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フォーシーズンズ丸の内

− プレミアツイン 宿泊記 (2004年1月宿泊) −

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2004年を迎えた1月上旬、EVA-CHINは一休.comのサイトを見ながら色々と考えていたのであります。記念すべき2004年の初ステイは一体何処のホテルにしようかと・・・。サイトを検索しては見てを繰り返す内に、フッと昨年は何処にステイしたのかを思い出したのでありました。昨年の初ステイは「フォーシーズンズ丸の内」。ソフト、ハード面に関しては大変満足したステイだったものの、景色があまりにも今一歩だったことを思い出したのであります。外堀通りに面した景色は実に単調、しかしながらこのホテル、反対側の線路側は新幹線が目の前を走るEVA-CHIN好みの景色を持っているのです。そこで今回は前回の悔いが残った景色面を重視することとし、線路側を目標にして「フォーシーズンズ丸の内」にステイすることを決めたのであります。早速一休.comを呼び出しプランを探し出すEVA-CHIN。その中に前回とは異なる「プレミア・ツイン」のシングルユースプランを見つけ出し早速予約することに致しました。このプランは朝食が付いていないもののスーペリアキングと比較してもお値段の差があまり変わらず、迷うことなく選んだのであります。そこで備考欄には「禁煙・線路側希望」の旨を書いて予約したのでありますが、いつもとは異なる予約完了画面が出たのでありました。

「予約の際にはギャランティの登録が必要です」

つまり例え一休.comさんからのサイト予約であっても、一度ホテル側とコンタクトしてクレジットカード番号を伝えなければいけないと言うことなのであります。予約した時間は深夜だったので、翌日、EVA-CHINはフォーシーズンズホテル丸の内東京にコンタクトしてみたのでありました。

オペレータ  : 「EVA-CHIN様、過去に当ホテルをご利用されたことがありますでしょうか?」

EVA-CHIN     : 「はい、あります」

どうやら過去に宿泊した際のクレジットカード番号で、登録できるということなのでありました。この件に関してはクリアになりましたが、今回の目標とすべき線路側希望を、念を押してリクエストしてみることにしました。

EVA-CHIN    :  「禁煙で線路側を希望しているのですが、大丈夫でしょうか?」

オペレータ  : 「ご予約頂いているプレミアツインは、全て南側でして・・・」

今回予約したプレミアツインは、どうやら全て東京国際フォーラムのある南側に配置されている様であります。

オペレータ  : 「ご希望の西側は、スーペリアとスイートのみの配置になっておりまして・・」

あらま、EVA-CHINの計算が見事に外した格好になってしまいました。

オペレータ  : 「新幹線は斜め前方で見える形になりますが・・・」

東京国際フォーラムは線路を越してホテルの反対側にあります。確かに南側なら斜め前方に新幹線を見える形にはなりますね。

オペレータ  : 「できるだけ線路側でアサインさせて頂く事でご了承ください。」

これは仕方が無いことですね。EVA-CHINは了承した旨を伝えて宿泊日当日を迎えたのであります。

宿泊日当日、EVA-CHINは16時30分頃東京駅に着いたのでありました。予定ではもう少し早くチェックインをするつもりだったのですが、家でゴロゴロとしすぎて出発が遅れてしまったのであります。八重洲口から外堀通りを有楽町側に向かい、すぐにフォーシーズンズ丸の内が入居する「パシフィックセンチュリープレイス丸の内」の到着したのでありました。通りでは絶えず人の流れがありますが、建物のサイドにあるホテル専用の歩道はとても静かであります。EVA-CHINはテケテケとエントランスに近づいて行くと、ベルが前方でEVA-CHINを待っている事に気づいたのであります。

