浦安ブライトンホテル　VIEW BATH

EVA-CHIN ：「久しぶりだなぁ。」

ここは千葉県浦安市にあるＪＲ京葉線新浦安駅。東京ディズニーリゾートがある舞浜駅のお隣にある駅で東京にも近く、マンションや住宅街が多く建ち並ぶ街です。２０１１年３月に発生した東日本大震災では液状化現象が幅広く発生し、新浦安の街をテレビでご覧になった方も多いと思います。浦安ブライトンホテルも震災で大きな影響を受けましたが、現在は通常通り営業致しております。

新浦安駅には専門店街のアトレが改札の直ぐ前にありますが、浦安ブライトンホテルも歩道橋を介して直接繋がっています。歩道橋には屋根があるので雨が降っても濡れることは無く、スムーズにホテルの２階エントランスから入れます。エントランスを通ると大きな吹き抜けが広がってロビー全体を上から見渡すことが出来る様になっており、目の前にあるエスカレーターで１階に下りれば自然にフロントへ導かれる見事な導線となっております。ちなみにホテルの２階には中国料理「花閒」、味処「季布や」があり、この２店舗はオーダー式ランチバイキング（詳細は公式サイトをご覧下さい）が人気のレストランで、中国料理「花閒」は新浦安駅にあるアトレ内でもテイクアウトが出来るお店を展開しております。

EVA-CHINがエスカレーターで１階へ降りると、ベルガールに声を掛けられました。それなりの荷物を持ってエスカレーターを降りてきたので、一目で宿泊客と分かるのでしょうね。

ベルガール　：　「ご宿泊のお客様でしょうか？」

EVA-CHIN ：　「はい、チェックインです。」

ベルガールはEVA-CHINと嫁さんをフロントに案内をし、EVA-CHINはフロントで名前を伝えてチェックインをお願いします。フロントは情報検索をして念の為にフルネームで確認した後、レジカードを差し出しました。EVA-CHINは必要事項を記入してフロントに戻します。

フロント　　　：　「お客様、本日お車のご利用は？」

EVA-CHIN ：　「無いです。」

正直に言えば、車を持っていないです（笑）。実は２０１０年秋に廃車としてしまいました。約１５年の走行距離は頑張って走って３万５千キロ。維持費を考えるとEVA-CHINにとって車は贅沢品だった事に、最近になって気づきました。

フロント　　：　「本日のご予約の内容を確認させて頂きます。」

フロントは泊数、部屋タイプ、プラン内容、料金、好みの新聞を確認していきます。

フロント　　：　「チェックアウトは明日の正午ですので、こちらのお時間までにチェックアウトをお願い致します。」

チェックインをスムーズに完了し、お部屋への案内となりました。担当がベルガールに変わり、EVA-CHINと嫁さんをエレベーターホールへと案内してくれます。

ベルガール：　「ご案内する２１階ですがプレミアムドアと言うフロアでして、カードキーの認証が必要となります。」

おやっ？これは前回の宿泊には無かった設備ですね。プレミアムフロアを特別フロアとして差別化し、エレベーターにはアクセス制限が掛かる様になっています。ちなみに２０階もプレミアムドアとなっているので、同様にカードキーで認証する必要があります。エレベーター内においてはベルガールが優待券の説明をしてくれました。今回の宿泊プランでは朝食なしを選択していますが、夕食はホテル１階にある京料理・「蛍」、翌日は朝食を抜きにして、ランチで同じく京料理・「蛍」で食事をする計画であります。

２１階に到着してエレベーターの扉が開きます。以前のエレベーターホールはチェアや小さなテーブルがあった程度と記憶していますが、プレミアムドアではこのエレベーターホールを大きく改造しておりました。バーの様なチェアとテーブル、奥にはちょっとしたライブラリースペースが出来ていました。

ベルガール　：「プレミアムコーナーと申しまして、置いてあるお菓子類やお飲み物をご自由にお召し上がり出来ます。」

なるほど。ラウンジを設けず、エレベーターホールを活用するのは面白いですね。スナック菓子や冷蔵庫に入るドリンク類をセルフサービスで楽しめるようになっています。またお菓子と飲み物の構成も時間で変化し、夕刻以降はアルコールも入ってきます。

ベルガール　：「お部屋は一番奥の２１０１号室でございます。」

廊下も素敵になりましたね。全体的に薄暗くなったのですが、部屋番号が床に照らし出す演出をしています。部屋の前に着くと非常出口の位置を確認し、カードキーの使い方を説明したあと、お部屋の中に入りました。

プレミアムコーナー

浦安ブライトンホテルの２０階・２１階はプレミアムドアと設定し、エレベーターホールにはプレミアムコーナーと小さなライブラリーがあります。プレミアムコーナーにはお菓子、ドリンク類が置いてあり、時間と共に構成が変わっていきます。

☆　アフタヌーン（１５時～１８時）　

飲み物　　紅茶・緑茶・スポーツドリンク・炭酸飲料・フルーツジュース、
スナック　ポテトチップ・クラッカー・ビスケット・スナック・チョコレート・キャンディー

☆　イブニング（１８時～２４時）

飲み物　　ビール・ワイン・ウィスキー・カクテル・リキュール・紅茶・炭酸飲料
スナックナッツ・チーズ・ポテトチップ・ビスケット・スナック・チョコレート・キャンディー

