ホテルグランヴィア京都

 セミスイート宿泊記  (2005年2月宿泊)

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EVA-CHIN : 「ダイナミックだなぁ」

久しぶりのJR京都駅に足を踏み入れたEVA-CHIN。相変わらずの巨大なビルに圧倒されるのであります。JRセントラルタワーズのある名古屋、そして今回の京都と、ターミナルの発展には驚かされますが、名古屋も京都も恐らく商業的な人の流れが大きく変わったのではないでしょうか。今回訪れた京都駅ビルは平成9年9月11日にグランドオープンし、当時EVA-CHINは開業日であることを知らずに偶然にも当日に足を踏み入れた一人であります。京阪三条からバスで移動中、渋滞の為なかなか京都駅にたどり着けなかった思い出から7年が過ぎ、巨大な駅ビルは既に京都の街に溶け込んでいる感じであります。長さ東西約470メートル、高さ60メートルもある巨大なビルは、地上から最上部まで見渡せる171段もの階段があることであまりにも有名で、ジェイアール京都伊勢丹を初め多くの専門店、レストラン、劇場が入り、更には今回お世話になる「ホテルグランヴィア京都」もこの駅ビルに入っているのであります。今回で2度目の利用となる同ホテルを選んだ理由はやはり駅直結の便利さでありますが、実はもう一つ気になった点がございました。その名も「Relaxy Angel 理想の眠り」なのであります。どうやらグランヴィア京都もベッドを変更した模様でありまして、その眠り心地を楽しもうと同ホテルへお泊りすることにしたのでありました。
EVA-CHINと嫁さんは京都駅に13時15分頃到着しました。まだ明るく折角の京都なので当然これから直ぐに京都観光へと向かうつもりであります。でも手にしている荷物は比較的に大きく観光の妨げにもなるので、ホテルへ先に荷物をだけを預ける事にしました。京都駅の中央改札口を出てエスカレータをちょいと登れば直ぐにフロントやロビーがある便利さは、やはり駅直結の特権なのであります。2階のロビーに入りフロントの方向に向かうと、大きな荷物が目に留まったのかベルガールがすぐに近づいてきたのでありました。

ベルガール : 「ご宿泊でしょうか?」

EVA-CHIN : 「本日お世話になるので、荷物だけ先に預けようと思ったのですが。」

ベルガール : 「チェックインは13時からなのでチェックインも可能です。」

なるほど。今思い出してみればグランヴィア京都のチェックインタイムは13時であります。普段ホテルにチェックインをする時間は16時や17時が多いEVA-CHINなので、すっかり忘れていたのでありました。普通にチェックインが出来るのならわざわざ荷物だけを預ける必要はないですよね。

EVA-CHIN : 「では、もしお部屋の用意が出来ていればチェックインをお願いします。」

と言うとベルガールは直ぐにEVA-CHINの荷物を預かり、フロントへと案内をしてくれたのであります。カウンターでは比較的に早い時間にも関わらず、EVA-CHINと同じようにチェックインを行うゲストの姿も見受けられました。でも回転は速く直ぐにEVA-CHINの順番が回り、EVA-CHINはフロントに名前を告げたのであります。

EVA-CHIN :  「EVA-CHINと申しますが・・・」 ←もちろん実際は実名です。

するとフロントはテケテケと端末を動かしEVA-CHINの情報を引き出しました。

フロント  : 「こちらにお名前と住所、電話番号をお願い致します。」

暫くしてフロントはレジカードをEVA-CHINの前に出してきました。レジカードを見ると空欄が多く正に名前と住所、電話番号を書かなければならないのであります。EVA-CHINは言われた通りに必要事項をすべて記入しフロントへカードを返したのでありました。

フロント  : 「本日は11階のお部屋をご用意しております。」

グランヴィア京都は15階建なので、今回のお部屋は比較的高層階に位置しているようですね。お部屋の方向は予約の段階から京都タワーのある北側確約なので京都街並みを十分に楽しめそうですが、実は反対側の南側もEVA-CHINには魅力であります。南側は京都駅ホーム側でもあるので鉄道の往来を楽しめそうなのも一つにありますが、東寺や東福寺、伏見も見渡せる気もするので一度は客室から南側の景色を眺めてみたいですね。

フロント  : 「今回のプランでは朝食が付きませんが如何されますか?」

EVA-CHIN : 「ホテル内で頂こうかと思っておりますが。」

フロント  : 「では、お一人様2200円になりますがお付けしますか?」

ちなみに今回利用したプランは一休.comさん経由で食事は全く付いておりません。もともとホテル内で食事をしようかと思っておりましたのでラッキーであります。提示は1人2200円ではありますが、恐らく本来の金額はもう少し高く、ここでお願いすれば割安になると思われたからであります。