ベル        : 「いらっしゃいませ。ご案内を致しましょうか?」

EVA-CHIN   : 「お願い致します。」

EVA-CHINは早速案内をお願いすることにします。

ベル      : 「ご宿泊でしょうか?」

EVA-CHIN   : 「はいそうです。」

ベル      : 「失礼ですが、お名前をお伺いしても宜しいでしょうか?」

と会話をしながらベルに荷物を預け、エレベータホールに向かったのでありました。

エレベータに乗り込むEVA-CHIN。前回も経験はしているのですが、このホテルのエレベータは対面にもう一つドアがある不思議なエレベータなのであります。建物の構造上、1階のエレベータホール以外は全て反対側のドアが開く仕組みなっており、慣れていないとどっちかどっちか分からなくなるような錯覚を覚えます。

ベル      : 「ここまで来るの迷いませんでしたでしょうか?」

EVA-CHIN   : 「いいえ、1年ぶりですが2回目ですので。」

やっぱり、ホテルのエントランスが分かりにくく迷われる方もいらっしゃるのですね。そう言えばEVA-CHINも初めてこのホテルに来た際は、気づかず通り過ぎてしまった気もいたします。確かにホテルの看板はあるのですが、ビル自体に溶け込んでいて結構見落としてしまいそうな感じなのであります。暫くすると7階のロビーに到着し、1階とは反対側のドアが開きました。

7階のスペースは、レセプション、ロビー、SPAEKKIが集中する階で客室は無く、エレベータホールの近くにレセプションがあります。EVA-CHINはレセプションに近づくと既にカウンターの上にはEVA-CHIN用のレジカードがプリントされて用意されていたのであります。どうやら1階のエントランスで名前を名乗った時、他のベルがレセプションに連絡を入れたものだと思われますが、何とも素晴らしいチームワークでありましょうか。

レセプション  : 「ご住所が正しいかご確認ください」

フォーシーズンズ丸の内のレジストレーションカードは、A4サイズにプリントされたものでフォーマットは見慣れず、割と情報を確かめるのは苦労します。

レセプション  : 「本日はプレミアツインで御1泊、料金はこのお値段で宜しいでしょうか」

EVA-CHINが「はい」と答えると・・・

レセプション  : 「新聞は読売新聞で宜しいでしょうか?」

恐らくこれは前回、読売新聞を頼んだからと思われます。こちらも「はい」と答えるとお部屋への案内となったのでありました。ちなみにレジストレーションへのサインはありませんでした。EVA-CHINが経験する限りサインレスを経験したのは2つめ、「リーガロイヤルホテル・サ・プレジデンシャルタワーズ」以来であります。

EVA-CHINは引き続き、同じベルの案内を受けます。SPAEKKIの営業時間を聞きながらエレベータホールへと向かいました。

ベル       : 「レストラン・EKKIをご利用でしたら、ご予約を承りますが・・・」

しかしEVA-CHIN、今夜は地下街で夕食を探すことにしており、今回もEKKIにはご厄介にはならない様な気がするのであります。

ベル       : 「お風邪でしょうか?」

エレベータに乗っている最中、ベルがEVA-CHINに気を使ってくれました。恐らくEVA-CHINの鼻をすする音を聞いたのでしょう。連絡をくれればすぐに対応いたしますと言うやさしい声を聞いたのであります。

4階でエレベータを下りてEVA-CHINとベルは今夜の宿泊となる客室へと向かったのであります。お部屋の前に到着し非常階段の案内をした後に、お部屋との対面になったのでありました。

 ドアを開けると視界には、漆黒のフローリングが真っ直ぐに伸びておりました。今回利用するプレミアツインはお部屋によって色々な構成があるようで、今回EVA-CHINの利用するお部屋は角部屋タイプなのであります。その為アプローチは長い「L」字型で構成されており、ベッドルームに行き着くまではお部屋の中とは思えないほどの距離があります。

EVA-CHIN     : 「おおっ!」

今回EVA-CHINの利用したお部屋は4階ですが、南と西側に窓を持つ角部屋でありました。そのため南・西共に壁は無く、前面ガラスなのであります。南側の一部にプラズマテレビを掛ける為の壁はありますが、裏を見るとガラスそのものなのであります。確かに前回壁一面がガラスで驚かせれましたが、プレミアツインの大きなお部屋でしかも2面が全面ガラスとなるとただただ驚くばかりなのであります。

