名古屋マリオットアソシア

− デラックス・ダブル宿泊記 (2002年5月宿泊) −

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今回宿泊するホテルは、名古屋の中核となったJRセントラルタワーズに入居する「名古屋マリオットアソシア」でございます。マリオットアソシアに宿泊するのは今回で2回目。超高層のホテルで抜群のアクセス。しかも全ての客室のグレードが高いとなれば、EVA-CHINがリピートしない訳はございません。実は前回宿泊した時あまり写真を撮っていなかった為、EVA-CHIN所蔵のホテルコレクションに物寂しさを感じておりました。今回はたっぷり入るメモリーカードと予備の電池、充電器という重装備を行って、納得が出来るまで写真を撮そうと意気込むEVA-CHINなのでありました。

浜松から乗車してきた新快速を降り、名古屋駅のホームに立ったEVA-CHIN。今回は新幹線でも飛行機でもなく、快速&普通列車の乗り継ぎで到着したのであります。東京駅から約6時間の鉄道の旅。本を読んだり、景色を眺めたり、EVA-CHINにとっては苦になるどころか、逆にこのゆったりとした時間を楽しみます。東海道本線は本数も多く気軽に途中下車もできる魅力ある路線。新幹線の威力で貫通する在来線の優等列車(寝台列車は除く)は無くなってしまいましたが、十分旅情を楽しむことが出来る路線なのです。

名古屋駅に到着し時計を見てみると、既に16時を回っておりました。そのまま直ぐにチェックインを行うため、EVA-CHINはホテルのフロントへ直行することにしました。2回目の宿泊で位置関係はどことなく記憶していましたが、念のため駅構内の案内図を確認しながら進むと、正に駅直結のマリオットアソシアのエントランスが駅構内で現れました。直ぐ横には名古屋空港行きのリムジンバス乗り場もあり、鉄道でも空でも、最高の立地条件を誇っている様です。

前回宿泊した時はフロントが15階に有ることを知らず、恥ずかしながらホテル内で迷子同然の状態に陥った苦い経験をもっているEVA-CHIN。一応学習能力は持っておりますので、エレベータで向かう必要性が有ることは覚えておりました。でも取りあえず2階にあるメインエントランスの様子を見てみたいため、エスカレータで2階へ登ってみます。2階に来るとさすがは車寄せのあるエントランスで、1階では皆無だったホテルのスタッフを目にすることが出来ます。恐らく車で到着したゲストをドアマンが出迎え、そのままベルにバトンタッチし、15階にあるフロントへ案内するのでしょう。それに比べて宿泊者で有りながら徒歩で到着したEVA-CHINは、特に声をかけられることもなく15階へ続くエレベータの前で立つのでありました。ちなみに15階へはホテル内のエレベータの他にも、スカイストリートへと続くエレベータやエスカレータを使用する方法もあります。EVA-CHINはホテル内のエレベータを使用して15階へ行くことにしました。このエレベータはフロントのある15階と1・2階を結ぶエレベータの為、客室には繋がっておりません。しかもエレベータの到着階はフロントのある15階であってもロビーの中に着く訳ではないので、少し回廊を歩いてロビーへと進んでいきます。

15階でありながら、かなり大きなロビーを持つマリオットアソシア。さすがにロビー内で行き交う人の数は多いです。フロントのスペースもとても広く、EVA-CHINは早速フロントに向かって歩き始めました。最初に声を掛けてくれたのはベルガールで、空いているフロントのスペースへ案内をしてくれます。

EVA-CHIN   : 「EVA-CHIN と申しますが・・・」

対応してくれたのは男性の方です。フロント備え付けのパソコンをテケテケ入力しながら、確認を致します。

フロント   : 「EVA-CHIN様、こちらにお名前、ご住所、お電話番号をお願いいたします。」

EVA-CHIN  : 「へっ!?」

当たり前な事なのに、一瞬動きが止まってしまったEVA-CHIN。実は前回、前々回と宿泊したのがリッツカールトン大阪だった為、身構えていたのはサインだけだったのであります。

EVA-CHIN  : (あっ、そうか、そうか)

