊下の所々に監視カメラが設置されています。 |
宿泊するお部屋はかなり奥にありました。しかも部屋の中に通されて、いきなり EVA-CHIN的窮地に追い込まれます。EVA-CHINは大の煙草嫌い。灰皿を見るだけでも嫌なのです。EVA-CHINが禁煙ルームを指定しなかったのが悪いのかも知れませんが、部屋に入った瞬間、煙草の臭いがあまりにもきつく感じ取れるのです。換気が全く機能していないのか、染みついてしまって解決できないのかは知りませんが、ここまで臭いのある部屋は初めてでした。すぐに申し出ればいい事だったのですが、格安プランだった事や、小心者のお陰で言い出せず、結局、この部屋で一夜を明かすことになってしまいました。我ながら今でも言い出せなかったことを後悔しています。部屋はダブルという設定ですが、想像以上に狭いお部屋。ここがダブルと言うならば、シングルを逆に見てみたい感じがした程です。非常出口の案内を見てみると、確かにシングルよりは一回り大きい。宿泊した値段を考慮すれば、まずまずの広さだと考えるべきなんでしょう。もちろん、ハイアットリージェンシー福岡のダブルにも、ランク別に広さは違うはずです。恐らくここの部屋は、一番小さい「ビジネス」というタイプで、ダブルでもシングルユースを重視するお部屋だったに違いありません。気を取り直してお部屋を見てみましょう。ベッドはハイアットらしく純白のベッドで、こちらは合格点。ただダブルと言うよりは、セミダブルに近い感じです。テレビも立派な家具に収納されており、その点はさすが。ラィティングデスクやソファには特記する内容はありませんが、全体的な家具に関しては、割と落ち着いた空間が提供されています。一番お洒落に感じたのはミニバーで、明かりを付けるとかなり感動ものですよ。ミニバーの値段も良心的に設定され、安心して利用できます。そして残念だったのが景色でした。自分の宿泊した部屋から見えた景色は、ロータリーの上にある天井。さすがは4階からの眺めです。もともと官庁街にあるビルなので、どの部屋でも同じような環境なのかも知れません。 |
ベッドルーム 今回の宿泊は、ホテルのホームページで直接予約したプランでした。部屋はダブルですが、部屋のランクは恐らくビジネスだと思います。照明は、全体的に暗めな感じがしました。 |
ベッド 純白なシーツにくるまれたベッドです。真っ白いベッドは、本当に清潔感があって大好きです。寝心地も充分満足できます。 |
ナイトテーブル ベッドサイドの引き出しの中に時計がありました。収納可能という意味では、実に機能的だと思います。ここで、部屋の明かりもコントロールできます。 |
ソファ う〜ん、ここは特記事項は無いかな。見たとおりのソファーでした。 |
ライティング・デスク 割としっかりとしたライティング・デスクです。個人的には、このような壁に向かってしまうタイプよりも、室内に視線のいくタイプの方が好きです。もちろん、部屋の大きさに関係があると思いますが・・ |
テレビ しっかりとした家具に収納されています。その点は、さすがです。 |
ミニバー お洒落な収納スペースに入っています。特に明かりが照らし出されていると、見とれてしまいそうな感じです。ちなみにお値段は一般的で、缶ビール1缶(350ml)500円、種類は国産2種類でした。 |
キー 部屋の鍵はカードキーではなく、シリンダーキーでした。鍵のデザインをよく見ると、一般的に使われている鍵と同じ物で、ちょっと頂けないです。また、部屋の扉もマンションぽくって、こちらも頂けません。 |
風景 初めは、「????」でした。どうやら正面玄関側のようですが、屋根が邪魔して伺う事はできません。反対側の建物も、このホテルの客室です。もちろん宿泊する部屋によって眺めは異なりますが、今回はハズレのようです。 |
憧れのホテルにあなたもステイしてみませんか。 |