|
結局EVA-CHINはルームチェンジの希望はせず、このお部屋を使うことにしました。考えてみればこの広いお部屋を一人で使う訳ですし、不満が有るわけでもありません。特殊なお部屋に泊まったと思えば、これまた貴重な経験だと思うからであります。 さて、お次はバスルームをよく見てみると、先ほど申し上げたとおりバスルームはゲストルームの構成に類似しているようです。パークルームではバスタブが先に公開した「フォーシーズンズホテル丸の内東京」の様にシャワーブースとトイレを挟んで縦にありますが、今回泊まったお部屋はゲストルームと同タイプの横でありました。ただしバスタブの横には太い「手すり」があり、更に広いスペースを持つトイレにも「手すり」があります。ゲストルームのバスルームとはパークハイアット東京のＨＰを見る限り微妙に配置も違っていて、もしかしたらこのお部屋はバリアフリー用に設定されたパークルームのお部屋かも知れません。バスルームには独立したテレビ（ブラウン管タイプ）が洗面台の上に置かれておりましたので、テレビを見ながらお風呂に入るというラグジュアリーなバスタイムを楽しめます。基本構成は洗面台、バスタブ、シャワーブース、トイレ（個室）で構成されているので、十分な贅沢仕様。バスタブも広く、やはり普段使っているお風呂とは一味も二味も違うお風呂なのでありました。 |
  |
|
バスルーム 広くて開放感があるバスルーム。洗面台、シャワーブース、バスタブ、トイレの構成ですが、パークルームの特徴的な縦型のバスタブではなくゲストルームに近い配置になっています。しかしながら、ゲストルームとはこれまた微妙に配置が異なっているタイプ（パークハイアット東京のHPを見る限りでは）で、位置づけがちょっと不明。バスタブとトイレにある手すりが何とも特徴的なバスルームです。 |
|
|
洗面台 洗面台は見るからに高級感溢れる造りをしており、もちろん水量は豊富。残念ながらダブルシンク（１人ではダブルシンクの意味は無いですけど（笑））とはいきませんでしたが、とても使いやすいです。ただし後で紹介するバスルーム用のテレビは洗面台の真上。ほぼ音声のみに近い格好です。 |
|
|
バスタブ 体が大きい人でも十分な広さを持つバスタブです。パークルームでは縦になるのに対して今回のお部屋は横でした。水量は勿論豊富ですが、「手すり」が妙に目につく所がちょっと泣き所でしょうか。 |
|
|
シャワーブース シャワーブースとしては広さも十分確保されており、使い心地も十分です。やっぱりシャワーブースがあると、高級感が一層増しますよね。 |
|
|
トイレ トイレはもちろんウォシュレット付きでございました。ちなみにこちらも「手すり」が目に付きます。 |
 |
タオル タオルはバス（４）・フェイス（４）・ハンド（３）で比較的多めです。 |
  |
|
アメニティ アメニティも豊富です。 シャンプー（２）、コンディショナー（２）、ローション、シャワージェル 以上 モルトンブラウン製 バス石鹸（２）、洗顔石鹸、歯ブラシ（２）、レザー（２）、シャワーキャップ、シェービングフォーム、ソーイングキット、クシ、爪ヤスリ、ブラシ、基礎化粧品（ポーチ付き）、輪ゴム、コットン、綿棒等々 ちなみに石鹸やボトル系を除くアメニティは、左の写真の様なカゴに入ってました。
|
 |
バスローブ バスローブは厚手で肌触りがとても良いタイプでした。 |
 |
バスルーム用 テレビ バスルーム用テレビもブラウン管タイプ、推定１４インチ程度です。ベッドルームのテレビとは独立しており、リモコンがバスルーム内においてあります。 |
|
ところでお部屋の中で操作方法が分からず困った物の中に、「スタンド」という方が結構多いのではないでしょうか？通常、オンかオフしか無いのですから子供でも分かると思っていると「？？？？」の世界に突入します。実はEVA-CHINもその様な経験を結構持っているのです。普通で有ればスタンドの周辺にスイッチがあり、スイッチをオンにすれば明かりが付くはずのスタンド。ベルやベルガールからの説明がなくても当たり前の存在なのですが、結構侮れない存在なのです。 お部屋の撮影をする際、EVA-CHINはベッドサイドに有るスタンドの明かりをつけます。今回も当たり前のようにベッドサイドに近寄ってスイッチを探したのであります。 EVA-CHIN ： 「あれ！？」 