EVA-CHIN : 「お願いします。」

EVA-CHINは朝食を上乗せしてお願いすることにしました。チェックインの手続きが終わると次はお部屋への案内になりました。

フロントからベルガールにキーが預けられ、EVA-CHINと嫁さんはベルガールにお部屋まで案内をしてもらう為、一緒にエレベーターホールへと向かいました。ホールに着くと直ぐにエレベーターに乗るのではなく、まずは説明から入ります。

ベルガール : 「エレベーターは北側をご利用ください。」

実はグランヴィア京都の構造は非常に複雑なのであります。エレベーターは北側と南側にそれぞれ設けられておりますが、建物の構造上中央は空洞になっており北側と南側の往来はとにかく廊下を回って歩かなければならないのであります。そのため和食店が連ねる「M3階」などの特殊な階は一度2階に下りて南側のエレベーターに乗り継ぐが、大きく迂回して南側のエレベーターに乗る必要があります。ちなみに最上階の15階では連絡橋が掛かっており最短で向かうことが可能になっております。

ベルガール : 「本日はホテルグランヴィア京都をご利用頂きありがとうございます。」

ベルガールはエレベーター内で挨拶を始めました。割と無口や世間話が多いエレベータ−内のベルとゲストのやり取りですが、グランヴィア京都ではベルが自分の名をゲストにはっきりと伝え、とても好印象であります。暫くするとエレベーターは宿泊する11階に到着し廊下を歩いて客室へと向かいます。

ベルガール : 「今回、お客様はグランヴィアラウンジをご利用頂けます。」

グランヴィアラウンジとは15階にあるグランヴィアフロア専用のラウンジであります。残念ながら提供はソフトドリンク程度しかなくオープンしている時間も短いので、普段EVA-CHINがホテルで利用するエグゼクティブラウンジとはちょっと異なります。しかし通常グランヴィアフロアは14階・15階なのに今回EVA-CHIN達が利用できるのは何故でしょうか。実は利用するお部屋がセミスイートでありまして、必ずしもラウンジを利用できるお部屋がグランヴィアフロアとは限らないのであります。

EVA-CHIN : 「チェックアウトはラウンジでも可能ですか?」

当たり前かも知れませんが、念のための確認であります。

ベルガール : 「ラウンジがオープンする8時からご利用になれます。」

チェックアウトがラウンジで出来るのならば、ゆっくりとできそうですね。他にもグランヴィア京都では「フレックス・チェックアウト」が可能になります。チェックアウトタイムとなる午前11時頃は混み合うため出発前に一度清算し、清算してもお部屋は11時まで使用できるシステムであります。繰り返しますが気をつけなければならないのは、チェックアウトタイムが午前11時である点。正午を設けるホテルが多いですが結構この1時間の差が大きいですよね。テケテケと歩きながら会話が続き、製氷室や非常出口の説明が終わるとやっとお部屋の前に到着しました。それにしても長い廊下で、案内をされながら歩くと本当に横長なホテルだと実感をいたします。お部屋の前に着くとベルガールは丁寧にドアの鍵の説明を行い、続いてお部屋の中へと導いたのでありました。
お部屋に入ると手前にリビングスペース、奥にベッドスペースとなるお部屋が広がっており、グランヴィア京都のサイト情報によれば広さ50平米のセミスイートであります。お部屋の窓の先には京都タワーが見え、夜のライトアップが綺麗そうであります。ベルガールは先ほど追加した朝食の説明をするためEVA-CHINと嫁さんをリビングスペースのソファへと導きました。簡単な説明かと思いきやこれが実に丁寧なのであります。利用できる3店舗を1軒1軒、お店までの行き方や食事内容までを説明していきました。

ベルガール : 「ご夕食はお決まりになっておりますか?」

EVA-CHIN  : 「いえ、まだ決めておりませんが・・・」

ベルガール : 「よろしければ、こちらの割引券をご利用ください。」

渡されたのはホテル内レストランの割引券でありました。これを今夜の夕食として利用するのも確かに手ですね。

ベルガール : 「お部屋のご案内は如何されますか?」

ここまで丁寧にして頂ければ十分ですよ。EVA-CHINは不要の旨を伝えるとベルガールはお部屋から下がったのでありました。
EVA-CHINと嫁さんはすぐに必要な荷物だけを手にして、早速京都観光へと向かいました。まだお部屋の雰囲気を楽しんだだけではありますが、日が暮れるまで限られた時間を有効に使いたい為であります。今日の天気は曇りのち雨。まだ京都市内に雨は降っておりませんが、いつ降り出してもおかしくない空模様なだけにセカセカと京都駅前のバスロータリーに向かう二人なのでありました。
京都観光を終えホテルに戻ってきたのは18時頃でありました。お部屋の入口には新聞の夕刊が置かれており、今回のチェックイン時には聞かれませんでしたが、新聞はEVA-CHINが聞かれればいつもお願いする読売新聞でありました。これは偶然なのか履歴によるものなのかは分かりませんが、EVA-CHINにとっては読みなれた新聞なので助かるのであります。新聞を取ってお部屋に入ると外は既に暗くなっており、EVA-CHINは初めて利用するお部屋なので写真を撮り始めたのでありました。


