フォーシーズンズホテル椿山荘東京
− スーペリア・ダブル NEW ROOM 宿泊記 (2005年9月宿泊) −
EVA-CHIN :「どうしようかなぁ・・・」 電車の路線図を見て悩むEVA-CHIN。今回の宿泊はフォーシーズンズホテル椿山荘東京なのであります。このホテルは比較的駅から遠い閑静なエリアに建っているため、そのアクセス方法に悩んでおりました。一般的なアプローチは目白駅から都バスを利用するらしいのですが、過去2回ともEVA-CHINは東京メトロ有楽町線江戸川橋駅から徒歩でホテルへ向かったのであります。反面、嫁さんは同じ敷地にある椿山荘には行った経験があり、その際はJR目白駅からバスで向かったとの事だったのですが、EVA-CHINは比較的バスは好きではないので悩んでいたのであります。 EVA-CHIN :「やっぱり、徒歩だな。」 この決め手となったのはお天気でありました。当日は秋風が涼しい気持ちの良い日だったので、東京メトロ有楽町線江戸川橋駅経由で向かう事にしました。ホテルへは家から直接向かわず、今何かと話題となる秋葉原にちょっと寄ってみたのであります。 ベルガール : 「ご宿泊ですか?」 エントランスに入る手前でベルガールに声を掛けられました。EVA-CHINがその旨を伝えるとベルガールは嫁さんの荷物を持って一緒にエントランスを入り、EVA-CHINの名を聞いてフロントへと案内をしてくれました。フロントにはEVA-CHIN以外には誰もおらず、スムーズにチェックイン業務が開始されます。まずはEVA-CHINの情報を確認した後レジカードを差し出し、今回の料金確認や宿泊税の説明を行ないました。 フロント : 「禁煙と高層階のご希望なので、12階のお部屋をご用意しております。」 以前、フォーシーズンズホテル椿山荘東京では12階をクラブフロアに設定しておりましたが、今現在はクラブフロアを廃止し一般フロアの禁煙階として使用しています。ちなみにクラブラウンジはビジネスセンターに変更されております。 フロント : 「2000円の加算で庭園側もご用意できますが、いかがしますか?」 EVA-CHIN:「シティ側で結構です。」 過去2回EVA-CHINは庭園側を利用したので、今回は遠慮することにしました。レジカードに住所や電話番号、サインを記載してフロントに戻します。 フロント : 「新聞のご希望はございますか?」 EVA-CHIN:「読売新聞でお願いします。」 家に帰れば同じ新聞があるのですが、やっぱり親しんだ新聞が読みやすいですよね。本日利用した宿泊プランは朝食付き・シティ側の「NEW ROOM」プランです。フォーシーズンズホテル椿山荘東京では一部のお部屋を改装しており、今回は「NEW ROOM」確約のプランを利用しています。フロントは今回のプランに付く朝食券についての説明を始めました。朝食は「イル・テアトロ」の洋食、みゆきの「和食」、ルームサービスへの選択が可能で、初回は和食、前回はルームサービスを利用したので、今回は洋食を選んで比較しようかと思っているのであります。 EVA-CHIN : 「18時から<みゆき>で、席の予約をお願いしたいのですが・・」 今回の夕食も和食を選ぶことにしました。フロントは電話で<みゆき>に確認し、席の予約をしてくれました。ちなみに全席禁煙だそうです。 ベルガール : 「本日はフォーシーズンズホテルをご利用頂き、ありがとうございます。」 やっぱり、挨拶をしてくれると嬉しいですね。 ベルガール : 「フロントのあるこの階は3階ですので、お気をつけ下さい。」 割と岡の多い東京。このホテルも斜面を利用して建てられている様で、エントランスやフロントは3階にあります。エレベータホールに到着すると直ぐにエレベーターのドアが開き、EVA-CHINと嫁さんはベルガールと共にエレベーターへ乗り込みました。 ベルガール : 「1階では庭園に出ることが出来ますので、よろしければ・・・。」 椿山荘ご自慢の庭園は目白台地を巧みに生かした自然風景庭園です。シンボルとなる塔は大正時代に移築された高さ17メートルを誇る東京では珍しい三重塔で、夜にはライトアップされ神秘的な光景が庭園やホテル内から見ることが出来ます。ホテル側からも直接庭園内へ散策することができる様に出入口が作られており、6時から23時まで開放されております。 ベルガール : 「カーテンをお開けしてもよろしいでしょうか?」 EVA-CHINがお願いするとベルガールはナイトテーブルにあるスイッチで遮光カーテンを開きました。12階からの景色が目の前に広がり、遠くではありますが新宿や六本木にあるビルが見えました。ちなみにレースカーテンは手動で開け閉めを行ないます。窓際に近づくと、シティ側であっても近隣にあるお部屋の窓際の様子が分かるのは変わりありません。ベルガールから鍵を受け取り疑問や用事がない旨を伝えると、ベルガールはお部屋を後にしました。 |