☆　モーニング（７時～１２時）

飲み物　　ミルク・野菜ジュース・フルーツジュース・ミネラルウォーター・スポーツドリンク
スナック　ビスケット・クラッカー・スナック・キャンディー

「The　Floor　PREMIUM　DOORS」の対象のお部屋は・・・
・　ビューバススイート
・　ガゼホスイート
・　ビューバス　～ソル～
・　ビューバス　～ルナ～
・　THE UPPER １２
・　THE 3 STYLE
となっております。その他、「The　Floor　PREMIUM　DOORS」の特典としては・・・
・メモリアルフォトサービス　・・・・・・　これは滞在記念の写真を撮ってくれるサービス。
・スペシャルブレックファースト　・・・　「PREMIUM　DOORS」限定のルームサービスを２５００円で頂ける。
・セキュリティエレベーターサービス　前述した部屋のキーでエレベーターが動くシステム。

となります。

廊下

プレミアムドアの廊下も改装されて薄暗くなりましたが、天井から客室番号を照らし、幻想的な廊下になっています。（たまたま手前の客室から光が漏れて写真撮影できましたが、普段なら三脚がないとキツイ暗さですね。）

EVA-CHIN ：「大胆だね。これは。」

お部屋に入ると、予約時に見た写真と同じ光景が目に広がりました。大胆にも窓際にバスルームを配置し、ベッドルームとは全面ガラスで仕切られたレイアウト。ベッドも円型のラウンドベッドで、いつもながら、浦安ブライトンホテルが提案するゲストルームは奇抜ですね。

ベルガール：　「宜しければ、お掛け下さい。」

ベルガールは説明を続けていきます。

ベルガール：　「カードキーには部屋番号が書かれていないので、お気をつけ下さい。」

そうなのよね。EVA-CHINはカードキーだけを持って外に出て、部屋番号を忘れるパターンが時々あります。

ベルガール：　「東京ディズニーリゾートへの送迎バスがありますが、ご滞在中はご利用される予定はありますか？」

ないです。千葉県民ですから、行きたい時に何時でも行ける環境にありますからね。ちなみにEVA-CHINは２５年程行ってませんけどね。

ベルガール：　「先程のプレミアムコーナーはお時間によって内容が変わり、夜になるとアルコールも置いてあります。」

それを期待しております。（＾＾）

ベルガール：　「サービスのお時間は２４時に終了致しますので、それ以降に氷が必要な場合は係がお持ちします。」

氷も先程のプレミアムコーナーから提供されますが、２４時以降は電話で頼むことが出来るようになっています。

ベルガール：　「プレミアムフロア専用のルームサービスタイプのご朝食がありまして、１日５部屋限定で２２時まで承っております。」

専用のルームサービスも良さそうですね。でも朝食を抜いてランチで和食を楽しみたいから、今回は止めときましょう。ベルガールは引き続き、エアコン、テレビ、ポータブル・ワンセグテレビへと説明を続けていき、プライベートバーの前に進んできました。

ベルガール：　「冷蔵庫でございますが、中に入っている飲み物全て無料でお召し上がりできます。」

これはプレミアムドアの特典ですね。このお部屋やプランに限らず、プレミアムドアに設定されたお部屋ならば共通です。ただし引出しに入っているワインは別ですので気を付けて下さいね。

ベルガール：　「プレミアムコーナーから持込する際は、籠がありますのでご利用下さい。」

プレミアムコーナーにあるお菓子やドリンク類は、お部屋への持込が可能です。運びやすくする為に籠がお部屋に置いてあり、これを使うと便利ですよ。

ベルガール：　「ここまでに何かご不明点はございますでしょうか？」

特に無い旨を伝えると、ベルガールはお部屋を後にしました。それにしても今回のお部屋は、チェックアウトまでを最大限に楽しめそうです。早速EVA-CHINはバックからカメラを取り出し、嫁さんは今夜楽しめそうなDVDを探しに、アトレ内にある TUTAYA へ向かったのであります。

VIEW BATH - sol -

今回宿泊したのは広さ５２平米の「VIEW BATH - sol -」です。バスルームを一段高くして窓際に持ってくる斬新なデザインで、２０１０年８月にデビューしました。「VIEW BATH」は　- sol - と　- luna - がありますが、- sol -はハイグレードタイプに設定されています。角部屋に位置し、ベッドは円形のラウンドベッド。バスタブも円形ですが、- luna -は共に四角のタイプです。

ベッド

ブライトンホテルオリジナルのマットレスを採用した直径２３８センチの大型ラウンドフォルムベッドです。浦安ブライトンホテルでラウンドベッドを採用したのは「VIEW BATH - sol -」が初めてではなく、「ラバーズスイート」と言うお部屋が最初です。しかし「VIEW BATH - sol -」がプレミアムドアに対して「ラバーズスイート」は一般フロアなので、非日常感をより楽しみたい場合は、「VIEW BATH - sol -」が良いと思います。ちなみに浦安ブライトンホテルのマットレスはフランスベッドと共同開発したドリームジャーニーベッド。一般販売もされており、シングルサイズは１０５０００円（税込み）です。ホテルフロントにて申し込めます。

ナイトテーブル

マットレスが円形なので、ナイトテーブルは枕の背面にあります。スタンドの形もなかなかお洒落ですが、ルームライト、ベッドライト、ステップライトの照明類のみ操作できます。

ソファ

ソファは寛ぐと言うよりは、座る感じですかね。お部屋のサイズに合わせてこの大きさになったと思いますが、もう少しゆったり感が欲しい感じです。ソファの後ろにあるのがベッドルームの窓で、角部屋の特徴を上手に生かしています。

テレビ　＆　ＤＶＤ

テレビは浦安ブライトンホテルで一番大きい東芝製５２インチ液晶テレビ（レグザ）です。EVA-CHINが宿泊したホテルの中でも一番大きいのではないでしょうか。チャンネル数は地上９チャンネル、ＢＳ８チャンネルです。ＤＶＤプレイヤー（東芝製)も備えており、ホテル目の前には「TUTAYA」があるので、ここでDVDを借りて鑑賞するのも良いですね。