今回は見事に「？？？？」の世界に突入したのでした。ベッドサイドにあるスイッチ類を見て、カーテンの開閉とエアコンの調整はすぐに分かりました。しかしスタンドの操作が分からないのであります。ベッドスタンドとそのサイドを見渡してみてもそれらしいスイッチがありません。ただ気になる物としてベッドサイドにあるデスクに３つのボタン様な突起物があり、早速そのボタンらしき物に触って見ることにしました。 EVA-CHIN ： 「駄目か・・・ 」 ボタンを押したり、引いたりしても全く変化は有りませんでした。再びスタンドやベッド周辺を捜索することにします。大捜索（大げさかな？）を始めて約１５分、結局それらしいスイッチが見あたらず、最終的に怪しいのは先ほどの３つボタンらしきものであるという結論になりました。しかし先ほどは押しても引いても駄目だったけどな・・・・と再び触ってみると・・・ EVA-CHIN ： 「あらら！？」 明かりがついたのであります。なんとEVA-CHINには「回す」という概念が抜けていたのであります。それにしても、今回は難易度が高かったですねー。この形状を見て「回す」という発想に持っていくまでに、随分と時間がかかってしまいました（笑）。どなたか同じ経験がありませんか？
|
 |
操作盤 全く案内表示が無いため、今回迷ってしまったライト系の操作パネル。「押す」でも「引く」でもなく、「回す」が正解でした。（笑） |
|
|
ミネラルウォーター ターンダウン後、ベッドサイドのデスクにミネラルウォーターとグラスが置かれます。ちなみに上の写真と同一デスクです。 |
|
さて無事に明かりもついて写真の撮影も終わり、おもむろに明日の朝食券を手にしてみました。今回は自然の流れに任せていると「ルームサービス」というEVA-CHINには滅多にない方向へと流れていきました。朝食券にはアメリカンブレックファーストの旨と指定時間が書かれておりますが・・・・ EVA-CHIN ： 「えっ！？７時？」 チェックインの際、ルームサービスの時間は一切聞かれておりません。なのに渡された朝食券の指定時間が「７時」と書いているのであります。お寝坊が当たり前のEVA-CHINには７時と言う時間はとんでもなく早い時間で、まず目を覚ます事自体が至難の業（笑）、これは絶対に変更が必要です。しかし考えてみれば朝食券は単なるチケットで、アメリカンブレックファーストの「内容」に関しては書かれていません。部屋に備え付けられているルームサービスの注文票で希望内容を結局明記するわけで、そこに本当の時間を記入すれば何も問題はないのです。道理で希望時間まで聞かれなかった訳ですね。朝食券に書かれている時間は単なる仮の時間なのですから。１人で焦って自己完結してしまう傾向をもつEVA-CHIN。先ほどのスタンドの件といい、人には見せられない恥ずかしい場面が裏で結構あるものなのです。 さて、夕食は有名なニューヨークグリル！！・・・な訳もなく、外に出て食べることにしました。EVA-CHINは新宿と言う街自体滅多に行くことはありませんが、大体の高層ビルの地下にはレストラン街があることを事前に調べてきました。このパークハイアットのある新宿パークタワーにもレストラン街があるので、早速地下へと足を運び色々と見てみることにします。しかしどのお店も今一歩決断が付かないのであります。それなら滅多に来ない新宿高層ビル群なのですから、もう少し外に飛び出して探してみましょう！・・・とプラプラ探し回ること約２０分。最終的には「シズラー」というファミレスになってしまいました。それにしても結構混んでますねー。客層も若者層が中心なのは土地柄なのでしょうか。「シズラー」ではステーキを注文しましたが、焼き方まで細かく設定できる所が好きです。ちなみにEVA-CHINはより「生」に近い方が好きで、注文する焼き方はいつも「レア」。動物的直感に頼る性格と言い、EVA-CHINは割と野性的なのかしら？（笑） 食事も終わってホテルに戻ります。ホテルは明るい時間と比べると明らかにお客の数は減り、幻想的な世界が広がります。有名なライブラリーの回廊も明るい時より暗い方が更に素敵！そしてEVA-CHINはエレベータを乗り継ぎ、お部屋へと戻って参りました。 EVA-CHIN ： 「あれ！？」 またしても「あれ！？」であります。今度は何が「あれ！？」