名古屋マリオットアソシア

− デラックス・ダブル ( 2010年4月宿泊 ) −

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EVA-CHIN : 「今回はお得なプランだなぁ」

手狭なホームで過密ダイヤの名鉄線名古屋駅に降り立ったEVA-CHINは、早速重い荷物を持ちながら改札へと向かったのであります。今回宿泊するホテルは名古屋駅に直結する名古屋マリオットアソシアホテルですが、久々のステイなので楽しみにしておりました。EVA-CHINが今回利用したプランは曜日限定ながらもデラックスルーム・1泊朝食付2名で2万円。特別フロアであるコンシェルジュフロアではありませんがこの価格は魅力的で、発見した瞬間に即決してしまった宿泊プランなのであります。

EVA-CHINが名鉄名古屋駅に降り立ったのは、中部空港を利用したためでした。東京ならば新幹線を選択する方は多くいらっしゃると思いますが、EVA-CHINは千葉県民です。羽田⇔中部空港間の路線はありませんが数少ない成田発着の国内線・成田⇔中部空港路線があり、今回は飛行機で名古屋入りをしたのでありました。それにしても中部空港の国内線はBoeing737の様な小型ジェット機が多いですね。その中でもEVA-CHINはプロペラ機での到着で、ボーディングブリッジのあるスポットに到着したにも関わらず、バスで移動した所がちょっと楽しかったです。中部空港から名古屋駅までは名鉄の特急を利用し、折角の旅なので指定席券を買って、快適に名古屋駅までやってきたのであります。

改札を抜け地上に上がると目の前に、名古屋マリオットアソシアのエントランスが見えます。当ホテルのフロントは15階にありアクセスには3通りの方法があります。一つはホテルのエレベーターを使い1階から15階に向かうルートですが、比較的このルートは多くのゲストが使うため混雑することが多いです。もう一つはJRセントラルタワーズのスカイシャトルを使って15階に行くルート。こちらはエレベーターの数が多く、ガラス越しに景色を眺めながら15階へ行けるので一番オススメですね。最後は高島屋のエスカレーターを使うルートですが、1階から15階に向かうにはちょっと時間が掛かります。ただショッピングには便利なので、ホテルからお散歩したいときはちょっと良いかもしれません。

ホテルのエレベーターで15階に上ったEVA-CHINはフロントに向かわず、ベルに声を掛けました。実は時間がまだ12時でチェックインタイムになっておらず、取り合えず荷物を預けて名古屋観光に向かう予定だったのであります。ベルから荷物の預り証を受け取ったEVA-CHINは再び名古屋駅へと戻り、最初の目的地である熱田神宮へと向かったのでありました。

名古屋観光を楽しんだEVA-CHINと嫁さんは15時過ぎに名古屋駅へと戻ってきました。荷物を預けにホテルへ入った際に利用したホテル内のエレベーターが混んでいた事を思い出し、今度はJRセントラルタワーズのスカイシャトルを使って15階に上がり、スカイストリートからエントランスを通ります。15階のエントランスを通ると直ぐにフロントやロビーが目に入りますが混んでいる様子も無かったので、早速チェックインをお願いする事にしました。

EVA-CHIN : 「EVA-CHINと申しますが・・」

フロントは端末で情報を引き出し、レジカードを差し出します。同時にEVA-CHINは荷物を先に預けている旨を話して預り証をフロントに渡し、レジカードに名前・住所・電話番号を記入します。

フロント   : 「今回のお支払いは現金とクレジットカードどちらでしょうか?」

EVA-CHINは胸元のポケットに入れておいたクレジットカードを渡しました。普段は財布にクレジットカードを入れていますが、チェックイン時にプリントをするホテルが多いので事前に財布から出しておく様にしています。

フロント  : 「お部屋とお食事のご案内でございます。」

フロントは部屋番号、部屋タイプ、朝食の案内をします。ちなみに朝食はフロントと同じ15階にあるコーヒーショップ「パーゴラ」ですが、実は「パーゴラ」で朝食をした事はないので、ちょっと楽しみなのです。「パーゴラ」の朝食は6時30分〜10時までで、和洋ブッフェ方式になっています。