ベッドルーム 今回利用したのは広さ45平米のシティ側スーペリアキングで、リニューアル済みのお部屋です。見た目で大きく変更された点はベッドとテレビで、基本的なスタイルは変わっておりません。宿泊したのは12階の旧クラブフロアですが現在は通常の禁煙階になっており、クラブラウンジはビジネスセンターに変更されております。 |
ベッド 今回のリニューアルで大きく変わった点の一つとしてベッドがあげられます。「ポスチャーテックコイル」で有名なアメリカ・シーリー社の最高級マットレスを使用し、シーツ等のリネンはウイグル産「新疆(しんきょう)綿」になっています。ベッドスローも新たに加えられ、絹織物で有名な京都の川島織物へ特別発注の「和」を意識したデザインとなっております。 |
ナイトテーブル ナイトテーブルにあるパネルは室内灯の操作の他に、遮光カーテンの開閉、「Do not Disturb」のスイッチもあります。ちなみに時計は写真には写っていない反対側のナイトテーブルに置かれておりました。陶器製の重厚感あるスタンドのスイッチは寝ながら操作出来るようになっており、クーラーの操作をのぞけば、全て集中されている感じです。 |
ソファ ソファはとても重厚感があり、前回宿泊したソファとは色が異なっておりました。フロアによって色が異なるのでしょうか? |
ライティング・デスク ヨーロピアン調のライティングデスクは、とてもお部屋にあったデザインをしております。今回は全く使用することなく、完全な荷物台へと化してしまいました。約款などのホテルの情報はこちらにあります。 |
テレビ & DVD テレビは液晶テレビに変更されており、32インチのシャープ製アクオスでした。地上デジタルにも対応しております。一般、衛星、音楽関係は18チャンネル、地上デジタルは8チャンネル、ホテル案内、タウンガイドは3チャンネルがあり、他に有料チャンネルもあります。主な衛星チャンネルは、BS1、BS2、CNN、BBC、スポーツアイ、フォックス、ABC、アジアパシフィック、ブルームバーク、CNBCです。また右の写真の様にDVDも見られる様になっておりました。 |
CD・MDプレイヤー CD・MDプレイヤーもテレビの下にありました。 |
ミニバー 種類は比較的豊富に取り揃えられておりますが基準にしている350mlのビールのお値段は740円と若干高めで、缶ではなく小瓶の瓶ビールになっております。銘柄はアサヒ・スーパードライ、サッポロ黒、キリンラガーで、最高値は4500円のハーフサイズのシャンパンです。面白いところで1Lサイズのエヴィアン・740円があり、ソフトドリンク類は平均430円の様です。ちなみに無料のお茶セットは煎茶、ほうじ茶、ウーロン茶があります。 |
エアコン リニューアルされたお部屋ですが、エアコンの操作パネルは従来のままです。とてもシンプルで操作も簡単ですが、少し古さを感じますね。エアコンの効きが悪いような気がしましたが、これは先入観かな? |
スリッパ 巾着に入ったスリッパはEVA-CHINの好きなタオル地スリッパでした。 |
キー キーはカードキーで、ダークグリーンの格好いいキーです。尚、今回のプランでは朝食券も付いており、ルームサービスの切り替えも可能になっておりました。 |
浴衣 テレビが収納されている家具の中にあります。ナイトシャツではなく浴衣ですが、リクエストでパジャマの貸出しがあります。 |
景色 今回は12階のシティビューです。手前にあるビルは雑居ビルが中心ですが、遠くに新宿や六本木などのビルを望む事ができます。フォーシーズンズホテル椿山荘東京ではガーデンビューが有名で、シティ側よりガーデン側のお部屋の方が高く設定されております。シティ側を選ぶのであれば、やっぱり高層階の方が良いかもしれません。 |
シティ側も並ぶ窓・窓・・・・ 建物の構造上シティ側でも、窓の側は室内が見えやすいのも変わりありません。 |
憧れのホテルにあなたもステイしてみませんか。