御宿　The Earth

高級ホテルのご予約は「一休.com」が承ります

最寄駅は三重県の鳥羽駅。近鉄特急で名古屋駅から１時間３５分、京都駅からは２時間１５分、大阪・難波駅からは２時間５分の距離にある観光地で、有名な鳥羽水族館がある街です。「御宿　The Earth」は鳥羽駅から送迎サービスを行っていますが、姉妹館である本館・「悠季の郷」のバスが使用され、往路は「悠季の郷」で「御宿　The Earth」の専用車（EVA-CHINが乗った車はエスティマ・ハイブリットでした）へ乗り換えるシステムとなっています。ロケーションは鳥羽駅から車で約４０分の距離で人里離れた岸壁に近い山の頂上に建物があり、正に隠れ家の趣を楽しめる高級旅館です。「御宿　The Earth」の敷地面積は５万４０００坪ありますが、敷地の為に開発したスペースは僅か５％で、未開発の９５％は原生林のままです。客室数は７タイプ１６室の全室露天風呂付きスイートとなっています。

専用車で到着すると、先ずはラウンジへ案内をしてくれます。このラウンジではウェルカムとしてシャンパンが出され、ゆったりとしながらチェックインが出来ます。

ラウンジ

チェックインはラウンジで行われ、シャンパンのウェルカムサービスがあります。ラウンジではミネラルウォーター、ジュース、コーヒー、紅茶を自由に飲むことが出来、夜はバー（アルコール類有料）がオープンします。

「御宿　The Earth」は７タイプ１６室の客室がありますが全室露天風呂付きスイート仕様で、今回利用したのは「ユニバーサルスイート」です。このお部屋は客室内の専用露天風呂まで段差のないユニバーサルデザインの客室で、万人に受け入れられるデザインだと思います。

ユニバーサルスイート

写真は「ユニバーサルスイート」です。ベッドルーム、和室、洗面台、トイレ、シャワーブース、テラス、露天風呂の構成になっています。ユニバーサル以外ではプレジデンシャル、リラクゼーション、フォレスト、プレミアム、オーシャン、メゾネットがあり、客室数が１６室でも色々なタイプがあると嬉しいですね。尚、ウェルカムとしてフルーツとお菓子を頂きました。

テレビ　＆　ＤＶＤ　＆　ＣＤプレイヤー

テレビは東芝製の液晶テレビで、DVDプレイヤー、ＣＤプレイヤーも置かれています。ソフト面ではラウンジでＤＶＤやＣＤ、本の貸出が可能なのでチェックしてみましょう。

プライベートバー

プライベートバーは高級シティホテルに負けてないですね。お茶はもちろん、本格的なコーヒーもあります。ミネラルウォーターは「森の番人」と言う地元三重県のブランドでした。

洗面　＆　バスアメニティ

洗面台はダブルシンクで広くて使いやすいです。バスアメニティは巾着に入れられ、赤が女性用、黒が男性用となっています。男性用化粧品は写真の通り洗面台に並んでいるので中味が薄かったですが、女性用は「MIKIMOTO化粧品」の特別パッケージが入っています。

客室露天風呂

露天風呂の形状は客室によって異なっている様ですが、ご覧の通り大人２人でも十分な大きさです。海を見ながら入るお湯も格別ですね。尚、洗面台と露天風呂の間にシャワーブースが設けられています。泉質はナトリウム、カルシウム、塩化物泉で、源泉の温度は３７．６度。加水は無いですが加温があります。

景色

テラスと露天風呂からは海が見えます。鳥羽の海は静かなイメージがありましたが、車で４０分程の距離は外海の様でとても豪快な波が見えました。波の音、木々の音、そして潮の香りは、本当に癒されますね。

「御宿　The Earth」では夕食・朝食と共に、落ち着いた風合いで岬の先端に張り出したダイニング「嵐」で頂きます。「料理がもっとも良い状態でお客様にご提供したい」という想いから採用したオープンキッチンで、伊勢志摩はもちろん地球上で仕入れられる最高の食材を揃え、一流の料理人の腕で仕上げた絶品料理を頂けます。

前菜

さざえ独活木の芽和え　穴子棒寿し　三色花見団子　たらの芽みじん揚げ　わらび烏賊　桜花長芋甘酢　諸子甘露煮　花びら百合根

造り

本鮪造り　伊勢海老洗い　

本日のおすすめ造り二種　あしらえ一式

吸物

蓮豆腐　油目くず叩き　桜花人参　椎茸　鶴菜　木の芽

焚合せ

白ずいき　鯛の子　竹の子　絹さや　桜麩　木の芽　南京

進肴

鮑バター焼　エリンギ　パプリカ　アスパラ　肝ソース

焼肴

牛ロース網焼　新じゃが芋　人参　ズッキーニ

強肴

甘鯛ふき射込　青唐　きゃら蕗　鰻八幡巻　花蓮根　はじかみ

香物　三種　　止椀　赤だし

御飯　桜えび御飯　三葉　木の芽

果物

季節のフルーツ

ダイニング「嵐」

客室は全室露天風呂付きですが、「大きなお風呂に浸かりたい」方の為に大浴場も設けています。お風呂は２種類ありますが午前０時にて男湯・女湯が変り、それぞれのお風呂を楽しむことが可能です。また旅館の最上階は展望台となっており、ここからは１８０度に壮大な海を眺めることが出来ます。

大浴場

大浴場は内風呂式ですが客室数が１６室で全室露天風呂が付くので、利用する人は少なさそうです。何度が見ましたが利用している人の姿は見えませんでした。タオル類は全て脱衣所に用意されているので、タオルの用意は入りません。休憩スペースにはミネラルウォーターが置かれ、テラスを含めちょっと寛げる空間になっています。

展望台の景色

前は断崖絶壁の崖で、波の音と潮の香りが楽しめる最高の場所です。天気が良く空気が澄めば、遠く富士山も見ることが出来るらしいです。海の波は高く、岩にぶつかる波の音が好きだな。

車で行くと宿は大変分かり難い位置にあります。狭い道路を走りながら一つ山を越えた所に建てられており、初めて行くときは心配になると思いますよ。これは立地場所を探す際、陸からではなく船で海から探したそうで、宿までの１．５キロは私道となっています。尚、「御宿　The Earth」は乳幼児を含む１２歳未満の子供は宿泊できない大人の宿となっております。