フロント  : 「通常朝刊サービスがあるのですが、明日は休刊日ですのでご了承ください。」

残念ながら、明朝の新聞は無いようですね。休刊日なら仕方がないか・・・

フロント  : 「お預かりのお荷物は、この二つで宜しいでしょうか?」

EVA-CHIN : 「その通りです。」

チェックインしている間に荷物も用意してくれたようですね。

フロント  : 「ではお手伝いして、ご案内させていただきます。」

フロントからベルに引き継がれて、EVA-CHINと嫁さんはベルと共にエレベーターホールに向かいました。

ベル    : 「お部屋は33階の9号室でございます。ご案内致します。」

ベルはエレベーターで33階のボタンを押しました。それにしても、一般の客室で33階ですよ。名古屋マリオットアソシアホテルの客室階は20階〜49階(コンシェルジュフロアの客室は35階・37階・47階〜49階、36階はコンシェルジュ・ラウンジ)にあり、実は33階でもそれほど上層階ではないのです。高層ホテルのためエレベーターの数は多く、15階以上を行き来するゲスト用のエレベーターだけでも8基、裏にある従業員専用5基を含めると、建物の中央に13基ものエレベーターが稼動しています。

33階に到着しベルと共にお部屋の前まで来ました。3309号室がどの方向にあるお部屋か全く分からないのですが、JRセントラルタワーズはツインビルの上、近くにはミッドランドスクエアのオフィスタワーもあるので、運が悪いと対面のビルを望むお部屋かも知れず、結構ドキドキしながら部屋の中に入りました。

久しぶりの宿泊でお部屋の雰囲気はかなり変わっています。恐らく大きく変わったのはベッドとテレビだけかも知れませんが、とても新鮮さを感じますね。そして気になるお部屋の方向は名古屋駅を頭上から望む西側で、真下にはJR名古屋駅、そして遮る建物は無く遠くまで望める壮大な景色が広がっていました。

ベル    : 「何かご不明な点などございますでしょうか。」

EVA-CHIN : 「特に無いです。」

ベル    : 「何かありましたら、22番がフロントの内線番号でございます。」

ベルはキーをEVA-CHINに渡し、お部屋を下がったのでありました。


ベッドルーム

一般客室の基本構成はスタンダードとデラックスですが、ビルの構造上お部屋の広さと階数に応じて同じカテゴリでも料金設定は異なります。スタンダードは25平米〜38平米、デラックスは38平米〜42平米あり、今回宿泊したのはデラックス・キングです。


ベッド

一番大きく印象が変わったのはベッドですね。ベッドスローでシンプルな雰囲気となり、一般フロアとコンシェルジュフロアとでは色の異なるベッドスローを使っているようです。ちなみにスタンダードフロアに於いては、ターンダウンサービスはありません。


ナイトテーブル

ナイトテーブルには室内灯・足下灯・エアコンのオン・オフの操作が可能で、時計はデジタル式となっています。特に気に入ったのはお洒落な読書灯(スタンドの横にある金色の棒の様な形です)で自由自在に曲げることが出来、小さいながらも一部分だけを明るく照らすことが出来るとても使い勝手の良い読書灯でした。


チェア

チェアのデザインは変わっていませんでした。オットマンがあった方がやっぱり良いですね。


ライティングデスク

お部屋の雰囲気とあったライティングデスクには、ホテルと周辺の情報等が置かれています。色々と読んでみると、結構お得な情報を見つけたりしますよ。


インターネット接続

ライティングデスクにインターネット接続用のLANがあります。一般フロアでは有料ですが、コンシェルジュフロアは接続料が無料になっています。

 


テレビ

テレビは三菱製のREALで37インチ液晶です。チャンネル数は地デジが7チャンネル、BSが9ャンネル、CSが9チャンネル、BGMが3チャンネルですが、DVDプレイヤーは常備されていません。


ミニバー

冷蔵庫の料金設定は比較的良心的です。EVA-CHINの基準としている缶ビール(350ml)のお値段は550円で、銘柄はキリンラガーとサッポロ黒がありました。ミニバーでの最高値はウィスキーやブランデーのミニチュアボトルで1100円です。無料のお茶セットは、煎茶、紅茶、インスタントコーヒーがあります。


鏡台

三面鏡付きの鏡台もあります。女性には嬉しい調度品ですが、EVA-CHINでは見事に物置場になってしまいました。


 

ズボンプレッサー

ズボンプレッサーも常備されていました。


キー

部屋の鍵はカードキーです。一般フロアとコンシェルジュフロアでは柄がちょっと異なる様です。


スリッパ

スリッパはタオル地ですが、特にロゴは入っていません。


ナイトシャツ

名古屋マリオットアソシアホテルではナイトシャツを採用しています。ナイトシャツはズボンが無いので着心地は良いのですが、鏡で自分の姿を見るとちょっと違和感あるなぁ。女性なら可愛らしく見えるのでしょうけどね。


景色

今回は西側の景色を楽しめました。西側は眼下に名古屋駅があり鉄道好きにはオススメの方向ですが、高い階に宿泊するとちょっと見えにくいです。周囲に高い建物は無いので視界が開け、夜景もまた綺麗ですよ。遠くに見える山は何処の山かな?


憧れのホテルにあなたもステイしてみませんか。

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