グランドハイアット福岡

- ゲストルーム 宿泊記 (2001年1月宿泊) −

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ハイアットの最高級ブランドである「グランド・ハイアット」。その日本進出第1号店が福岡にあります。「グランドハイアット福岡」は福岡のニュースポットである「キャナルシティ」に誕生しました。キャナルシティは、ホテル、専門店、映画館、劇場、ビジネスオフィス等を備えた複合施設。「キャナル」とは運河という意味で、文字通り運河を中心にして近代的な街が広がっています。キャナルシティの中心を流れる運河には噴水があり、時折、水の芸術を楽しむことができます。専門店は若者をターゲット層にしているお店が多く、オープン直後から一気に博多のデートスポットとして定着しました。

さてさて、EVA-CHINの福岡入りは熊本から鉄道で入りました。なので、JR博多駅に降り立ちます。キャナルシティは博多駅から徒歩10分程度の距離、西鉄の天神駅から徒歩15分程度の距離でほぼ真ん中にあります。地下鉄が博多駅から天神駅に向けて走っていますが、見事にキャナルシティを避けて走っているようで使い物にはなりません。福岡の方達は、キャナルシティへどのような交通を利用しているのでしょうか?

路線バスが走っていると思われるものの、EVA-CHINは素直(毎度?)に徒歩で行くことにしました。今回は珍しく事前準備をしており、キャナルシティの位置を地図で確認していたのです。問題は当てにはならない記憶だったので、ご期待通り見事に道を1本間違え、無意味に遠回りをしてキャナルシティに到着しました。空は九州とは思えない天候で、雪が舞う寒い季節。その上、ブーツが足にフィットせず、足を引きずりながらという何とも涙ぐましい状態でした。

キャナルシティの外見は、奇抜でやたらに目立ちます。テーマパーク並のカラフルな外装は、訪れる人の心をウキウキさせることでしょう。人目でキャナルシティと分かるものの、どれが目的地であるグランドハイアットだか分かりません。取りあえず、キャナルシティの何処かにホテルはあるはずです。一番身近にあった入口からキャナルシティに入り、探すことにしました。

最初に足を踏み入れた地はどうやらショッピングゾーンらしく、若者向けの店舗が目に付きます。当初の目的は建物を通り抜け反対側に出ることでしたが、ずば抜けた動物的直感で見事に失敗。何故か無意味にエスカレータを下りたりして、完全に迷宮入り状態になっちゃいました。人の流れを見ても皆々分散して歩き回っているので一定ではなく、何とか自力で脱出に成功。キャナルシティとは恐ろしい所です。キャナルシティの中央に流れる運河を見つけた所で、ホテルの出入口も発見しました。しかし見た所入口は狭く、どうやらメインエントランスでは無いようです。「折角、初めて来たのだから」と思い、反対側にあるメインエントランスまで歩くことにしました。

グランドハイアット福岡のロータリーは、正直言って可愛いロータリーでした。それでも、ドアマンはちゃんと常駐し対応しています。早速メインエントランスから入ると、かなり落ち着いた趣のロビーがあり、ロビーの奥にあるキャナルシティ側は大きなガラスでした。ガラスの先はキャナルシティの運河になっており、時々、キャナルの噴水による芸術を見ることも出来て、なかなか楽しませてくれます。メインエントランスを入った右手にフロントがあったので早速出向き、チェックイン手続きを行いました。チェックイン手続きが終わると、今度はベルにお部屋まで案内してもらいます。客室用のエレベータはフロントの奥にある配置で、必然的にフロント前を通らなければならず、セキュリティ的にも安心できる状態でした。

 

ベルに案内されて部屋に入ります。扉を開けてもらった瞬間、すごくお洒落で落ち着きのあるお部屋が広がっていました。部屋にはふんだんに木材が使われ、ここまで「木の温もり」を感じられたシティホテルは過去に経験がありません。部屋はシングルで普段宿泊しているダブルよりは狭く感じますが、内装が十分贅沢なので全く圧迫感はありません。部屋に案内してくれたベルの対応も凄く良く、EVA-CHINの着ていたダッフルコート(お気に入りのバーバリー)を丁寧にクローゼットへ入れてくれました。

ベルが下がった後お部屋を見回してみると、個人的に大好きな純白のベッド。ベッドにはお洒落にクッションも置いてあって、なかなか見た目も格好いいです。サイズはセミダブル位の大きさと思われますが、柔らかい枕が3つもあって寝心地も合格点でした。部屋の中で一番お洒落に感じたのはライティングデスク。壁とガラスを上手に使って全く違和感が無いどころか、逆に部屋を引き立ててくれています。一番面白いのは、ベッドの横にある障子の形をした部分でした。しかも楕円形を描いており、なかなか個性的な代物です。これはベッドルーム側では障子のように見えますが、完全な障子ではありません。反対側はアクリル?(プラスチック?)製になっており、何とバスルームのシャワーブースが位置していました。グランドハイアット福岡の客室は、センスもデザインも一級品です。木の温もりだけではなく、お洒落で上品なお部屋が旅の疲れを癒してくれます。

カーテンを開けて外を見てみました。部屋の方向はキャナルシティ側で、残念ながら建物ばかりであまり見た目はよくありません。宿泊した夜にはキャナルシティでイベントがあったらしく、かなりの大音量で客室にも聞こえてきました。部屋の方向はEVA-CHINが宿泊したキャナルシティ側と那珂川側の二つあるようですが、落ち着いた景色を求める方は恐らく那珂川側の方が良いかも知れません。

 


ベッドルーム

木をふんだんに使ったお部屋で、大変心が和みます。障子の様な壁の反対側はシャワーブースになっています。


ベッド

シングルで宿泊したのですが、横幅がとても広いベットでした。(もしかしたら、ダブルサイズかも?)純白なベットは、清潔感があってとっても好きです。クッションもまた良いですね。


ライティング・デスク

デザインがとても良く、大変お洒落なライティング・デスクです。ここに座ると、ついつい見入ってしまいそうな感じでした。ガラスを使う所が、何とも言えません。


 

クローゼット

廊下を挟んだバスルームの反対側には、幅が広くてゆとりのあるクロゼットと、荷物を置くスペースがあります。 


ミニバー

料金は「グランドハイアット」という点を考えれば、妥当な設定だと思います。ちなみに、缶ビール(350ml)1缶600円で、国産2種類、外国ビール1種類でした。


キー

鍵は、カードキーでした。


景色

部屋はキャナルシティ側と、反対側の川側の2つあります。写真はキャナルシティ側11階からの眺めですが、夜は特に部屋の中が丸見え状態になるかも知れません。宿泊した日は、キャナルシティでイベントがあったらしく、大音響で騒いでいました。


憧れのホテルにあなたもステイしてみませんか。

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