ワンテンポ遅れて、自分の置かれている状況を把握します。名前・住所・電話番号をレジストレーションカードに書くことは普通であって、リッツが特別なだけなのです。

ベルガール : 「よろしければ、お荷物をこちらにどうぞ」

ベルガールに声を掛けられ、初めて荷物を置くテーブルの存在を知ったEVA-CHIN。1泊2日程度の軽いカバンですが、お言葉に甘えて荷物を置きました。あまり大きくないので目立ちませんが、ちゃんとゲストが立つ位置にテーブルが備え付けられています。

フロント   : 「EVA-CHIN様、4128号室をご用意いたしました。」

前回宿泊したのが43階だったので、若干下がってしまったようですね。しかし43階でも41階でも高さはあまり変わりはなく、気になるのは景色の方向です。前回は名古屋城が見えたから、今回は別方向がいいなー。

フロント   : 「EVA-CHIN様、ただいまベルが全て出ておりますので・・」

EVA-CHIN  : 「はぁ!?」

おいおい、先ほど声を掛けてくれた、後ろにいるベルガールは違うのかい!?

フロント   : 「お荷物をお預かりして後ほどお届け致しますので、先に行かれてはいかがでしょうか?」

どうやらフロント周辺にいるベルはフロントへの案内係のようで、細かく担当区分が分かれているようです。

EVA-CHIN   : 「いいえ、荷物は軽いので自分で持っていきます。」

EVA-CHINは鍵を受け取り、客室へと続くエレベータホールに一人で向かうのでした。

マリオットアソシアの客室エレベータは片側4基、合計8基もある堂々とした数です。確かに15階から52階までをカバーしなければならないのですから、これくらいの数は必要かも知れません。EVA-CHINはエレベータに乗り、客室がある41階へと向かいました。エレベータから降り、フロントからもらったカードキーを持ちながら考え込むEVA-CHIN。何かが物足りない感じがしてならないのです。

EVA-CHIN   : 「あっ!!無い!」

物足りない何かが分かりました。何がないかと言うと、朝食券がなかったのです。今回のプランは1泊朝食付きプランです。しかし既に41階まで来てしまったので、客室から電話することにしました。

カードキーを使って自分で客室へのご案内を演じるEVA-CHIN。実に物寂しく一人で第1歩を踏みます。まず最初に扉に掛かっている避難経路を確認して、早速ベッド横にある電話機に向かって歩き始めるのでした。

EVA-CHIN   : 「おや!?」

電話機がなにやら点滅しておりました。どうやらフロントからメッセージが有ることを示しているようです。恐らくEVA-CHINとほぼ同時に朝食券を渡し忘れた事に気付いたのでしょうか。EVA-CHINが早速コールしてみると、やはり朝食券を渡し忘れたとのこと。今から届けてくれるようなので、今回の件は見逃してあげましょう。 (← ちゃっかり書いているが・・)

朝食券の問題はクリアになりました。ここで改めてお部屋を見てみると、なんか前回宿泊したお部屋より狭く見えます。テレビを収納している家具とライティングデスクとの隙間がほとんどなく、いっぱいいっぱいと言う感じなのです。でも、ベッドにはデラックスルームだからこそあるクッションと、バスルームにはシャワーブースも付いています。ランクは間違いなくデラックスですが、お部屋の位置によって広さが異なっているようです。

ピンポーン

チャイムがなりました。どうやら先ほどの朝食券を持ってきてくれたようです。扉を開けてみるとベルガールが立っており、やはり先ほどの朝食券を持っておりました。ベルガールは丁寧にお詫びをした上、朝食券を渡してくれました。今回の朝食は洋食と和食とでレストランが違っておりますが、EVA-CHINはどちらに行くかを既に決めておりました。和食であります。前回「日本料理・華雲」で朝食を頂き、大変気にいったのであります。

EVA-CHIN  : (景色を楽しんでみますか)

EVA-CHINが景色を眺めようとソファに近づいた瞬間、絶対に見たく無いモノを見てしまいました。何とテーブルの上に灰皿があるではありませんか。ベッドサイドのデスクには「寝煙草はご遠慮下さい」というプレートまで有ります。ガーーンですよ、ガーン!!EVA-CHINとしたことが、禁煙ルーム希望を伝えることをすっかり忘れていたのであります。それにしても今時のご時世、チェックインの段階で禁煙ルーム希望が否か確認するのが普通でしょう!。も〜ぅ、フン!しかし部屋に入って大の煙草嫌いなEVA-CHINが暫く気付かなかった程、今回は臭いがあまり気にならなかったので我慢する事にしました。灰皿とプレートを自分の目に入らない位置に置けば、ほとんど気にならなかったからです。それにしても、リクエストを忘れていた自分がくやしくてならないなー。