ベル        : 「荷物はこちらに置かせて頂きます。コートとマフラーをお掛け致しましょうか?」

前回は恐れ多くてお願いしませんでしたが、今回はコートをお願いすることにしました。

ベル        : 「加湿器をお付けしましょうか?」

恐らく先程の風邪気味の一面を見たのでしょう。ベルのサービスをしようとする姿勢が実に素晴らしいですね。

EVA-CHIN      : 「そう言えば一つお聞きたいのですが・・・」

実はEVA-CHIN、前回宿泊した際に不思議に思ったことが一つあるのであります。それはミニバーなのですが、値段表があったものの記載するシートが見当たらず、独自のやり方があるのかと思い込みミニバーを使用しなかったのであります。

EVA-CHIN      : 「前回、ミニバーを見たら書き込む紙が無かったのですが・・」

EVA-CHIN      : 「ありゃ!?」

何と今回はちゃんとあったのであります。どうやら前回はセットのし忘れの様でありまして、見事に自問自答してしまったのでありました。

ベル         : 「お湯や氷をご用意いたしましょうか?」

EVA-CHIN     : 「氷をお願い致します。」

別にウィスキーを今飲む訳ではありませんが、氷は重宝するのでお願いすることにしました。ベルは一度部屋を出て、氷を持って再び戻ってきました。

ベル         : 「何か他にございましたら、いつでもお電話を下さい。」

ベルはお部屋から下がって行ったのでありました。

 ベルが下がり、落ち着いてお部屋の中を見渡してみます。フォーシーズンズ丸の内の宿泊料金は確かに高いですが、それなりの設備を持っております。今回のお部屋は南と西に全面ガラスを持つ広さ65平米の大きなプレミアツイン。南側・西側共に窓の外では新幹線が目の前を走ります。新幹線は東京駅出発直後、または到着直前の為スピードは遅く、乗っている人達の顔まで分かる近さであります。南側は東京国際フォーラム、恐らく今回宿泊した独自の景色かも知れませんが、線路先に有楽町駅と東京タワーも確認することができました。西側の窓からは名所となった丸ビル、東京駅の赤レンガ、更にホームをも見渡すことが出来、東北・上越・長野系の新幹線も先頭だけチョコッと見えました。前回とはお部屋が根本的に異なる為全ての面で新鮮に見えますが、特にウェルカムアメニティが凝っておりました。前回はフルーツでしたが今回はスポンジケーキにイチゴジャム、ママレード、ココアクリーム付きで、実にホテルらしさを感じる上品な盛り付けであります。またホテルからのメッセージカードの糊付けされた封書に入っており、こちらも本格的。一気にフォーシーズンズホテル丸の内東京を見直してしまったEVA-CHINなのでありました。


 

プレミア・ツイン ベッドルーム

「プレミア・ツイン」はフォーシーズンズ丸の内で唯一ツインの設定があるお部屋で、広さ65平米を持つ広いお部屋です。全室「東京国際フォーラム」がある南側に面していますが、部屋の位置によって構成が異なっているようです。EVA-CHINが宿泊したのは南と西に窓がある角部屋タイプで、頻繁に行き来する新幹線や在来線、東京国際フォーラムや丸ビル等を見ることが出来、プレミア・ツインの中では一番オススメできる部屋の位置だと思います。


 

ベッド

ハイセンスな色使いをするベッドは、左の写真がターンダウン前、右の写真がターンダウン後の姿になっています。写真には写っていませんが革張りの天蓋があり、高級さを実に感じとれるベッドでした。ちなみにベッドの上からも鉄道を見ることが出来るので、これは低階層ならではの景色でしょうか。


ベッド・サイド

大変シンプルなデザインですが、各操作パネルはしっかりあります。遮光カーテンとレースカーテンの開閉、ルームライトの操作があり、どちらのベッドからでも操作出来るようになっておりました。時計は置き時計方式で、液晶パネルが大きいデジタル式です。


ソファ

オットマン(足乗せ)付きソファで、ソファデスクとも似合う何とも座り心地が良いソファです。すぐ横の一面はガラスなので、景色やテレビを見ながら「くつろぎモード」に入ることが出来ます。多分、新幹線の窓からこのソファを見たことがある人も多いのでは!?