ゲストルーム

今回利用したお部屋は広さ50平米を持つ「セミ・スイート」のお部屋です。一つのお部屋ですがリビングルームとベッドルームに仕切られており、共に寛げるスペースになっております。階数は11階でしたが15階のグランヴィアラウンジが利用できます。


 

ベッド

今回一番特徴的だったのがベッドであります。世界的に有名なシモンズ社の「Beautyrest」シリーズだそうで、グランヴィア京都では「Relaxy Angel 理想の眠り」と名づけられております。上質なデゥベェ(羽毛布団)と爽やかな肌触りのデゥベェカバーはEVA-CHINのお気に入りの一つになりました。ホテル初マイナスイオンを自然発生させるマットレスは目に見えないので何とも言えませんが、眠り心地は満足できると思います。リラックスした姿勢を支える70cmのクッションも気持ちが良いものの、残念だったのは枕であります。もう少しボリュームがあってもっと柔らかであれば、このベッドにピッタリだと思うのですが・・・。ラムウール100%の上質なスローケットは肌触りも良く、ポイントが高いですね。


ナイトテーブル

ナイトテーブルの操作はシンプルでルームライト、フットライト、読書灯、スタンドだけです。時計はアナログ式でデザインもシンプルなので、このお部屋にとてもマッチしています。読書灯は自由自在に曲げることが出来、小さいながらも一部分だけを明るく照らすことが出来るので、とても使い勝手の良い読書灯でした。


ソファ (ベッドルーム)

ソファはベッドルームとリビングルームに配置され、ベッドルーム側は写真の様なオットマン付のソファです。グランヴィア京都の客室は窓が大きいので、このソファに座りながら京都の街を眺めるのも良いですね。


ソファ (リビングルーム)

リビングスペースのソファは数多く、4人まで楽々に座れます。リビングスペースは部屋の入口近くにあるので外を眺めるのは難しいですが、テレビを見ながら寛ぎの空間を提供してくれます


ライティングデスク

ライティングデスクはリビングスペース側に配置されております。ホテルの情報はライティングデスクに置かれているので、一つ一つ手にとって読んでみると、ホテルの色々な情報が収集できます。


テレビ (ベッドルーム)

テレビはベッドルーム側とリビングルーム側とに2つ置いてあります。28型のブラウン管ワイドで一般13チャンネル、ホテル放送6チャンネル、音楽6チャンネル、有料5チャンネルを楽しめます。尚、こちらの引き出しに浴衣が入っております。


テレビ (リビングルーム)

大きさはベッドルーム側と同じ28型ブラウン管ワイドです。チャンネルも同じく一般13チャンネル、ホテル放送6チャンネル、音楽6チャンネル、有料5チャンネルを楽しめます。尚、こちらにはミニバーがあります。


ミニバー

ミニバー価格は良心的で、EVA-CHINが基準としている缶ビール(350ml)のお値段は450円。種類もスーパードライ、モルツ、黒ラベル、ラガーの4種があります。最高値はミニチュアボトルの1000円。無料のお茶セットは煎茶とほうじ茶です。


ビデオ

ビング側のテレビの下にビデオがありました。操作は特にしておりませんので、詳しくは不明です。


ファックス

ライティングデスクの横にファックスが置いてあります。


空気清浄機

空気製造機は「NATIONAL ナノイー 空気清浄機 EH-3000」で、ナノテクノロジー応用の次世代空気清浄機との事です。


浴衣

グランヴィア京都ではベッドルーム側のテレビの下に浴衣が置いてあります。ちなみにEVA-CHINはナイトシャツかパジャマの方が好みです。


スリッパ

スリッパはEVA-CHINの好きなタオル地スリッパです。スリッパにはちゃんとグランヴィア京都のロゴが入っています。


キー

キーはカードキーでした。持ち運びが楽なのでEVA-CHINはカードキーが好きです。


景色

今回のお部屋は北側の11階でした。京都駅ビルなので京都タワーが目の前に見え、京都の街を一望できます。基本的に写真の北側と反対の南側が景色になるのですが、中には駅ビル中側の景色を持つお部屋もある様です。訪れた日は天候が悪くご覧の様な空模様であり、すっきりとしない日でありました。


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