気を取り直して景色景色!今回の方向は豊橋方向で、東海道新幹線、東海道線、中央本線、関西本線、近鉄線、名鉄線がよく見え、金山にはグランコート名古屋、市街方向にはヒルトン名古屋も見えます。EVA-CHINにとっては正にベストポジション、夜景もきれいなんだろうなぁ。

EVA-CHIN   : 「あれ!?」

EVA-CHINがカメラを外に向けていた時です。思った以上にガラスのクリアな部分が少ないことに気付きます。どうやら人間的な心理で高い所からの景色を見つめたとき、つい肌がガラスにぶつかってしまった経験が有る方が結構いらっしゃると思います。正にそれです。どうやら人の脂が完全にふき取れていないのです。景色も売り物にしているホテルなんだから、ちゃんとガラスも拭いてねー!!


名古屋マリオットアソシア の客室

基本的な構成でデラックスとスタンダートの2種類に分けられますが、宿泊したのはデラックスタイプです。ただし「P」型をベースにしている構造上の問題の為か同じデラックスタイプでも前回宿泊した部屋より明らかに狭く、部屋の広さがあまり一定していないのかも知れません。


 

ベッド

ダブルベッドは広く、デラックスタイプのお部屋なのでクッション付きです。ベッドカバーはお部屋の色に合わせた黄色をベースにしておりますが、布団は一体型ではなくベッドカバーと羽毛はそれぞれ独立しています。羽毛の方はEVA-CHINの好きな純白のシーツになっておりますが、ターンダウンはないのでベッドカーバーを完全にとってしまう事はほとんど無いでしょう。


ナイトテーブル

ベッドサイドには室内灯・足下灯・エアコンのオン・オフの操作が可能になっていますが、EVA-CHINが特に気に入ったのはお洒落な読書灯です(スタンドの横にある金色の棒の様な形です。)。この読書灯は自由自在に曲げることが出来、小さいながらも一部分だけを明るく照らすことが出来るとても使い勝手の良い読書灯でした。


ソファ

オットマン(足乗せ)のある赤い色のソファです。EVA-CHIN的にはもう少し背もたれが大きい方が心地よく感じます。


ライティング・デスク

ホテルの情報は全てこちらに揃っています。また名古屋周辺の観光情報なども揃えられており、一つ一つ手にとって読んでみると割と面白いです。


テレビ

デラックスタイプはしっかりとした家具に収められております。チャンネル数は一般的な数ですが、リモコンの操作性は割と良いです。尚、こちらの家具の引出の中に、後でご紹介するナイトシャツが入っております。


  

ミニバー

ビール、ウィスキー、ソフトドリンクなど多種多様に揃ってます。EVA-CHINが基本としている缶ビール(350ml)1缶のお値段は500円。ホテルのグレードを考えると割と良心的な価格設定です。ミニバーの中でEVA-CHINが一番喜んだのは、無料のお茶セットの中にコーヒーも含まれていたこと。ちゃんと専用のカップまで用意されており、紅茶も用意されています。あまりインスタントでも無料のコーヒーを用意しているホテルは少ないので、結構感動しちゃいました。


スリッパ

スリッパはEVA-CHINが好きなお持ち帰り可能のタオル地スリッパでした。


ナイトシャツ

マリオットアソシアでは浴衣ではなくナイトシャツが用意されております。前回も書きましたが、色、柄、デザインを考えると、オジサンが着ている様子は考えたくありません。(笑)


鍵は主流となったカードキーです。


バスローブ

デラックスタイプのお部屋にはバスローブが備え付けられています。またバスローブが入っているクローゼットにはズボンプレッサーも常備されており、備品関係は割と充実しています。


  

景色

ホテルの客室は最低でも20階なので、シティビューでもスカイビューでも素晴らしい景色が眺められます。今回EVA-CHINが宿泊したのは41階の豊橋方向。新幹線やJR線、近鉄、名鉄線が頻繁に行き来している様子がよく見えます。前方にはグランコート名古屋、市街にはヒルトン名古屋も見えるポジションですが、名古屋城はちょっと方向が違うので見えません。


夜景

写真では伝わりにくいかも知れませんが、夜景ももちろん綺麗です。


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