ライティング・デスク

とてもシンプルなデザインのライティングデスクですが、お部屋にはとてもマッチしています。直ぐ後方に走る新幹線は東京駅に進入直前又は出発直後の為に低速で、デジカメでも十分に捕らえることができます。ちなみにライティングデスクからテレビを楽しむことができますが、ちょっと角度が急で見にくいかも。


ペアシート

外を楽しむにはこのシートが一番見やすかったですね。窓の外の500系は東京駅に進入する「のぞみ」でした。その後方には「出雲」を牽引してきた「EF65」が待機してます。


テレビ & DVD

最新型の42型プラズマディプレイに、DVDプレイヤー、BSデジタルチューナーが並びます。リモコンも数多く3つあり、例えベルから説明されてもチンプンカンプン状態かも知れません。DVDソフトは貸出可能で「ホテル案内」に作品をリストアップされていましたが、あまり作品の種類は数多くないようです。それより普段見ることが出来ない色々なチャンネルを見る方が面白いかも知れません。また、PS2、ゲームキューブ、Xボックスの貸出もあります


FAX

FAXもちゃんと用意されております

 


 

ミニバー

ミニバーには豊富な種類の飲み物が用意され、基準としているビールは1本700円でした。前回宿泊した際は800円だったので100円ほど安くなったようですが、缶ではなく小瓶なのは変わりありません。ちなみにシャンパンは4500円。変わっているモノとしては、何故かワインオープナーが5000円と書かれていました。無料のお茶セットは煎茶・焙じ茶・コーヒーですが内容は本格的で、ティーパックではなくお茶の葉を急須に入れて楽しみます。またコーヒーには黒砂糖も用意されている本格派タイプでグラスは4種8本、カップは2種4本が用意されてます。


ウェルカム・アメニティ

前回のフルーツを残した為か、今回はスポンジケーキ(?)に「いちごジャム」、「ママレード」、「ココアクリーム」が付いた本格的なお菓子が用意されておりました。後方にある白いのはメッセージカードで封書に糊付けされており、カードと言うよりはお手紙に近いですね。(笑)


カードキー

ケースは変わりありませんが、カードキーはプリントされており、日本らしさを感じるカードキーになっております。


スリッパ

EVA-CHINの好きなタオル地スリッパで、入れ物はビニールではなく巾着タイプです。ちなみにロゴはありません。


浴衣

フォーシーズンズ丸の内では浴衣を使用しておりましたが、EVA-CHIN的にはパジャマかナイトシャツになってくれると嬉しいですね。


LAN

もちろん「LAN」も対応しております。


  

アプローチ

今回宿泊したお部屋のアプローチはとても長く、廊下は漆黒のフローリングが続いております。左の写真を見るとわかりますが、南側・西側は全面ガラスになっており、南側はテレビを掛けるスペースだけ壁を作っていますが、裏側は人が通れそうな程のスペースが空いていました。南側のガラス面積は極端に広いためカーテンの開閉には割と時間が掛かりますが、南側・西側を一つのボタンで連動する仕組みとなっておりました。


ちなみにココです。

上が北側、左が西側、下が南側、右が東側になっており、EVA-CHINは「403」に宿泊しました。南側は全てプレミアルームで構成され、景色の寂しい東側はスーペリアルーム、鉄道の走る西側はスーペリアルームとスイートが配置されています。


景色

今回のお部屋は低層階で十分楽しめる景色になっております。左上は東京国際フォーラム側で後方に有楽町駅と東京タワーが見えます。右上の写真は西側で丸ビル・東京駅方向で新幹線や在来線、丸ビル、東京駅を眺めることが出来、終日賑やかです。左下の写真は外堀通りの交差点ですが、やはりこちらの方向は面白みはありません。

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