かと申しますと鍵が開かないのであります。決して部屋番号が間違っている訳ではありませんよ（笑）。何度かトライしてもなかなか開かず、どうなっているのかしらと考えていると、偶々通りかかったスタッフの方に助けてもらいました（笑）。しかも難なく開けられる姿を見ていると、このテクニック（？）の差が分からないのであります。ドアに関してそんなにコツと言う物がある訳でもないのに、それすら満足に出来ないEVA-CHIN。お恥ずかしい限りっす。 お部屋に戻った後は素敵なバスタイム！その後はベッドでゴロゴロのEVA-CHINにとって最高の至福の時間を楽しみました。明日の朝食のルームサービスを楽しみにしながら眠りについたのでありました・・・・・が、深夜・・・・・ ゴゴゴゴゴゴゴ・・・・ EVA-CHIN ： 「？？」 ビルに途轍もなく轟く低い響き。以前宿泊した別のホテルで原因不明の響きを何度か経験したことはありますが、今回は過去最高レベルでありました。うーむ・・今回のお部屋、構造的にマイナス面が多いお部屋だったようで・・・・。音は暫く響いておりましたが人間不思議なもので慣れてしまうと何とも感じなくなるものです。EVA-CHINは再び眠りについたのでありました。 翌朝、EVA-CHINは７時４５分に起床しました。EVA-CHINにしては早いでしょ？実はルームサービスを８時に設定していたのであります。そろそろ起きなければ・・・・ ピンポーン ７時５５分頃、チャイムがなりました。朝食の到着であります。EVA-CHINは早速ドアを開け、セットをお願いしたのであります。目の前に並ぶ豪華なアメリカンブレックファースト。ホテルの朝食って本当に魅力的！ ベル ： 「お食事が終わりましたら、お電話を下さい。」 とベルが下がった後、EVA-CHINはテレビを見ながら美味しく頂いたのでありました。普段はレストランに出向くことが多い朝食ですが、ルームサービスもなかなか良いですね。ちょっと気にいっちゃったかも知れません。 |
 |
ルームサービス （朝食） 朝食は優雅にルームサービスです。十分すぎるほどの内容と量で朝から満足いたしました。バターの他、蜂蜜やマーマレード、ジャムももちろん用意されています。温かい物はもちろん温かく、コーヒーも３杯近くあったかな。 |
|
お食事後、EVA-CHINは電話をしてテーブルを下げて貰うことにしました。 ベル ： 「お味は如何でしたでしょうか？」 もちろん美味しかったですよ。質も量もさすがは一流です。 ベル ： 「段々陽が差し込んでまいりましたね。」 軽い語らいをしながらテーブルを下げてもらいます。ベルは手慣れた様子でテキパキと動き、アッという間に片づけてしまいました。もう暫くチェックアウトまで時間があるので、お部屋の中でダラダラする事にします。シャワーを浴びてテレビを見ながらもう暫くゴロゴロした時間を楽しみ、チェックアウトタイムのお昼近くまで楽しもうと思ったのであります。 既に朝食で眠気は覚ましてますがシャワーブースでシャワーを浴びていると・・・・ EVA-CHIN ： 「おやおや！？」 シャワーブースの扉は完全に閉まっているのにお湯がバスルームへ飛び出していることに気付きました。更に調べてみると扉の下にあるゴムパッキングが一部欠けている事に気付きます。これではお湯が飛び出しても仕方が無いことです。経年劣化は致し方ないことですが、細かい所まではさすがに管理は難しいというところでしょうか。 シャワーの後はお部屋でゴロゴロ、アッという間に時間が１１時３０分頃となりEVA-CHINは荷物をまとめて４１階のレセプションに向かいます。チェックインの際は座りながらでしたが、チェックアウトはレセプション奥にあるフロントで普通に扱います。全く待つことも無くスムーズにチェックアウト業務も完了し、今回のホテルステイも終わってしまったのでありました。 ホテルから外に出て暫くパークハイアット東京のビルを見上げるEVA-CHIN。さすがは数々の雑誌に紹介され、注目を集めるホテルであります。今回はお部屋にどちらかというと恵まれなかった感じを受けますが、ホントのパークルームは次回のお楽しみにして新宿駅に向かうEVA-CHINなのでありました。 ところで最後に一言。新聞が届いてませんが・・・希望まで聞かれたのに（笑） |
|
憧れのホテルにあなたもステイしてみませんか。 |
